2015/05/02 - 2015/05/06
452位(同エリア2025件中)
黒猫ごんたさん
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- 旅行記110冊
- クチコミ66件
- Q&A回答2件
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- フォロワー6人
2015年の大型連休は,初めての国「クロアチア」を目指します。
かつてトルコからドイツに移動する際,クロアチアの首都ザグレブ空港には乗り継ぎで降り立ったことがありますが,時間も無く入国しなかったため,今回がクロアチア初上陸となります。
ドブロブニクの特徴的な地形や景観はテレビの映像で何度も見ていましたが,やはり現物は違う。潮の香り,石畳みの冷たい空気と街の匂い,そして戦争の記憶。忘れてはいけない歴史がここにもあります。
城壁の中に泊まりたいと考えて,アパートメントなる宿を初体験です。なかなか良かった。ここから隣国へのツアーもあります。今回はモンテネグロだけ。とてもとても楽しかった。
今回の旅程
5月1日(金) NH223便HND-FRA フランクフルト泊
☆ 5月2日(土) LH1416便FRA-DBV ドブロブニク泊
☆ 5月3日(日) ドブロブニク市内観光 ドブロブニク泊
☆ 5月4日(月) モンテネグロ日帰り旅行 ドブロブニク泊
☆ 5月5日(火) ドブロブニク市内観光 ドブロブニク泊
☆ 5月6日(水) LH5991便DBV-FRA NH204便FRA-HND
5月7日(木) 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA クロアチア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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5月2日午後3時50分発ルフトハンザドイツ航空1416便はエアバス320-200です。今回は,乗り継ぎ制限時間24時間を目一杯使ってフランクフルトもエンジョイしました。ここからはドブロブニクモードです。
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定刻より約20分早く,17時15分頃ドブロブニク空港に到着しました。空港ターミナルの改築中のようです。意外と大きくてビックリ。でもボーディングブリッジは二つしか無いため使用しません。
ドゥブロブニク空港 (DBV) 空港
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14番スポットの緯度と経度です。お時間がある方は,グーグルアースでこのポイントを探してみて下さい。
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駐機場14番スポットからは,徒歩でターミナルに入ります。ドイツからクロアチアなので,一応国際線なのですが,飛行機を降りても通路をコントロールする係員もなく,勝手気ままにターミナルに向かいます。これで良いのか?
まあ,我々もパスポートコントロールに急ぎます。 -
いきなりドブロブニク旧市街のバス停(降りたところに「i」があります)です。
飛行機を降りてからは,預け手荷物を受け取り,ロビーに1箇所しか無い両替所の長い列にくじけて,近くのATMでカードキャッシングで1600クロアチア・クーナ(28,571円)を入手して,専用カウンターでリムジンバスのチケット1人40クーナ約720円(クーナしか受け付けない)を購入してバスに乗り,約30分の道程でここに辿り着いた次第です。
ここまで約50分ですので,結構スムーズに移動できたのでは(^^)ドブロブニーク観光案内所 (ピレ門前) 散歩・街歩き
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城壁内の旧市街は,車輌進入禁止ですので,ピレ門から徒歩で進み,今日から4日間お世話になるアパートメント(APと略します)”Lepur”に向かいます。ルプルからは,事前にメールが届き,写真付きで道案内やチェックイン手続きの説明がされていました。
APルプルは,この狭い路地を進んだ先にありますが,4階建ての3階と4階に一部屋ずつ貸室がある形です。部屋の様子は,最終日にご紹介しましょう。ちなみに,グーグルマップのルプルの位置は間違っていますよ(-_-) -
ドブロブニク初日の晩ご飯は,お店探しの時間は無いと思われ,念のため日本で予約して来ました。
口コミの評価とネット予約できることなどを考慮して,少々高級ぽかったのですが,Fish RESTAURANT ”Proto”というお店です。
ただし,ネット予約時にクレジットカード番号の入力を求められたものの,これを無視したので予約できていない畏れもありましたが,予約時間19時30分にレストランに行ってみるとBookingされていました。ホッ(*^_^*)
店員さんの応対も愛想良く,希望を聞いてくれたので人気のテラス席(少々狭いけど)に案内してもらいました。寅さんもご満悦です。m(_ _)mプロト シーフード
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テラス席と言っても,周囲はより高さの高い建物に囲まれており景観は0点ですが,風が通り,空が見えて,街の雑踏が聞こえてくる,雰囲気の良さが売りのようですね。良い感じですよ。
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これはドブロブニクの名物で丸くて平べったい牡蠣です。レモンも果汁たっぷり!
