2015/01/27 - 2015/02/01
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trip232015さん
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かねがね、以前は『大英帝国』と呼ばれた国へ行ってみたいと思っていました。
特に、世界史の総集編みたいな大英博物館にはいろいろな歴史が詰まっており、少年の頃の行ってみたい憧れの地のひとつでした。例えば、高校の授業だったでしょうか、「紀元前200年頃の石碑に彫られた文字を、約2000年後にフランス人が解読した」というのを聞いて、「どんな文字なんだ?」、「どうやって解読したんだ?」と興味津々で、それが「”大英博物館”なるところへ行けば見られる」とも教えてもらいました。
以来、数十年が経過して、少年の頃の憧れもだいぶ色褪せてきましたが、たまたま目にした割安航空券の宣伝に乗せられて出かけることにしました。
初めての『大英帝国』、何でも見てやろうとナショナル・ギャラリーと蚤の市にも訪れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
”おのぼりさん”としましては、先ずは2階建てバスとクルーズでロンドン市内一周観光をし、レストラン「シャーロック・ホームズ」でロンドン名物のフィッシュ&チップスの昼食をいただきました。
店を出て北西方向に100mも歩くと、ここに来ました。トラファルガー・スクエアとその奥の階段を上ったところにナショナル・ギャラリーが見えます。 -
ここにはルネッサンス前から後期印象派までのヨーロッパ絵画が約2000点も収集されているのだそうです。全部をじっくり見たら一日中でも足らないといわれています。そこで、ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった教科書にも出てくる巨匠たちの作品を抜粋し、どこにあるのか部屋番号もあらかじめ調べて、さて出陣です。
第1号は、「レベル 2-45」にある、ゴッホ『ひまわり』です。これは、1888年8月(まだゴーギャンが来る前)のアルル時代に描かれた作品だそうです。他のゴッホ作品には『椅子』(ゴーギャンがアルルから去った後の12月に描かれたという)などが展示されていました。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
-
ルノアール『 タンバリンを持つ踊り子 』(レベル 2-44:写真の左側)です。
ロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵のルノワール作品と言えば『雨傘』が有名ですが、今回見当たりませんでした。 -
スーラ『アニエールの水浴』(レベル 2-45)です。
1884年、スーラ25歳の時の作品だそうで、彼は31歳の若さで亡くなってしまいます。この川はパリの郊外にあるそうですが、のんびりとほのぼのとした感じがして落ち着きます。 -
クリムト『ヘルミーネ・ガリアの肖像 』(レベル 2-46)です。
1904年の作品だそうですから、かの有名な『接吻』より 3〜4年前、クリムト42歳の時に描いたことになります。 -
ターナー『最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦「テメレール」号』(レベル 2-35)です。
イギリスの画家と言えばターナー、その代表作『雨、蒸気、スピード』を見たかったのですが、展示されていません。代わりにこの絵がありました。1838年、トラファルガー海戦に参加した戦艦テメレール号が、役目を終え解体されるために曳航されるのを、ターナーが別の船上からこの光景を目撃し描いたものだそうです。 -
ルーベンス 『Portrait of Ludovicus Nonnius』(レベル 2-28)です。
「Ludovicus Nonnius」というのはルーベンスの友人の一人だそうです。医者かつ古物収集家のようで、ルーベンスの美術品収集家としての趣味と一致していたようです。 -
レンブラント『自画像』(レベル 2-23:写真中央)です。
レンブラントの『自画像』は50〜60枚に及ぶと言われており、この絵の年齢はわかりませんでしたが、20代後半ではないかと思われます。 -
ラファエロ『ローマ教皇ユリウス2世の肖像』(レベル 2-8)です。
1508年、ローマ教皇の招致を受けてラファエロはローマへと転居し、その時にこの絵を描いた。ラファエロの肖像画の中でももっとも高く評価されている作品のひとつだそうです。 -
ボッティチェリ『ヴィーナスとマルス』(レベル 2-58)です。
ウフィツィ美術館の『春』と同様に、ギリシア神話の愛と美の女神ヴィーナスをテーマにした作品で、一方のマルスは軍神だそうですが、いかにも疲れ果てて横たわっています。 -
ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』(レベル 2-57)です。
この絵は、パリのルーブル美術館にも構図の類似した絵があります。これはTVドキュメンタリーの受け売りですが、手前の子供に光輪がついているのは、スポンサーである教会からの指示で不本意ながら書き直したものとの説があるそうです。
本当に駆け足で廻ったのですが、もう、閉館間近になっていました。
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ここが彼が推薦してくれたレストラン「ルールズ」の内部です。
今日はイギリス料理でも食べて帰ろうと思い、朝、出かける前にホテルのコンシェルジェに相談したところ、昼前に「予約が取れました」と携帯電話で連絡してきてくれました。ナショナル・ギャラリーを出て、コベントガーデンの方へ向かって500mほどでしょうか、名画を見た興奮を冷ますのにはちょうど良いくらいの距離でした。
さっき見てきたばかりのターナーの絵が飾ってあり、全体的に落ち着いた気品があります。フィレ肉をごちそうになりましたが、前菜の牡蠣もおいしくいただきました。
帰りは、コベント・ガーデン駅から地下鉄で帰りました。ルールズ 地元の料理
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大英博物館が見えてきました。
