2015/06/04 - 2015/06/05
9位(同エリア61件中)
ももんがあまんさん
- ももんがあまんさんTOP
- 旅行記342冊
- クチコミ65件
- Q&A回答26件
- 622,420アクセス
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鉄道旅行でもそうなんですけれど、自転車旅行をしていると、特に、「旅」と言うのは、「宝探し」のゲームに似ているという気がします、地図を頼りに、知らない土地を、目的地を探してて訪ね歩くという・・・この感じは、言葉も通じない、知らない土地(外国)だから、尚更面白く、時には、道に迷うのも、宝探しの醍醐味なのです・・・時には、目的地でもない処で、思いもかけぬ「宝物」を発見したり、時には、有るはずの、宝箱が空っぽだったりと、イロイロ意外な展開も有りながら・・・何よりも、目的地を目指して、走るだけで楽しいので、首尾よく、目的地に到着した時は、すでに半分以上は満足気分になっております。
今回の旅行記は、先ずは、鉄道に自転車を乗せて、南リムーザン地方の「ブリーヴ・ラ・ガイヤルド」まで参ります、そこからは自転車で、フランスの、ロマネスク教会の源流の土地の一つ「ボーリュー」の町に参ります・・・・何でも、この町の修道院教会の正面ファサードのタンパン「最後の審判」は、フランスで制作された、最古の「最後の審判」 なのだとか (表紙の写真です、4traの友達、wizさんに教えていただきました)・・・三年前の旅では、ほんの近くまで来ていたのですけれど、知識も無く「ボーリュー」には来なかったので、見逃してしまっていたのです・・・今回は、とりあえず旅の前半に、「ボーリュー」を含めて、見逃していたロマネスクの逸品を二つ三つ、鉄道を使って、サクサクッと、宿題を片付ける感じで、見て回る計画です、二年間グータラしていたので、少し体がなまって、体重もだいぶ増えてしまいました・・・ウォーミングアップですね・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 船 自転車 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6月4日(木) パリ アウステルリッツ
パリ・アウステルリッツ駅です、今日はここから、南リムーザン地方の「ブリーヴ・ラ・ガイヤルド」まで、TGVで列車の旅となります・・・ま、昔は、何時もこれだったので、懐かしいです・・・ -
パリ アウスタルリッツ
朝一で、自転車屋さんに行って、受け取ってきた、今回の旅の「相棒」です・・・本体だけでも、600ユーロと、結構高いのです、でも、これまでのモノと違って、かなりの軽量・・・ダウンハンドルで、その気になれば、スピードも出そうです・・・車体には、「Butterfield & Robinson」との銘が有って、メーカー名は、多分「Cannondale」・・・ブランド物には疎いのですけれど、結構有名なのだそうです・・・ハハ・・・ワタクシには、猫に小判かも? -
TGV パリ〜アウステルリッツ
こんな具合に、フックにひっかけます・・・・フックの無い列車も有りますけど、長距離の列車の場合、大体こうなってるようです。 -
ブリーヴ・ラ・ガイヤルド (リムーザン) Brive la Gailarde
道中は、本を読んでたので、道中の写真は有りません・・フランスの列車は、窓が汚いし・・あまり良い写真は撮れないですしね・・・
2〜3時間で、「ブリーヴ駅」に到着です、駅は「ブリーヴ」の町からは、かなりの上り坂を登った、坂の上にあります、駅前には安宿が数軒、経済的な安宿が多いです。 -
ブリーヴ・ラ・ガイヤルド (リムーザン)
坂の上得から眺めたブリーヴの町、この町は、3年前に来たことがあります、見た目は悪くないですけど・・・町は、それほどパッとしないので、今回はパスです。 -
D 920〜D 38号線 リムーザン
さあ、いよいよ自転車旅行だと、張り切って出発・・ですけれど・・熱い・・・まだ六月の4日ですよ・・・この暑さは何・・・? -
D 38号線 リムーザン
目指す「ボーリュー」の町までは、約45km・・・今日中に行けるだろうと思ってましたけど・・・いきなりの坂道がきついです・・・ほぼ二年間、グータラしてましたのでね、脚力もだいぶ衰えております。 -
D 38号線 リムーザン
あまりの暑さに、道端の木陰で一休みです・・・木陰が余りなくて、ショボイ日陰ですけど、取りあえず一息つきます・・・あまり、頑張りすぎて、二年前の様に、熱射病やら日射病なんかにならぬよう・・・気を付けねば・・・ -
イチオシ
コロンジュ・ラ・ルージュ Collonges la Rouge
途中の村です、「フランスの最も美しい村」の発祥の村です・・・この村の村長さんのアイデアで「フランスの・・・」の運動が始まったのだとか・・・いわば「聖地」ですね・・・三年前にも来たことが有るのですけれど、あまりの暑さと、運動不足のせいか、坂道で息切れがしたので・・・今日は、ここで泊まろうかなあ〜なんて・・・超・弱気になってます・・・悪くない村ですしね・・・何しろ「聖地」。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ Maison de Sirene
「真っ赤々」のハウスです、16世紀の建物なのだとか・・・・でも、村を歩く前に、とりあえず、何処か、まともな処で休みたいです。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
カフェのパラソルの下で・・・とりあえず「ビール」・・・銘柄は「Perforth」、フランスでは、わりとポピュラーなビールです・・・ごく普通のラガービール・・・この暑さです、ビールなら何でも美味しい。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ Ramade de Friac
塔のある建物、ひときわ目立つ、真っ赤な建物・・・派手な「赤」なんですね・・・村全体が「間っ赤々」・・・とても個性的な「赤い村」なんですけれど、少し、強烈すぎる気もします・・・まあ、好き好きですけれどね・・・ワタクシの印象としては、「個性的」なのは良いけれど、チョット「濃すぎるなあ〜」と言う感じ・・・星★★★★。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
ちょっと「真っ赤々」すぎる気もする町ですけれど、間違いなく、古くから、こういう村なのです・・・歴史はたっぷりの村なのです・・・写真を撮るには、とても「フォトジェニック」な村。 -
イチオシ
コロンジュ・ラ・ルージュ
貝殻マークの「ハウス」が有ったので、訪ねてみました・・・でも高い!、巡礼宿では無いようです (レストラン兼ホテル)・・・でも、マダムが親切で、近くで営業している安宿(巡礼宿)を教えてくれたので・・・行ってみます。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ 今宵の宿 La Merelle