アドリア海の恵をゆっくり味わいました。美味しかった。
ストン島の生牡蠣6個で96クーナです。 -
ダルマチア風タコ(ケッパー)料理です。これもドブロブニクの名物料理の一つのようです。結構お高め,146クーナです。
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到着日は疲れもあり,最初にビールをいただいた後に2人でボトル1本は飲みきれないと思いましたので,グラスワインにしました。
やはり,ローカルワインを飲みたいので,お勧めを聞いて”ポシップ”という銘柄にしました。メジャーなワインにはない独特の香りです。酔いました(^o^) -
スカンピのグリル。ちょっと食べにくいですが,味は文句なしです。188クーナでした。
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食事の組み立ては寅さんの仕事です。事前に研究して,〆は,Fregolaというパスタにしました。えびとマッシュルームの粒状パスタです。見た目どおりクリーム味で,お米より柔い食感のイタリアンぽい味です。(あくまで個人の感想ですが)まあまあの味です。160クーナでした。
今夜の夕食は,810クーナ(約14500円)…奮発しちゃった(*^_^*)
ご馳走様でした。 -
RESTAURANTプロトを出て,メインストリート”プラツァ通り”からお店の写真を撮りました。店先にも席が作られており,左手の後方には,テラス席のパラソルが見えています。
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夜9時過ぎのプラツァ通りです。ピレ門を背にして,正面のルジャ広場の鐘楼迄約200メートルあるそうです。灯りに照らされ輝きを放つ石畳みが美しいです。多くの観光客がローアングルの写真撮影をしていましたが,気持ちは同じ。この景色は,見飽きません。
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怪しげな灯りが見えますが,いかがわしい場所ではなく,APルプルに向かう路地の風景です。この正面が宿で,突き当たりにはイタリアンレストランがあります。
夜9時20分過ぎで,路地によっては,人通りが少ない時間帯もありますが,この時間なら心配はいらないと思います。たぶん旧市街には風俗的な店はなく,客引きも飲み過ぎた酔客もいないからじゃないかな。 -
5月3日(日)朝8時半です。APルプルの1階出入口は,利用者が建物の鍵を開閉します。つまり,自分たちの部屋の鍵と建物玄関の鍵を持ち歩くわけです。
さて,本日の行動開始です。まずは,昨日空港バスを降り立ったところにあるインフォメーションでドブロブニクカードを入手します。これも事前にネットで購入しています。ちなみに事前払いで1枚定価200クーナのところ10%オフの180クーナとなりますよ。 -
ピレ門のすぐ近くにある”オノフリオの大噴水”という建物です。ここから出ている水は飲めるそうですが,用心して口にしませんでした。何にでもチャレンジできる若さはもうないんです(>_<)
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ピレ門から城壁の外に出てきました。寅さんの背中方向が旧市街,つまり城内です。左手にはスロープが,右端には階段があり,2方向から城内に進めます。
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ピレ門の外に出てきました。近くにコンビニがあるらしいので,探しに来ましたがすぐ見つかりました。ピレ門を出て右手すぐにありますよ。日中は,城内に続くこの橋の上に露店が出たり,観光客が休憩したりして大変賑わっていましたが,朝8時半はまだこんな感じです。さて,旧市街に戻ります。
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旧市街のメインストリート”プラツァ通り”です。夜の雰囲気はお伝えしましたが,ピカピカ輝く石畳みは昼間も素敵です。直線でわずか200メートルです。ゆっくり歩いて行きます。
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プラツァ通りの突き当たりはルジャ広場となり,ここにはオルランドの柱が立っています。
写真の”オルランドの像”は,以前ドイツのブレーメンを訪れた時に市庁舎前で見た大きな像”ローラント”と同じ人物と思われます。
もしかして寅さんのポーズはブレーメンの時と同じ?? -
ピレ門から東に進み,ルジャ広場を通り過ぎて細い路地を抜けるとプロチェ門に至ります。東門ですね。右手にレヴェリン要塞という砦があり,守りを固めていたようです。
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今度は,旧港を目指します。再びプロチェ門から旧市街に戻り,左に聖ルカ要塞,右手にドミニコ会修道院・スポンザ宮殿に挟まれた路地を通り抜け,旧港へと進みます。写真の前方左手に光が差し込んでいますが,これを左折すれば旧港ですよ。
