2015/07/31 - 2015/07/31
93位(同エリア1094件中)
sio爺さん
この日は盛岡と新花巻を中心に歩き、宿泊は北上にした。つまり一日中岩手県内を回ったということ。
その回り方だが、盛岡では見学地と見学地の間の距離感がわからず、「バスで回った方がよいのか、早朝はバスは運行してないしな」と思っていると、ホテルで自転車の貸出しをしていることがわかった。朝、フロントのお姉さんに聞いてみると、「よろしいですよ」と気持ちよく貸して頂いた。結果的に自転車が大正解。
見学地どうしはそれほど離れているわけではないが、歩いていくにはチョットきつい、という距離だったので、本当に有り難かった。
そして昼前に盛岡を出発して、向かった先は新花巻、もちろん宮沢賢治関係の見学地だ。宮沢賢治の世界をいろいろ知りたかった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルで貸し出して頂いた自転車。フロントのお姉さんもとっても優しく、もし途中で自転車の調子が悪くなったら近くの自転車屋さんに行くと対応してくれますと、教えてくださった。時間を有効に使って半日、盛岡市内巡りができた。
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ホテルエース盛岡の朝食バイキング 盛岡冷麺やひっつみ汁などの郷土料理もあって、料理の全体的なレベルは高かった。
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石割桜は盛岡地方裁判所の前庭にあり、桜の巨木が周囲21メートルの岩の割れ目から生えている。
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樹齢は360年といわれているようだ。約20年ぶりぐらいで見たが、やはりその生命力には驚かざるを得なかった。
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原敬先生像が岩手県公会堂の前庭に設置されていた。先生という敬称が使われていることに、郷土の方々の誇りとなっていることを感じる。
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岩手県公会堂は、文化庁から登録有形文化財に指定されている。
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岩手県公会堂から桜山神社の方に進むと鳥居があり、
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鳥居をくぐると左側に時鐘があった。
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時鐘は藩政時代、城下に時を知らせるために設置された。明治維新後は一時移転した後、この地に移り、昭和30年頃まで盛岡市民に時刻を知らせていた。
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時鐘から桜山神社に向かう道沿いは、ちょっとした商店街になっていた。
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桜山神社の創建は寛政2年(1749)、当時の藩主利視公が初代藩主南部利直公の功績を称え社殿を建立したのが始まりとされている。
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盛岡城跡公園のふもとにあり、
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一見して歴史のある由緒正しき神社という感じがした。
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本殿に向かって右側の裏手に烏帽子岩といわれる巨石がある。
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烏帽子岩は盛岡城築城時に出現し、当時の藩主南部利直公はこの岩を瑞兆として慶び、歴代の盛岡藩主が「宝大石」として大切にして、この岩の前で神事が執り行われてきたそうだ。
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江戸時代、南部藩の城下町として栄えた南部盛岡の不来方城を公園として今に至り、関東以北の石垣組の平城としては最大の規模を誇るそうだ。今はもちろん、ほぼ石垣しか残っていないが、実際にまわってみると往事の規模の大きさを実感することができた。
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まず、ふもとの桜山神社でお参りして、坂を登っていくと、啄木歌碑や新渡戸稲造の石碑などがあった。
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新渡戸稲造の石碑
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朱色の橋は新しい感じがした。
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銅像台座には、南部家第42代当主南部利祥中尉の銅像があった。利祥の栄誉を後世に残すため旧盛岡藩士らによって、明治41年(1908年)岩手公園に利祥の銅像が建立されたそうだ。なぜ台座だけしか残ってないかというと、銅像本体と玉垣の鎖は昭和19年に軍需資材として供出されたためとのこと。
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中津川に架かる中ノ橋
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中ノ橋側から見た岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館
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正面から見た、岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館。明治44年に完成し、国の重要文化財に指定されている。超レトロな感じで被写体としては最高。
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もりおか啄木・賢治も国の重要文化財に指定されており、是非見学したかったが、残念ながら開館前だった。
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中津川沿いの道を進むと、与の字橋があり、
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遠くに見えるのは、ひょっとして「菊の司」の看板?
