2015/09/08 - 2015/09/13
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Pontakaiさん
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前回のレポートは「格安航空で上海に入るまでと夜景の上海」を中心にしましたが、今回は短日の上海滞在中歩いてみた先々の街の姿、人々の姿を中心に記します。
上海市内の移動は地下鉄と徒歩によるものです。旧時代に造られた庭園や偉人を讃えた公園などはすべて観光客を呼ぶために管理され再建修復されたものがほとんどです。それらの中身の紹介は別の稿に譲ることとして、ここではいわゆる観光名所の紹介ではなく、そこに行くまでの間に垣間見た上海市民の日常の姿や街の姿を中心に記してみます。
政府の肝いりで超現代的なハイテクビルや現代的な高層住宅が立ち並ぶ一方で、旧来の街の姿が一部残っているところもあります。いろいろな意味で混在する上海の姿を見ることが出来ます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜景の写真を入れたのは、川沿いの外灘側の散歩道にしても対岸の浦東・浜江大道にしても夜9:00頃までは大変な賑わいを見せますが、それを過ぎると急速に人数が減ることを記したかったからです。
日本のように深夜まで地下鉄やタクシーが自由につかまえることができるわけではなく、10時を過ぎると急に街は静かになりはじめるからです。 -
その代わり、朝は早い上海です。公園や大通りのビルの出入口の広いスペースには高齢者だけでなく、中年層までが太極拳をしたり、エアロビクス体操をしたり、また社交ダンスの練習をしたりしています。
ビジネスアワーになるまでのフリースペースをみな有効に使っているという訳です。 -
バスや自動車が何車線にも走るいわゆる大通りに交差する小路(2車線くらいの幅の道)には古い町並みが多々残っています。錯綜した電線や竹で編んだ建築用の足場組とか市民生活の一端が見える光景があります。
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旧式庭園で有名な豫園へ行く途中の路地裏の道に沿った壁にはこんな絵がありました。
このての壁画とかスローガンや落書きはほかでは一切目にしませんでした。 -
昔ながらの中国式の家屋がまだ残っていました。こうした建物は最近の観光客のために復元された建物ではなく、普通の市民が生活している場です。
これに対して、旧様式の建造物が軒を並べる豫園商城街は観光用に整備再建されたものです。 -
豫園商城の外側の道路沿いの建物です。この時間はまだ開店時間になっていないのでほとんど観光客はいません。10時を過ぎる頃にはもう人、人、人の雑踏の場となります。
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豫園商城内にある小籠包で有名な南翔饅頭店に並ぶ人々です。わたしもならんで買って食べました。販売時間が限定されていて11:00になるともう買えないということになるらしく、順番待ちの列の取り合いみたいなこともおきていました。
中国の人はあたり構わず大声で怒鳴りあいます。ちょっと大人気ないのですが、どうもそういうもののようです。
期待していた味の方ですが、酢醤油を商品受け取り場で掛けてから食べるのですが、わたしにはそれほどの味とは思えませんでした。 -
新天地にある第一回中国共産党代表大会が開催された記念館を訪れる途中その近くにこんな高級乗用車が停めてありました。
BENZ,VWのドイツ車のほかにも欧州の高級車のディーラー店舗があちこちにありました。 -
かと思うと、人民広場駅の地下道には地方から出て来て居所がなくなったのか?ホームレスのような人が寝ている光景も。上海では珍しい光景でした。ほかに物乞いはいましたが……
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ホテルではWiFiが独自に使えるのが普通ですが、街を歩いていても公衆無線ランとして電話ボックスの近くに行くとだれでもフリーWiFiを使えます。
中国のスマホ用のSIMを持たない観光旅行者にとっては役立ちます。最初は簡体字画面がでてちょっと慌てましたが…… -
路上で靴とか革製品の修理をしている人がいました。なんとなくヴェトナムを思い出します。
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中国を代表する近代の文人、魯迅の旧宅を訪れた時付近にこのような建物がありました。日本式家屋の屋根とアーチ型の煉瓦造りの建物にちょっと惹かれました。
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衝山路にある国際礼拝堂を訪れた際にあった外国人用?のクラブ店舗と街路樹の枝落としに注目しました。三叉型になるように剪定、伐採していることが分かります。なかなかおしゃれな街です。
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平日昼間の南京東路歩行街です。夜ほどの賑わいはありませんが、平日でも多くの人々が歩いています。
この道はいわゆる歩行者天国となっています。 -
昼間の東方明珠塔です。この日は曇っていたので余計にそう感じたのかもしれませんが、夜のあの煌めく姿に比べてなんと貧相な……という感じ。青空の下となればまたイメージは変わるかもしれません。
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ところが曇っていても雨でもこの塔は大人気。展望台見学用の切符売り場は大混雑の様相でした。
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街の中にはまだこんな荷持の積み方をしてバイクを運転する人が……上海のイメージと違うような……
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ニューヨークで言えばソーホーに相当するようなM50という芸術家区域に行く途中の光景です。
道に沿った工事現場の灰色の壁にグラフィティ(落書きアート)が競うように描かれています。かれらも他人の描いた上へどんどん描いているようです。
M50は現代(前衛)作家がアトリエ、工房を構えて創作や作品の展示をしているところです。この写真はM50区域ではありません。 -
そんな地域のせいか、モデルを使った写真撮影も行われていました。
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ビジネスアワーの上海の道路はきれいです。清掃が行き届くからです。早朝の時間帯は特に裏通りでは生ごみや残飯などが捨てられていて、悪臭がします。
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上海では公共トイレも整備されています。一番間違いないのは大通りの大きな店舗のトイレを借用することです。
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地下鉄車内では大声を出して喋っている人もいますが、若い人たちほど黙々とスマホやiフォーンに夢中になっているのは日本と同じ。
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上海で最初に驚かされた(呆れた)ことは地下鉄への上下車時のことです。夜のラッシュアワーに重なっていたためか、整列乗車、下者優先などおかまいなく乗車口に殺到し、人を押しのけて乗ろうとしている中高年の女性が何人もいました。その上、足を踏んだのと口喧嘩までしている始末。お笑いですね。
政府は写真のような呼びかけ啓蒙をしているようですが……若者達はどんどんソフィスティケートされて行くようです。数年後にはみな整列乗車をするようになっていることでしょう。地下鉄安全式ホーム乗降口での標語です。
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