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旧港からは背後にあるスルジ山がよく見えます。山頂行きのロープウェイも営業しているようです。今日は天気が良いので,スルジ山の山頂は今日行くことにします。
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旧市街をブラブラしていると城壁から海側の城外に出られる場所を見つけたので,出たところそこにはこんな場所が。休憩するには早いのですが,良い雰囲気だったので,開店準備中の店員さんに了解を得て着席。その後気さくな店員さんが注文取りに来てくれたので,軽くラドラーなどをいただきます。最近知ったのですが,ビールのレモネード割りといった味のラドラーはドイツでもポピュラーになっており,お酒はあまり強くない僕にはピッタリ。
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
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空のグラスを手に記念撮影(*^_^*)きっと寅さんには,ラドラーでは物足りないかも知れませんが,まだ朝ですので,アドリア海のこの景色に酔ってもらいましょう!!
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さて,初めての地は高い場所から周囲を見渡して地形を頭に入れることが大切,と考えていますので,ドブロブニクの背後にそびえるスルジ山に登ります。徒歩でも登れるようですが,体力温存でケーブルカーを利用しますよ。
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ケーブルカー乗り場は,遠目にも見える運行中のケーブルカーを見ながら進めば簡単に見つけられますよ。城外に出て坂道を上ります。チケットは,ケーブルカー乗り場でも購入できますが,行列が出来ていることもあり,城壁を外に出てすぐの土産物屋さんで購入しました。値段は同じでした。
ホームページのURLを貼り付けておきます。
http://www.dubrovnikcablecar.com/ -
ケーブルカー乗り場から見た旧市街です。少し離れてるでしょう。
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ぐんぐんと上昇します。我々がケーブルカーに乗車した10時20分頃は,さほど混雑していなかったので,眺めの良い場所を確保できましたが,我々が帰る頃に見た登り便は,満員御礼ギュウギュウ詰めの様子でしたよ。
さて,どんどん小さくなっていくドブロブニク旧市街。おお,テレビで見た景色だ!!素晴らしい(^o^) -
約10分で到着します。ケーブルカーの山頂駅にはこのような展望施設があります。まずはここで記念撮影して,周辺にあるレストランや散歩コースをウロウロしつつ,眼下のドブロブニク旧市街やアドリア海の美しい景色を堪能してください。
山頂での写真は,別に「写真集」の旅行記を公開しますので,そちらでお楽しみください。お楽しみにm(_ _)mスルジ山 山・渓谷
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スルジ山の山頂には約1時間滞在しました。
『下山は徒歩で』と提案しましたが,寅さんの賛同を得られず,ケーブルカーで下山です。ほらほら,乗車待ちの列が長くなってる。早めに登って大正解です。 -
ケーブルカー乗り場からは下り坂です。楽々旧市街に戻ってきました。再び城壁の北にあるプジャ門から入城しますよ。
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プジャ門から旧市街に入るとこんな下り階段です。戻りは良いけど,朝はここを登ってきたんですよ。大変なんです(>_<)。ここに暮らすと足腰が強くなりそうです。
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正午まであと10分です。本日のランチは,4TRAVELでも人気第一位,歩き方にもるるぶにも掲載されている”ロカンダ・ペスカリヤ”の予定なので,早めに席を確保して食事を取ることにしました。さすが,寅さん!!陽が当たらない,店員に声をかけやすいポジションに陣取りましたよ。
ロカンダ ペシュカリア シーフード
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このお店の売りはシーフードです。まあドブロブニクのレストランの8割は,シーフードが売りだと思いますが(^^;)
さて,このお店は”JAP”と書かれた日本語メニューもありますよ。(英語圏では無いので悪意は無いはず)まずは,それぞれビール!です。1グラス30クーナ(550円)と少々お高め。そして,僕のメインは「イカ墨リゾット」88クーナ(約1500円)です。生臭さも無く,味は文句なし。美味しかったし量も多くてGoodです。(^o^) -
