初冠雪を観測した富士山を眺めながら岩殿山登山

2015/10/12 - 2015/10/12

昨日､一昨日とあまり良い天気ではありませんでしたが､連休最後の今日はとても良い天気となりました｡
折角なのでどこかに行こうと急遽ノープランで出発｡
昨日､初冠雪もあり頭に雪を乗せた富士山も見ることができましたが､山歩きをするとちょっと汗ばむ暑さでした｡

本日の歩行数は25,309歩でした｡

【表紙の写真】岩殿山から初冠雪を観測した富士山

エリア 大月(山梨)

• 旅行の満足度: 3.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

本日は急遽出かけることにしたので､家を出たのが遅かったため､
中央線で大月に着いたのは10:52でした｡

大月駅 駅

朝も食べずに出てきたので､大月駅構内にある清流そばさんで遅い朝食です｡

清流そば 大月店 グルメ・レストラン

たぬきそば

駅舎は山小屋風｡結構新しそうに見えますが､昭和3年の完成らしいです｡

関東の駅百選に選ばれています｡

ちなみにこちらは富士急行の駅の入口です｡

昨年7月にリニューアルされて鳥居も新設されたんだとか｡

富士浅間神社をイメージ

今日も駅前の観光案内所で地図をゲット｡

本日はあの岩肌ごつごつの山に登ります｡

高さはスカイツリーと同じ634ｍの岩殿山です｡

岩殿山 自然・景勝地

さきほど乗ってきた中央線E233系｡
大月まで来ましたが､通勤型の電車なので、いまいち行楽気分が出ませんでした｡

高月橋から眺める岩殿山

橋の下を覗くと､下を流れる桂川の水の色がエメラルドグリーンでした｡

暫く国道を歩き坂を登って行くと登山道の入口に到着です｡

この下にはトンネルで中央自動車道が走っています｡

登山道の入口に岩殿山の解説板がありました｡

9世紀に開山した岩殿山の周辺は10世紀の初めに門前町が形成され､13世紀には修験道のセンターとして栄え､その支配は駿河国富士郡まで及びました｡16世紀戦国大名領国制が成立する中で武田･小山田両氏の支配を受け戦略拠点となりました｡その後徳川支配下となり17世紀初めに岩殿城は廃城となりました｡平成7年には山梨県の文化財に指定されました｡

登山道からは前日に初冠雪を観測した富士山がよく見えます｡

ひたすら登ります…

大月の町も富士山も一望…

上を見上げれば､まだまだ頂上はずっと先です｡

だいたい半分くらいでしょうか？
丸山公園に到着｡山登りの小休止広場…といったところでしょう｡

岩殿山丸山公園 公園・植物園

時刻は11:30 駅から30分くらい歩いてきました｡

ここの標高は444.44ｍ｡頂上まであと約190ｍです｡

お城のような建物は岩殿山ふれあいの館です｡

岩殿山ふれあいの館 美術館・博物館

丸山公園からの富士山

奥に見えるは中央自動車道東京方面です

登山途中の光景　断崖絶壁の岩肌が目の前に現れます｡

山頂までもう少し…｡

ようやく山頂が見えてきました｡

11:50 山頂到達！

時間にして駅から1時間弱､麓から40分ちょっとくらいでしたが､ひたすら上り坂だったので､結構疲れました｡

ここには戦国時代岩殿城というお城がありました｡

岩殿城跡 名所・史跡

岩殿山山頂から　富士山と大月市内

大月駅にN'EX到着｡

(9:15成田空港発)11:55大月発河口湖行 成田エクスプレス8号

直下を見下ろす｡断崖絶壁さがわかります…？

桂川も…

12:00 下山開始！

丸山公園まで下りてきて､ふれあいの館｡
2階は無料とのことで､入ってみました｡

中では写真展が行われていました｡

更に下山｡登りに比べて少しは余裕ができたので､
ふれあいの館にあった｢岩殿山に咲く花 十･十一月｣を参考に…

｢ガマズミ｣の実

｢ノジギク｣

｢アキノキリンソウ｣…かな?

13:00を回り､朝食が遅かったですが､山登りもしたのでお昼にします｡

駅前のロータリーに面している 古民家麺処かつら さんで…

古民家麺処 かつら グルメ・レストラン

おつけだんご と 大月餃子 を食べたかったので
月つきセット をいただきました｡

おつけだんご･大ツキギョウザ･炊き込みごはん･香の物 のセットメニューです｡

1,150円…ちょっと奮発してしまいました｡

おつけだんごは大月を代表するご当地グルメです(^^)

大月餃子はお餅入りの餃子です｡
もちろん中もモチモチです｡

大月→大ツキ ということで､大月餃子は ラッキーグルメ なんだそうです｡

中央線はほぼ30分毎の運転間隔なので､次の電車までまだ時間がありました｡ので､駅で撮り鉄してみました｡

富士急行は大月駅から富士山駅(以前は富士吉田駅でした)を通り河口湖まで走っています｡

富士急行 大月線 乗り物

JR E257系 特急かいじ 甲府行

特急 かいじ 乗り物

と思っていたら高尾行の電車が来てしまいました｡

まだ出発まで時間があるはずなのに…と思いつつ急いで跨線橋を渡ってホームへ行ったのに､この電車､特急の通過待ちで15分も停まっていました｡

15分待ってようやく出発した電車ですが､隣の猿橋駅で下車します｡

猿橋駅 駅

駅から1.3?ほど東へ 国道20号線をひたすら歩きます｡

20分くらいで猿橋に到着しました｡

猿橋 名所・史跡

歌川広重の｢甲陽猿橋之図｣や十返舎一九の｢諸国道中金之草鞋｣などにも見ることができる猿橋は､｢岩国の錦帯橋｣｢木曽の棧｣と並び､日本三奇橋のひとつといわれている(大月市のHPによる)そうですが､日本三奇橋はいろいろな説があります｡

長さ31ｍ、幅3.3ｍのさして大きくない木橋ですが､谷が31ｍと深く橋脚がたてられないため､橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支えています｡

橋の全体を眺めた後で…

渡ってみます

猿橋からは東京電力の八ツ沢発電所一号水路橋が見下ろせます｡

八ツ沢発電所 一号水路橋 名所・史跡

桂川の水､相変わらずのエメラルドグリーンでした｡

桂川渓谷 自然・景勝地

猿橋から西の方に川沿の散策路を歩いて行き…

芝生の広場に出ました｡

猿橋近隣公園でした｡

猿橋近隣公園 公園・植物園

国道を通って猿橋駅に到着。

猿橋駅 駅

(14:14河口湖発)15:08大月発17:29成田空港着 成田エクスプレス41号 お昼に岩殿山から見えたN'EXの折り返し電車です｡


次の電車が来るまでの20分の間に 特急かいじ・特急かいじ･成田エクスプレス･貨物列車 と4本の電車が通過していきました｡ようやく乗った電車も､四方津で 特急かいじ･特急あずさ と2本の電車の通過待ちがありました｡

中央線､ちょっと特急多すぎ(というか､特急の数に対して各駅停車少なすぎ)ですよねぇ｡

成田エクスプレス 乗り物

ようやく来た電車は､先ほど反対側に去って行った大月行の折り返しの東京行でした｡帰りも行楽気分のあまり感じられない電車で帰りました｡