せっかく教えていただいたので、今日はこちらで、お世話になります・・・20ユーロ/泊の巡礼宿「La Merelle」・・・巡礼宿としては、少し高めですけれど、人気のある「美し村」ですし、十分に良心的です、近くには「Curemonte」や「Turenne」の美しい村も有りますし、「ボーリュー」にも近いので、この宿を起点に、自転車でも廻れそうです。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ 今宵の宿 ラ・メルル
台所にテーブルもあって、自炊も出来ますし、猫も付いてます・・ハハ・・この村特有の、赤レンガの宿です。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ ラ・メルル
こちらが、地味な入り口です・・・↓がホームページ。
http://www.lamerelledecollongeslarouge.fr/
トリップアドバイザーにも乗ってます。
http://www.tripadvisor.fr/ShowUserReviews-g944464-d4697914-r313315305-La_Merrelle-Collonges_la_Rouge_Correze_Limousin.html -
イチオシ
コロンジュ・ラ・ルージュ
宿を確保して、懐かしい「コロンジュ」の町をぶらつきます・・・塔をもつ建物は、お城です・・・「コロンジュ」と言うのは、ラテン語の「コローニア」(植民地)から派生した言葉なのだそうです・・・ローマの植民都市と言うわけでは無いようですけど。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ Castel de Vassinhac
何処を撮っても、絵に成る村です・・・少し、赤すぎる気もしますけど・・・? -
コロンジュ・ラ・ルージュ
村はずれからの風景です、ひときわ高い「塔」は、「サン・ピエール教会」です。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
角度を変えて、もう一枚、「サン・ピエール教会は、1世紀に建て始められた教会なのだとか、建物は、11世紀&12世紀&15世紀のモノが混ざっているのだとか。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ Eglise St. Pieerre
「サン・ピエール教会」のロマネスクの鐘楼です・・・ゴシックの巨大な鐘楼は凄いですけれど、それに比べれば、とても可愛いくて、味が有ります・・・となりのオーヴェルニュのロマネスクに似てますね。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ サン・ピエール教会
教会の入口・・・村の起源は、八世紀に建てられた「小修道院」が起源なのだそうです・・・九世紀には、近郊のティレンヌ伯の領地となり、やがて、サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の町として繁栄する事に成ったとか。 -
サン・ピエール教会 サン・ピエール教会
入り口の「タンパン」のアップです・・・中央のキリストの周りに、四人の天使がいます、絵柄としては、多分「キリストの昇天」を表しているのだと思います・・・下段は、12使徒ですね。
「コロンジュ」の村は、宗教戦争(ユグノー戦争)の時代にも、教会の身廊を二つに分けて、仲よく棲み分けをしたのだとか・・・そのおかげだと思いますけれど、旧いレリーフなのに、人物像の顔など、しっかりと残っています・・・小さいけれど、美しい、ロマネスクのタンパンです。 -
サン・ピエール教会 サン・ピエール教会
教会の祭壇・・・・多分、カソリック派でしょうか?・・・中央にピエタ像、旧そうな像ですけど、キリストのアタマが無事についてます・・・平和のおかげですね・・ハハ・・・ -
コロンジュ・ラ・ルージュ
コロンジュの町は、この地域の「美しい村」の中では、一番たくさん、観光客の訪れる村なのだそうです、さすが「美しい村」発祥の村です・・・でも、近くの「Curemonte」の村も「Turenne」の村も、捨てたものでは無いです・・・・昔の旅行記ですけれど、一応ご紹介しときますね。
http://4travel.jp/travelogue/10749779 -
イチオシ
コロンジュ・ラ・ルージュ
「美しい村」には欠かせないアイテム、「猫」写真・・・欠伸してます・・・ -
コロンジュ・ラ・ルージュ
なかなか、個性的なデザインのフェイス、白・黒・茶の三毛猫ですね。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
こちらは「トラ猫」・・・オイオイ・・・何ちゅう無防備、田舎の「猫」ですので、ノンビリしております。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
中世風の「塔」を持つ民家・・・中を見てみたいですね。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ
赤レンガの路地です。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ レストラン
「巡礼宿」のマダムに教えていただいた「レストラン」です。 -
コロンジュ・ラ・ルージュ レストラン
本日のディナー・・・体力を付けないと・・・今日は予定道り行きませんでしたけど、明日は頑張る・・・つもり・・・
一日の走行距離 23km 情けない・・・かなり、体が鈍ってます・・・ -
6月5日(金) D38〜D940号線 リムーザン Limousin
今日も晴天・・・暑くなりそうです・・・先ずは、「ボーリュー」の町へ向かいます・・・昨日中に着く予定だったのですけれど・・・脚力が、二年間のグータラ生活出衰えてますので、ボチボチ行かないと仕方ないですね・・・今日は、何処まで行けますか・・・? -
D940号線 リムーザン
「ドルドーニュ川」が見えてきました・・・まもなく「ボーリュー」の町です・・・ -
ボーリュー Beaulieu-sur-Dordoge リムーザン
Office de Tourism Place Marbot
「コロンジュ」から22km走って到着しました、目標の町「ボーリュー」です・・・町の広場の古いハウスには「オフィス・ド・ツーリズム」が入ってます・・・何故か、イチゴがぶら下がってます・・・イチゴの季節でも無いのに? 特産品なんでしょうか? -
ボーリュー Beaulieu-sur-Dordoge Place Marbot
