ブリュッセル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
個人旅行の魅力にはまって3回目のヨーロッパ旅行。   前2回は大好きなスイス、グリンデルワルドとサンモリッツに滞在し、ハイキング三昧で大自然を満喫した。   サンモリッツのセガンティーニ美術館で、次はパリかアムステルダムの美術館をゆっくり巡って見たいと家内と意見一致し計画を立てた。 名古屋からヨーロッパ各地はヘルシンキ経由のフィンエアーが便利で慣れても来た。  何ヶ月間か ホテルやアパートメントをネットで当たり、ベルギー ブリュッセルの日本人経営の『メゾン カナザワ』に滞在することにした。    私達はベルギーは全くはじめてで、フランス語もオランダ語も地名、駅名が全く読めない、聴けない。不安以前の問題でアパートメントに辿り着く事が最初の難関なので、日本人オーナーが空港送迎してくれる所にした。ブリュッセルを基点にアムステルダム、ブリュージュ、アントワープ、ゲントなどへも行きたい。名所を巡りながら美術館、グルメ、チョコレートの名店を探索、更にアムステルダムに 足を伸ばし憧れのコンセルトヘボウでコンサートを聴く。これを今回の主なテーマとした。

個人旅行でブリュッセルに滞在

57いいね!

2014/06/10 - 2014/06/18

132位(同エリア2810件中)

8

35

リンレイさん

個人旅行の魅力にはまって3回目のヨーロッパ旅行。 前2回は大好きなスイス、グリンデルワルドとサンモリッツに滞在し、ハイキング三昧で大自然を満喫した。 サンモリッツのセガンティーニ美術館で、次はパリかアムステルダムの美術館をゆっくり巡って見たいと家内と意見一致し計画を立てた。 名古屋からヨーロッパ各地はヘルシンキ経由のフィンエアーが便利で慣れても来た。 何ヶ月間か ホテルやアパートメントをネットで当たり、ベルギー ブリュッセルの日本人経営の『メゾン カナザワ』に滞在することにした。 私達はベルギーは全くはじめてで、フランス語もオランダ語も地名、駅名が全く読めない、聴けない。不安以前の問題でアパートメントに辿り着く事が最初の難関なので、日本人オーナーが空港送迎してくれる所にした。ブリュッセルを基点にアムステルダム、ブリュージュ、アントワープ、ゲントなどへも行きたい。名所を巡りながら美術館、グルメ、チョコレートの名店を探索、更にアムステルダムに 足を伸ばし憧れのコンセルトヘボウでコンサートを聴く。これを今回の主なテーマとした。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配

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  • ブリュッセル空港はトランク引取り場所が非常に遠く分かりにくい。1時間近く探してようやく出口で出迎えのオーナーさんに出会えた時、正直ホッとした。  日本語でいろいろ説明を受けながら空港から30分程でアパートメントに着いたが、自力で電車やトラムを乗り継いで初めての此処に辿り着くなど不可能だと思った。  ここはブリュッセル市内だが南郊外のカンブルの森の近く、住宅街で閑静な所。ブリュッセル南駅からは、トラムに乗り途中で乗り換えがあり15分程かかるらしい。

    ブリュッセル空港はトランク引取り場所が非常に遠く分かりにくい。1時間近く探してようやく出口で出迎えのオーナーさんに出会えた時、正直ホッとした。 日本語でいろいろ説明を受けながら空港から30分程でアパートメントに着いたが、自力で電車やトラムを乗り継いで初めての此処に辿り着くなど不可能だと思った。 ここはブリュッセル市内だが南郊外のカンブルの森の近く、住宅街で閑静な所。ブリュッセル南駅からは、トラムに乗り途中で乗り換えがあり15分程かかるらしい。

  • これは到着2日後の写真だが、インターホンの下から2番目に小さく私の名前が英語表記されているのを発見。空港からこの表札を目指すわけだから探索の難易度は可成高い。少し高くつくが、紙に住所を書いてタクシーの運転手に任せるしかないと思った。早速散歩に出かけたが、よく似た街並みが続くので、帰れなくなるのが心配で何度も振り返り確認しながらの散歩となった。近辺を散策したが程々に店やスーパーもありバスやトラムも近く、暮らすのに便利なところではありそうだ。 一週間弱だが此処でヨーロッパに暮らす気分を体験することになる。

    これは到着2日後の写真だが、インターホンの下から2番目に小さく私の名前が英語表記されているのを発見。空港からこの表札を目指すわけだから探索の難易度は可成高い。少し高くつくが、紙に住所を書いてタクシーの運転手に任せるしかないと思った。早速散歩に出かけたが、よく似た街並みが続くので、帰れなくなるのが心配で何度も振り返り確認しながらの散歩となった。近辺を散策したが程々に店やスーパーもありバスやトラムも近く、暮らすのに便利なところではありそうだ。 一週間弱だが此処でヨーロッパに暮らす気分を体験することになる。

  • アパートメントは60平方米とかなりゆったりしているが少し古い感じがする。 ヨーロッパのアパート暮らしはこういう事なんだと思うと少し考えさせられる。私達の部屋は日本式の二階だったが階段がかなり辛く、三階に矢張り日本人の中高年のご夫婦が滞在していたが、お帰りの度に階段で奥さまの悲鳴が聞こえてきた。パリの暮らしをテレビなどで見て憧れる事もあるが、此処で晩年はチョット窮屈だろうと実感する。 ここは土地代は非常に安く、殆ど建物だけの値段で売買されるらしい。建物はぐるっと一周屋根つづきだから一件だけ建て替える訳にはイカない、どうするのだろうか。石造りなので外は何百年もそのままで内装だけリフォームを繰り返すのだろう。

    アパートメントは60平方米とかなりゆったりしているが少し古い感じがする。 ヨーロッパのアパート暮らしはこういう事なんだと思うと少し考えさせられる。私達の部屋は日本式の二階だったが階段がかなり辛く、三階に矢張り日本人の中高年のご夫婦が滞在していたが、お帰りの度に階段で奥さまの悲鳴が聞こえてきた。パリの暮らしをテレビなどで見て憧れる事もあるが、此処で晩年はチョット窮屈だろうと実感する。 ここは土地代は非常に安く、殆ど建物だけの値段で売買されるらしい。建物はぐるっと一周屋根つづきだから一件だけ建て替える訳にはイカない、どうするのだろうか。石造りなので外は何百年もそのままで内装だけリフォームを繰り返すのだろう。