前菜&ビールとして小魚のフライ(66クーナ)を注文しました。カリッと揚がった鰯のような小魚が美味しかった。
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寅さんのメインはムール貝(66クーナ)です。かねてから”えび・蟹・貝・牡蠣が大好き”と宣言しているだけあります。美味しかったそうです。
本日のランチは締めて280クーナ(約5000円)でした。 -
さて,ランチを食べながら,明日の行動予定を決めました。天気も良さそうなので,明日は,日帰り小旅行で隣国のモンテネグロに行くことにします。
旧市街の路地には,写真のような看板を多数見かけます。ドブロブニクからの日帰り旅行で「モンテネグロ(世界遺産コトル周辺)」か「ボスニア・ヘルツェゴビナ(世界遺産モスタル周辺)」に行くことが出来ますよ。
前日に売り出していて,どこも価格は同じなので,計画立てる際は,現地手配で良いと思いますよ。 -
さて,我々は,モンテネグロのコトルに行くことにしました。客引きのお姉さんに導かれて,2階のOfficeに向かいます。きっと,他の都市だったらもっと用心しますが,ドブロブニクは大丈夫…だと思います。
ちなみに,ここはLEA TRAVEL という領収書でしたが,5月4日朝7時35分ホテルヒルトン前集合で1人290クーナでしたが,クレジットカードは使えず現金だけでしたので,手持ちが無く,ユーロ払い(1人40ユーロ)にしました。皆さん,ご注意を。 -
明日の準備も出来たので,再び街歩きです。我々の旅行は,とにかく歩きます。だからこそ,結構食べても旅の終わりに体重は維持されている……というのは,あまり関係ない話(^^;)
小さい路地を勘だけを頼りにウロウロしていると,行き止まりにあたることもしばしばですね。京都の路地みたいに”通り抜けできまへん”なんて書いてありませんから。でも,良いんです!ほら,こんな鮮やかな地図の看板とか,住人の生活感溢れる庭が見られましたよ。素敵ですね。 -
あっ,ギロチン。これはテレビで見た!!確かNHKの「世界ふれあい街歩き」だったと思います。ここの子供が夏休みの宿題だか卒業制作だかで作ったものの,出来が良いのでそのまま置いていた,とか。確かに良い出来です。野良子猫がウロウロしてます。
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旅において天候は”運”です。今日は幸運にも良い天気なので,ドブロブニクカードで1回だけ利用出来る城壁巡りをすることにしました。
この写真は,ピレ門を入ってすぐ左手にある城壁巡りの入口ですが,まずはこの階段下の正面にある受付でドブロブニクカードを提示してチケットをもらいます。
そして,左手の階段から城壁へと登っていきます。 -
まずは,この階段から城壁へと登っていきます。スタートは午後3時55分でした。最初にこの左手にチェックポイントがありますので,ここでチケットチェックを受けます。城壁巡りでは,ここを含めて3回?のチェックポイントでチケットチェックがあるので,チケットを無くさないようにお気をつけ下さいね。
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城壁の幅は,だいたいこんなものです。左回りが基本になっていました。ピレ門のところから登って海側を目指します。
さて,左に目を転じていただけば,屋根の色の違いがわかりますでしょう。ガイドさんがいるわけでは無いので,ガイド本を見ながら歩きましたが,手前の屋根は,前方の屋根と比較して,色もあせているし,形も不揃いですよね。手前がクロアチア内戦前の屋根,そして,向こう側が砲撃を受け破壊された街を再建して作られた屋根!たった24年前に起こったこの街の悲しい歴史を印象づける場所です。 -
城壁の外側に目を転じると,空港バスの停留所やツーリストインフォなどがある広場です。明日のモンテネグロツアーの集合場所は,この道路右側の前方にあるホテルヒルトン前なので,さほど遠くないようですね。
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城壁を進むと最初の絶景は,旧市街のプラツァ通りです。手前がオノフリオの大噴水で,突き当たりがプジャ広場ですよ。僅か200メートルという距離ですが,この石畳みをこんなに綺麗に保つのは大変でしょうね。
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城壁からの旧市街,そして城壁の外の世界は,それぞれに見所が沢山あります。見て頂きたい写真も多くなり,こりゃ厳選しなきゃ…(*^_^*)
といいつつ,”厳選してこれか?”と言われそうですが,今朝開店とほぼ同時に入店した海岸沿いのカフェを発見したので上からパチリ。天気が良いので,テーブルごとにパラソルが開かれています。
ここまでで27分経過です。 -
城壁の上にはこんな売店もあります。ガイドブックによれば,『飲物の料金が高いので,事前に用意していくように』と書かれていたので,お客さんも少なめ?