町の広場に面した、シャトウ風の「古城ホテル」・・・この町に来たのは、「サン・ピエール・修道院教会」を見る為なのですけれど・・・フランスの古い町ですし、これくらいの建物は、ゴロゴロしていて、マア普通。 -
ボーリュー Beaulieu-sur-Dordoge
ともあれ、目的の「修道院教会」へ向かいます。 -
ボーリュー Abbatiale Saint-Pierre
「サン・ピエール・修道院教会」の「塔」が見えます。 -
サン・ピエール修道院教会
教会前の広場です・・・あまり広くは無いですけど・・・建物も、旧いのが集まっていて、雰囲気は悪くないです。 -
サン・ピエール修道院教会前広場
広場の建物です・・・ボロですし、豪華でも、派手でもないけれど・・・味が有ります。 -
サン・ピエール修道院教会
教会の入口です、少し、ずんぐりむっくりのロマネスク教会、どデカいゴシックとは、明らかに雰囲気が違いますね・・・修道院の付属教会と言う事もあります、仲間内の教会と言う感じでしょうか・・・ -
イチオシ
サン・ピエール修道院教会
正面入り口の「タンパン」、「最後の審判」です・・・ロマネスク期に始まった、正面入り口のレリーフには、「最後の審判」や「黙示録の四獣」「キリストの昇天」等と言った幾種類かの有名な絵柄が有ります・・・それぞれが、この南フランスの地域で生まれたものなのだそうですけれど、「最後の審判」の最古のものは、この「修道院教会」のコレなのだそうです。 -
サン・ピエール修道院教会
中央キリストのアップです・・・雲竜型の土俵入りに見えます・・ハハ・・キリストの右手には、鍵を持ったペトロもいますね、と言う事は、キリストの周りにいる聖人たちは、12使徒なのかもしれません・・・ -
サン・ピエール修道院教会
上段の天使の後ろには、棺の蓋をあけて、目を覚ました人々がいます・・・その下二段には、黙示録の怪物たち、噛みつかれ、地獄へ引きずられていく罪人たちが描かれています・・・普通、「最後の審判」の絵柄においては、キリストの右手に天国を配し、左手に地獄を配しと言うパーターンなのですけれど、最初期のモノのせいなのか、そのあたりは、まだまだ明確にはなっていないようです・・・同じロマネスクでも、コンクの「最後の審判」等は、もっとはっきりと描かれていますし、ゴシック期のものなどは、更にはっきりと「パターン化」しています・・・天秤棒を挟んで、天使と悪魔が魂の重さを量るなどと言う絵柄も、普通に、定着していますけど、ここには見られませんね・・・棺から出てくる死人たちも、普通はキリストの段よりは、もっと下段に描かれているのですけれど・・・ -
サン・ピエール修道院教会
こちらは、キリストの左側、悪魔もいませんね・・・地獄行の人達は、怪物たちとともに、下段に描かれているようです・・・地獄行きの人々を飲み込む、魚のような怪物も、ここには描かれていませんね・・・昔、パリの「建築美術博物館」で見たときは、気付かなかったですけれど、その後の「最後の審判」の絵柄とは、イロイロと違ってますね・・・最初期のモノだと考えられている所以が、良く解ります。 -
サン・ピエール修道院教会
入り口の左サイドに描かれているレリーフです・・・かなり摩耗していて、何が描かれているのか?・・・天使が居たり、ドラゴンが居たり・・・ワタクシには解らない・・・? -
サン・ピエール修道院教会
こちらも、正面入口、右サイドのレリーフ・・・磨滅が激しいですね・・・悪魔がいるのが、おぼろげながらわかりますね、これは、イエスを試す悪魔で、新約聖書の中の物語なのだそうです・・・「人は、パンのみにて生きるものに在らず」と言う有名な言葉の語られた物語ですね。
全体として、パリの「建築美術博物館」のレプリカとは、感じがだいぶ違いますね、マア、パリのものは、「タンパン」にしても、それなりに綺麗なのですけれど、本物は、やはり年月を感じさせて、適当に汚れ、リアリティが有ります。 -
サン・ピエール修道院教会
これは、中央扉口の立柱、わりと良く残ってます、ロマネスク特有の、細長く伸びた人物像、「建築美術博物館」にもありました・・・誰なんでしょ? 美しいと評判の像らしいのですけれど、マア、感覚の問題・・・ワタクシには、細長過ぎに見えます。 -
サン・ピエール修道院教会
中央扉口横の聖人像?・・・これも、ロマネスク特有の像ですね・・・ヒゲ面と衣装は、この後訪れた「モワサック」のエレミァ像に似てます。
隣の「コロンジュ」の村とは違って、ユグノー戦争の時代には、この教会は、一時、新教徒の教会に成ったのだそうです、破壊された像も多い様ですけれど、その割には、良く残ってます。 -
サン・ピエール修道院教会
内陣と祭壇です・・・ロマネスクらしく、窓が小さいです・・・修道院の創設は9世紀、ボーリューの領主によって創られ、11世紀には、クリュニーに併合されたのだとか、教会の建築は、12世紀から13世紀にかけて完成し、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあって繁栄したのだとか・・・このあたりの修道院としては、良くあるパターン。 -
サン・ピエール修道院教会
キンキラの祭壇・・・スペインの教会ほどの成金趣味じゃないですけど・・・解り難いですけれど、絵柄は「聖母被昇天」、聖母の周りには、小さなエンゼルが居るので、ロマネスク時代のものでは無いですね。 -
サン・ピエール修道院教会
柱頭彫刻も有ります・・・暗くてあまりよく撮れません・・・手動のピント合わせが故障しているのです・・・今年はダメですけど、来年までには直さねば・・・ -
イチオシ
サン・ピエール修道院教会
とってもロマネスク風の聖母子像が有りました・・・マリアの顔が、ちょっと怖い・・・ -
サン・ピエール修道院教会
教会の片隅にあった「洗礼盤」と「告解室」です。 -
サン・ピエール修道院教会
最後に、正面入口、左側の壁に、不自然に、貼り付けられた、三体のレリーフです・・・左から、「大食」「吝嗇」「色欲」と、いわゆる七つの「大罪・悪徳」を示した擬人像、なのだそうです(壊れていたり磨滅していたりで、良く解りませんけれど)・・・本当は七体あったようなのですけれど、「ユグノー戦争時代」か「革命時代」だかに破壊されたのかも知れません・・・ -
Maison Renaissance ルネサンスの家
目的の「修道院教会」を見れたので・・・とりあえず、目標達成・・・次の建物は「ルネソンスの家」・・・時代はだいぶ下ります。 -
ルネサンスの家
ルネサンスと言うよりは、中世風な彫像・・・? -
ルネサンスの家
建物の中は、「博物館」になってるようです・・・お金が掛かるので、入りませんでしたけど・・・でも、これは何? 左は「天使」のようですけれど、中央は「マリア?」・・・これが「ルネサンス」と呼ばれる所以でしょうか?・・・・・もしかしたら「イブ」かも・・・? -
ボーリュー
これも、修道院教会前の広場だったか・・?・・少し記憶があいまいですけど・・・井戸のある広場・・・ -
イチオシ
ドルドーニュ川 La Dordogne ボーリュー