  • 窓の外は緑の濃い大きな庭と林が見える。ヨーロッパ各地で見かけるカラスを小さくしたクチバシの黄色い黒い鳥、クロウタドリと言うらしいが、見かけによらず美しい声で囀り続ける。  住宅街の裏側の景色も普段あまり見られないだけに結構興味深く楽しい。到着後、オーナーに聞いてすぐ向いのカルフールに買い物に出かける。明日から使うブリュッセル市内のトラムの回数券も買わなくてはいけない。 レジで10回券を2冊購入した。二人分のブリュッセル市内の移動はこれで滞在中足りる計算だ。

    窓の外は緑の濃い大きな庭と林が見える。ヨーロッパ各地で見かけるカラスを小さくしたクチバシの黄色い黒い鳥、クロウタドリと言うらしいが、見かけによらず美しい声で囀り続ける。 住宅街の裏側の景色も普段あまり見られないだけに結構興味深く楽しい。到着後、オーナーに聞いてすぐ向いのカルフールに買い物に出かける。明日から使うブリュッセル市内のトラムの回数券も買わなくてはいけない。 レジで10回券を2冊購入した。二人分のブリュッセル市内の移動はこれで滞在中足りる計算だ。

  • 【2日目】-晴れ-         いよいよブリュッセルの中心部に向かって出発だ。近くのバス停はグーグルのストリートビューで確認していたのですぐわかった。38番系統のバスに乗るのだが方向を地図と磁石で確認しないととんでもないことになる。 左ハンドルも勘違いのもととなる。 ついでにトラムの乗り場も確認した。 トラムとバスの乗り場の駅名Basculeがバスキュールなのかブスクルなのかそれとも・・最後まで分からなかった。  回数券は一度降りるたび一枚、但し1時間以内の乗り継ぎはOKなので安くて便利だ。

    【2日目】-晴れ- いよいよブリュッセルの中心部に向かって出発だ。近くのバス停はグーグルのストリートビューで確認していたのですぐわかった。38番系統のバスに乗るのだが方向を地図と磁石で確認しないととんでもないことになる。 左ハンドルも勘違いのもととなる。 ついでにトラムの乗り場も確認した。 トラムとバスの乗り場の駅名Basculeがバスキュールなのかブスクルなのかそれとも・・最後まで分からなかった。 回数券は一度降りるたび一枚、但し1時間以内の乗り継ぎはOKなので安くて便利だ。

  • バスの車窓から王宮や王立美術館らしき建物を見ながら終点で降り、まずギャルリーサンチュベールを通ってグランプラスへ向かう。ギャルリーは少し時間が早いせいかあまり店が開いていなく人通りも少ない。  チョコレートのノイハウスが開いていたので覗いて日本人の女性の店員さんに試食を勧められ、早速まんまと買わされた。日本の商店街と違って天井を見上げて歩くだけでも素晴らしい豪華さだ。わースゴイという感覚が乏しい私はすぐに飽きてきて、のんびりで良いのに先を急いでしまう

    バスの車窓から王宮や王立美術館らしき建物を見ながら終点で降り、まずギャルリーサンチュベールを通ってグランプラスへ向かう。ギャルリーは少し時間が早いせいかあまり店が開いていなく人通りも少ない。 チョコレートのノイハウスが開いていたので覗いて日本人の女性の店員さんに試食を勧められ、早速まんまと買わされた。日本の商店街と違って天井を見上げて歩くだけでも素晴らしい豪華さだ。わースゴイという感覚が乏しい私はすぐに飽きてきて、のんびりで良いのに先を急いでしまう

  • ギャルリーサンチュベールを抜けるとすぐに世界遺産グランプラスにつながる。 オーと声が出てしまう程の壮大なゴシック建築に囲まれた広場に出た。世界一美しい広場といわれるはずだ。全ての建物に刻み込まれた大小の彫刻や像は双眼鏡でジックリ見なければ勿体ないが、半日はかかりそうだ。此処はさすがに各国の観光客で溢れていてあまり落ち着いては居られない。個人旅行の欠点は予備知識が無いとザーッと一<br />回り見て終わってしまうことだ。 よそのグループにそっと近付いてガイドの説明を盗み聞いても外国語では如何ともし難い。もっと予習をして来れば良かったと思う。

    ギャルリーサンチュベールを抜けるとすぐに世界遺産グランプラスにつながる。 オーと声が出てしまう程の壮大なゴシック建築に囲まれた広場に出た。世界一美しい広場といわれるはずだ。全ての建物に刻み込まれた大小の彫刻や像は双眼鏡でジックリ見なければ勿体ないが、半日はかかりそうだ。此処はさすがに各国の観光客で溢れていてあまり落ち着いては居られない。個人旅行の欠点は予備知識が無いとザーッと一
    回り見て終わってしまうことだ。 よそのグループにそっと近付いてガイドの説明を盗み聞いても外国語では如何ともし難い。もっと予習をして来れば良かったと思う。

  • お昼近くになったので調べておいた定番のムール貝を食べるため 『シェ レオン』という店へ向う。この店は良心的で日本語メニューもあった。名物に旨い物なしというがこのムール貝は実に美味しかった。バケツ一杯のムール貝とコースの料理を食べ、ビールを飲んだらもうお腹いっぱいになった。 さすがグルメの国ベルギー、この先が楽しみになる。このコースで一人3千円位と意外にお値打ちだった。

    お昼近くになったので調べておいた定番のムール貝を食べるため 『シェ レオン』という店へ向う。この店は良心的で日本語メニューもあった。名物に旨い物なしというがこのムール貝は実に美味しかった。バケツ一杯のムール貝とコースの料理を食べ、ビールを飲んだらもうお腹いっぱいになった。 さすがグルメの国ベルギー、この先が楽しみになる。このコースで一人3千円位と意外にお値打ちだった。

  • 食べ疲れもあって散歩ペースで次の目的地サン ミッシェル教会にいくことにした。中央駅の前を通って、教会前の広場でしばし休憩。見上げる双塔の教会は素晴しい。ここで色々な国の観光客を眺めながらゆっくりした時間がとても楽しい。 教会の中へ入りその壮大な作りに圧倒された。 私は日本人特有の典型的な無信仰者だがゴシック建築の教会を見るのは大好きだ。今回はiPad nanoにモーツァルトのレクイエム「涙の日」を入れてイアホンで聴きながら椅子に座った。正にキリスト教を超えて西欧文化の素晴らしさに全身包まれた感じで、演出効果満点だ。 レクイエムやアべヴェルム コルプスなどの哀しさを秘めた教会音楽が西欧をより美しく見せてくれる。

