2015/09/19 - 2015/09/23
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むかいのトトロさん
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バイクに跨って日本をほぼ二周したが、ツーリングはいくらしても楽しい。
この秋のテーマは麺紀行。
奈良から淡路島、四国を横断して八幡浜から九州に渡り、山陽道で近畿に帰るルート。
どれだけ美味しい麺に出会えるか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2015.9.20(日)晴れ 二日目
●二日目のルートはこれ。こちらもGPSロガーの軌跡。
何と言っても今日の大イベントは石鎚山とフェリーでの四国から九州へのワープ。(と言うほどのものでもないが) -
●石鎚山 (地図上②)
新居浜から石鎚は遠くない。
K12は快走路。走りに来ているライダーを何人も見た。確かに高速コーナーの連続で快適に走れる。 -
途中で崖をくりぬいて通したすごい道を通り石鎚登山ロープウェイに到着。バイクをしれっと停めておく場所はなく、ここは素直に駐車場に。300円也。
ロープウェイは往復で1950円。
待合でぼうっと看板を見ていると「無礼の方の乗車は固くお断りします」と書いてある。無礼な人ってどんな人? 酔っ払い? 言葉遣いがぞんざいな人? はてはて・・と思って見ていて気付いた。無礼ではなくて無札なのね。笑石鎚山 自然・景勝地
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それと壁に「日本全国天狗ランキング」なんてのが貼ってある。
まあ、随分といらっしゃるのね。それにランキングって何を評価指標にして誰が決めたの?
奈良の大峰山も上位にランクされている。ランキングが上なのは文句なしで嬉しい♪ -
朝は混雑していたので臨時便多発。到着即出発を繰り返す。
一回待ってほどなく乗車。7分のロープウェイはあっという間。 -
このゴンドラの床には30cm角程度で抜けている部分があり、下が丸見え。でも、この大きさだと恐怖感は何も感じない。スマホとか落としてメッシュのスリットから落下したら涙だろうけど。
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●リフトに乗っちゃうよ
ロープウェイ頂上からはほとんどの人が歩きで成就社に行くが、へたれの私はリフトへ。リフト使用は全体の2割〜3割程度か?
片道300円往復500円。迷わず500円。切符売りのおっちゃんは「え?往復?」と怪訝そうな顔をしていたので、私の年代で往復を買う人は少ないのだろう。いいじゃんか。放っといてくれる? 体力というより時間節約なのよ・・。
リフト頂上には展望台が。
石鎚山ってすごいのね。この時になって初めて気づく。てか、ここまで登らないと石鎚山は見えないのよ。 -
成就社に参拝し御朱印もいただく。
成就社 寺・神社・教会
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成就社の狛犬たち。しっかり「あ・うん」。なんだかとぼけた表情が可愛いと思うのは私だけだろうか。
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石鎚山には鎖場が3ヶ所あって160mにも渡るそうな。日本一だとか。でも恐れることなかれ、すべてに迂回路が用意されているとゴンドラの中でアナウンスが流れていた。
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ご朱印を頂いていると若いお姉さんが「無事に登れる様に祈祷していただけますか?」と申し出ておられた。鎖場を行くつもりなのか・・。へたれの私には無理なルートだ。無言で無事を祈る。
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往復券を買っているのでリフトで下りる。下りのリフトに乗っているとじろじろ見られる(様な気がする)。いいじゃんか・・。
ロープウェイを下りて駐車場に戻ったら隣にGSが。しかも奈良ナンバー。偶然というかなんというか・・ -
下山していっきに下灘駅へ。
●怒っちゃうよ
お昼を食べようと道の駅へ。麺紀行なのでラーメンでも、と思ったがあいにく無い。パスタがあったので注文。しか~し。25分経っても出て来ない。厨房では電子レンジのチンの様な音がチンチンチンチン鳴っているのだが。
