2015/10/10 - 2015/10/10
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metabomanさん
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山道沿いの木曽路の宿場町の中で今まで訪れた事の無かった、奈良井宿と木曽福島宿をめぐる旅。名古屋方面からはワイドビューしなのが便利だが、今回も青空フリーパスを利用してのんびりと。限定運行の「ナイスホリデー木曽路」で奈良井宿へ。駅舎もこじんまりとして、歴史ある宿場町の雰囲気に合っていた。駅から少し歩けばその昔、奈良井千軒と呼ばれ賑わったという街道宿場町の街並みが1km程連なる。行く手に待ち構える鳥居峠へと続くまちをのんびり歩くと、左右のお店は名物の漆器を売る店、そば屋、おやき、五平餅を売る店が目立つ。目につい古道具や雑貨をうる店や漆器の店を覗いては買い物を楽しみ、喫茶店で休憩。街並みの中ほどにある上問屋史料館を見学。宿場の元締めとして賑わった商家で当時の生活用品やしょもつなど見る。鳥居峠への入口にあった鎮神社に参拝。体力のある人はここから峠を越えて隣の薮原宿まで行くと、より旅人気分が味わえそう。
そのまま今度は奈良井川沿いに歩き、道の駅(公園と売店、カフェ、公園がある)の入り口に作られた「木曽の大橋」を渡る。木曽檜で出来た立派な太鼓橋だ。紅葉が始まった山々の眺めがよい。
普通列車で奈良井から木曽福島へ移動。ここは御岳山へのバス発着ターミナルとして有名で、駅舎も奈良井と比べると随分大きい。駅から宿場町の町並みが残る「上の段」まで歩いて10分弱。関所へ向かって歩く途中に信州の酒として有名な「七笑酒造」がある。直営店で清酒を買う。坂を登りきった狭い丘の上に関所があった。これは逃げ道もなさそうだ。ここから駅まで帰る途中、木曽川沿いの行人橋のたもとにある親水公園で足湯に浸かって休憩。今が旬の栗のお菓子を買って、木曽福島駅へ戻る。帰りは普通列車を乗り継ぐ。のんびりと楽しむ街道歩きの旅だった
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
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駅にも中山道を思わせる看板が立ち、旅への気分を盛り上げる
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一休みのため入った喫茶店「こでまり」の店内。薪ストーブが暖かい。ご主人が作った漆器も売られていた。
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湧き水が多い土地柄らしく、街道を歩く旅人のための水場が宿場の中に何箇所も作られていた。
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上問屋史料館の入口。立派な門構えで明治天皇も立ち寄られたという。一番奥にその時の部屋が保存されていた。江戸から昭和にかけての様々な道具や食器、書物などが展示、保管されていた。
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街道の端にある高札所。
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鎮神社。奈良井宿の守り神として、元は鳥居峠に祀られていたという。今は、鳥居峠への入り口に移され奈良井宿を守っている。
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紅葉の始まった木々。向こうに見えるのが木曽の大橋。
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木曽福島の宿場町の風情を残す上之段の町並み。奈良井と違いこの宿場町はアップダウンが激しい。木曽福島駅から一度坂を下り、もう一度登ってここ上之段に着く。再度下って、もう一度上っったところに関所がある。
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ナマコ壁の路地。上之段の町並みを裏に回るこんな景色に出会える。
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木曾福島宿の高札所。上の段の一番高い所にあった。
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中央線のすぐ横、狭い坂道の間に挟まれるように関所資料館がある。隣には島崎藤村ゆかりの高瀬資料館がある。
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木曽川にかかる行人橋のたもとにある親水公園。その一角に足湯があり旅の疲れをいやすことができる。
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