    食べ疲れもあって散歩ペースで次の目的地サン ミッシェル教会にいくことにした。中央駅の前を通って、教会前の広場でしばし休憩。見上げる双塔の教会は素晴しい。ここで色々な国の観光客を眺めながらゆっくりした時間がとても楽しい。 教会の中へ入りその壮大な作りに圧倒された。 私は日本人特有の典型的な無信仰者だがゴシック建築の教会を見るのは大好きだ。今回はiPad nanoにモーツァルトのレクイエム「涙の日」を入れてイアホンで聴きながら椅子に座った。正にキリスト教を超えて西欧文化の素晴らしさに全身包まれた感じで、演出効果満点だ。 レクイエムやアべヴェルム コルプスなどの哀しさを秘めた教会音楽が西欧をより美しく見せてくれる。

  • サン ミッシェル教会で思い切りゆっくりした。  今日はこれで充分満足した感じだ。 もう一度イロ サクレ地区を通って今度はベルギーワッフルを食べることにした。  甘党の私は食べたかったのだが、たっぷりの生クリームに家内が恐れをなし、お腹いっぱいで要らないと言い出したので、残念ながら断念することに。後日、ずーっと後悔する事になった。 その後、聖カトリーヌ教会ヘ行ったが外から見ただけで引き返してきてしまった。 帰宅後もう一度カルフールで買い物して自炊の夕食とする。今回もお米と日本が誇るインスタント食品を持ち込んだ。昼は外食、夜はウチで自炊することにした。 ランチとディナーでは食費がかなり違うらしいので。

    サン ミッシェル教会で思い切りゆっくりした。 今日はこれで充分満足した感じだ。 もう一度イロ サクレ地区を通って今度はベルギーワッフルを食べることにした。 甘党の私は食べたかったのだが、たっぷりの生クリームに家内が恐れをなし、お腹いっぱいで要らないと言い出したので、残念ながら断念することに。後日、ずーっと後悔する事になった。 その後、聖カトリーヌ教会ヘ行ったが外から見ただけで引き返してきてしまった。 帰宅後もう一度カルフールで買い物して自炊の夕食とする。今回もお米と日本が誇るインスタント食品を持ち込んだ。昼は外食、夜はウチで自炊することにした。 ランチとディナーでは食費がかなり違うらしいので。

  • 【3日目】-晴れ-     今日は南駅から電車でブリュージュへ日帰りの予定。 まずトラムでチャーチルという駅で乗り換え南駅迄出る。南駅はMidiとZuidと異なる名前の二重表示で戸惑った。トラムの南駅で我々はあれあれと言う間に乗り過ごしてしまい次の駅であわてて引き返した。ベルギー国鉄には「シニア1日国内乗り放題6ユーロ」という嬉しい切符がある。窓口でパスポートを提示して年齢確認をして簡単に買えた。これは大変安く便利だ。ICでブリュージュ迄約一時間。南駅で出発ホームがなかなか表示されずうろうろしたが、ヨーロッパでは当たり前らしい。途中で検札があったがパスポート迄は求められなかった。ベルギー郊外のなだらかなで美しい風景を楽しみながらブリュージュに到着。<br />

    【3日目】-晴れ- 今日は南駅から電車でブリュージュへ日帰りの予定。 まずトラムでチャーチルという駅で乗り換え南駅迄出る。南駅はMidiとZuidと異なる名前の二重表示で戸惑った。トラムの南駅で我々はあれあれと言う間に乗り過ごしてしまい次の駅であわてて引き返した。ベルギー国鉄には「シニア1日国内乗り放題6ユーロ」という嬉しい切符がある。窓口でパスポートを提示して年齢確認をして簡単に買えた。これは大変安く便利だ。ICでブリュージュ迄約一時間。南駅で出発ホームがなかなか表示されずうろうろしたが、ヨーロッパでは当たり前らしい。途中で検札があったがパスポート迄は求められなかった。ベルギー郊外のなだらかなで美しい風景を楽しみながらブリュージュに到着。

  • ブリュージュ到着後、駅前の広場左手のバス切符売り場でフランドル地方のバス、トラムの共通回数券を一冊買う。9ユーロだった。回数券なんて言葉わかる訳が無いので予め用意した紙を示したらバッチリ買えた。これで明日以降のゲント、アントワープの足も確保できた。 ブリュージュ駅からは早速バスに乗った。マルクト広場で降りる。ヨーロッパの地方都市は何処もマルクト広場を中心に栄えてきたようだ。 ブリュージュのマルクト広場は取り巻く建物こそグランプラスより低いがすっくと立つ鐘楼、そしてカラフルで気さくな色合いに包まれた建物が何とも素晴らしい。グランプラスよりここの方が好きだと言う人が多いと聞くが私もそう思った。鐘楼は帰りに登る事にして先ずは救世主大聖堂、聖母教会方向へ歩き始めた。 目に入る景色全てが中世そのままの感じで、よくまあここまで保存出来たものと感心する。<br /><br />

    ブリュージュ到着後、駅前の広場左手のバス切符売り場でフランドル地方のバス、トラムの共通回数券を一冊買う。9ユーロだった。回数券なんて言葉わかる訳が無いので予め用意した紙を示したらバッチリ買えた。これで明日以降のゲント、アントワープの足も確保できた。 ブリュージュ駅からは早速バスに乗った。マルクト広場で降りる。ヨーロッパの地方都市は何処もマルクト広場を中心に栄えてきたようだ。 ブリュージュのマルクト広場は取り巻く建物こそグランプラスより低いがすっくと立つ鐘楼、そしてカラフルで気さくな色合いに包まれた建物が何とも素晴らしい。グランプラスよりここの方が好きだと言う人が多いと聞くが私もそう思った。鐘楼は帰りに登る事にして先ずは救世主大聖堂、聖母教会方向へ歩き始めた。 目に入る景色全てが中世そのままの感じで、よくまあここまで保存出来たものと感心する。

  • 救世主大聖堂は入らず外から見上げる。気儘に散策する内にレストランのオープンデッキで昼食をする。 英語メニューも無くお手上げだ。なんとなくオムレットと読めたものがあったので指差した。巨大なオムレツで当たりだ。ここもテーブルに灰皿がありタバコを吸い、トイレも済ませた。それにしても横道にそれて暫く歩いても全てレンガ造りの中世の街並みがつづき感心する。ブリュージュは今も中世そのままだ。

