2015/08/17 - 2015/08/18
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sunnyさん
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中央アジア・シルクロード。
民族の多様性と風景に魅せられ、2000年代半ばより毎年のように通うようになりました。
ウズベキスタンを突破口に、トルクメニスタン、カザフスタン、キルギスタン、コーカサス3国、新疆。
今回訪ねるタジキスタンは、最後の旧ソ連の国、最後のアジア未踏の国。何度も計画倒れしていた思い入れのあった国でした。
私の中でのシルクロードの旅、ひとまずはこれで最終章です。
カシュガルを出発して2日目、キルギスのサリタシュという村からタジキスタンとの国境へ向かいます。
☆航空会社
中国東方航空MU 羽田~上海(虹橋)~カシュガル往復
☆サリタシュからムルカブへ
7:30 キルギス国境まで車をチャーターしサリタシュ出発(1000スム:2千円)
8:20 キルギス国境到着 車がないので待ちぼうけ
9:30 オシュからの乗合タクシーを捕まえキルギス出国(150ソモニor1500スム)
デコボコ道の緩衝地帯を移動
12:00 タジキスタン入国
15:30 ムルカブへ到着
※タジキスタンとキルギスとの時差1時間遅れですが、ムルカブではキルギス時間を採用
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
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朝6時過ぎに起床。静かでよく眠れた。
6時半に朝ごはん。昨夜と同じく少し酸味のあるパンと温かい紅茶。
手作りのジャムとバター。
卵はないか聞くと、ないって言われた。
朝早すぎたので準備ができなかったのかな。 -
宿の周りを少し散歩。
各民家から家畜を集め放牧に行くらしい。 -
今日、キルギスのサリタシュから中国カシュガルへ向かう旅人たちも早起きしていた。早い時間に中国入りしたいからと。
キルギス、中国双方の11:30から2時間以上もある昼休みに引っかかったら時間もったいないもんね。
宿の部屋からは道路が見えるのだが、オシュ方面へ何台か車は走っているものの、タジク方面はゼロ。
宿のおじいちゃんが、1,000スム、2千円で国境まで乗せて行ってあげるよと。
国境まで行っちゃえば車も何とかなるだろう、タジクに入ってしまえば何とかなるだとうと、
とっても甘く考えていた^^; -
車はソ連製の旧式。
ホンダのフィットもあったので、あっちがいい、日本製のマシーナ、リクエストしてみたが、こっち(ソ連製)で行くって。
年代物でしばらく使ってないふうだったけど、乗る前に整備していた。
日本人サイクリストのHさんもこれからムルカブへ向かうという。
1000メートル近く上がるので厳しいな、と言ってたので、車シェアする?って提案したものの、お断りされた。さすが自転車でアフリカ一周しただけあるツワモノだ。 -
7時半、サリタシュのゲストハウスを出発。
昨日、間違えてしまったもう一つの国境カラムク方面との分岐点。今日はムルカブへ行くよ! -
なんてのどかな風景!
タジク国境までの道路は穴ぼこだらけ。
キルギス国境に近づくにつれ、ユルタや家畜の放牧も見えてきた。
8時20分には着いてしまった。おじいちゃんとお別れ。 -
国境はまだ開いてない様子だったが、国境警備の人が上司を呼んでくれ、パスポートにスタンプを押してくれた。
しかーし!国境には車もトラックも1台も止まってない。。
タジク側まで歩こうと思ったけど、緩衝地帯は18キロで大変な悪路だという。
待ってなさい、そのうち車が来るからと言われ、詰所のような場所に案内されて、ここで待っていなさいと。寒いので助かった。 -
待っているうちに、1台の四駆がやってきた。オシュからの乗合タクシーだ。
ムルカブまで乗せてくれと頼んでみたが、席がないからと断られた。
そして、後にもう1台オシュからの車が来るからそっちには席があるよと教えてくれた。
待ちに待ったもう一台がやってきた。
ムルカブまで乗せてって言うと、1,500スムか150ソモニ(3千円)。
サリタシュから車チャーターしたけど、あそこで待ってても同じだったな。。余計にお金かかっちゃった。
シェアタクシーには、ドイツ人2人とキルギス人が乗っていた。オシュ朝の5時発だったらしい。
このキルギ人が曲者で、ひたすらビールを飲んで、車内にビールをまき散らすは吐くは、アル中で臭いわ… -
挙句の果てにこのキルギス人、タジキスタンのバダフシャーン入域に必要なパーミットを持ってなかった!
