2014/08/15 - 2014/08/16
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RAINDANCEさん
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山形県最南部、置賜地方の市である米沢を訪れました。伊達氏、上杉氏、といった著名な戦国武将のゆかりの地である米沢は、米沢牛はもちろんのこと古風な街並みや酒造など含め城下町の趣がある町です。近くには良い温泉もあります。
★米沢城跡の上杉神社にて、米沢の歴史を探訪。
★市内の小野川温泉でいいお湯と米沢牛を堪能。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「東光の酒造」の日本酒
◎米沢牛
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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あいにくの天気となった今回の山形への旅、まずは市街の中ほど、JR米沢駅からは東に2kmほどの所にある米沢城跡へ。ここに上杉神社があります。
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明治9年に、上杉謙信・上杉鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建てられた神社だそうです。
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祭神である上杉謙信(戦国時代の武将)の像。
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同じく上杉鷹山(ようざん、米沢藩第9代藩主)の像。
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戦国時代、上杉景勝に仕えた直江兼続の生涯を描いたNHK大河ドラマ、「天地人」にちなむ像の様です。
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そしてこれが現在も多くの人を魅了する上杉鷹山の名言、「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」。
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「やればできるんだよ。やんなきゃ何も成就しないよ。成就しなかったのはやらなかったってことだよ。」........おそらく、多くの方がこの言葉に『うぐっ』と思うのでは?
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神社の拝殿へ向かう前に、宝物殿である稽照殿(けいしょうでん)へ。
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直江兼続(戦国時代の武将)の像?巨大フィギュア?...やけにリアルです。
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稽照殿の庭。
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撮影禁止のため画像はお見せできませんが、直江兼続が使っていたといわれる「愛」の前立の甲冑や、上杉謙信が使っていた鎧の中でも逸品といわれる「色々威腹巻(重要文化財)」や、上杉景勝が使っていた「紫糸威伊予札五枚胴具足(日輪の前立て、県指定文化財)」などの宝物を見ることができます。
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このような折り紙の兜が、市内のあちこちで「ご自由にお取りください」でした。
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その後、神社の拝殿へ。
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上杉謙信祠堂(御堂)跡。江戸時代に上杉謙信の遺骸を安置した御堂が建っていた場所で、その遺骸は明治9年に上杉家の御廟所に移されたそうです。
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同じ場所にある招魂碑。戊辰・西南・日清・日露戦争の戦死者が合祀されているとのこと。
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この神社は、大正8年(1919年)の大火で全焼し、その後現在の社殿が再建されたのだとか。
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外堀にはたくさんの鯉。
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さて、上杉神社出て町歩きへ。
こちらは上杉神社の近くにある米沢市上杉博物館、入館はしませんでした。 -
こちらは、英国の商人出身の教師であったチャールズ・ヘンリー・ダラスの碑。碑に刻まれている通り、米沢牛を知らしめることに貢献した人だそうです。
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続いてやって来たのは、上杉神社と米沢駅の中間くらいのところにある「東光の酒造」。
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ここは、酒造資料館となっています。
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「東光」は、古くからここ米沢で酒造を営んでいる小嶋総本店のブランドだそうです。
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小嶋総本店は1597年創業で、米沢藩上杉家御用達の酒造だったとのこと。
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ここは、昭和59年に古い酒蔵が復元され、昔ながらの酒造りを知ることの出る資料館となったそうです。
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小嶋総本店の信念は「毎日の仕事を終えた人々が、一日の疲れを癒し心を解きほぐして楽しむ晩酌の酒こそ美味しいものをご提供したい」ということらしい。
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「なせば成る...」の精神で一所懸命働き...
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...美味しい酒で疲れを癒す...
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現代風に言えばそうなりますが...
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皇太子夫妻。2003年にご訪問された様です。
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昔は美味しいお酒を飲めたのは、上杉家の様な身分の高い人々だけだったのかもしれませんね。
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庭園。
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囲炉裏の間。
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こちらも。
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徳利。
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杯。
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「かねたん」。
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酒蔵の見学は終わりましたが、資料館で終わるはずがありません。
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お酒の販売所と試飲コーナーが待ち構えています。
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もちろんここは、テイスティング。そしてお気に入りを2本ゲットして帰ります。
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米沢の市街を後にし、向かったのは市の西部にある小野川温泉。途中、「道の駅 田沢 なごみの郷」に寄ります。
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ここにある「草木塔(そうもくとう)」を見るためです。草木塔は、200年以上前から草木の命を大切に思い供養するために建てられた塔で、国内に160基以上存在するうちの約9割が山形県内に存在するとのこと。
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こちらは平成9年建立のものですが。
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小野川温泉に着きました。開湯は836年、小野小町が父の行方を訪ねて京都から東北に向かう途中、病に倒れた際に偶然発見したとか。戦国時代には、1589年(天正17年)伊達政宗が湯治したと伝えられているらしい。
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観光案内所です。といっても無人で地図やチラシが置いてあるだけですが。無人の市場もありました。
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足湯。
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味のある旅館です。
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小野川温泉のど真ん中に佇む小さく古風な建物。
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こちらは共同浴場「尼湯」。
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その傍にある「名湯の宿 吾妻荘」、ここが本日の宿です。
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帳場。
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中庭。
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客室。
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窓の外の景色は、...駐車場。
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洗面所に冷蔵庫。
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まずは風呂へ。大浴場「薬師の湯」。
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こんな感じ。
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こちらは貸切の家族風呂。硫黄の匂いがプンプンで、いいお湯でした。露天風呂が無いのが惜しい。
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夕食のお供は東光の酒で。
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米沢牛のすき焼きをメインとした献立です。すき焼き美味し!
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そうめん。全部はUPしませんが、充分満たされる夕食でした。
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翌朝の朝食。こちらもボリュームは充分です。
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従業員の方々の明るい対応が印象に残る宿でした。
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さて、米沢を後にする前に、見ておきたいものが。
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こんな路地を進むと...
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田んぼアートが開けます。伊達正宗と支倉常長...ですね。お見事です。
ここを最後に、歴史とお酒と食と温泉と...盛り沢山に楽しめた米沢を後にします。
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