ドブロブニク城壁 史跡・遺跡
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おそらく内戦の砲撃で破壊され,再建されること無く放置された土地なのでしょうね。今や野良猫のたまり場のようです。上から眺めて7〜8匹は発見しましたよ。
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まもなく旧港に近い聖イヴァン要塞です。ここにも古い屋根の教会?もしかして,教会は砲撃の標的にしなかったのかな??
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ドミニコ修道院の近くを通り過ぎ,北門(ブシャ門)の近くです。このあたりは新しい屋根が多いような気がします。
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城壁巡りも,いよいよ終盤です。北西角にあるミンチェタ要塞に来ました。ここが一番高い場所で,高いということは眺めも良く,人気のスポットです。要塞の内階段で上まで上れますよ。ただいま16時55分,丁度1時間経過です。
ミンチェタ要塞 史跡・遺跡
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ついに,ゴォーーーーール!!1時間20分で一周してきました。
あれっ,やはり一方通行だったようですね。時々逆流する観光客を見かけたので”左回りが基本”程度かと思いましたが,左回りは規則でした。
さすがに1時間20分のアップダウン歩行はとても疲れました。ホテルが近いので,夕食まで自室でしばし休憩を取ります。 -
18時半過ぎに部屋を出て,青空広場(グンドゥリチェヴ広場)にやって来ました。あれっ?デジャヴ???本日朝8時45分にも同じポーズで(>_<)
この広場では,市が開かれていて,お土産物を買うのに適しています。
また,この像の向こう側に「KON…」と見えますが,コンビニ(小型スーパーマーケット)のコンズムがありますよ。
ところで,この像の主は「Ivana Gundulića」と思われますが,詳細は不明。関心がある方は調べ見て下さい。 -
本日の夕食は,青空広場に面して店を構える”カメニツェ”にしました。予約無しですが,青空広場に並べられた席も空いていたので,すぐ座れました。
ところで,店名の”Camenice”とは,「牡蠣」のことらしいです。カメニツェ シーフード
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そう,本日も新鮮な生牡蠣からスタートです。平べったい独特の形状を目で楽しみ,そして口の中には旅情とうまみが拡がります(^^)/
1個12クーナで合計96クーナは約1700円です。けっして高くないと思います。絶対お勧め!! -
写真右手に写っているのは,ローカルワイン(白)です。0.187CCという珍しいサイズのボトルで1本25クーナ(450円)です。そして,本日のリゾットは,えびにしました。76クーナ(1400円)です。締めて242クーナ(4300円)の夕食でした。
なかなか美味しかったです。 -
ただいま19時45分です。夕食が終わっても,青空広場の空には,青空の明るさが残っていました。ちょっと飲み足りないな,ということで,ホテルに向かう路地に見つけたワインバーでグラスワインを1杯ずつ。1杯平均700円程度で気持ちよく酔えました(^o^)
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5月3日の夜が更けていきます。青空が濃く,そして暗くなってきました。明日は,朝からモンテネグロの世界遺産コトルという街に行って来ます。そして,コトルの旅行記も別に作成します。
よって,ドブロブニクの旅行記は,5月5日の朝から再開となります。 -
おはようございます。5月5日(火)朝9時です。
実質的にドブロブニクの最終日です。今日は,クルーズボートに乗ることと新市街に行ってみることがテーマです。
まずは,旧港にやってきましたが,いろんな種類のクルーズボートがあって,迷います。旧港は,大きく2つに分かれていて,写真のこちらは,ルジャ広場からすぐの場所。もう一つは,昨日のランチを食べたポンテ門側となります。 -
ウロウロして,数軒のクルーズボートのエージェントを比較し,やはりよくわからないので,美人のお姉さんが売っていたRAGUSAというグラスボートにしました。1人10ユーロ(1400円)は高いのか??
