2015/07/18 - 2015/07/19
277位(同エリア894件中)
くろへいさん
タイを象徴する風景のひとつとして、黄金の王宮や仏像に町を疾走するTuk-Tuk、そして南国の果物や食材を満載にしたボートが行き交う水上市場をイメージする者は多い。
元々、バンコクは運河と共に発展してきた街だったが、都市開発と共に運河は埋め立てられていき、嘗て”東洋のベネチア”といわれた水の都の面影はない。
然しながら、そんな在りし日の”古き良きバンコク”を思わせる町並みが、今も近隣の県に存在している。
首都バンコクから約100?南西に位置する”サムットソンクラーン県”
広大な干潟と塩田、そして豊かなマングローブの森に囲まれたこの地は、今でも古い町並みを残し訪れる人をノスタルジックな世界へと誘う。
フォトジニックな風景が広がるタイの原風景を探しに、隠れた名所への小旅行をご紹介してみます。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自転車
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自宅を出て1時間後
エラワンの"気持ち悪い象の博物館"を右に見ながらアウターリングRDを南下します。
総工費1,200億円
全長1,750M
3%の利子で円借款により建造された橋を疾走 -
その後、塩田地帯を暫く進んでメークロンへ。
此処はメークロン駅の構内です。 -
メークロン駅
メークローン鉄道市場(タラード・ロム・フッブ) 市場
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駅の構内を出た所がそのまま市場の入口になっています。
線路の上に市場がある、というより市場の中を列車が走っています。 -
此処も線路上
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どうやって食べるのだろう?
やはりフカヒレ… -
名物のお菓子も売っています。
いつも思うのは、タイ人のビニール袋の入れ方が上手過ぎる。
何で、こんなにパンパンになるのか不思議です。 -
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これは"メッヤイ"という豆
以前、西表島でトレッキングした時に、森で見かけたので
「これは日本語で何と言いますか?」
と聞いたら、ガイドさんがドン引きしてました。
でも、日本語では何ていうのかな? -
線路上の宝くじ売り
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このお店は列車が来たら片付けが大変そうです。
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丁度、線路の補修工事の為、あと2ヶ月間は列車は運休との事。
今度は是非列車が走るところを見てみたい。 -
蟹屋のばあちゃん
バンコクやラヨーンよりも蟹が安価 -
食用蛙
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蛙の串刺し
さすがにちょっと勇気が無く断念 -
"すばらしい
一緒に食べましょう"
蛙の串刺しを一緒に食べるんかい? -
メークロンから更に7-8kmでアンパワーです。
地図を頼りに、予約した"Baan Amphawa Resort & Spa"に行くとそこには警察署が。
Trip Advisorに記載されてた場所と全然違います。
ホテルに電話をすると、
「メークロン方面から国道を6km進み、左手に"鹿寺"が見えたら次の道を左折」との事でした。
これが目印の鹿寺。 -
Trip Advisor記載の場所から、実際のホテルまで約2kmですが、大渋滞にハマリ2時間もかかりました。
チーク材を使った素敵なコテージのお宿です。バーン アムパワ リゾート アンド スパ ホテル
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ドアのノブがゾウさんでお洒落
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部屋は狭いですが、雰囲気は素敵です。
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ホテルのレストランで遅い昼食
アンパワー名物といえば、プラトゥー(鯵の仲間)です。
醤油と砂糖と生姜とニンニクで甘辛く煮付けてます。
パクチーと唐辛子がなければ、そのまま日本料理屋のメニューにあってもおかしくありません。
酒の肴にぴったり。
因みにこの日は雨安居入りの為"DRY DAY"
ホテルでもアルコールの提供はありません。 -
食後に愛車のフェラーリーでアンパワーの中心部に向います。
お腹が一杯なので、フェラーリーも坂道でフラフラ…
途中の民家も年代モノの匂いがします。
【婆さん+犬猫+洗濯物】絵になる光景です。 -
ホテルから徒歩3分の"気持ち悪い寺"
信じられない事に旅行から戻った翌週に、"社員旅行の行き先"がこの寺に決まりました。
いつもの事ですが、タイ人と旅をすると"寺"と"滝"は必須です。
因みに一般的なタイ人は、世界遺産や貴重な文化財の有無など興味はありません。
彼らの煩悩を適えてくれる"評判の高い寺"こそ価値が高いようです。 -
愛車を路上に駐車して夕方のアンパワーをブラブラ散歩します。
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アンパワーの日暮れ
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アンパワー市役所もレトロチックです。
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名物の手織りの布が夜店に並びます
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飴屋さん
やはり婆さんが売っていました。
「3丁目の夕陽」ぽい雰囲気 -
プラトゥーの一夜干し
この後、蛍ツアーに参加。
夕方のスコールで大方の蛍は流されてしまいましたが、それでもマングローブの木々にはチラホラと蛍が見えました。
さすがに写真には撮れません。 -
プラトゥーの一夜干しキーホルダー
素晴しいセンスに脱帽 -
翌朝、朝食前に再度愛車のフェラーリーのペダルを漕いで中心部まで。
赤いじゃじゃ馬もくろへいが運転すると、歩くより遅い? -
イチオシ
これが見たかった!
完璧に観光化されたダムヌンサドゥアックの水上マーケットと違い、此処は生活の一部として残っています。 -
カオナー.ムーデンという料理
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船頭、格好良いよ!