    救世主大聖堂は入らず外から見上げる。気儘に散策する内にレストランのオープンデッキで昼食をする。 英語メニューも無くお手上げだ。なんとなくオムレットと読めたものがあったので指差した。巨大なオムレツで当たりだ。ここもテーブルに灰皿がありタバコを吸い、トイレも済ませた。それにしても横道にそれて暫く歩いても全てレンガ造りの中世の街並みがつづき感心する。ブリュージュは今も中世そのままだ。

  • ブリュージュのお目当は聖母教会のミケランジェロの「聖母子像」だ。教会なのに此処だけは有料だ。 教会は荘厳で見応えがあるのでじっくり鑑賞する。勿論、レクイエムをBGMに。 随分前にバチカンで「嘆きのピエタ」を見たことがあるがミケランジェロは凡人にもわかりやすく、いつ迄見ていても飽きることがなかった。<br />

    ブリュージュのお目当は聖母教会のミケランジェロの「聖母子像」だ。教会なのに此処だけは有料だ。 教会は荘厳で見応えがあるのでじっくり鑑賞する。勿論、レクイエムをBGMに。 随分前にバチカンで「嘆きのピエタ」を見たことがあるがミケランジェロは凡人にもわかりやすく、いつ迄見ていても飽きることがなかった。

  • 教会の近くの遊覧船乗り場でボートに乗る。 ぎっしり満員に詰め込まれ出発するが随分速い。船頭が英語も交えて、と思うが、ペラペラマイクで案内するが勿論のこと全くわからない。ゆっくり楽しむどころか速い速い。水は汚いしチョットがっかりだ。 舟を下りてチョコレートの本場探索だ。いやはやチョコレート専門店がズラリ軒を連ねているのには驚いた。ブリュージュだけで50軒近くチョコ専門店があるそうだ。口コミを参考にしてレオニダスという店で5センチ四方位の箱に入ったのを数個買う。ずしりと重く仲々感じかいいので、あの人にもこの人にもと10箱以上も買ってしまって重いこと重いこと。しかしこの土産は日本に帰ってから、わざわざ何人からも絶賛の電話を貰うほど好評だった。重い荷物にはなったがその甲斐があった。鐘楼登りや愛の湖公園は荷物のせいで残念ながら取りやめせざるを得ないことに。「

    教会の近くの遊覧船乗り場でボートに乗る。 ぎっしり満員に詰め込まれ出発するが随分速い。船頭が英語も交えて、と思うが、ペラペラマイクで案内するが勿論のこと全くわからない。ゆっくり楽しむどころか速い速い。水は汚いしチョットがっかりだ。 舟を下りてチョコレートの本場探索だ。いやはやチョコレート専門店がズラリ軒を連ねているのには驚いた。ブリュージュだけで50軒近くチョコ専門店があるそうだ。口コミを参考にしてレオニダスという店で5センチ四方位の箱に入ったのを数個買う。ずしりと重く仲々感じかいいので、あの人にもこの人にもと10箱以上も買ってしまって重いこと重いこと。しかしこの土産は日本に帰ってから、わざわざ何人からも絶賛の電話を貰うほど好評だった。重い荷物にはなったがその甲斐があった。鐘楼登りや愛の湖公園は荷物のせいで残念ながら取りやめせざるを得ないことに。「

  • 【4日目】-晴れ-     今日と明日は一泊二日でアムステルダムへ出かける事に。コンサートが夜の8時開演の関係で一泊せざるを得ない。一泊分はダブル払いになる。南駅から国際特急タリスでアムステルダムへ向かう。タリスのチケットはネットで購入した。 期待していた国際特急だったがちょっと期待外れだった。 通路は荷物で溢れ、トイレも汚い。アムステルダム中央駅からバスでザーンセスカンスへ向かった。近年、移築して作られた風車村と聞いていたが初めて見るオランダらしい風景はとても良かった。 日本の明治村のイメージではなくごく自然で此処は来て良かった。昼食に今日はおにぎりを握ってきた。 ここで風車を眺めながらのおにぎり弁当は大正解だった。

    【4日目】-晴れ- 今日と明日は一泊二日でアムステルダムへ出かける事に。コンサートが夜の8時開演の関係で一泊せざるを得ない。一泊分はダブル払いになる。南駅から国際特急タリスでアムステルダムへ向かう。タリスのチケットはネットで購入した。 期待していた国際特急だったがちょっと期待外れだった。 通路は荷物で溢れ、トイレも汚い。アムステルダム中央駅からバスでザーンセスカンスへ向かった。近年、移築して作られた風車村と聞いていたが初めて見るオランダらしい風景はとても良かった。 日本の明治村のイメージではなくごく自然で此処は来て良かった。昼食に今日はおにぎりを握ってきた。 ここで風車を眺めながらのおにぎり弁当は大正解だった。

  • アムステルダム中央駅へ戻り、トラムに乗りミュージアム広場でおりた。先ずコンセルトヘボウ近くのホテルにチエックインし、夜のコンサートの時間迄ゆっくりする。<br />それにしてもアムステルダムは自転車が多い。夕方の退社時刻でもあったがまるで自転車の洪水だ。ボンヤリ歩いているとそのスピードに恐怖さえかんじる。しかし、若い綺麗な女性が颯爽と金髪をなびかせ、それはそれは絵になる風景だった。

    アムステルダム中央駅へ戻り、トラムに乗りミュージアム広場でおりた。先ずコンセルトヘボウ近くのホテルにチエックインし、夜のコンサートの時間迄ゆっくりする。
    それにしてもアムステルダムは自転車が多い。夕方の退社時刻でもあったがまるで自転車の洪水だ。ボンヤリ歩いているとそのスピードに恐怖さえかんじる。しかし、若い綺麗な女性が颯爽と金髪をなびかせ、それはそれは絵になる風景だった。

  • コンサートの前に夕食を済ませることにした。 散策の途中に目についたレストランに入った。 メニューが英語表示らしかったからだ。 ビールを飲み前菜とスープ、メインは写真の ロブスター を注文する。 以前、ラスベガスで食べた時大変たっぷり身があり美味しかった記憶があり、そのイメージで頼んだのだが見掛けほど身が無く味も含め少々期待外れだった。 家内はサーモンにしたがこちらは味は兎も角巨大だった。一人6,000円程だったがアウトテラスでゆっくり夕食を食べ、良い思い出に。

