アラフォー女一人旅 in ハノーバー

2015/09/16 - 2015/09/22

9/17、18にハノーバーで行われるインターナショナルミーティングの招待状が来たとき、カレンダーを見て、にんまり。
なんとシルバーウィークの直前ではないか！
ということで会議の後足早に帰国する人たちを横目に2泊延泊し、プチ北ドイツ旅行を楽しんできました。

本社がハノーバーにあるため、すでにハノーバーに行ったことのある同僚は、皆口々に「何もない田舎町」だと言ってましたが、そんなに田舎でもなく、写真にある市庁舎は一見の価値アリでした。
わざわざ観光に行くほどの街ではありませんが、ハノーバーは交通の要衝。
列車の乗継の合間にショートトリップするくらいがいい感じです。
ドイツ語表記だけで英語の案内がないのが不便でしたが、英語で話しかけると英語で答えが返ってくるのは心強かったです。

エリア ハノーバー(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

9/16
成田からフランクフルトで乗り換え、ハノーバーへ向かいます。

ホテルはシェラトンペリカンホテルハノーバーです。
万年筆で有名なペリカンの工場跡地です。

Sheraton Hannover Pelikan Hotel ホテル

工場跡地のため、部屋の作りがユニークだそうです。
ドアを開けるとすぐ階段があり、左手が洗面台、階段を上るとベッドがありました。

洗面台。奥がシャワーブース。バスタブはありません。
シャワーブースは大柄なドイツ人には狭いんじゃないかと思うくらいのスペースです。
シャンプー等を置くラックがないのも不便でした。
ボディシャンプーだけは固定されていました。

収納スペースはやたら充実してます。
アイロンも入ってました。
ハノーバーはメッセの街だけあって、ビジネスマンが多いのでしょう。

ライティングテーブルは広く、コーヒーマシーンもありましたが、スリッパはありませんでした。
田舎の5つ星ホテルだからか、ゴージャス感がないのがちょっとがっかりでした。
Wi-fiは1時間4ユーロ。
今時、別料金なのかとびっくりしました。
翌日、同僚にフロントロビーならタダだと教えてもらいました。

部屋からの眺め。
もう19時過ぎてるのに、日本に比べ日が長いです。

疲れていたのでルームサービスを頼みました。
一見普通のパスタですが、生の刻み長葱が入ってました。
パスタに長葱ってドイツでは普通なのでしょうか...
既成概念を取っ払い食べてみましたが、やっぱりネギの主張が強くて微妙な味です。
トマトソースのパスタにもハズレがあることを学びました。

9/17
朝食は至って普通です。

まだ時差ボケで朝早く目が覚めたので、朝食後、ホテル周辺をお散歩しました。

ホテルの建物は趣があります。

あちこちにペリカンが描かれています。

看板も。

ホテルの前の大通り。
Uバーンが走ってます。
9月中旬でもドイツはかなり寒いです。
日本より1か月先くらいの感じと聞いていましたが、地元の人は寒がりなのか、厚手のジャケットやセーターなど東京の12月初旬くらいの服装でした。

ホテルに戻ると会議受付の準備中で、顔見知りのドイツ人同僚に会いました。
参加者が120名以上と規模が大きかったので、本社ではなくホテルで2日間インターナショナルミーティングが行われたようです。

9/18
会議を終えた後、ようやくフリータイム。
地球の歩き方北ドイツ編を買いましたが、ハノーバーは載ってませんでした。
ホテルでもらった大雑把な地図を片手にとりあえず、中心地へ行ってみます。
中心地近くになると、Uバーンが地下にもぐり、地上に出たときには方角が全く分からなくなり、適当に街歩きを始めました。

どこだかよくわかりません...

古そうな建物を目指してなんとか旧市街にたどり着き、ようやく地図上でどこにいるのかわかりました。

ハノーバーの旧市街も木組の家がきれいです。

旧市街のはずれです。
市庁舎を見に行きたかったけど、地図を見るとOld Town HallとNew Town Hallがあり、迷いましたが、Newのほうが大きかったので、そちらを目指して旧市街をでます。

フリードリヒの城壁跡を超えてみましたが、市庁舎らしきものが見えません。
とりあえず、赤と緑の蔦の張った趣のある教会がありました。

やっぱりOldの方だったのかも…と諦めて帰ろうかと思ったとき、ようやくあの緑色の屋根が見えました。
屋根を目指して、ようやくたどり着きました。
大通り側から見た市庁舎です。

市庁舎 （ハノーファー） 現代・近代建築

市庁舎の中。

一部しか見られませんでしたが、内装もきれいです。

そして、市庁舎でのおすすめはエレベータに乗ること。
入り口で3ユーロのチケットを買って、まずは普通のエレベータで上に上がります。
ここで順番を待って本命のエレベータに乗り換えます。
店員は係員を合わせて6人。
金曜の午後ですが30分くらい待ちました。

ようやく順番が来ました。
ガラス張りのカゴを見上げると、レールがゆっくりカーブしています。
建物の形に添ってエレベータの軌道が曲がっているのです。
上昇するにつれ体が右に左にと動き、ちょっとした遊園地のアトラクションのような面白さがあります。