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そうだ、間違いない
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「上の橋擬宝珠」という大きな標識が設置されていた。その親切な心遣いに感謝したい
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上の橋は、慶長14年(1609)、第27代藩主南部利直が盛岡城築城時に架けたそうだ。
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擬宝珠は慶長14年のものが8個、慶長16年のものが10個、合計18個が取り付けられている。
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上の橋の擬宝珠は国の重要美術品に認定されているだけあって、見ていると歴史を感じることができるような気がした。
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保存建造物指定の旧井弥商店
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「クラムボン」という名の喫茶店か?「クラムボン」は宮沢賢治の童話「やまなし」に登場する。「やまなし」は蟹の兄弟が主人公の物語で、「クラムボン」は物語中に度々登場するが、その正体は不明とされている。
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菊の司酒造
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酒林も立派だった
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そして、菊の司酒造の向かいにあるのが平興商店で、今回の東北旅行で最も行きたかった所の一つ。ここは、知る人ぞ知る、コップ酒もっきりの平興商店だ。ただし訪問時は営業時間前だったので、時間がない中、開店まで待つわけにも行かず、断念。菊の司コップ酒は幻となった。是非リピートしたいなあ
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平興商店を出発して、しばらく自転車に乗り、スマホの地図で確認しながら啄木新婚の家を目指した。すると近くに来ると、このような標識があって、ホントに助かった。
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「啄木新婚の家」に間違いない
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石川啄木と言えば、天才、借金王、貧困というイメージを勝手に持っており、啄木新婚の家もさぞし・・・と思っていたが、想像していたよりは広く小綺麗だった。
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この建物は藩政時代の中級武士の住む武家屋敷で、かつては茅葺きだったそうだ。
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啄木直筆の書や写真、そして新妻節子が愛用した琴などが展示されている。
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ただし啄木がこの家で新婚生活を過ごしたのは3週間だったらしい。
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昭和59年に盛岡市指定有形文化財に指定され、入場無料で公開されている。
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啄木新婚の家の次に向かったのは、いーはとーぶアベニュー材木町
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賢治さんが座っていた
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「盛岡に行ったらぜひ光原社に立ち寄るべし」というクチコミもあって、光原社に行ってみた。道路に面した一階部分は、民芸品などを販売している店舗のようだった。
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通路のようなところを通って奥に行くと、とても風情のある建物や中庭があった。
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道路側の店舗も少し趣があったが、奥の中庭に進むと別世界といってもいい空間があり、レトロとかノスタルジックという言葉がピッタリだった。
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だがそれだけではない。表の店舗だけ見ると、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の出版との関連が何も見えなかったが、中庭の奥には「宮沢賢治 イーハトーブ童話 注文の多い料理店 出版の地」という石碑があった。
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そしてトドメは資料館で、館内に「光原社」の表札があり、「風の又三郎」「春と修羅」など賢治作品の原稿(たぶん複写)や初版本など様々な作品や資料が展示されていた。
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中でもひときわ目を引いたのが「『注文の多い料理店』出版事情」で本当に興味深く、A4サイズのコピーをいただくことができた。
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ホテルに戻って自転車を返し、荷物を持って盛岡駅に向かうと、開運橋の文字が目に入った。
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ということは、これは北上川か
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盛岡駅のおでんせで、
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地酒ワンカップを購入した。
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この旅行記へのコメント (2)
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- fuzzさん 2015/10/13 07:33:23
- 盛岡へようこそ
- sio爺さん、おはようございます。
岩手へお越し頂いた旅行記の盛岡編に今おじゃましたばかりです。
今、私は盛岡に住んでおりますが、引っ越したばかりで街の散策はまだです。
15年間盛岡に住んだことがありますが、住むと言う事と観光は全く別の事で
生活をする場として観光はしたことがありませんでした。今回、盛岡に戻る事が
出来たので、今度は居住地としてだけではなく、盛岡の街を知るために、まずは
観光してみたいと思っております。岩手に住む人間よりもsio爺さんの旅行記は
盛岡に対する愛を感じました。ありがとうございました。
fuzz
- sio爺さん からの返信 2015/10/13 20:51:47
- RE: 盛岡へようこそ
- fuzz様
こんばんは
私の拙い旅行記をご覧頂き、投稿もしていただき有り難うございます。
fuzz様は盛岡にお住まいなんですね。
一昨年の暮れにフルムーングリーンパスで北海道から鹿児島に向かい、途
中、当時デビューして間もないH6系新幹線こまちに乗るために、盛岡で
「はやぶさ」から「こまち」に乗り換えました。
そのため盛岡滞在は、待ち時間に駅構内の売店で地酒を買った程度です
が、岩手のお酒のおいしさに驚きました。
今回の盛岡街巡りで驚いたのは光原社で、宮沢賢治の足跡を感じることがで
きました。そして是非リベンジしたいのは平興商店です。
またリピートしたいです。
これからもfuzz様の楽しい旅行記を楽しみにしております。
sio爺
> sio爺さん、おはようございます。
>
> 岩手へお越し頂いた旅行記の盛岡編に今おじゃましたばかりです。
>
> 今、私は盛岡に住んでおりますが、引っ越したばかりで街の散策はまだです。
>
> 15年間盛岡に住んだことがありますが、住むと言う事と観光は全く別の事で
>
> 生活をする場として観光はしたことがありませんでした。今回、盛岡に戻る事が
>
> 出来たので、今度は居住地としてだけではなく、盛岡の街を知るために、まずは
>
> 観光してみたいと思っております。岩手に住む人間よりもsio爺さんの旅行記は
>
> 盛岡に対する愛を感じました。ありがとうございました。
>
> fuzz
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