    コンサートの前に夕食を済ませることにした。 散策の途中に目についたレストランに入った。 メニューが英語表示らしかったからだ。 ビールを飲み前菜とスープ、メインは写真の ロブスター を注文する。 以前、ラスベガスで食べた時大変たっぷり身があり美味しかった記憶があり、そのイメージで頼んだのだが見掛けほど身が無く味も含め少々期待外れだった。 家内はサーモンにしたがこちらは味は兎も角巨大だった。一人6,000円程だったがアウトテラスでゆっくり夕食を食べ、良い思い出に。

  • アムステルダム コンセルトヘボウは、50年以上も前の私の学生時代に東京の何処かで来日コンサートのポスターを見て、学生ではとても手の届かないチケット代金に指をくわえた記憶がある。長年の憧れのコンセルトヘボウの本拠地に来た。 残念ながらロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏ではないが、このホールは世界有数の音響を誇ることで知られている。何はともあれ此処にこれただけで一生の思い出になる。チケットは ネットで探して 5千円位で購入。Eチケットをプリントアウトして受付に提示した。 パリやウィーンでもウィーンフィルなどは別だが4~5千円でオーケストラが楽しむ事が出来る。  旅行の日程をこれに合わせて組まなければならないが外国人の中で聴くコンサートも仲々良い思い出だ。 インターネットのお陰でわりと簡単に出来る経験だ。

    アムステルダム コンセルトヘボウは、50年以上も前の私の学生時代に東京の何処かで来日コンサートのポスターを見て、学生ではとても手の届かないチケット代金に指をくわえた記憶がある。長年の憧れのコンセルトヘボウの本拠地に来た。 残念ながらロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏ではないが、このホールは世界有数の音響を誇ることで知られている。何はともあれ此処にこれただけで一生の思い出になる。チケットは ネットで探して 5千円位で購入。Eチケットをプリントアウトして受付に提示した。 パリやウィーンでもウィーンフィルなどは別だが4~5千円でオーケストラが楽しむ事が出来る。 旅行の日程をこれに合わせて組まなければならないが外国人の中で聴くコンサートも仲々良い思い出だ。 インターネットのお陰でわりと簡単に出来る経験だ。

  • 座席は予め決められている。 少し前の方だったがまずまず。 会場はそんなに大きくないが歴史を感じる重厚さがあり思い入れもありワクワクする。今日の曲目はドボルザークの「チェロ協奏曲」と「新世界」他でとても良かった。  演奏後は観客総立ちの熱狂的スタンディングオベーションで雰囲気に飲み込まれて私達も大いに感激した。日本のコンサートでは味わえない本場の熱狂が最も印象的な音響だった。ここでは途中の休憩時間にホールでシャンパンが振舞われる。これが非常に嬉しかった。<br />

    座席は予め決められている。 少し前の方だったがまずまず。 会場はそんなに大きくないが歴史を感じる重厚さがあり思い入れもありワクワクする。今日の曲目はドボルザークの「チェロ協奏曲」と「新世界」他でとても良かった。 演奏後は観客総立ちの熱狂的スタンディングオベーションで雰囲気に飲み込まれて私達も大いに感激した。日本のコンサートでは味わえない本場の熱狂が最も印象的な音響だった。ここでは途中の休憩時間にホールでシャンパンが振舞われる。これが非常に嬉しかった。

  • 【5日目】-晴れ-       今日はアムステルダムの美術館巡りだ。  ミュージアム広場を挟んでコンセルトヘボウの向かい側に国立美術館、左手にゴッホ美術館がある。 広々とした芝生のミュージアム広場を散歩がてら歩き、先ずはアムステルダム国立美術館に行く。  此処とゴッホ美術館もネットで入場券は取ってある。我が家は家内がパソコンに詳しいので大抵のチケット関係は自宅でEチケットが入手出来る。 混み合う美術館などもEチケットを持っていれば並ばずに横入りさせてくれる情報もネットで得た。

    【5日目】-晴れ- 今日はアムステルダムの美術館巡りだ。 ミュージアム広場を挟んでコンセルトヘボウの向かい側に国立美術館、左手にゴッホ美術館がある。 広々とした芝生のミュージアム広場を散歩がてら歩き、先ずはアムステルダム国立美術館に行く。 此処とゴッホ美術館もネットで入場券は取ってある。我が家は家内がパソコンに詳しいので大抵のチケット関係は自宅でEチケットが入手出来る。 混み合う美術館などもEチケットを持っていれば並ばずに横入りさせてくれる情報もネットで得た。

  • 国立美術館は朝一番なので混むことはなかった。  Eチケットを提示して入場すると広いホールが有り荷物はロッカーに預ける。ルーブル美術館程ではないが、 何しろ全て観るなら1日では足らないらしい。  時間に追われているわけではないので一階から順に見始めたが、それ程絵に造詣が深くない私達は先ず有名な絵を探すことに。 にわか知識だが、レンブラントの「夜警」とフェルメールの「牛乳を注ぐ女」を見たい。

    国立美術館は朝一番なので混むことはなかった。 Eチケットを提示して入場すると広いホールが有り荷物はロッカーに預ける。ルーブル美術館程ではないが、 何しろ全て観るなら1日では足らないらしい。 時間に追われているわけではないので一階から順に見始めたが、それ程絵に造詣が深くない私達は先ず有名な絵を探すことに。 にわか知識だが、レンブラントの「夜警」とフェルメールの「牛乳を注ぐ女」を見たい。

  • 「夜警」があった。この絵がどうしてそんなに良いのか実は私にはよくわからない。 この時代は多くの組合とか知人などに頼まれて肖像を描いたそうで、この「夜警」の周りにも同じようなモチーフと思われる絵が幾つもあった。しかし写真などで見慣れているせいか親しみが湧くから不思議だ。国立美術館は写真撮影可なのがいい。 色んな国のツアーが沢山群がりさーっと去る合間を縫ってパチパチ写真を撮っておく。 仲々作者の名前や作品名が読めないが、自分の好き嫌いを基準に愉しむことにする。