町のすぐわきには、「ドルドーニュ川」が流れています、この川の向こうからの町の風景は、なかなか絵に成る、美しい風景です。 -
ドルドーニュ川 La Dordogne
同じく、川向こうからの「ボーリュー」の風景です・・・川の中州には、キャンプ場が営業してました、昨日のうちに、此処まで来てれば、宿泊費も、安くて済んだのですけれどね・・・ちと残念。
町の印象 ★★★★ 目的の教会はマアマア、川沿いは美しいです。 -
D12号線 リムーザン
さて次は、隣の「オーヴェルニュ」方面へと走ります・・・次なる目的地は、「フランスの美しい村」で、昔見た、フランス人の人気ランキングで第四位だったという村「Salers」の村です・・・せっかく「ボーリュー」まで来たので、行ってみることにします、「ボーリュー」からは、約83kmの道のりです・・・今日中には、ちと無理ですね・・・もうお昼も過ぎてるし・・・ -
D12号線 ドルドーニュ川 リムーザン
「ドルドーニュ川」の流れに沿って、とりあえず北上・・・果たしてどこまで行けますか・・・ -
アルジェンタ Argentat リムーザン
「ドルドーニュ川」の川沿いの、ソコソコの町です。 -
アルジェンタ Office de Tourism
小さな町ですけれど、「オフィス・ド・ツーリズム」が有ります・・・何か、゜「お宝」が有るのでしょうか・・・? -
アルジェンタ ドルドーニュ川
「ドルドーニュ川」を渡って、東へターン・・・ -
アルジェンタ ドルドーニュ川
「オッ」と言う感じの、なかなか素晴らしい街並みが有りました。 -
アルジェンタ ドルドーニュ川
さすが・・・「オフィスメド・ツーリズム」が伊達にあるわけでは無いのですね・・・なかなか良い眺めです。 -
イチオシ
アルジェンタ ドルドーニュ川
こちらのサイドには、レストランも有りますし・・・シャトウ風の「塔」も見えます・・・意外と由緒ある町なのかも? -
アルジェンタ ドルドーニュ川
良い眺めです・・・天気も良いし、土手っぶちで、ビールでも飲もうかと思ったけど・・・さ気が長いですので・・・ちょっと、後ろ髪をひかれる街並みなのですけど・・・先を急ぐことにします。
町の評価 通り過ぎただけなので、評価しません。 -
D980号線 リムーザン
ほとんど、雲一つない青空の下を、「Salers」の町を目指して走りますと・・・なんだか、足が攣ってきました・・・イ・タ・タ・タ・タ・・・・まだ2日目なのに・・・なまってるなあ〜・・・ -
D980号線 リムーザン
足の筋肉痛で、休み休み走ってます・・・今日もまた、予定通りに行きません・・・何処かに、安宿は無いかと、探しながら、走ったり、歩いたり・・・ -
D75号線 Meilhac メルハ Chambre d`hote
小さな村にあった「シャンブル・ドット」です、営業してるのかしてないのか、かなり怪しかったのですけれど、「足が痛くて、これ以上走れない」とお願いしたら・・・泊めてくれた・・・奇跡的に安い・・・26ユーロ/泊・・・設備はユース・ホステル並ですけれど、清潔なので問題なし・・・宿の評価は★★★★ -
メルハ Chambre d`hote
こちらの宿は、レストランが本業のようです・・・マッタクの、ど田舎なのに、夜になると、結構たくさん、お客さんが来てました・・・ワタクシもビールを一杯。 -
メルハ Chambre d`hote
「シャンブル・ドット」の前庭です・・・かなり広い・・・結構資産家なのかも?
今日は、なるべく早く足を延ばして眠ります・・明日の朝になって、足の調子が戻っているかどうか・・・二年間のグータラ生活の成せる業ですね・・・反省。
本日の走行距離 57km/Day 累計80km 明日の目標は、フランスの美しい村「Salers」を目指します、あと50km。
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この旅行記へのコメント (9)
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- 万歩計さん 2020/04/09 10:38:37
- 自転車、使い捨て?
ももんがあまんさん、はじめまして。
ヨーロッパの田舎が好きに小生にとって、ももんがあまんさんの旅行記はとても参考になります。特に「フランスの最も美しい村」は、常々参考にしていました。もちろん自転車は使いませんが、GoogleMapを使って「おっ、近くにバス停あり」「この距離なら何とか歩けるか」「タクシーなら高いか、諦めよう」等々。
ところで気になるのが自転車を最後にどうするのか。てっきりレンタサイクルと思っていたら、毎回買われるようですね。しかし考えようによっては交通費がほとんどかからなければ、消耗品としてもペイしますね。最後は日本に持ち帰り(それはないか)?下取り?、誰かに無料進呈?、粗大ごみ?
最後に処分の場面が出てきそうなので、それまでゆっくり読ませていただきます。
万歩計
- ももんがあまんさん からの返信 2020/04/09 11:46:36
- Re: 自転車、使い捨て?
- こんにちは、万歩計さん、初めまして・・ですよね?
自転車の件、お答えします。
最初に、自転車旅行を始めたのは、2011年(イギリス・アイルランド・フランス・200日)ですけど、この時は、ロンドンで新車を買って、最後はパリで自転車屋さんに行き、引き取ってもらえないかと頼み込みました・・ジブシーのおばさんに、あげると言っても、貰ってもらえなかったので・・WW・・結局、普通の自転車さんでは、引き取ってもらえなかったけれど、そこの主人が「此処なら、引き取ってくれる」と教えてくれたのが、中古の自転車専門店(バスティーユ広場の近く)で、以来パリを拠点として、その店で中古の自転車を購入して、帰るときには、再びその店で、買値の何割(二割~三割)かで、買い戻して頂くというスタイルを繰り返しております・・・2015年は、ちと失敗しましたけど・・それは、旅行記の終わりでご紹介してます。
中古と言っても、ロードレーサーなどだと、結構高い(6~8万円くらい)のですけれど、鉄道などの交通費を考えれば、二~三か月くらい旅すれば、十分に、元が取れますし・・一番良いのは、バスも通っていない、タクシーで行くしかないような田舎の村にも、時間さえかければ行けると言う事ですね・・それを思えば、購入しても、十分お釣りがくると考えてます。
因みに、ネットでパリのレンタル自転車屋さんを調べたのですけれど、パリ市内には六ヶ所くらい有ります・・一カ月くらいの旅ならば、レンタルの方が安いかなあと思うので、次回行ったときには、どんな自転車を借りれるのか、そちらの方も、調べてみたいと考えております・・パリ市内を走り回っているようなレンタル自転車でなく、ロードレーサーやクロスバイクが有れば良いのですけど・・なかなか、事情が許さず、最近は、旅に出れてないので、どんな種類の自転車なのか、まだ調べられていません・・今年もコロナのおかげで、無理かも・・?