塔の上に登ると、眺めもなかなかいいです。
自然豊かな街ですね。

旧市街方面です。

東京に住んでると高層ビルがないことに感動です。

市庁舎の中庭。

結婚式らしき人だかりが見えました。

エレベータを降りて、沼側にまわりました。

あの塔の上にさっきまで居たんですね。

また旧市街に戻ります。

人気店のようなので中心地にあるこの店で夕飯を取りました。
チェーン店みたいで、他でも見かけました。

ずっとパーティ続きで胃が疲れていたので、お野菜の補充を目当てに軽めの夕飯です。
ブルスケッタ、ほうれん草のチーズ焼き、マッシュポテトのコンビプレート。
特にブルスケッタがおいしかったです。

9/19
シェラトンでの最後の朝食をとりました。
会議の出席者もみんな帰ったようで、一人でのんびり朝食です。
今日から完全にフリータイムなので少しだけスパークリングワインをいただきました。

交通の便を考えて、中央駅近くのインターシティホテルに移動しました。

インターシティホテル ハノーファー ホテル

いたって普通のシティホテルです。
部屋はゆったりしていてよかったです。
Wi-fiフリーで、3ゾーンまでの公共機関のチケットがついてきます。
この日はブレーメンに日帰りで行ってきました。
詳しくはブレーメン編で。

http://4travel.jp/travelogue/11058101

ブレーメンからハノーバーに戻り夕飯にしました。
胃に優しいものがいいと思い、ベトナムフォーのお店に入りました。
ハノーバーは中華料理は元より、和食、タイ料理などもみかけました。
ところが、このフォー、ものすごーーく八角臭い。
フォーってこんなに八角入ってたっけ？？っと思いながら食べましたが、そういえば、本場のベトナムでフォーを食べたことがないのに気づきました。
本場の味はどうなんでしょう...

夜、ホテルでシャワーから出ると、大きな音がしました。
カーテンをあけると、なかなかいい位置に花火が見えました。
インターシティは6階の部屋でしたが、これでも建物が高い方で遠くの花火もさえぎるものがなく、よく見えました。
そして、写真にはうまく収まりませんでしたが、ライトアップされている市庁舎の屋根が見えました。

9/20
この日はゴスラーにプチ旅行です。
ハノーバー駅から出発します。

ホテルの朝食は付けなかったので、電車を待つ間、駅のフードコーナーでカレーブルストを注文しました。
今回ずっと食べてみたかったのがカレーブルストでした。

カレーブルストはファーストフード的なものだそうで、レストランではあまりでないようです。
ソーセージにカレー粉とケチャップが乗ってるだけなのに、すごくおいしかったです。

ゴスラーから夕方ハノーバーに戻りましたが、日曜日でデパートはお休み。
暇だし、せっかくホテルからもらったフリーチケットを使おうと思い、Uバーンで市庁舎にきました。

一昨日は疲れて沼を渡るのをあきらめたので、今日は散歩がてら沼の対岸まで来ました。
こちら側のが時計がきれいに見えます。

沼を挟んだ写真もなかなか素敵でしょう？
ここまで来たら、夜景も見たい…

ということで近くのレストランで時間をつぶします。

コーヒーを飲んで待ちますが、なかなか暗くなりません。

おなかも空いて来たので、夕飯もここで取りました。
パスタを注文すると、今度はきざんだ万能ねぎがちりばめらています。
よく見ると長葱も入っている。
ドイツでパスタは頼んじゃいけないな、と思いながら食べたら、ここのは中々イケました。
パンにつける自家製のサワークリームもおいしかったです。
ワインも希望通りの味だったし、ドイツ最後の晩餐は当たりでした。

ようやく日が暮れたので、レストランを後にし、夜景の写真を撮ります。

さすがに夜は人通りが少ないのでちょっと怖かったですが、ライトがともされた市庁舎は美しいです。
一見するとお城みたいですね。

足早にUバーンの駅に向かいます。
ちょっと遠回りだけど、明るい大通り沿いを歩いていたら、急にギリシャ風の建物が現れました。
どうやら美術館のようです。

これでハノーバーの旅はおしまいです。
あまり見る所もないので、次回の出張はハノーバーじゃないドイツの都市がいいなぁ〜

この旅行記へのコメント （2）

• 鼻毛マンさん 2015/09/23 07:36:44

  あれれ？

  ハノーバー出張の荷物持ちオファーを待っていましたが、もう行ってきてしまったみたいでがっくりです。
  出張だとシェラトンに泊まれるんだ〜
  いいなー
  僕はシェラトンじゃなくていいから、次の出張はオファー首をキリンにして待ってますね。
  ブレーメンでは音楽隊に出逢えましたか？
  ゴスラーでは僕のような素敵な男性がそばにいなくて淋しくなかったですか？
  日本はまだまだ暑いです。
  気候の変化にがんばってついてってくださいねー
  
  鼻毛マンより

  Mugieさん からの返信 2015/09/23 14:59:59

  RE: あれれ？

  鼻毛マンさん、こんにちは。
  
  > ハノーバー出張の荷物持ちオファーを待っていましたが、もう行ってきてしまったみたいでがっくりです。
  
  残念ながらお供をつける予算は取れませんでした...
  2泊延長したらエアーチケットが上がっちゃって、差額を自腹で払うことにしましたが、経理ではこんな処理した人今までいないと渋い顔をされ...ケチケチな会社です。
  
  ゴスラーはとてもよかったです。
  写真をいっぱい取ったので近いうちにアップしたいです。