    「夜警」があった。この絵がどうしてそんなに良いのか実は私にはよくわからない。 この時代は多くの組合とか知人などに頼まれて肖像を描いたそうで、この「夜警」の周りにも同じようなモチーフと思われる絵が幾つもあった。しかし写真などで見慣れているせいか親しみが湧くから不思議だ。国立美術館は写真撮影可なのがいい。 色んな国のツアーが沢山群がりさーっと去る合間を縫ってパチパチ写真を撮っておく。 仲々作者の名前や作品名が読めないが、自分の好き嫌いを基準に愉しむことにする。

  • しかし、表紙の写真「牛乳を注ぐ女」は強く惹かれた。 フェルメールには「真珠の首飾りの少女」がデンハーグのマウリッツハイス美術館にあるそうだが、今は閉館中とかで今回は断念。ここで十分に時間をかけて沢山の絵を見たが、この写真の絵が最も印象に残った。 残念ながら画家も作品の名もわからない。 日本に帰って調べることにする。 二階のレストランで軽いものを食べもう一度外からの美術館の威容を味わい写真に撮って、直ぐ近くのゴッホ美術館へ行く。

    しかし、表紙の写真「牛乳を注ぐ女」は強く惹かれた。 フェルメールには「真珠の首飾りの少女」がデンハーグのマウリッツハイス美術館にあるそうだが、今は閉館中とかで今回は断念。ここで十分に時間をかけて沢山の絵を見たが、この写真の絵が最も印象に残った。 残念ながら画家も作品の名もわからない。 日本に帰って調べることにする。 二階のレストランで軽いものを食べもう一度外からの美術館の威容を味わい写真に撮って、直ぐ近くのゴッホ美術館へ行く。

  • 昼を過ぎてのゴッホ美術館の混みようには驚いた。美術館自体が小さいので入場の流れが悪いが、正規に並べば1時間待ちではとても済まないのでは。ゴッホ美術館は中は写真撮影不可なので残念。 私達はEチケットで優先入場出来た。ゴッホの絵は正直あまり感動できなかった。ゴッホの絵が解るには私自身がもう少し絵画自体が解るようにならないとだめなんだろう。 私はピカソの晩年の絵は気持ち悪るくなるだけだ。<br />  <br />

    昼を過ぎてのゴッホ美術館の混みようには驚いた。美術館自体が小さいので入場の流れが悪いが、正規に並べば1時間待ちではとても済まないのでは。ゴッホ美術館は中は写真撮影不可なので残念。 私達はEチケットで優先入場出来た。ゴッホの絵は正直あまり感動できなかった。ゴッホの絵が解るには私自身がもう少し絵画自体が解るようにならないとだめなんだろう。 私はピカソの晩年の絵は気持ち悪るくなるだけだ。

  • 【6日目】-晴れ-   この旅行も相変わらずずうーっと晴れ続きだ。殆ど街歩きだから少し位雨でもいいけどなんて贅沢を言いながらアントワープへの日帰り旅行。南駅から今日も例のシニア切符で向かう。帰りにゲントを経由することも考えたが明日も此のチケットを買えば6ユーロで乗り放題だから今日はアントワープで一日中のんびりすることに。アントワープはタリスでアムステルダムに行った線をICで50分位の距離だ。 行ったり来たりだがどうせ時間はたっぷりある。アントワープ中央駅は、眼を見張る程大きく豪華だ。駅から例の回数券を使ってプレメトロに乗って中心部へ向かう。

    【6日目】-晴れ- この旅行も相変わらずずうーっと晴れ続きだ。殆ど街歩きだから少し位雨でもいいけどなんて贅沢を言いながらアントワープへの日帰り旅行。南駅から今日も例のシニア切符で向かう。帰りにゲントを経由することも考えたが明日も此のチケットを買えば6ユーロで乗り放題だから今日はアントワープで一日中のんびりすることに。アントワープはタリスでアムステルダムに行った線をICで50分位の距離だ。 行ったり来たりだがどうせ時間はたっぷりある。アントワープ中央駅は、眼を見張る程大きく豪華だ。駅から例の回数券を使ってプレメトロに乗って中心部へ向かう。

  • アントワープはノートルダム大聖堂の「ルーベンスの三部作」が見所だそうだが正直なところ私には退屈だった。  キリストの生誕や死についての絵はたくさん見たが余り印象に残っていない。フランダースの犬も家内はよく知っているらしかったが私は名前だけ知ってる程度。それにルーベンスの大作も弟子の手で猛烈な速さで描かれたとものが多いと何かに載っていて見る気の邪魔をした。

    アントワープはノートルダム大聖堂の「ルーベンスの三部作」が見所だそうだが正直なところ私には退屈だった。 キリストの生誕や死についての絵はたくさん見たが余り印象に残っていない。フランダースの犬も家内はよく知っているらしかったが私は名前だけ知ってる程度。それにルーベンスの大作も弟子の手で猛烈な速さで描かれたとものが多いと何かに載っていて見る気の邪魔をした。

  • ノートルダム大聖堂でルーベンスの絵はよくわからなかったが、たしか左手奥の方にあった沢山のローソクに輝いていた祭壇は印象に残った。 レクイエム(鎮魂歌)の曲の世界ピッタリで信者でも無い私が思わず手を合わせて佇んでしまった。 厳かで、豪華で、精巧で、美しく 何よりもキリスト教文化はロマンチックだ。

    ノートルダム大聖堂でルーベンスの絵はよくわからなかったが、たしか左手奥の方にあった沢山のローソクに輝いていた祭壇は印象に残った。 レクイエム(鎮魂歌)の曲の世界ピッタリで信者でも無い私が思わず手を合わせて佇んでしまった。 厳かで、豪華で、精巧で、美しく 何よりもキリスト教文化はロマンチックだ。

  • アントワープでは、トイレ探しに慌てた。教会にもトイレがなく出てわざわざ地下鉄の駅まで戻って探したが見当たらない。  二人とも限界に近ずいたので仕方なくカフェに入ってコーヒーを飲み、それでまた催してまたカフェ。 トイレを作らないのは飲食店達の陰謀かも知れない。 最近は日本のツアーで、トイレ付きバス使用なんて大きく広告するツアーがあるが日本人の中高年の殺し文句をよく知っている。

    アントワープでは、トイレ探しに慌てた。教会にもトイレがなく出てわざわざ地下鉄の駅まで戻って探したが見当たらない。 二人とも限界に近ずいたので仕方なくカフェに入ってコーヒーを飲み、それでまた催してまたカフェ。 トイレを作らないのは飲食店達の陰謀かも知れない。 最近は日本のツアーで、トイレ付きバス使用なんて大きく広告するツアーがあるが日本人の中高年の殺し文句をよく知っている。