自転車の旅は楽しいですよ・・まあ、ワタクシのように、時間と暇が有ればなんですけど・・出来たら、是非、挑戦してみてくださいね。
By ももんがあまん
-
- wiz さん 2015/10/10 20:28:15
- 超越のロマネスク
- Bonsoir、ももんがあまんさん!
なんと、ブリーヴから自転車でボーリューだったんですね〜!
いよいよ、本来のももんがあまんさん的、自転車旅行記に入ってきましたね!!
ボーリュー(シュル・ドルドーニュ)へは公共交通機関だと、ブリーヴから曜日限定(それでもボーリューで1泊しなきゃならない)のバスに乗るような感じで行けるらしいのですが・・。
ボーリューのタンパンは建築文化財博物館やロマネスクの本で何度も見ていたけれど、タンパン廻りはモワサックのようなつくりになっているんですね〜。 ももんがあまんさんの少し広角に写した写真でよ〜く分かりました♪
前にも、ももんがあまんさんに書きましたが・・ このボーリューのタンパンが(パリ近郊の)サン・ドニのタンパンへと受け継がれていった(サン・ドニではゴシックになりましたが)と、中世美術の本には書かれていたりしますが・・ 放送大学でも言ってましたが、造形の表現、思想が、ロマネスクでは「超越」がキーワードなのかなぁと思いました。 それが、「プラトン的」、となるそうですが・・ それは、また第4〜6回、見てみてくださいね〜! ゴシックはアリストテレス的だそうです。 自分が100%理解できているとは思いませんが、言わんとしていることはなんとなく分かってきました〜。
http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H26/kyouyou/B/ippan_jinbun/1110918.html
フォートラでは、fevrier a-claireさんとおっしゃるトラベラーさんのボーリューの旅行記だけしかなかったので、次は私〜!なんて・・ ”秘かに” 思ってたんですけど^^; ももんがあまんさんにすんなり先を越されてしまいましたわん^^ まさか、ももんがあまんさんが、今回の日程に組み込んでくれるとは思わないでメッセージを書いたんですもん〜!
コロンジュのタンパンも、ロマネスクならではの造形のおもしろさがありますね!
この後の予定の、モワサック(放送大学では第4回で出てきます!)の「黙示録のキリスト」や「回廊」、トゥールーズのミエジュヴィル門の「昇天」 (トゥールーズのオーギュスタン美術館やジャコバン修道院付属教会行かれましたか? こちらも放送大学第4〜6回で出てきます! 第4回はモワサックの回廊からシトー派のベルナールからクリュニー派の柱頭彫刻などについての批難の文が読まれてます。 この批難の文がまたロマネスクの魅力を十分に表しているのですが! 第5回はけっこう柱頭彫刻を取り上げてておもしろく、第6回は私の言ってほしい視点から話してくださっているので満足してます^^) の方も楽しみにしていま〜す。
wiz
- ももんがあまんさん からの返信 2015/10/11 01:06:08
- RE: 超越のロマネスク
- Bonsoir wizさん。
> なんと、ブリーヴから自転車でボーリューだったんですね〜!
> いよいよ、本来のももんがあまんさん的、自転車旅行記に入ってきました
ね!!、
>
> ボーリュー(シュル・ドルドーニュ)へは公共交通機関だと、ブリーヴから
曜日限定(それでもボーリューで1泊しなきゃならない)のバスに乗るような
感じで行けるらしいのですが・・。
「ボーリュー」って、公共交通機関は、かなり不便なようなんですけど、でも「ユース・ホステル」があったと思いますよ・・・かなり早くからオープンしてる「キャンプ場」もあるし・・・結構、観光客は多くて、フランスでは、ポピュラーな田舎という感じがしました・・みんな「車」なんでしょうけどね。
> ボーリューのタンパンは建築文化財博物館やロマネスクの本で何度も見てい
たけれど、タンパン廻りはモワサックのようなつくりになっているんですね
〜。 ももんがあまんさんの少し広角に写した写真でよ〜く分かりました♪
そうですね。入口や、両サイドの彫刻なんかは、「ボーリュー」と「モワサック」は、とてもよく似てますね、でも、どちらかと言えば「モワサック」のほうが、よく保存されてるし、わかりやすいです、「ボーリュー」ちょっと磨滅が激しいです。
あと、「アルル」と「サン・ジル」も、わりとスタイルが似てます、「サン・ジル」のほうが、正面がワイドで、スケールは大きいのですけれど、保存状態は、「アルル」のほうが、ずっと良いですね。
> 前にも、ももんがあまんさんに書きましたが・・ このボーリューのタンパ
ンが(パリ近郊の)サン・ドニのタンパンへと受け継がれていった(サン・
ドニではゴシックになりましたが)と、中世美術の本には書かれていたりし
ますが・・ 放送大学でも言ってましたが、造形の表現、思想が、ロマネス
クでは「超越」がキーワードなのかなぁと思いました。 それが、「プラト
ン的」、となるそうですが・・ それは、また第4〜6回、見てみてくださ
いね〜! ゴシックはアリストテレス的だそうです。
「サン・ドニ」のタンパンハは、「ボーリュー」と構図は良く似てますけど、ずっと洗練されているという感じを受けました(旅の最終日に、もう一度、行ってきました)・・・何となく、「ボーリュー」のほうが、田舎っぽくて、素朴でワイルドな息吹が感じられるような、そんなレリーフだと思いました・・・「サン・ドニ」は修復されて、とても綺麗になってたので、よけいそう思ったのかも・・・?