地下鉄「ホルボーン」駅から歩いて数分の距離です。博物館前のこの通りにはコーヒー店、お土産屋さん、パブが並んでおり、博物館の見学の途中に一休みできます。(入場料が無料なので、出入りは気になりません。もちろん、中にもレストランや売店があります) -
入り口を入って左側にあるクロークに荷物を預けてまっすぐ行くと、屋根付きの広い中庭に出ます。
ここには売店や休憩所があり、なにせ「じっくり見たら3日間はかかる!」と言われるほどの広さと展示物の量ですので、ベンチで休んでいる人もたくさん見られます。
例によって、予め「どうしても見たい10点」を絞り込んで、ルートを決めての出発です。
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女性カテベトのミイラ(Level 3 展示室 63)です。
エジプトのテベスで発見された紀元前1300年頃のミイラで、年配の女性で、神に仕える音楽家として儀式の際には歌を歌ったり演奏したりしたと考えられているそうです。
でも、約3300年も前の、王様でもない人の名前までどうやってわかったんでしょうね。 -
ウル王朝のゲーム(Level 3 展示室 56)です。
世界最古(紀元前2600年頃)のボードゲームの一つだそうです。最初は遊び方が分からなかったのですが、1枚の粘土板が発見され、それにルールが記されていたのだそうです。一種の双六のようなもののようです。
日本では、神武天皇即位が紀元前660年ですので、その伝説よりも2000年も前にこんなゲームをして遊んでいた人種( シュメール人)がいるなんて、、、。 -
ルイス島のチェス駒(Level 3 展示室 40 )です。
スコットランド西部のルイス島で発見された11世紀ごろに作られたチェスだそうです。チェスは、11世紀末にはヨーロッパの貴族階級の間ではポピュラーなゲームだったそうで、これはノルウェーからアイルランドに渡ってきたものと考えられています。
今、これが日本に来ているようですね。 -
パルテノン神殿彫刻(1階 展示室 18 )です。
紀元前440年頃のアテネのパルテノン神殿の彫刻で、パルテノン神殿はアテネの神々にささげるために造られた神殿で、その大きさや大量の白い大理石は、アテネ市の富と力を誇示したものだそうです。 -
ロゼッタストーン(1階 展示室4 )です。
とうとう少年の頃の夢が叶った瞬間です。すごいと思いませんか、これを解読するなんて。
もともとあったのはロゼッタ(エジプト)、発見したのはフランス人(軍人ピエール・クジャール)、解読したのもフランス人(シャンポリオン)、それがここにあるのは、ナポレオンがイギリスに負けたから。
大英博物館は大英帝国の遺産なのですね。 -
今夜は本場のミュージカルを見て帰ろうと思います。
大英博物館近くのバス停で2階建てバスに乗り、チャイナタウン入口にあるバス停で降りてしばらく歩くと、この通りに来ます。プリンス・エドワード劇場では『ミス・サイゴン』を上演中です。
チャイナタウンで夕食をとり、このミュージカルを見て、レスター・スクウェア駅から地下鉄でグロスター・ロードのホテルに帰ったのは夜の11時ころ。興奮冷めやらぬ1日が終わりました。 -
土曜日の朝11時前のポートベロー通りの入口です。
ノッティング・ヒル・ゲート地下鉄駅の出口から地上に出てきた人々は、みなさんほぼ同じ方向に歩いて行きます。目指すはポートベロー通りの蚤の市です。
ポートベロー通りに入るとすぐ数軒のお土産屋さんが続きますが、そのあとはしばらくは、かつての高級住宅(かつてはロンドン西部の閑静な高級住宅地だったそうです)が続きます。 -
ここから本格的なストリート・マーケットが始まります。
数人の学生たちがア・カペラ・コーラスで出迎えてくれました。そこが両側に屋根つきの店とストール(露店)が延々と続くマーケットの入り口でした。土曜日に行ったのですが、絵画、陶器、金属や木製の食器などのアンティークはもちろん、衣料品、食料品、日用雑貨など何でもありそうで、老若の、多国籍の、特に女性がごった返していました。 -
屋根つきの店の中に入ってみました。
所狭しと骨董品が並んでいます。店の入り口近くには絵画の、中ほどには陶器の骨董屋があります。 -
こんな様子が延々と南北2キロにも及びます。
パリのクリニャンクールに次ぐ世界第二の蚤の市だとか、1日ではとても見切れません。ロンドンには大小合わせれば60以上のマーケットがあるそうです。
今日でロンドンとお別れです。これから地下鉄ピカデリー線でヒースロー空港に向かいます。
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この旅行記へのコメント (3)
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- romitanさん 2016/10/02 20:56:30
- 素敵な旅行記ですね
- 来年1月にイギリスに行こうとおもいます。
寒さはどんなですか?
普通に日本と変わらないくらいでしょうか?
- trip232015さん からの返信 2016/10/03 16:17:08
- RE: 素敵な旅行記ですね
- 読んでいただき、ありがとうございました。
ご質問の寒さの件ですが、東京と較べてほぼ同じか、やや寒めと言ったところでしょうか。
この時期の服装としましては、曇り・霧・小雨の多いロンドンの街歩きでは、ダウンコートやフード付きジャンパーの人が多いようです。
晴れた日の日中ともなれば、特に若い人たちに、ビジネスコートあるいはジャケットだけの姿を見かけることもありました。
楽しいイギリスの旅になりますように。
- romitanさん からの返信 2016/10/04 21:22:08
- RE: RE: 素敵な旅行記ですね
- 早速返事をいただきありがとうございます
楽しんできます〜〜^^
> 読んでいただき、ありがとうございました。
> ご質問の寒さの件ですが、東京と較べてほぼ同じか、やや寒めと言ったところでしょうか。
> この時期の服装としましては、曇り・霧・小雨の多いロンドンの街歩きでは、ダウンコートやフード付きジャンパーの人が多いようです。
> 晴れた日の日中ともなれば、特に若い人たちに、ビジネスコートあるいはジャケットだけの姿を見かけることもありました。
>
> 楽しいイギリスの旅になりますように。
>
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