  • 今日は日曜日なので店は殆ど閉まっていて活気に乏しい。 あちこち歩いたがウインド越しに眺めるだけでは疲れる。 こんな事もあろうかと今日はおにぎりを握って来た。  市庁舎前の広場でベンチを見つけ昼食にする。 市庁舎は凄く豪華で立派な建物だ。どこの旗か判らないが全ての窓に旗が掲げられている。広場のど真ん中にはアントワープの地名の由来と言われる左手首像が。おにぎりを食べながら左手首をみる。  矢張り我々農耕民族と狩猟民族には根本的な何か違いがあるのを感じる。

    今日は日曜日なので店は殆ど閉まっていて活気に乏しい。 あちこち歩いたがウインド越しに眺めるだけでは疲れる。 こんな事もあろうかと今日はおにぎりを握って来た。 市庁舎前の広場でベンチを見つけ昼食にする。 市庁舎は凄く豪華で立派な建物だ。どこの旗か判らないが全ての窓に旗が掲げられている。広場のど真ん中にはアントワープの地名の由来と言われる左手首像が。おにぎりを食べながら左手首をみる。 矢張り我々農耕民族と狩猟民族には根本的な何か違いがあるのを感じる。

  • 【7日目】 -曇り-  今日が最終日で最後の候補地のゲントに日帰り旅行する。 昨日までの青空が今日は曇天になって傘を持って出掛けた。 ゲントは先日行ったブルージュの途中で、セント ピータースという駅で降りる。駅前からトラムに乗り10分で中心部に着く。歩いても良いのだがブルージュで買った回数券がまだ4枚在るので使い切らないと。1番トラムに乗り、聖ニコラス教会、鐘楼や聖バーブ大聖堂などが集まっているコーレン マルクトで降りる。 ニコラス教会は 外から眺め、ブラブラ散策する。

    【7日目】 -曇り- 今日が最終日で最後の候補地のゲントに日帰り旅行する。 昨日までの青空が今日は曇天になって傘を持って出掛けた。 ゲントは先日行ったブルージュの途中で、セント ピータースという駅で降りる。駅前からトラムに乗り10分で中心部に着く。歩いても良いのだがブルージュで買った回数券がまだ4枚在るので使い切らないと。1番トラムに乗り、聖ニコラス教会、鐘楼や聖バーブ大聖堂などが集まっているコーレン マルクトで降りる。 ニコラス教会は 外から眺め、ブラブラ散策する。

  • 今日は月曜日だが子供達の団体が多い。 元気のいい大声でやかましくてしょうがないが一緒に歩いていてもとても楽しい。遠足なのか、校外学習かはわからないが、この子達は小さい頃から立派な教会や聖堂に囲まれアーメンと言って食事をしてきたのだろう。神が当たり前のように身じかにいたのだろう。私もお寺の近くで育ったのに・・・といろいろ考える。

    今日は月曜日だが子供達の団体が多い。 元気のいい大声でやかましくてしょうがないが一緒に歩いていてもとても楽しい。遠足なのか、校外学習かはわからないが、この子達は小さい頃から立派な教会や聖堂に囲まれアーメンと言って食事をしてきたのだろう。神が当たり前のように身じかにいたのだろう。私もお寺の近くで育ったのに・・・といろいろ考える。

  • コーレンレイ、グラスレイというベルギーらしい建物が運河を挟んで並ぶ名所にきたがポツポツと雨が降り始めた。  慌てて傘をさすが周りは誰もさしていない。 スイスの旅行中もおなじことを思ったが外人は雨に濡れても平気なのだろうか。  コーレンレイの風景は、お天気のせいか余り印象に残っていない。天気が良ければオープンテラスでランチを食べてゆっくり景色を楽しめただろうに残念。此処での写真も少ない。

    コーレンレイ、グラスレイというベルギーらしい建物が運河を挟んで並ぶ名所にきたがポツポツと雨が降り始めた。 慌てて傘をさすが周りは誰もさしていない。 スイスの旅行中もおなじことを思ったが外人は雨に濡れても平気なのだろうか。 コーレンレイの風景は、お天気のせいか余り印象に残っていない。天気が良ければオープンテラスでランチを食べてゆっくり景色を楽しめただろうに残念。此処での写真も少ない。

  • お昼近くになったので、まだ食べたことがないワーテルゾーイの店を探すことにした。地図を片手にあちこち探すが仲々見つからない。 お腹も減ってきたので場当たりでよく流行っていそうなレストランに入った。 テーブルについてランチを頼んだら写真の鶏肉?とコロッケがタップリ。私達には半分くらいでないととても食べきれない。しかし、味は結構美味しかった。 やはり食事はスイスよりベルギーの方が上だ。

    お昼近くになったので、まだ食べたことがないワーテルゾーイの店を探すことにした。地図を片手にあちこち探すが仲々見つからない。 お腹も減ってきたので場当たりでよく流行っていそうなレストランに入った。 テーブルについてランチを頼んだら写真の鶏肉?とコロッケがタップリ。私達には半分くらいでないととても食べきれない。しかし、味は結構美味しかった。 やはり食事はスイスよりベルギーの方が上だ。

  • 聖バーブ大聖堂とファンアイク兄弟の銅像は午後になった。 昼のミサの時間なのか休憩なのかはわからないが13時以降しか入れない。此処にはフランドル派絵画の傑作「神秘の子羊」がある。 4ユーロ払って狭い部屋に並んではいる。しかしどうにも私にはこの絵の良さがわからない。情けないがそろそろ宗教画には飽きてきてしまった。宗教画は裸体が多く残忍なものが多い。 教会も沢山見すぎて徐々に感動も小さくなってきてしまった。私達の旅行も明日は帰国となり、引き揚げ時期には頃合いとなった。

    聖バーブ大聖堂とファンアイク兄弟の銅像は午後になった。 昼のミサの時間なのか休憩なのかはわからないが13時以降しか入れない。此処にはフランドル派絵画の傑作「神秘の子羊」がある。 4ユーロ払って狭い部屋に並んではいる。しかしどうにも私にはこの絵の良さがわからない。情けないがそろそろ宗教画には飽きてきてしまった。宗教画は裸体が多く残忍なものが多い。 教会も沢山見すぎて徐々に感動も小さくなってきてしまった。私達の旅行も明日は帰国となり、引き揚げ時期には頃合いとなった。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • Melodyさん 2019/05/05 08:54:54
    小説のような旅行記に感動しました。
    はじめまして。