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グラスボートは9時50分出航といわれ,約20分あったので再びウロウロします。一昨日の夕食を食べたカメニツェがある青空広場ですね。こんな感じで市場がたっています。
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定刻前ですが,既に同乗者が乗船していました。結局我々とこのお二人だけでしたので,ゆったりとクルーズを楽しめましたよ。
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9時50分出港しました。スルジ山を背景にまず1枚。今日も良い天気だ!
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旧港を出て,ボートは,城壁に沿って右旋回していきます。
おっ,早速発見したのは,5月3日の朝からお世話になった城壁外にあるカフェです。この旅行記で3回登場する店はここだけですね。 -
海に面した城壁はここまでです。わずか6分で端っこまでやって来ました。写真の左手に見えるのは,ロヴリイェナツ要塞で,城壁側の対岸にあるボカール要塞とともにピレ門等を守ったそうです。
ボートはここで180度転回して,ドブロブニクの沖合にある離れ島”ロクルム島”へと向かいます。 -
途中割愛,というか,ロクルム島を1周して旧港に戻ってきましたが,風を感じてグラスボートで海上を走るのは気持ち良いものの,写真ポイントは少ないです。
ということで,いよいよ旧港に戻ってきました。正面は聖イヴァン要塞です。ただいま10時31分。約40分のクルーズでした。
海上からドブロブニクを見るにはクルーズボートしか無く,まあまあかな。 -
はい,RAGUSAグラスボートの全景です。
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ボートを下りて街歩きを再開です。まずは,少し高台になりますが,街の北側(プラツァ通りと並行して走る北側の通り沿い)にあるレストラン街をウロウロしました。まだ午前11時前なので,どこのお店も準備中でした。壁の彫刻が立派だなと思って1枚写真にいただきました。
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今度は,南側に移動してきました。青空広場からまっすぐ南に下り,聖イグナチオ教会を目指していますが,振り返るとここもレストラン街ですね。
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ローマの聖イグナシオ教会をモデルにバロック様式で建てられた教会だそうです。確かにこの祭壇と祭壇上のフレスコ画はとても立派です。
聖イグナチオ教会 寺院・教会
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おお,休憩,休憩。聖イグナチオ教会前の広場にレストランがあるじゃないですか。朝が遅かったのでさほどお腹も空かず,ランチは後で良いので,とりあえずビールかラドラーをのみたいですね。
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休憩の後,バスで新市街に向かうことにして,旧市街の路地をピレ門の方向に進んでいたら,こんな場所が。お店では無く,真ん中の写真に写っているおじいさんが運営していると思われる戦争紀念館です。いや,平和記念館です。日本語も含めた数カ国語で平和への思いを文字にして,通りかかる観光客に静かな口調でアピールしていました。旧市街で印象に残った場所の1つです。
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ドブロブニクカードは,交通カードも兼ねています。旧市街から新市街へは無料で乗車することが出来ますよ。とりあえず新市街の端っこあたりまで乗ってみました。
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バスを降りる前にこれが見えたので下車しましたが,やはり新市街の端っこまで来たようですね。これは,ドブロブニク橋だと思います。橋の下は,川ではなく,フィヨルドのような入り江が右奥に続いており,橋の向こう側は別の地名のようです。なかなか立派な橋です。さて,後戻りしましょう。
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通りを歩いていて発見したもの。
なんじゃこりゃ。庭木を切ること無く,白壁を建てたかったのね。今後の成長が楽しみですね。 -
長距離バスターミナルまで来ました。
目的地はここらあたりのはずです。
う〜ん… -
おお,あったあ。スーパーマーケット「KONZUM」の大型店です。いくつかの旅行記に書かれていて,土産を求めるには良さそうと考えていたため,わざわざバスに乗ってやって来たという次第です。まあ,バスは無料ですからね。
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無事お買い物も出来て,再び旧市街に戻ります。バス停に向けて歩いていると,こんな景色に出くわしました。壁に残されたこれって銃弾の痕跡ですよね。砲撃では無いけど,市街戦が行われたってこと?う〜ん(-_-)
