2015/07/26 - 2015/07/26
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Fluegelさん
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2週間のVeneto一人旅。最終目的地は、世界遺産・ドロミテ。東ドロミテ・Cortinaに3連泊し、第2日目はTre Cimeへ。
表紙写真:Tre Cime。
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- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月26日(日)朝、初めてcortina autostazioneよりDolomiti Bus に乗る。まずは、biglietto. statione内の事務所で尋ねると、タバッキで買えと…嫌な予感。Tre Cimeまで12ユーロ位で、やっぱり現金のみ。できるだけクレカで済ませたいのだけど。
バスの本数が少ないので、ちょっと緊張。ベンチに一人で座っていた若めの女性客に乗り場はここで良いか聞こうと、声をかけた。"I can't speak Italian, only English"と言われ、英語に切り替える。伊語・独語の客は自家用車で来るけれど、英国は島なので車で来られない(トンネルが通ってるけどね)。バスに乗る客は、英語率が高いようだ。
写真はautostazioneにて。 -
朝10時にCortinaを出発したバスは、10:35にmisurina(自然湖、1,754m)を通る。湖畔には、約10軒のホテルがある。Grand Hotel Misurinaの外観が、印象的。
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Dolomiti Busサイトのorario(2015年版).
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entrata di 3 cime.路線バスも、駐車料金を払うようだ。
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午前11時、バスが3 cime(Rif. Auronzo)に到着。fermataに書かれた帰りの時刻表は、misurinaまでの便のみ。cortinaへ行く便の記載はなかった。伊・独・英・仏語の4か国語表記。
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rif.Auronzo(2,320m)の前には、独立した公衆トイレがある。一応、料金箱もあるけど、皆さん入れてるのかな。それにしても、路線バスで標高2,300mまで来られるのは、有り難い。険しい日本の山と違って、標高が高くても道を通せる位、なだらかなのね〜
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バス停のある道の向こうには cadini di misurina(2,839m).天気の不安定な山で、これだけの晴天に恵まれ、幸運♪
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先ほどバスで通ったmisurina湖も、見下ろせる。misurinaからrif.Auronzoまで標高差600m近くをバスでたった25分で登ったけれど、道は緩やかだった。
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sentiero n.101に入り、ハイキング開始。
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rif.Auronzoを振り返る。
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cresta di gallo 雄鶏のとさか。オクエゾガラガラ(alectorolophus major ゴマノハグサ科オクエゾガラガラ属).
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Cerastium latifolium(ナデシコ科ミミナグサ属).耳菜草は花弁の先が浅く2裂する。
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chiesetta di S.Maria Ausiliatrice.第一次大戦中に建てられ、1964年に再建された昔の軍用の礼拝堂らしい。ここが大戦で戦場になったことが、うかがえる。
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rif.Lavaredo(2,344m).1954年築。rif.Auronzo(2,320m)より20分。全然、標高が変わってないのは、3 cimeの周りを周遊するハイキングコースで、ピークハントでないから。ご覧の通り、犬でも歩ける(笑)。
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rif.Lavaredo付近より望む 3 cime。左よりCima Piccola(2,857m), Cima Grande(2,999m 最高峰), Cima Ovest(西峰 2,973m).
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アルプス薊, cardo alpi (cirsium spinosissimum)。
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papavero retico alpino.アルプスのケシ。1,800-3,000mに分布。
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rif.Locatelli(2,438m)が遠くに見えてきた。3 cimeという山が州境になっていて、この山小屋は、Alto Adige(トレンティーノ=アルト・アディジェ自治州、南チロル)にある。私のVeneto旅の中で、唯一、隣州に足を踏み入れた。
rif.Locatelliまでは行かず、手前の道標からsentiero n.105に入った。結局、私の足で 3 cime周遊は3時間で済んだので、訪ねる時間はあったのだけれど、帰りのバスの時刻が気になっていた。5時間かかるという情報は、幼児連れか60+の場合なのだろう。 -
Malga LangAlm(malga=羊飼いの山小屋、避難小屋でなく。2,283m).出発点であるrif.Auronzo(2,320m)より低い。sentiero n.105(rif.Locatelli→rif.Auronzo)は、少し下って昇り返すような地形。さて、この小屋もAlto Adigeにあり、名前が独語。lang(長い)alm(牧草地)。Alto Adigeは独語圏の特別自治州。伊語を学ぶため、子供をフィレンツェに「留学」させることもあるという。
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muccheを発見…絵になる。この辺りで、日本人中高年5人グループと出会う。日本の若者が海外旅行をしなくなったと言われて久しい。でも、中高年はとっても元気。そろそろ、若い頃に欧州経験のある世代が、リタイアしているらしい。独語でVeneziaはVenedigと呼ぶと、教えてもらった。前日、私と同じバスでVeneziaからCortinaへお越しとのことで、びっくり。
日曜の3 cimeでは、一人ぼっちを感じることが難しい。すぐ後ろでcineseと言われれば、振り向いてgiapponeseと訂正し、空を飛ぶ鳥を見ては、gracchioだと名前を教えてもらう。誰彼構わず話しかけるイタリア人気質は、vacanzaにピッタリ。この日の夕方、gracchioの撮影に成功したので、下に載せます。 -
14:30 tre cime発ー15:30 Cortina着のバスに日本人グループと一緒に乗る。ここで皆さんとお別れし、tofana funivia(freccia nel cielo)へ。M.Tofana(3,244m)は雲の中だったけれど、summer pass(ロープウェイ乗り放題)を持っているのだし、3,000mを超える山に行ってみたかった。
funiviaは、Cortinaのホテルから歩いて5分程度、でも街外れで道が分からず、途中、通行人に伊語で尋ねた。 -
Col Druscie'(1,778m), Ra Valles(2,470m)と2か所でfuniviaを乗り継ぐ。
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stazione cima tofana(3,191m).この標高まで、全く歩かずにロープウェイで行ける。
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stazioneから外へ出ると、雲の間から少し眺望が…真夏の残雪が、3,000mを超えていることを感じさせる。
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雲で視界が悪いと、鳥が多くなる。近くで休んでいたのは、gracchio ベニハシガラス(紅嘴烏)。
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帰りのfuniviaから、Cortinaの街を眺める。autostazioneから、泊まっているホテルまで、全て見える。Cortinaには、あともう一泊する。
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