十二湖から白神の森

2015/09/07 - 2015/09/11

フェリーは秋田港５：２５着岸
タクシーで最寄のＪＲ土崎駅で、秋田から乗ってくる友人を待つ間に
朝食のパンを食べる。

以前、計画を立てながら出発直前に息子が入院して、不参加。

ちょっと悔しい思いをした五能線にリベンジの日が来た。

東能代で五能線に乗り換え次の目的地十二湖へ。
途中岩館で単線電車のすれ違い待ち。

ホームでぶらぶら。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

十二湖駅前に来た乗り継ぎバスは、すでに満席状態。
夏休みも過ぎた平日なのに……　ちょっとびっくり

終点の青池で降りると、池まで１０分足らず。

みんなが目指す池は思ったより小さく浅い。

それでも神秘な色をたたえていた。

もちろん、観光客も多い

雨の様相を裏切り(ラッキーだけど)

陽にきらめく神秘の池

水底の苔までひときわ美しい

青池と別れて鶏頭場の池のふちを巻き
大崩山へ

ここからは登山者の世界

大崩山頂まで２時間強

途中の崩壊地の崖上から日本海が見えるらしい。

今日の目的はそこまでで終わり。

言い訳っぽいけど、
体調不良で医者が渋〜い顔をするのを無視して出かけてきた。

たぶん、みんなに付いてゆくのは無理

花の写真を撮りながら一人で白神の森を満喫しながら
テコテコ歩く。

熊さんこんにちは、話せばわかる　ってそんなことないか

熊に遭遇しなかったけれど、リスが大慌てで森に駆け込んでいった。

紅白のミズヒキソウの乱れ咲き

赤はどこにでもあるので、今回は白のみＵＰ

トリカブト

オオバショウマ

ちょっと時期の過ぎたアケボノシュスラン

ハナビラタケ……かな？

これも疲れ果てたオオバギボシ

わたし状態

こちらはたっぷりとしたサルノコシカケ

子ザルなら２匹いけそうな

ユキザサも赤い実をつけて。

この葉は柔らかいうちなら天ぷらでいけます。

こちらはサラシナショウマ。


そんなこんなしながら稜線に近づくと、ひとりリタイアして
下りてきたので、２人で引き換えす。

登山口でタウンシューズの女性が「２．７キロだって。行こうよ」
と歩きたそうにしていた。

危険な痩せ尾根を越えなければならない。展望の良い大崩崖往復でも２時間たっぷりと言うと
未練たらたら諦めた。
　
山道をキロ数だけの表示はまずいかも。

それから２時間池めぐりをしながら山道を日本キャニオンに着いた

キャニオンの崖は遠くて木立も邪魔で、白いテント地に紅茶をこぼしたようにしか見えないので写真は消した

また満員バスに揺られて今夜の宿　ウェスパ椿山に向かった。

不老不死温泉とどちらにするか悩んだ宿だ

石造りのコテージです。　これは隣の玄関

だって私たちの玄関はマメな人が洗濯物を干しているから

コテージの裏は海です　

はてもない日本海

日本海だって大海原です

コテージの裏から見た夕映え

お風呂もレストランんも専用別棟

お風呂に行きたい、レストランに行きたいとフロントに電話をすれば
お迎えの車が来る。

展望風呂は、先客の女性が一人　

湯船の中で盛んにシャッターを押していた。

「だれもいなかったので」

いえいえ、ちっとも構いません。私だってスマホを持って来ていれば
絶対ここから写真を撮ちゃいます。

そんな訳で、目もくらむ絶景とヌードはお預け

レストランで、ふと庭を見れば、壮大なファンタジーが始まっていた。

空腹なんかどこかに行ってしまって、フランス窓から庭に飛び出した

レストランの中庭

空の大イベントもクライマックス

コテージに戻りテレビをつけると鬼怒川反乱でエライことになっていた。

明日は東北が危ないといういう予報に

家族や友人から電話が入り始めるがまだ一滴の雨にも降られていない

悪運　恐るべし

五所川原のレンタカー会社からここまで配車してもらったので、
明日はドライブ旅行

今回の目的、青森最大のくろくまの滝は、道路が崩れて入れないらしい

仕方がない。　どこに賜与か悩んでいたが、誰かが「竜飛岬」と叫んだので
満場一致で決まり。

実に話が早い

明日の天気を祈りながら、
どのベットを選ぶか、６人でじゃんけん大会を繰り広げて
それぞれ、安らかに眠りについた