アリストテレスって、中世の神学≒アリストテレスじゃなかったでしたっけ、確か、プトレマイオスの宇宙論は、アリストテレスから来ていると、どこかで読んだような?・・・ロマネスクは、プラトンなんですか・・・放送大学を見てみます・・・解るかな? ワタクシはドチラカというと、アリストテレスって苦手なんです・・・プラトンは少し読んだことがあるけれど・・・?
> フォートラでは、fevrier a-claireさんとおっしゃるトラベラーさんのボー
リューの旅行記だけしかなかったので、次は私〜!なんて・・ ”秘かに” 思
ってたんですけど^^; ももんがあまんさんにすんなり先を越されてしまい
ましたわん^^ まさか、ももんがあまんさんが、今回の日程に組み込んでく
れるとは思わないでメッセージを書いたんですもん〜!
すみませ〜ん・・・でも、ああ書かれると、ずいぶんと、ロマネスクを見て回ったつもりのワタクシとしては、捨ててはおけませんしね・・・ハハハ・・・ごめんなさいです。
> コロンジュのタンパンも、ロマネスクならではの造形のおもしろさがありま
すね!
わりと、味がありますよ・・・ロマネスクって、ゴシックに比べれば、教会も小さいですけど、造形も、ドチラカトいうと「チマチマしている」のですね (柱頭彫刻なんかは、特に)、この「チマチマ感」が、結構、細かいことの好きな、日本人の感性に合っているのでは?なんて・・・そんな気が、最近しております・・・あの派手で大げさなバロックなんかは、ちょっと、うんざりする時もあります・・・ハハ・・
> この後の予定の、モワサック(放送大学では第4回で出てきます!)の「黙示
録のキリスト」や「回廊」、トゥールーズのミエジュヴィル門の「昇天」
(トゥールーズのオーギュスタン美術館やジャコバン修道院付属教会行かれま
したか? こちらも放送大学第4〜6回で出てきます! 第4回はモワサックの回
廊からシトー派のベルナールからクリュニー派の柱頭彫刻などについての批難
の文が読まれてます。 この批難の文がまたロマネスクの魅力を十分に表して
いるのですが! 第5回はけっこう柱頭彫刻を取り上げてておもしろく、第6回は
私の言ってほしい視点から話してくださっているので満足してます^^) の方
も楽しみにしていま〜す。
モワサック&トゥルーズ、行ってきました、オーギュスタン美術館も・・・放送を楽しみにしておりま〜す・・・猫に小判かもしれないけど・・・ハハ?
by ももんがあまん
- wiz さん からの返信 2015/10/11 09:04:53
- RE: RE: 超越のロマネスク
- ももんがあまんさん、おはようございます!
(ボーリューとモワサック)たしかに、「モワサック」の方がより古いのもあり知名度もあるし、より「超越」の感じしますよね。 だから、建築文化財博物館でも入って一番目に入る場所に飾ってあるのだと感じました。 保存度も重要度に比例しているのかな?
「サン・ジル」と「アルル」とかは、古代ローマ芸術が強く残っていた地域ならではの造形が感じられますよね・・ 実際そうらしいし、石材も古代ローマのものを再利用したりとかもあったり。 写真で見ていても「サン・ジル」はすごく大きいなと思っていました。 でも写真で見る限りで言えばあんまり魅力を感じない、というのが正直なところですが・・ 実際行かれたももんがあまんさんの旅行記楽しみにしています!
ももんがあまんさん、「サン・ドニ」もまたまた最後に寄ったんですね!! わぁ〜それも楽しみです。 修復が終わってやたらと白くなったのをクチコミで書いておきましたが・・ 放送大学の第6回でも紹介されていて、ゴシックの重要な精神を表している言葉が、中央のタンパンの下の扉に書かれています(愚鈍なる精神/愚かなる心 は 物質 を通し 真実 に達する)。 私はこれもとても見たかった部分で去年は修復で隠れていてとても残念でした。
> ロマネスクって、ゴシックに比べれば、教会も小さいですけど、造形も、ドチラカトいうと「チマチマしている」のですね (柱頭彫刻なんかは、特に)、この「チマチマ感」が、結構、細かいことの好きな、日本人の感性に合っているのでは?なんて・・・そんな気が、最近しております・・・あの派手で大げさなバロックなんかは、ちょっと、うんざりする時もあります・・・ハハ・・
ハハハ、、これは同感〜! ”ロマネスクに親しむ”と、ゴシックを超え、バロックあたりにくるとゴテゴテしすぎに見えてきますよね。 ルネサンスはきれいすぎに見えたり^^;
そういえば、ヴェズレーに行く時、列車の中に縦に自転車を置くのを見ておもしろくて写真を撮ったけれど、ももんがあまんさんもそうして列車に自転車を載せたんですね〜! 600ユーロの自転車、最後にパリでなるべく高く引き取ってもらえますように・・と願いながら拝見しちゃいました。 結果は・・最後に出てくるかな?! それも楽しみ^^
そうそう、自転車走行中の道路に亡くなってる動物はちょっと苦手!・・ですが、欠伸する猫ちゃんはのどかでいいですね♪
wiz
-
- コクリコさん 2015/10/10 17:42:39
- 旅は宝探し似ている!
- こんにちは!
カルチェ・ラタンからいきなりボーリューと来ましたか!
旅行記序文の「旅は宝探しに似ている・・・」のくだりは全く同感。
言いたかったことがそっくりそのまま書いてあって、やられた〜と思いました。
「言葉の通じない、知らない土地だからなおさら面白い」ですよね!
パリの建築美術博物館を見学してからよりいっそうロマネスク美術に興味を持ったので、あの美術館は私にとってはかけがえのない美術館です。
行ってみたいなぁ〜公共の交通を使ってどこなら行けるだろうと調べるのも楽しいことでした。
ボーリューのサン・ピエール修道院教会もそのひとつ!
首をかしげ、重そうにタンパンをささえている中央柱に彫られた青年。
美しいかはわかりませんが、可愛いお顔ではありませんか♪
最も古い『最後の審判』と言われている南扉口のタンパンに描かれたキリストはももんがあまんさんが書かれているようにその後の『最後の審判』と違ってまだワンパターン化されてないのが興味深いですね。
両手を広げたキリストと背後の十字架が水平になってる!