いらちの私はいい加減頭に来て「もう結構です。」と食べずに店を後にした。この店は私より後に入って来た客に先に注文を取りに行ったり、ちょっとなあ・・が多かった。
●下灘ステーション (地図上③)
下灘駅も寄ってみた。前に来た時はひっそりしていたが今回は観光客がわんさか。ま、自分もその一人なんだが。
「日本一海に近かった駅として知られる下灘駅は、映画「寅さん」や「HERO」の撮影が行われたり、JRの青春18切符のポスターに3度起用されている駅。毎年9月の第1土曜日にプラットホームをステージにして夕日をバックに行われる「夕焼けプラットホームコンサート」は、多くの観客で賑わう。」とは伊予市のホームページから抜粋。下灘駅 駅
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●大洲でそれは起こった (地図上④)
大洲に向かう。大洲の街が近づいて来ると妙な感覚を覚えた。
周囲がさほど高くない山に囲まれている事もあるのだろうが、妙な親近感というか安心感というか、なんだかほっこりするのだ。街を見てそこまで感じる事は少ない。なんだろうなあ、と思いながら駐車場に停める。
で、カメラの入ったタンクバッグを持って少し歩いてみようとタンクバッグを持ち上げた時に事件は起こった。
タンクバッグのフタのジッパーが閉じられていなくて中身をすべてアスファルトの上へ。デジカメ・双眼鏡・サングラス等すべてに1.2mの落下試験をしてしまった。実はこのタンクバッグにしてから中身をぶっちゃけたのは初めてではない。フタが閉まっているかどうか分かりにくいのとワンタッチでタンクから外れる利便性がかえってアダになっている。いい加減に学習しろよ!と自分を叱る。
過去三回のぶっちゃけ事件でも、これまでは不思議と大事に至らなかった。デジカメがカランカランと転がった事もあるのよ。汗
それが今回は。。。
メインのカメラが嫌な音を立てながらアスファルトを転がった。あちゃあ。
すぐに動作を見てみるも、うんともすんとも動かない。
いきなり超広角の写真になったが、車載カメラを静止画モードで使用おはなはん通り 名所・史跡
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傷はたいして無さそうだ。。と思ってよく見ると外装の一部がぱかっと口を開けている。多分内部の回路にダメージがいったか、フレキの配線が抜けたかしたんだろう。これはちゃんと修理しないと直らなさそうだ。
保険の携行品特約があるので修理は無料でして貰えるだろうけど、旅の間の写真が撮れないじゃん。
大洲の街を歩いてみるのだが、何だか気分は落ち込んでしまった。
歩きながら時間を空けて何度もスイッチを入れてみるが駄目。
あ〜あ。。。 -
伊予の小京都と呼ばれる大洲。NHK連ドラ「おはなはん」のロケ地となった通りも保全されている。道端には清い水が流れ鯉が泳いでいる。
しっとりとした静かな街だ。ゆっくり見ていたかったが時間も無いし、そもそも気分が・・。
たまたま通りかかったカップルの彼が言った。「俺、この町すごい好きやわ。今まで行った中で一番好きかも知れん。」と。ほう・・私とはぜんぜん年代が違うのに、同じ様な事を感じている人がいるのね。という事は、やはり何かこの町にはあるんかも知れんなあ・・そんな事を考えると少し落ち込んでいた気持ちも回復した。 -
川は両岸が立派な堤防で囲われている。しかも町に調和する様に瓦屋根まで付けられて。きっと過去に何度か水害が出たんだろうな。今の景色からは想像すら出来ないが、ひどい惨状に見舞われた時もあったんだろうと想像してみる。
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●ちゃんぽん (地図上⑤)
八幡浜(やはたはま)には有名な店がある。丸山ちゃんぽん。行ってみたが、店に入りきれない人が表で待っている。時間は14時20分頃。こんな時間に行列が・・すごいね。。
(食べ終わって撮った写真。店は3時までなので行列はもはや無い)丸山ちゃんぽん グルメ・レストラン
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フェリーは店から10分程走った港から出る。フェリーの時間は15時35分で30分前までにチェックインしなければいけないという事は15時には港に着いておく必要があるが・・大丈夫か?
お客さんの回転が悪いのか誰も出て来ない。もう諦めて走るか・・と何度も時計を見る。しかし、ここまで来ておきながら・・ もうちょい・・もうちょいと待っていたら14時40分に席が空いた。
おばちゃんに「超特急でお願いします!」と告げ着丼を待ったが、すごいスピードで出て来た。ありがとう、おばちゃん!!