    来年4月にオランダ、ベルギーの個人旅行を計画してます。
    まだ1年近く先のことなので、またこれからもこちらの旅行記に度々お邪魔して、参考にさせていただきたいと思います。

    それにしても思い出しながら、お書きになったということですが、小説のような美しい文章で感心いたしております。

    私は忘れないうちに早めに旅行記をあげるようにしてますが、その頃にはすっかり記憶が飛んでいて、文章にはとてもとてもできない状態になります。

    旅行の内容はもちろん、文章の伝え方も参考さてていただきます。

    よろしくお願いいたします。

    melody
  • hatiさん 2017/10/17 00:25:29
    リンレイさん ありがとうございます
    私の質問への回答ありがとうございます。
    楽しんで読ませていただきました。

    再度質問ですが、シニア一日乗り放題チケットのシニアとは何歳からでしょうか。
    またアムステルダムでは、どこのホテルに泊まられたのでしょうか。
    すみません、よろしくお願いします。

    リンレイさん からの返信 2017/10/22 13:54:40
    RE: リンレイさん ありがとうございます
    > 私の質問への回答ありがとうございます。
    > 楽しんで読ませていただきました。
    >
    > 再度質問ですが、シニア一日乗り放題チケットのシニアとは何歳からでしょうか。


    こんにちわ、返事が遅くなりましてすみません。
    シニアは65歳以上と思います。 駅の切符売り場でパスポートを提示し、シニアー、ワンデイと言えば6ユーロでベルギー国内全て乗り放題出来ます。 ただし、国鉄だけです。 バスや路面電車はフランドル地方共通パスをブルージュかアントワープのバスチケット売り場で購入することになります。 回数券ですので英語で回数券と言う言葉を紙にメモして示すと変えましたよ。 アムステルダムのホテルはミュージアム広場駅近くのコンセルトホテルだったと思います。 ツイン 1万円くらいでした。 リンレイ
  • rinnmamaさん 2015/11/26 10:00:15
    有難うございました
    リンレイさんへ

    お礼が遅くなり、ごめんなさい。。
    実はフランス・パリなどに行く予定でしたが、テロで急遽計画変更で
    バタバタしておりました。

    名古屋にお住まいなんですね!
    私はJAL派なので、名古屋から羽田・成田経由で欧州に出かけます。
    いつも、フィンナーでムーミンに会いにいきたいです^^
    如何でしたでしょうか?

    良い時にベルギーにいらっしゃいましたね。
    私も5年前にロンドンから、下調べもなく行きました。
    駅前が物騒といわれていましたが、特に治安も悪いと思いませんでしたが、
    今回の事件はショックですね!
    アムス・ゲントなどを予定しておりましたが、これで当分行けませんね!

    美術館が好きで行きますが、私もテーマを決めて見ています。
    展示が多いので疲れてしまいますものね〜〜

    アパート滞在も素晴らしいですね!
    貧乏性で移動ばかりしていますので、見習わないといけません(^^)

    急に寒くなりましたね。どうぞ、お気をつけてくださいませ。

    rinnmama

  • あんずの姉さん 2015/09/28 22:48:51
    こんばんは
    リンレイ様

    まずは、沢山の投票をありがとうございます。
    ブリュッセルの滞在記、楽しく拝見いたしました。
    一昨年、私も両親のリクエストでブリュッセルにアパートを借りて約1週間滞在しましたが、リンレイ様が我が両親と同じことをおっしゃっているので思わずあの日々を思い出し楽しくなってしまいました☆
    因みに我が家もレオニダスのチョコレートをわんさか買って帰りました。
    父などは今でも「ヨーロッパ行ったらアレ買ってきてくれ」と言います。
    今年、ドイツへ行く機会があったのでお土産に1kg買ってきましたら、狂喜乱舞しておりました。
    個人的にはノイハウスより美味しくてリーズナブルで好きです(笑)

    また、おじゃさせていただきます。
    あんずの姉

    PS:一応、念のためですが・・・「夜警」はレンブラントです(ご存じでしたらすみません・・・)
    絵画も、建築や歴史も帰ってきて気になったことなどを調べたりするのも楽しいですよね。

    リンレイさん からの返信 2015/09/29 10:49:58
    お恥ずかしいです
    今年、スイスのブリエンツ旅行の後、初めて4トラベルに投稿して、結構面白かったので、昨年と一昨年行ったブリュッセルとサンモリッツ旅行も思い出し思い出しして作って投稿して見ました。何しろ、記憶が悪くなっていまして他にも所々に思い違いがありそうで心配です。 尤もレンブラント、フェルメール、ルーベンスも昨年の出発前のにわか仕込みの勉強でゴチャゴチャになってましたので、お恥ずかしいことになりました。 ご両親との海外旅行は良いですね。 シニアは自力の海外個人旅行は中々大変で踏み出すには勇気が要ります。慣れもあってか、スイスは比較的安心でしたが都会は年寄りには少し落ち着きません。ご両親に、ブリエンツ滞在をお勧めします。アパートメントは「アーベンドロッド」といいましたか少々値段は高いのですが、まるで天国のような所ですよ。 言い訳ばかりでごめんなさい。 リンレイより
  • sallyさん 2015/09/14 12:36:02
    風車を眺めながらのおにぎりが美味しそうで。
    ブリュッセルのアパート滞在での旅行記、とても楽しく読ませて頂きました。実は先日、いいね投票しましたが、途中までしか読めなかったので、今日ゆっくり続きを読みました。

    ゆったりした街歩きが感じられて良いです。オランダの風車や、アントワープの左手(? 知りませんでした、名前の由来とは)を眺めながらのおにぎりはオツだろうなぁ、と。
    レオニダスのチョコレートはそんなに美味しいんだ。とか。(わたしはノイハウスの1番人気を一個しか食べてないんですが、味の違いがわからない人でした)

    他にも感想は色々ありますが、長くなりますので。

    またお邪魔させてください。

    リンレイさん からの返信 2015/09/14 13:23:44
    書き込み有難うございました
    sallyさんの旅行記のリズムが好きで、楽しく見させていただいています。 私達はごく最近投稿を試みました。 書いていると旅行の思い出が整理出来てなかなか面白いですね。 これからは旅行記のネタのために旅行することになりそうです。 スイスの「サンモリッツ」と「ブリエンツ」も投稿しましたので、ご覧下さい。

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