貴族になって食べる宮廷料理・ベトナム（エンシェント・フエ）

2015/06/18 - 2015/06/23

かっての王宮があった街ということで、お昼には宮廷料理を食べることになりました。
貴族の館をレストランにしたところで、ここはホイアンのANCHIENTO FAIFOと同じ経営者のようです。
最初は料理だけを頼んでいたのですが、現地の踊りや音楽を聴きたいという先生からのリクエストで、
食事を取りながら音楽を聴くというスペシャルコースとなりました。
行く前に届いたレストランのパンフレットをみると、私たちも昔の貴族の衣装に変えて食事をいただくようです。
ワー楽しみ。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: タビックスジャパン

街の郊外の緑の多いところにそのレストランはありました。
立派な門構えの入り口です。

中のお庭も広くて、木立の間に建物が見え隠れしています。

一つの棟に案内されました。

ここで、王様とお妃様、客人の服装になりました。
衣装はとてもよく出来ていて、着ている洋服の上から羽織って、冠をかぶって出来上がりです。
化繊なので、結構暑いです。

部屋の外には立派な飾り物もあり、気持ちは王朝時代にタイムスリップです。

衣装を着て入り口近くの広場に勢ぞろいです。
客人の帽子は今でも、正装のときにかぶられているようです。

庭を太鼓などのお囃子に先導されて、会場まで歩きます。
皆ですれば怖くない、で結構面白いです。
特別コース以外で、王宮料理だけでも食べられますので、昼食に来ていたお客様も行列が観れて大喜びでした。

玉座がある特別な部屋に通されました。
野菜の彫刻で造られた置物が美しく飾られています。

暑いので、部屋に入ったら衣装を脱いで、宮廷音楽を聴きながらお食事です。

一番右端の方は杯を重ねて、カスタネットのように細かく打ち合わせて音を出すのですが、鈴の音のようでした。

前菜は春巻きなどが乗った一皿です。
このお皿もカービングで飾られています。
韓国で宮廷料理を食べた友人は美味しくなかったといっていましたが、この宮廷料理はとてもいいお味です。

蓮の実入り鶏肉のスープのあとには、エビペースト乗せサトウキビとタイガー海老フライ

牛肉のグリル

チキングリルや宮廷風野菜炒め、５種のスパイス蒸し魚が出て、蓮の実入りご飯といろいろフルコースです。

最後にさっぱりした蓮の実のデザートで閉めでした。

食後はカービング師の方が来て、野菜で花を造るパフォーマンスを披露してくれました。

緑の多い邸宅で、昔へタイムスリップ、ゆったりと昼食を楽しむことが出来ました。