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船頭カムバック!
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朝飯を食べる人達
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だんだん混んできた
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路地裏を散歩してみます
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レトロチックな町並み
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洗濯物も絵になる
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身動きひとつしない爺さん
逝っちゃってるかも…
合掌 -
再び川沿いに
バイクとすれ違うのも大変です。 -
毛並みの良さそうな猫
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これもオブジェか?
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おっ見上げるとドラゴンフルーツが!
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ドラゴンフルーツの花
何だか気持ち悪い花 -
これも不気味な花です
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再び愛車のフェラーリーでホテルに戻ってきました。
ホテルは川に面して建ってます。
川岸にはマングローブと干潟が広がっています。 -
ホテルの川沿いに広がる干潟
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おっ むつごろうだ。
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どうやら鷺もムツゴロウを発見した様子
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狙いを定めています。
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空中からの突撃を期待してましたが、そのまま干潟を歩いて行きます。
その間にムツゴロウは逃亡
鷺、マヌケ過ぎる -
お昼にホテルをチェックアウトして、サムットサーコーン県ベンジャロン村に立寄ります。
ドンカイディー ベンジャロン村 散歩・街歩き
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何故か猫がたくさんいます。
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凄い繊細
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まさに七宝と同じ技法で砂状の色をおきます
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まさに職人の技法
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作品
勿論、その場で購入できます。 -
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純金を惜しげも無く使った壷
一億万円くらいしそう… -
こちらは、王室献上品と同じものとの事
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という訳で、絵付け体験をしてみました。
体験料は400THB/人です。
此処は、HISのオプショナルツアーでも人気の場所。
HISを通して体験すると、2人で6,800THB(ひとり3,400THB)です。
詳細は以下をご参照!
http://www.his-bkk.com/tour/package_detail/BNJ-S1.php
絵付けに使う絵筆は何とくろへいが美大生時代に愛用していた都内にある某画材店の日本画用の筆。
しかし、毛先が丸まってて全然使えません。
先生の批評は
「ムラが多くて凄い汚い。こんなの修正もできない。全然ダメ…最低。焼き上がりが保証できない」
指導というか、心からの素直な声を聞かせて頂きました。 -
夕方になり先生が
「雨が降るから、終わってない部分は私が塗っとくので帰って頂戴」
という事で追い出されました。
空には綺麗な夕陽が…
ようは、早く帰れという事らしい。
焼きあがったら、自宅まで作品を送ってくれるそうです。 -
という訳で自宅に到着
ワゴン車から愛車のフェラーリーを下ろして週末旅終了。
お疲れ様でした。 -
1週間後ベンジャロン工房から、くろへいの作品が送られてきました。
ぱっと見た目は悪くありませんが、先生がサポートした部分と自分で塗った部分の色ムラが全然違います。
因みに妻の作品は、H○S社で参加された○○さんの作品が間違って送られて来ました。
妻の作品は何処へ? -
アンパワー概要Amphawa
■行き方
南バスターミナルから[BKK-Amphawa-Damnoen Saduak]路線のバス。
もし、メークロン市場を兼ねて行くなら、時間は掛かりますが列車での旅をお勧めします。
列車
①ウォンエンヤイ→マハーチャイ
バンコクトンブリ地区のウォンエンヤイ駅までタクシー又は市バス
約1時間でマハーチャイ駅
1日4-5本ありますが、運休等は日常茶飯事なので予め確認した方が良い
②渡し舟
マハーチャイ駅からバーンレム駅 徒歩&渡し舟(5分)
渡し舟は頻繁に往復
船着場からは川沿いの道を5分ほど歩くと駅に到着。
③バーンレム駅→メークロン駅
約1時間で終点
④メークロン駅→アンパワー
乗り合いソンテウかトゥクトゥク等で約6-7㎞
※列車の旅はトンブリから4時間以上かかりますが、田園風景や塩田にマングローブの森の中を疾走する車窓がお勧め。
■市場
夜市が開かれるのは金土日の週末のみ。
周辺道路は凄まじい渋滞になります。
日帰りでも行けますが、できれば1泊して雰囲気を味わう事をお勧め
平日のアンパワーは静かな田舎町です。
夜店は殆どありませんが、平日は本来の地元の人達の生活を垣間見れます。
■習慣
バンコクの近郊ですが、住民の皆さんは昔堅気の人が多く、独自の文化習慣を守っているという誇りが感じられました。
雨安居入りの祝日に訪問しましたが、ホテルは勿論アルコールは何処もありません。
ホテルから半径1.5㎞をくまなく探しましたが、何処もビールを売ってくれません。
「此処は、バンコクやパタヤとは違うんだ。俺達は古いしきたりを大切にするんだ。こんな日に酒を飲む奴なんて、此処にはいないよ」
と、ホテルの近所の雑貨屋のオヤジは軒先で冷えたビールを飲みながら語りました。
「何だよ、お前そんな事言って昼間から飲んでいるじゃないか?おいらにもビールを売ってくれ」
おやじ曰く
「俺は特別だから飲んで良いのだ。売る事はできないから、俺のビールを飲ませてやる。そのかわり金は受け取らない」
と訳の分からん理屈で1杯だけご馳走になりました。
以上
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バーン アムパワ リゾート アンド スパ
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