知床の美しい滝「オシンコシンの滝」とオホーツク海沿いを走る鉄道の旅（北海道）

2015/08/26 - 2015/08/26

午後は知床八景のひとつで、流れが2つに分かれる美しい景観の「オシンコシンの滝」を訪れます。

これで2日間の知床巡りを終え、知床斜里から釧網本線のローカル列車に乗り、車窓からオホーツク海と原野の景色を楽しみます。

網走でなぜか監獄に入ってしまいますが無事出所し、今日の宿は北見です。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

オシンコシンの滝

ウトロから国道334号線を6kmほど知床斜里方面へ行ったところにあります。

オシンコシンは、アイヌ語の「そこにエゾマツが群生するところ」に由来しています。

オシンコシンの滝

流れが2本になっているところから、別名「双美の滝」とも言われています。

知床八景のひとつであり、日本の滝100選にもなっています。

美しいオシンコシンの滝

2つに分かれる美しい滝が、目の前の展望台から見られます。

滝の上の右側に道が見えますが、国道にトンネルが出来る前の旧道です。
上からの展望は次回訪れた時に見たいですね。

メタボ猫ノラ

ここにはメタボ猫ノラが棲みついて人気猫だったのですが、2010年に他界しました。

今はノラを偲ぶ石像や木彫り像がベンチの上で日向ぼっこしています。

バス停

ここからバスで知床斜里駅まで移動します。

2日間滞在した知床ともお別れです。

斜里岳（バスの車窓）

知床半島の根元に位置する斜里岳が見えます。

知床斜里駅

ここから釧網本線のローカル列車に乗り、網走へ北上します。

オホーツク海の向こうは知床連山

列車は知床斜里を出ると、オホーツク海沿いに走ります。

窓を開けて景色を楽しみます。

右側から、知床半島の遠音根別岳（おんねべつだけ）、羅臼岳〜硫黄山、知床岳、知床岬が眺められます。

知床を実際に訪れたので、山の名前が覚えられました。

斜里岳

反対側（南側）の車窓からは、斜里岳が見えます。

止別（やむべつ）駅に停車

ローカルな駅です。

止別の線路

走って来た線路を振り返ると、正面に海別岳（うなべつだけ）が見えます。

分岐している線路は本線とつながっておらず、列車交換駅としての役割を終えたことがわかります。

どんよりした天気

ハマナスが咲く浜小清水駅

浜辺の高台でカモメを写す女性

黄色い絨毯

浜小清水を過ぎると、線路ぎわの原野に黄色い絨毯が続きます。

カセンソウの花だと思います。

原生花園駅に停車

花が咲く夏の時期に臨時停車する駅です。

8月末の原生花園

花はまばらです。

ハマヒルガオとクサノオウ

でも、少しだけ花があります。

6月の原生花園

今年の6/26に訪れた時は、橙色のエゾスカシユリと黄色のエゾキスゲが満開でした。

原生花園を出発すると、またもや黄色い絨毯

海風が気持ちいい〜

窓が開けられるのは、ローカル線の特権ですね。

海鳥が飛んでます

網走駅に到着

1時間弱のローカル線の鉄道旅を楽しみました。

回転寿し「かに源」

網走でいつも行く回転寿し店です。

旬のネタを美味しくいただけます。

夕暮れのひまわりと青い特急

網走駅で出発を待つ特急オホーツク号です。

オホーツク号が発車

オホーツク号の後ろはこんな顔

編隊を組む鳥

夕方なので、寝床に帰っていきます。

白いすじ雲

出所が間近な「かっちん」

娑婆の空気はうめえのぅ〜（笑）

網走駅にはいつでも入れる監獄があります。

北見行きの列車

今日の宿は北見なので、夕方の石北本線に乗ります。

不思議な形の雲

明日の天気はどうなるのでしょうか？

網走湖を通過

オニユリ

女満別駅にオニユリが咲いています。

ホテル・ルートイン北見駅前（翌朝の写真）

北見には19時前に到着。

今日の宿、ルートインです。

翌日、北見の街路樹

ツリバナの果実がぶら下がっています。

もう、秋ですね。

熟して飛び出す種

これから、石北本線、旭川、宗谷本線に乗り、天塩川の三日月湖が残る美深へと旅が続きます。