2015/07/29 - 2015/07/30
183位(同エリア932件中)
ひらしまさん
ノルウェイとスウェーデン。
ともに福祉や男女平等など人権を大切にする社会づくりで世界をリードし、人口数百万の小国でありながら国際平和の構築にも大きな努力をしてきた国々です。
十日ほどの観光旅行でその社会の内実まで見られるとは思わないものの、どんな人たちが暮らしているのかチラッとでも見られたらいいなと思いながら、初めての北欧を旅しました。
★第1日 成田発コペンハーゲン乗り継ぎオスロ着
★第2日 オスロ/レクネス
第3日 ロフォーテン諸島
第4日 ロフォーテン諸島/ナルヴィーク
第5日 ナルヴィーク/キールナ/ストックホルム
第6日 ストックホルム
第7日 レートヴィーク
第8日 ゴットランド島
第9日 ゴットランド島
第10日 ヴィスビー発ストックホルム・コペンハーゲン乗り継ぎ
第11日 成田着
旅行時のレート 1クローネ16円弱
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北欧の玄関口になるコペンハーゲンまでのスカンジナビア航空便。
座席指定が無料でできるようになる22時間前にチェックインしたら、驚いたことにすでにほとんど指定済みで残るはわずか3席のみ!
もちろん並び席などなく、僕が29列E、妻が30列Dというかろうじて連絡のとれる席に座ることになりました。
搭乗してみると8〜9割が白人客で、プラチナブロンドが多く、北欧便を感じさせます。
北欧の人って座席指定にこだわりが強いの?
初めてのスカンジナビア航空で印象的だったのは、乗務員の年齢層が高いこと。短い年数で取り替える花扱いではないということかな。
食事は、主菜を選べないとか、帰り便の2回目の食事はまさに朝食という内容だったりと、簡素ではあるけれど、おいしかったのでマル。
この旅で初めて試みたのが、荷物を機内持込みだけにすることです。
ロストバゲージや破損の心配がなく、空港到着後の荷物待ち時間も必要なく、小さいから持ち運びも楽と、いいことずくめでした。
それを可能にしたのが写真の「イーグルクリーク ECリンクシステム22」。
機内持込サイズながら容量43リットルで、一回り大きなスーツケースと同等の働きをしてくれました。パッキング担当の妻も、とても収納しやすいと合格点をつけました。
旅用品の中心として活躍しそうな頼もしいやつです。 -
最初の訪問地はノルウェイの首都オスロです。
空港からオスロ中央駅までのエクスプレスは所要20分で180クローネ。買ったあと日本円に換算してみたら2800円もするので、買い方を間違ったかと思ったほどです。
世界一と言われるノルウェイの物価高を実感した瞬間でした。
宿は中央駅に隣接するトーンホテル・オペラです。 -
7月30日。
朝食に行くと、目の前が港で、左手には緑に覆われた小山が見えます。
首都の中央駅近くというよりひなびた港町のように感じました。 -
物価高対策として、ホテルの朝食で一日の栄養をとることを基本として、しっかり食べます。
本場のスモークサーモンは大きかったな。
いわしの酢漬けなど海の物はもちろんですが、山のきのこもどのホテルでも出て、それがまたおいしく、北欧の自然の豊かさを感じることができました。 -
半日しか時間がないオスロでは、ヴァイキング船博物館とフラム号博物館を見学します。
まず中央駅(写真)のセブンイレブンでバス切符と水を購入。
ちなみにこの水のボトルは、その後の毎朝ホテルの水道水を詰めて持ち歩き、帰国便に乗る直前まで使いました。
これは前日コペンハーゲンの空港で隣り合わせたオスロ在住の方が勧めてくださったやり方ですが、その方のおっしゃる通り北欧の水はおいしく、財布にやさしいよい方法でした。 -
駅正面の広場に出ました。
ここから博物館の集まるビィグドイ地区へゆく30番のバスに乗ったのですが、Vikingskipeneというバス停がないまま終点に着いてしまいました。
そう、逆方向に乗ってしまっただけ。よくあることです、僕たちの場合。 -
終点からまたバスに乗り、先ほどの駅前広場を過ぎ、合計1時間もオスロの街を車窓から楽しんで、ようやくヴァイキング船博物館にたどり着きました。
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教会堂のようなこの建物には、発掘された3隻のヴァイキング船が展示されています。
いずれも王など権力者の埋葬に使われたものだそうです。
これはOsebergと名付けられた9世紀の船で、女性2人が数々の家財や家畜とともに葬られました。 -
美しい船首のフォルム。
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凝った彫刻。
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こちらはTuneと名付けられた船で、発見された当時のまま展示していると書いてありますから、Osebergは復元展示ということなんですね。
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いずれかの船の発掘時の写真。
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Osebergの副葬品のそり。
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同じくOsebergの副葬品。
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対になったあうんの2頭は、あの世で災いから身を守ってくれたのではないでしょうか。
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ヴァイキングの活動範囲地図。
なんとカナダのプリンスエドワード島あたりまで行ってたんですね、コロンブスより500年も前に。驚きました。 -
ヴァイキング船博物館からフラム号博物館に向かって歩く道は別荘地のような雰囲気。
写真は途中で見かけたユニークな屋根の家です。 -
フラム号博物館には、1911年アムンゼン隊が南極点初到達を果たした時の船フラム号が展示されています。
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3層のギャラリーからじっくり見ることができます。
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そして実際に乗ることもできます。
甲板は設備が多く、意外に狭く感じました。 -
マストがそびえます。
ヴァイキング以来の造船技術と航海術はきっと受け継がれていたんだろうな。 -
南氷洋を越えてきた操舵輪。きれいだから改修してるかな。
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高級船員の船室らしき個室も見学できます。
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壁に掛かっているのは何かと思ったらスキー板でした。
スノーモービルなんてなかったんですからね。 -
博物館の外、フィヨルドの海に向かって立つ5人は、アムンゼンほかの冒険者たち。
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帰りはオスロフィヨルドを船で渡ります。
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市庁舎前の桟橋まですぐでした。
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少し時間があるので、ホテルに荷物を取りに行くついでに、近くのオペラハウスに行ってみます。
フィヨルドに面するオペラハウスの屋根の緩やかな斜面を人が登っているのが見えて、気になっていたのです。 -
屋根を登り切るとオスロフィヨルドのさわやかな眺めを目にすることができます。
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でも、長い斜面をひたすら登るのは結構こたえました。
このあとは、ガーデモエン空港から飛行機を乗り継いで、北極圏のフィヨルドの島、ロフォーテン諸島をめざします。
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