2015/07/01 - 2015/07/13
6位(同エリア120件中)
風神さん
四輪駆動車で、パミール高原を南から北に縦断するツアーです。
タジキスタンの首都ドゥシャンベから、途中国境を越えてキルギスに入り、キルギス第二の都市オシュまで、最高地点はアク・バイタル峠の4655mです。
この旅行10日目、4輪駆動車でパミール高原に入って7日目、標高3560m高地性砂漠の町マルガブを発ち、パミールハイウェーを走り、このツアー最高地点のアク・バイタル峠4655mと国境の峠キジル4282mを越え、キルギスのサリタッシュを目指す240kmの移動です。
No10はその前半、キジル峠を下り、キルギス入国までです。
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マルガブを発ち、北に向かいます。
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荒涼とした風景が続きます。
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草だけ、高い木はありません。
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道は延々と続いています。
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もちろん未舗装です。
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間もなく右手に現れるのが、
この鉄条網。 -
延々と続いています。
タジキスタンと中国の国境を跨ぐ緩衝地帯です。
この鉄条網から更に30km北東に入ると、
タジキスタン・中国の本当の国境です。 -
このツアーの最高地点アク・バイタル峠(4655m)の上り口に、
近づいてきました。 -
アク・バイタル峠の上り口です。
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アクバイタル峠、標識では4655m
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この未舗装道路を上っていきます。
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大変に寒いのですが、
可憐な花が咲いていました。 -
この酷い道を登り切って・・・
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アク・バイタル峠に到着しました。
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路面が白いのは塩です。
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少し高い山には万年雪があります。
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霰(あられ)が降っています。
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この道を下ります。
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下り切りました。
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空の青さがただ事ではありません。
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雲はゆっくり流れています。
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ここが、アク・バイタル峠の、
反対側の上り口です。 -
発ち去りがたく、何度も振り返ります。
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ここにも、可憐な花。
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また、延々と走ります。
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中国との国境緩衝地帯、
まだ続いています。 -
間もなくカラ・クル村に到着。
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静か!
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何故か人を見かけません。
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遠くに子ども3人・・・
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私たちへの関心は、
あまり無いようです。 -
カラ・クル村の背後にあるのが、
カラ・クル(黒い湖)です。 -
やはり湖面の上は水蒸気が多いのか、
対岸はぼやけています。 -
標高3914m、
アライ山脈、サリクル山脈、ムスコル山脈、ズルマイト山脈に囲まれた面積380平方km、
カスピ海、アラル海、イシク・クルについで中央アジア第四の湖です。 -
湖面はさざ波程度
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周辺は乾いた土地
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木はなく貧相な草だけ
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カラ・アート遺跡。
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紀元前7世紀から紀元後2世紀にわたる古代遊牧民カサ族の墓と日時計の遺跡、
との説明でした。 -
そんなことより、
このスケール、車の小ささ! -
この4台に分乗してのツアーです。
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地味な花は所々に咲いています。
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すぐに、
キルギス族の墓。
風になびくヤクの毛、
風が通る墓・・・ -
私の印象は、
「高地性砂漠の風と一体化した墓」です。 -
雪に覆われた山々、標高は6000m越え?
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中国との国境に至る緩衝地帯を示す鉄条網
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珍しく「色」を感じさせる花です。
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長い道。
しかし最後の高い峠、
国境の峠キジルはもうすぐです。 -
キルギス側の検問所で出国手続き、
そしてこの坂を上りきると・・・ -
本当の国境の峠キジル(4282m)です。
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マルコポーロヒツジ
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地面から角の上部まで6mくらいはありそう
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タジキスタン側を見ています。
タジキスタンの国名と、
国の形。 -
これはキルギス側。
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すばらしい山岳風景です。
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延々と走り・・・
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やがて、
穏やかな風景に・・・ -
キルギスのマーモットも、
出迎えてくれているかのようです。 -
モコモコしています。
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今日の宿泊地サリタッシュまで、
もうひとがんばりです。
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