磔にされたキリストのようですよね。
衣から透けて見えるおみ足の細いことったら!
扉口の左サイドに描かれているレリーフもモワサックに似ていますよね!
ボーリューがトゥールーズ、モワサックの影響を受けていることが明らかにわかってワクワクします。
モワサックのキリストの降誕や淫欲の罪人のレリーフと構図も似てる!
足がやたら長くてひょろんとしてるモワサックのエレミアやスーイヤックのイザヤとまるで兄弟みたいなレリーフも!
教会内にある洗礼盤も、ももんがあまんさんの今回の旅行記で初めて意識してしっかり見ました。
というのも、クチコミには書きましたけどポワティエのサン・ジャン洗礼堂を見学して初期キリスト教の洗礼堂というものを初めてみたからです。
あのお風呂のような洗礼堂からコンパクトな洗礼盤に移行するんだなぁと、しかと拝見いたしましたよ!
ルネサンスの家の入口の彫刻ですけれど、真ん中にいる人は聖母マリア?
全裸の聖母が踊ってるなんてことありうるのでしょうか?
『最も美しい村』の元祖コロンジュ・ラ・ルージュは以前テレビで紹介されていましたね。
4トラの旅行記も少しですがあって見ましたけれど、ちょっと赤すぎますよね。
でも、この村を観光地にするために赤く塗ったのではなく昔から赤いのだからまあ良いでしょう〜
ちゃんとロマネスクの教会もありましたね。
そうそう、トゥールーズのサン・セルナン教会の扉口の写真撮るの忘れました。
特に重要(?)なミエジュヴィルの門のタンパンの『キリストの昇天』を!
wizさんに教えていただいた放送大学の講義にも取り上げられていましたが、
自分の旅行記にはその写真がなく撮り忘れ、つまり見るの忘れたみたいです(残念)
旅のパートナーの赤い自転車オシャレで絵になってますね♪
- ももんがあまんさん からの返信 2015/10/11 00:11:47
- RE: 旅は宝探し似ている!
- 今晩は、コクリコさん。
> カルチェ・ラタンからいきなりボーリューと来ましたか!
> 旅行記序文の「旅は宝探しに似ている・・・」のくだりは全く同感。
> 言いたかったことがそっくりそのまま書いてあって、やられた〜と思いまし
た。
> 「言葉の通じない、知らない土地だからなおさら面白い」ですよね!
なんていうか、ゲーム感覚で旅をしてると思うことが、度々有ります・・・良く他人には、「ナビ」を使えば便利なのに・・・なんてことを言われることもありますけど、旅というのは、能率よく行けば良いってものでもないですしね、パックツアーじゃないんだし、ナビに連れて行ってもらっても、面白くないような?・・・ハラハラ・ドキドキが面白いのですし、困ったなあ〜なんて言う事も、あとになれば、良い思い出なのですよね。
> パリの建築美術博物館を見学してからよりいっそうロマネスク美術に興味を
持ったので、あの美術館は私にとってはかけがえのない美術館です。
> 行ってみたいなぁ〜公共の交通を使ってどこなら行けるだろうと調べるのも
楽しいことでした。
「建築美術美術館」は素晴らしいですね、勿論、現物を、その場所で見るのが一番なことは言うまでもないですけど・・・あの美術館に関して言えば、単なる予備知識を得るだけではなく、感覚的に訴えるものがあります・・・なかなか、建築について、あれだけの「美術館」は、世界的にも無いのでは・・・?
> ボーリューのサン・ピエール修道院教会もそのひとつ!
> 首をかしげ、重そうにタンパンをささえている中央柱に彫られた青年。
> 美しいかはわかりませんが、可愛いお顔ではありませんか♪
ハハハ・・・確かに・・・教会の人物像と言えば、とかく、ひげ面の聖人が多いんですけど、若いし、「異色」ですね・・・誰なのか、製作者の意図が、イマイチ解らないのが残念です。
> 最も古い『最後の審判』と言われている南扉口のタンパンに描かれたキリス
トはももんがあまんさんが書かれているようにその後の『最後の審判』と違
ってまだワンパターン化されてないのが興味深いですね。
> 両手を広げたキリストと背後の十字架が水平になってる!
> 磔にされたキリストのようですよね。
> 衣から透けて見えるおみ足の細いことったら!
そうなんです、明らかに、良くある「最後の審判」の「パターン」とは、違っているのですね、これに良く似ているのは、wizさんも仰っているように「サン・ドニ」ですけど、「サン・ドニ」は、ずっと洗練されていて、これよりも、新しいものだということは、良く解ります。
> 扉口の左サイドに描かれているレリーフもモワサックに似ていますよね!
> ボーリューがトゥールーズ、モワサックの影響を受けていることが明らかに
わかってワクワクします。
> モワサックのキリストの降誕や淫欲の罪人のレリーフと構図も似てる!
> 足がやたら長くてひょろんとしてるモワサックのエレミアやスーイヤックの
イザヤとまるで兄弟みたいなレリーフも!
ひげとか。髪型とか、衣装とか、とてもよく似てますね、同時代に、多分、同じ職人衆団が作ったんじゃないでしょうかね・・?
> 教会内にある洗礼盤も、ももんがあまんさんの今回の旅行記で初めて意識し
てしっかり見ました。
> というのも、クチコミには書きましたけどポワティエのサン・ジャン洗礼堂
を見学して初期キリスト教の洗礼堂というものを初めてみたからです。
> あのお風呂のような洗礼堂からコンパクトな洗礼盤に移行するんだなぁと、
しかと拝見いたしましたよ!
洗礼盤というのも、かなり巨大なものも有れば、小さな手洗いの、お皿のようなものも有るということで、イロイロありますよね・・・より古い時代のもののほうが、巨大で豪華な気がします。
> ルネサンスの家の入口の彫刻ですけれど、真ん中にいる人は聖母マリア?
> 全裸の聖母が踊ってるなんてことありうるのでしょうか?
正直言って、あれは良く解らないんです・・・でも、右側の人物には、羽が生えてるように見えるし・・・左が「蛇」だとしたら「イブ」かもしれないですね・・・?