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新市街から戻り,いったん部屋に荷物を置いてからすぐ出てきました。ただいま14時46分,ルジャ広場前です。朝御飯が遅かったとは言え,午後3時が近い時間になるとさすがに空腹です。寅さんの計画に従って遅いランチにしましょう。
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場所は,ルジャ広場から徒歩1分,北門方面へと向かう上り坂の入口にある”ドゥンドー・マロイエ”というレストランです。店内にも席があるようですが,テラス席がお勧め,ということでここに陣取ります。
ちなみに,ここにも日本語メニューがあります。ドゥンド マロイェ 地元の料理
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ここもシーフードです。まずは,タコのカルパッチョから,文句なし,美味い。クロアチア産オリーブオイルとフレッシュガーリックにレモンソースがけはさっぱりとしつつ,味わい深い。79クーナです。
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メインは,二人で盛り合わせの一皿を注文しました。
メニューの”アドリア海の盛り合わせ”という日本語に目がとまり,迷わずこれをオーダー。
う〜ん,この手は,見た目は豪華なんですが,料理が冷めてくると残念な結果に。確か何度も同じことをしているような(>_<)これで169クーナですから。 -
おや,ビールのサイズ違いますね。いつものことながら,体格的にも僕の前に0.5リットルジョッキが置かれ,寅さんの前に0.3リットルグラスが置かれるのですが,すかさずそれを取り替える姿を見た店員は,ニヤッ,としますね。それでいいんです。
さて,最後にエスプレッソをいただき,ここのランチは354クーナ(約6300円)でした。ちと高めでしたが,満足です。
このお店はオススメです。 -
ドブロブニクカードで無料入場できる施設がまだいくつかあったので,最後に駆け足で入場しました。ここは総督邸です。2階への階段の手すりが良いです。
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旧港あたりをウロウロしてみましたが,新しい発見も無く,遅いランチを食べたばかりですが,ラドラー休憩を決め込みました。
ラドラー1杯30クーナ。二人で60クーナ。旅の最後は,現地通貨,特にコインの使い切りも大切な仕事なんですよ(^^;)コマルダ コノバ カフェ バー 地元の料理
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あっ。まだ行ってない場所があったね,ということでロヴリイェナツ要塞にやって来ました。ここもドブロブニクカードで入れます。こんな入り江沿いの階段を上がっていきますよ。
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対岸には旧市街の南西にあるボカール要塞が見えます。空の青が濃く見えます。午後6時を過ぎたところです。
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ロヴリイェナツ要塞から見たアドリア海に沈みつつある夕陽。太陽は,午後6時でもまだ高いです。
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旧市街のオレンジ色が鮮やかな甍の波もよく見えます。
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空腹とは言い難いですが,明日の朝は帰国のため早起きしなきゃならないし,仕方なく夕食にしました。
このたび最後の夕食は,これもドブロブニクの伝統料理が食べられるという有名店“ミモザ”です。場所もロヴリイェナツ要塞から近く,好都合でした。
予約無しですが,ここも無事着席しました。ただし,テラス席は貸し切りの様子で,先ほど旧港の沖合に入港した大型客船の乗船客のようでした。寅さんはここで大満足の様子。ミモザ 地元の料理
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ここでもやはり牡蠣をいただきます。カメニツェと同じく1個12クーナです。味も大きな差は無く,美味しくいただきました。
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アスパラガスリゾット”ミモザ風”とメニューに書いてありました。あっ,このお店も日本語メニューがありますよ。このリゾットは52クーナです。味は,想像の範囲内です。
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グラスワインや水,そしてエスプレッソコーヒーなどを含めて,ミモザのお代は234クーナ(4200円)でした。
お味も価格も悪くないですが,旧市街を出ても食べに来るべきとは言い難いかな。
ご馳走様でしたm(_ _)m -
これは店の外です。大通りから少し奥まった位置に入口があるので静かでした。
ミモザ 地元の料理