味は、もう素朴なちゃんぽん。コショーが利いたスープに少し太麺。新鮮野菜のシャクシャクがおいしい。どちらかと言うと家庭の味かな。 -
●フェリー (地図上⑥)
何とか間にあって乗船。
これまで乗った数知れないフェリーはバイクを先に入れて横に並べてから車を入れる事が多かったが、ここはバイクが最後だった。八幡浜港 乗り物
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八幡浜から臼杵(うすき)まで1200ccバイクとオッサン一人で5290円。しまなみ海道から広島・山口・福岡・大分と、ぐるっと廻る事を考えると安いのかも・・。
予約の時にこの便より早いのはバイクの空きが無いと言われたが、この便はバイクが4台程で余裕であった。2時間半の船旅。まあ、ひまである。
屋上で風に吹かれながら景色を見ていたら随分と寒かった。秋のうろこ雲が美しい。 -
●幸悦 (地図上⑦)
出発前にぐるなびで調べていた。
臼杵港から近くにあり夕闇迫るお店に到着。国道に隣接するも駐車場がぐいっと一段高くなっており一瞬緊張が走る。
店は店主かな? ジイサンがメイン。孫かな? 若い兄ちゃんもジイサンと一緒に動いている。バックを固めるのはオバちゃんとネエチャンが数人。
普通のラーメンを頼むがジイサンが「お客さん、うち初めて? うちのは塩味も薄いし、脂も少ないから文句言わないでね」と念を押して来た。壁にでかでかと同じ様な文言が貼りだしてある。幸悦 グルメ・レストラン
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「お客さんの健康を考えてラーメン作ってます」とジイサン。確かによその店は客の舌は考えても健康までは配慮してないよね。基本的にラーメンって毎日食べたら健康にいいとは思えない食べ物だし。笑
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「大阪から、この店のラーメンを食べにわざわざ来たんですよ」と私。「それは期待を裏切ったら申し訳ないな」とジイサン。
隣の席には30代かな、若いカップルがラーメンをすすっている。
ジイサンと私のやり取りに「ここ、おいしいですから」と参戦してきた。笑
「ツーリングですか?」「ええ」「格好いいですね」「ありがとうございます。」「これからどちらへ?」「北に走って山陽道を帰ります」「お気を付けて!」そんなやり取りも。
確かに塩味も脂も薄いが、決して物足りない味じゃない。これはこれで十分に美味しい。汁の一滴まで完食。本当は塩分控えめであってもスープは残した方がいいんだろうが。笑 -
食べ終わってお勘定をしていると、店のオバちゃんが「わざわざ大阪から来てもらった甲斐はあったかしら?」と。「ええもう、十分に美味しかったです。」と私。
そういうやり取りを聞いている他のお客さんも終始笑顔で、なんだろう・・店内の
オーラがとても心地良い店だった。
●ヤマダ電機 (地図上⑧)
落としたカメラはいまだに動かない。スマホのカメラでは心許ない。新しいデジカメを求めるべくヤマダ電機に走ってみた。閉店は19時。あと20分しかない。
接客してくれた兄ちゃんはデジカメに詳しい様な偏った知識の様な。一生懸命接客してくれるのはいいが、ちょっと違う様な・・。とは言うものの、参考にさせていただきながら結局キヤノンのPowerShotとIxyで悩んで値段でIxyにした。自宅に戻ればデジカメはわんさかと有る。このツーリングの間だけ役に立ってくれればいいのだが、だからと言ってあまりに安いのはね・・。
●津久見のホテル (地図上⑨)
ヤマダ電機から出たら閉19時の店時間を少し過ぎていた。すみません・・。
そこから10キロ程とっぷりと暮れた山越えの道を走る。GSで夜に走るのは初めてである。
HIDに換装してあるが光軸が上向いてるみたいだ。それもかなり。。。
対向車の100台中の2台位からパッシングを受ける。最近は四輪でも馬鹿みたいに明るい車が多いので上向いてても叱られる事は少ない。確かマニュアルに光軸調整の方法が書いてあったな。帰ったら調整しよう。皆さんまぶしくて御免なさい・・。
●津久見のホテルAz
Joyfulが2階にあってフロントと同じフロア。朝食もJoyfulでバイキングが付いていた。
一階には別のレストランが入っている。
目の前には200台かもっと停められる広大な駐車場が。
しかし露天なのでバイクは雨ざらしになる。唯一階段の下に1台くらい置けるスペースがあったが先客があった。
ホテルのエレベーターはJoyfulの客も利用するのが1基だけ。一階と二階の間の使用頻度が高いので上層階で待っているとすごく時間がかかる。エレベーターは2基欲しかったかも。
朝食はJoyfulでバイキングであるが、一般客も混じっている様子だった。朝食券もなんも無いのにどうやって区別してんだろ? タダ飯に入って来る地元の人なんかいないのかな?
野球部だろうか、二十人程がホテルに宿泊して朝食を食べていた。朝食を終わって食器を片付ける姿にスタッフのオバちゃんが「頑張ってねえ♪」と声を掛けていた。知ってる間なのかどうか分からないが、昨日のラーメン屋といい、ヤマダ電機の兄ちゃんといい、ここのオバちゃんといい、津久見や臼杵は素朴で人懐こい風土があるのかな・・ちょっと羨ましいなと感じた。
●お天気星撮り表 破竹の2連勝
●麺紀行は5丼制覇
続きはこちらへ http://4travel.jp/travelogue/11074047
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