> 『最も美しい村』の元祖コロンジュ・ラ・ルージュは以前テレビで紹介され
ていましたね。
> 4トラの旅行記も少しですがあって見ましたけれど、ちょっと赤すぎますよ
ね。
> でも、この村を観光地にするために赤く塗ったのではなく昔から赤いのだか
らまあ良いでしょう〜
> ちゃんとロマネスクの教会もありましたね。
コロンジュのロマネスク教会の「タンバン」、小さいですけど、なかなか味がありますよ・・・村はちょっと赤すぎな気もしますけど・・まあ、個性的ではあります。
> そうそう、トゥールーズのサン・セルナン教会の扉口の写真撮るの忘れまし
た。
> 特に重要(?)なミエジュヴィルの門のタンパンの『キリストの昇天』を!
> wizさんに教えていただいた放送大学の講義にも取り上げられていましたが、
> 自分の旅行記にはその写真がなく撮り忘れ、つまり見るの忘れたみたいです
(残念)
サン・セルナンの「キリストの昇天」、しっかり見てきました、写真にも撮ってきたので・・・次々回の旅行記で・・・・乞うご期待。
> 旅のパートナーの赤い自転車オシャレで絵になってますね♪
ちょっと高級すぎて、予算オーバーになってしまいました、バッグとか、キーとか、イロイロ付属品をつけて、全部で800ユーロ・・・中古にしては、高すぎですよね・・・でもまあいいです・・・パリで自転車を買うのも、多分これが最後かもしれないので・・・大判ふるまい・・・大サービス?
by ももんがあまん
-
- dankeさん 2015/10/09 09:13:55
- 自転車カッコイイです!
- ももんがあまんさん、
今回の書き出しはとても爽やかで、前回の鋭い出だしとは全く異なりますね。緩急をつけられましたね(笑)。
wizさんからの宿題ってこのことだったのですね。wizさん、もももんがあまんさんのこちらの旅行記拝見するの楽しみでしょうねぇ。
自転車、カッコイーぃです!
ヨーロッパは存じませんが、カナダでは自転車は新品はものすごく高いです。こんなにかっこいいのだったら軽く10万はこえそう。でももももんがあまんさんの足、ですものね、大切大切。
ところで暑い中20キロも自転車で走ったら普通の人(私)は倒れます。2年間グータラされてたとは、旅行前に自転車を全く乗らなかった、運動しなかったのですか?それで毎日こんなにフランスで走るなんてすごいです。でもそんなこんなで素敵な宿と美味しそうなステーキの夕食にありつけたのてすね(^o^)!添付して頂いたトリップアドバイザーの宿の評価を見てみましたが、21件レビューの全てが5ってすごいと思います。しかも20ユーロって巡礼地の宿の基準では高いのですか?
私の知人は新婚旅行で ドルドーニュ川一帯に行ったくらい、イングランド人をはじめ人気なことがあり、風光明媚なところばかりですね。いいなあ〜行ってみたいなあ〜。
- ももんがあまんさん からの返信 2015/10/09 19:19:11
- RE: 自転車カッコイイです!
- Bonsoir dankeさん。
> 今回の書き出しはとても爽やかで、前回の鋭い出だしとは全く異なります
ね。緩急をつけられましたね(笑)。
ハハ・・・あまり考えてないのですけど・・・怒ってばかりだと、疲れますのでね・・・ハハハ・・・
> wizさんからの宿題ってこのことだったのですね。wizさん、もももんがあま
んさんのこちらの旅行記拝見するの楽しみでしょうねぇ。
次の次辺りで「モワサック」の教会に行きます、宿題とは「ボーリュー」と「モワサック」と、「トゥルーズ」の教会の「タンバン」を見ることなのですね・・・ロマネスクのタンバンの三つの絵柄「最後の審判」「黙示録の四獣」「キリストの昇天」という有名な、三つのパターンがあるのですけれど・・・実は、この三つのパターンの、最古の作品が、この三つの町の教会の「タンバン」なのだと、wizさんに教えていただいたのですね・・・ずいぶんと、あちこちのロマネスク教会を見てきたワタクシですけれど・・・その一番、原点というのを見ていない・・・と言うことが解ったので・・・最後のフランスの旅で、見ておかないと・・・と言うわけなのです・・・
> 自転車、カッコイーぃです!
> ヨーロッパは存じませんが、カナダでは自転車は新品はものすごく高いで
す。こんなにかっこいいのだったら軽く10万はこえそう。でももももんがあ
まんさんの足、ですものね、大切大切。
格好も良いんですけど、すごく軽量なんですね、今まで乗っていた「クロスパイク」タイプも、そこそこ軽いんですけれど、それよりはるかに軽いんです。
> ところで暑い中20キロも自転車で走ったら普通の人(私)は倒れます。2年間グ
ータラされてたとは、旅行前に自転車を全く乗らなかった、運動しなかった
のですか?それで毎日こんなにフランスで走るなんてすごいです。でもそん
なこんなで素敵な宿と美味しそうなステーキの夕食にありつけたのてすね
(^o^)!添付して頂いたトリップアドバイザーの宿の評価を見てみましたが、
21件レビューの全てが5ってすごいと思います。しかも20ユーロって巡礼地の
宿の基準では高いのですか?
巡礼宿っていうのは、「サンチャゴ・で・コンポステーら」へ向かう、巡礼路には、結構、当たり前にある宿で、結構たくさんお世話になりました、普通の民家で、信仰深い人たちが、ボランティアでやっているというのが基本らしいのですけれど、商売でやっているのも、そこそこあります・・・ボランティアの場合だと、宿代は「心づけ」ということもあり、その場合は、5ユーロ程度という宿もあります、でも普通は、10〜15ユーロ前後ですね、コロンジュは、「フランスの美しい村」発祥の村なので、観光客も多いし、20ユーロなら、十分に良心的だと思います。
> 私の知人は新婚旅行で ドルドーニュ川一帯に行ったくらい、イングランド
人をはじめ人気なことがあり、風光明媚なところばかりですね。いいなあ
〜行ってみたいなあ〜。
ドルドーニュ川流域は、フランスの夏のバカンスとしては、結構、ポピュラーな土地のようです、3年前のフランス旅行では、このあたりをたくさん廻りましたけど、「美しい村」も多いし、穏やかな川では、ボート遊びに興じる人々が、とてもたくさんいました・・・良いところですよ〜。
by ももんがあまん
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