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さて,楽しかったドブロブニク滞在も終了です。最後になりましたが,アパートメント”ルプル”について説明しましょう。ホテルのように受付はないので,建物の一階で希望の時間に落ち合い,利用に関する説明を受けます。鍵は,個別の部屋の鍵と建物1階にある玄関ドアの鍵の合計2本をいただきますよ。
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部屋は,ベッドルームとリビングルームの二部屋です。写真正面が階段を上がってきて最初に明けるこの部屋の入口ドアです。左のドアはバスルーム,右のドアはベッドルームです。Kitchenもあり,包丁やカップ,お皿も少しですが置いてあります。
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これは,部屋に入って最初に見えるリビングルームの風景です。ソファとテーブル,そしてテレビが置かれています。カーテンを開けると,路地をはさんでお向かいの建物の壁(窓)があるだけです。
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右に目を転じると,キッチンはこんな感じです。短期滞在には十分です。コンロもあるのですが,お湯を沸かす時はポットがあります。
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こちらはベッドルームです。ベッドルームは狭く,スーツケースを広げる場所はありません。それでも入って右手には棚がありますので,普段使うものは,ここに並べておけば便利です。
ホテルと違って,黙っていたら部屋の掃除はほとんどありません。捨ててもらいたいゴミは,袋に入れて部屋の外の階段前に置いたりしました。これが正しいのかは不明です。(^^;) -
5月6日午前5時25分です。アパートメント・ルプルを出てすぐの路地はひっそりと人影もなく,空は明るくなりつつも,まだ街灯の灯りを反射させる石畳みが名残惜しさを感じさせます……
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ドブロブニクからフランクフルトへ戻る便は、朝早いこともあり,あらかじめアパートメント・ルプルに空港まで送ってもらえるよう依頼していました。もちろん有料です。タクシーかと思いきや,ホテルオーナーが自家用車で送ってくれます。だんだん離れていくドブロブニク旧市街,たぶんここから先にはビューポイントがないのであろうと思える場所に車を止めて,記念撮影の時間を取ってくれました。
ホントに美しく,素晴らしい街です。ありがとうm(_ _)m -
ドブロブニク空港です。まずはチェックイン。出発も到着もこれだけしか無い小さな空港です。
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たぶんスムーズに出来るだろうけど,チェックインカウンターもこの人数では寂しい。
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ビジネスラウンジが2階にあります。これはラウンジ前の2階から1階を見た景色です。ここも人影が少ない(>_<)
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ビジネスラウンジの入口はこんな感じです。バナナとサンドイッチをいただきました。外を眺められる明るいラウンジです。
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さて,搭乗。クロアチア航空418便のコードシェアLH5991便フランクフルト行きは,7時25分発でフランクフルトに9時30分到着。そしてNH204便に乗り継いで帰国します。
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クロアチア航空418便の機内サービスです。ラウンジの食事もさほど無かったので美味しくいただきました。
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そして,いよいよ帰国です。フランクフルト空港セネターラウンジで最後のドイツビールを堪能しています。ここのラウンジは充実してるなあ(*^_^*)
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最近SFCメンバーながら,PYシートすら確保できず,今回は最後尾席を取ってみました。
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ここは意外といいです。最後尾席は,座席3席は並ばないけど,2席分スペースでは余る場所なので,左側に人1人横になれるぐらいのスペースがあります。飛行中は,大きなリュックなどもここに置いて,便利に過ごすことが出来ました。ここ良いなあ。
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実はこの日がNH204便のB787での運行最終日だったようです。明日からB777に機材変更のようです。そんな区切りの便に乗れて幸せ。
いい旅だった。
ドブロブニクの旅 −完−
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