もちろんタジキスタン入れないよね?自分が悪いのにキルギス人は文句たらたら。
すったもんだでタジク国境で待ちぼうけ… -
ムルカブ在住のタジク人ドライバーが、キルギスで買った子犬を乗せていた。
1時間の待ちぼうけの間、外に出してあげてお水をあげた。 -
曲者キルギス人、パーミットないならキルギスに戻れと言われていたが、タジク側の上官の特別の許しが出たようで、例外で入国を認められていた。。
しかし、周りが動いている間、当人は酔っぱらって爆睡(怒)。
ロシア系のキルギス人(白人)って飲んでばかりのタチの悪いのが多い、
ってのが旅人たちの間での共通見解。 -
タジク国境を超えたら今度は珍しいイラン人サイクリストが便乗。
もう座る場所ないよ、と思ったけど、荷物を車の屋根に移動させ1席確保。イラン人で自転車乗る人いるのね。
中東シリアでは女性が自転車に乗るのはふしだらだからご法度だったな。 -
ついにパミールハイウェイ、パミール高原!
カラクル湖が見えてきた。 -
中国とパキスタン国境のタシュクルガン手前にあるカラクリ湖
と名前が似ていて紛らわしい。
高地にある湖の青さは群を抜いているなあ。キルギスのイシククルも相当綺麗だった。 -
イチオシ
パミール高原。アク・バイタル峠、4,655m超え
土色の風景が続く。 -
中国のタシュクルガンからクンジュラーブ峠を越えて行く、
パキスタンのカラコルムハイウェイの北部の風景と似ている。
あちらは谷や村があってドライブとしては楽しい。
フンザもあるしね。 -
それでも車窓は刻一刻とその姿を変えていく。
-
15時30分、タジキスタンに入り最初の大きな街、パミール高原のムルカブに到着。
タジク時間はキルギス時間から1時間戻るけど、ここムルカブはキルギス人が多いのでキルギス時間で生活している。
時計の針はそのまま。 -
目星をつけていたIbragim Anaraゲストハウスは、フランス人団体ツーリストが入っているので満室。。
オーナーのIbragimさんが友人のGHを紹介してくれた。
高台にあるFilyra GHというとこで、この大部屋を貸切。
1泊10ドル。
お風呂はボイラー室のようになっていてとっても温かい。お湯も出て気持ち良かった。 -
明るいうちにムルカブ散策。
明日は早朝からパミール高原の西の入り口、ホーローグ移動するので
今しか時間がない。
とは言うものの、もあまり見るところはなさそう。 -
バザールはトタンでできた窓のない箱の店が連なるだけ。
先祖何代も続いている中東のスークやバザールを見てるので何とも味気ない。
羽振りのよさそうな雑貨店に入って、USドルから現地通貨のソモニへ両替。
1ドル6.4ソモニ。 -
少し遅めのお昼を食べに、バザールの近くにあったレストランへ。
お店の選択肢も少ない。 -
スープとマントウを頼んだ。
量が多すぎて途中でギブアップ。
お茶1で合計21ソモニ、420円。 -
禁煙のステッカー。
この辺の国々、旧ソ連圏は喫煙率高いもんね。 -
丘の上からムルカブの街全体を見渡す。
このおとなしそうな犬が、直後に豹変して狂ったように吠えはじめる。
うわー噛まないで!狂犬病怖いから。。 -
ムルカブで一番大きいと思われるモスク。
アザーン聞こえたよ。
明日は早朝から、ムルカブからホーローグまでの乗合タクシーを探す。
昼間の停電は、夜8時(タジク時間7時)には解除され、明かりが戻ってきた。
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