2014/12/30 - 2015/01/02
16位(同エリア335件中)
○さん
2015年を旅先で迎えるべく、選んだのはマレーシアのコタキナバル!
3日間の弾丸旅行で出かけます。
〜離島探訪編〜
コタキナバル旅行で訪れた離島(とは言ってもコタキナバルのあるボルネオ島も島ですが)は2島。
サピ島とマヌカン島を紹介します。
〜シーフードパラダイス編〜
海鮮料理で溢れる街 コタキナバル。
おすすめはシーフード屋台村での新鮮な魚介類です。
〜ボルネオ島ツアー編〜 ※この旅行記
コタキナバルから足を伸ばしてボルネオ島を体験。
世界最大の花 ラフレシアの巨大さにびっくり、ポーリン温泉でまったり。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
コタキナバルの海辺を散歩していると、馴れ馴れしいおっちゃんが近づいてきて、こう言った。
「ユーたち、ツアーに行かないかい?ボルネオ島には温泉や世界一大きい花があるんだよ」 -
商売上手なおっちゃんの言葉を信じ、ツアーに参加することに。
おっちゃん自身は運転手を電話で呼びつけ、「じゃ!」と去っていった。
ツアーの参加者は僕たち2人とインド人2人の4人だ。
あっと言う間にツアーが始まった。
まず最初に訪れた(通りがかった)のは純白と水色が美しい大きなモスクだ。
この日は快晴で気持ちがいい。 -
それから車はズンズンとボルネオ島内を進んだ。
山を越え谷を越え、2時間ほども走っただろうか。
ポーリン温泉に到着だ。
エントランスにある建物は予想以上に立派だった。 -
温泉の園内は結構広い。
ポーリン温泉という可愛い響きのこの温泉の名は、地元の民族の言葉で竹を意味するらしい。
入場料金は15RMだった。 -
温泉らしき場所にたどり着く。
でも、なんだかちょっと予想と違う。
ここは温泉を利用したプールらしい。
子供達ががちゃがちゃ走り回り騒々しい。
大人の私たちがリラックスするできる感じではない。
温泉はどこだ? -
別の場所を行くとまたもプールが現れた。
こっちのほうがまだ人が少なく落ち着いた雰囲気だ。
上の段からのミニウォータースライダーなどもある。
温泉を使ったプールだから少しは温かいかな、、、
と思いプールに入るが、むちゃくちゃ冷たい。
修行みたいな冷たさだ。
どうりで子供しか入っていないはずである。
やせ我慢して少しだけ泳いでみるも2分で上がる。 -
温かい温泉はどこだ?どこだ!と探す。
見つけた。どうやらここのようだ。
予想していたのと違うので見つからなかったわけだ。
それぞれの屋根の下に浴槽があり、蛇口をひねって自分で温泉をためて入る。
入り終わったら水を捨てて、次の人に譲るというスタイルだ。
幸いちょうど空いた浴槽があったので、さっと確保して入る。
やはり温泉は冷たいのではなく、温かいのに限る。
このようなスタイルなので当然水着着用。 -
このポーリン温泉、温泉の他にキャノピーウォークなる吊り橋エリアもある。
利用料金は5RMと比較的安いものの有料である。
なぜかカメラを持って入ると更に5RM掛かる。 -
この吊り橋が幾つも続いていて、かなり高さもある。
前のおばちゃんが高さにびびってなかなか進まず、「早く行かんかい!」と思うが、大人なので我慢する。
ゆらゆら揺れて以外と恐ろしい。
幅が狭く一方通行なので、一度進み始めると、後には戻れない高所恐怖症泣かせのアクティビティである。 -
なかなかスリリングで面白い。
しかも以外と距離も長い。
幾つもの吊り橋を越えてゴールを目指す。
ポーリン温泉は、温泉・プール・吊り橋等を楽しめる面白い場所だった。 -
ポーリン温泉を出て、伝説の花が咲く場所を目指す。
そう、世界で一番大きいことで有名なラフレシアだ。
この時期はちょうどラフレシアの開花シーズン、運良くラフレシアが見られそうでわくわくする。
ラフレシアが咲く場所に近づくと「ラフレシア咲いてます!」の看板があちこちに現れる。
ラフレシアは個人の所有地に咲いていて、入場料金を取ってみせる作戦なのだ。 -
ラフレシアを見る場所を決め、入り口で値段交渉をする。
幾らだったかは忘れたが、「高っ!」と思ったことは覚えている。
いつまでも咲き続ける花ではないので、相手も必死だ。
値切っても折れそうにないタフなおばちゃんに負け、入場料を支払い、車でそのまま園内に入場する。 -
いかにもラフレシアが咲いていそうな場所にたどり着くと車を止め、ここからは徒歩で進む。
ラフレシアまでもう少しだ。 -
出ました!
これが伝説のラフレシア!
この写真じゃサイズが良く分からないが。 -
直径1メートル近くもあろうかという巨大な花だ。
花びらひとつがピザくらいの大きさもある。 -
かなりごつい花である。
可憐な感じは全くなく、ごわごわしている。
自然はすごい、地球はすごいと思う。
スミレのような小さくて か弱いのも、こんなごつい食べられてしまいそうなのも、同じ花というのだからびっくり仰天である。 -
しかも中を覗くと、毒でも発射しそうなトゲまで付いている。
ラフレシアを観れた感激を味わったので、毒を発射されて食べられてしまわないうちに退散することとした。 -
近くには可憐な花も咲いていた。
自分の庭に咲くのならラフレシアよりもこっちが良い。 -
日本ではみたことないような花も多い。
さすがの熱帯ジャングルだけあって、生態系は多種多様である。 -
食事は途中の小さな町でチャーハンを食べたら、とっても美味くてびっくりした。
こうしてツアーは終わりを迎えた。
途中キナバル山の立ち寄ったが、急に霧が立ち込めてきて、歓迎されなかったようだ。
急遽決定したツアーだったが、温泉も気持ち良かったし、ラフレシアも気持ち悪かったし、大満足であった。
これにて、コタキナバル旅行記3部作は完結です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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