2014/06/28 - 2014/07/06
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mam-kさん
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イタリアの北から南、だいたいのところは巡ってきたものの、なかなかシチリアまでは手が(足が?)まわりませんでした。
今回ようやく訪ねることができたものの、限られた日程だったため、パレルモ、シラクーサ、タオルミーナの三都市を駆け足で。シチリア旅行記というより 「ちょっといってみました」 です。
パレルモでは異文化の結集と、シラクーサでは古代ギリシャと、そしてタオルミーナでは霊との!?出会いがあった五日間でした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パレルモからシラクーサへの移動は長距離プルマンを利用しました。
バスターミナルは中央駅の裏側にあります。駅構内に入り一番左のホームの横を奥に進んでいくと写真のような表示が。 -
チケット売り場。
イタリア国内のバスのチケットは日本からもオンラインで購入可。
私も パレルモ→シラクーサのチケットは下記サイトから購入しました。座席も前もって予約できます。所要時間3時間15分。11ユーロ。
http://www.buscenter.it/ -
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シラクーサ行きは一日に三本。8:00発の便に乗ります。
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15分のトイレ休憩。
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バスはシラクーサ駅から少し離れたところに停車しました。ここからホテルのあるオルテージャ島まで無料シャトルバスが出ているとの情報があったのですが、残念ながらみつけられませんでした。聞きたくてもなぜか人の姿がなく、結局歩いてむかうことにしました。
駅のある新市街と島の間には橋がかかっています。 -
暑い中荷物を持っての移動は結構たいへん。
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シラクーサでの宿泊もブッキングコムから予約した La Via della Giudecca。一泊110ユーロ。
今回の旅行の中で一番気に行ったホテルです。
ただ場所がわかりにくく、またまた地元の女性のお世話になってしましました。
島に入ったところに地図があったのですが、通りの名前がみつけられず、その前で立ち話をしていた方たちに尋ねたところ、帰り道だからついてきなさいというので、お言葉に甘えることに。
途中ここが私の家と一軒の家を指差すので、案内はここまでかと思ったのですが、なんとまだ先にどんどん歩いて行くではないですか。
結局ホテルの前までというか中まで、実際中まで入って、フロントに声かけまでしてくれました。パレルモに続いてまたまた地元のかたの御親切に感謝感謝です。 -
こじんまりとしたロビー。
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ホテルの前の道。こんな感じの細い道が迷路のようになっています。これでは初めてだったらなかなか辿り着けなのも無理ないか。
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一泊だけなのがもったいない、とてもすてきな部屋でした。
ここはリビングルーム。 -
キッチン。
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バスルーム
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ベッドルーム
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そしてなんとテラス!!
最上階4階の部屋は階段の上り下りが大変でしたが、このテラス(更に屋上にも上がれる)がある分とっても得した気分になりました。 -
屋上からの眺め。
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お昼はホテルの人お薦めの A'PUTIA'で
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カラフルなパスタが貼りつけられたユニークなペンダントライト
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シラクーサのワインはエトナ山の麓でつくられているそうです。赤も捨てがたかったのですが、ここはキンキンに冷えたエトナ・ビアンコにしました。
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なぜこの地ででカプレーゼ?
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カラスミのパスタ
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ピスタチオのペンネ。シラクーサといえばピスタチオが有名だそうです。
ピスタチオのジェラートはよく食べますが、パスタソースは初めて。 -
アルキメデス広場の女神ディアナの噴水。
そのはるか昔、ギリシャ人の植民地だったというシラクーサはあちらこちらにギリシャ神話の神々の名前がついています。
そして、広場の名前は、あの偉大な数学者アルキメデスから。たくさんの発明や発見をこの地でしたそうですよ。
なぜ物は水に浮くのか・・中学理科にでてくるアルキメデスの原理はここでうまれたのですねぇ。
そしてもうひとつは中学国語(昔は教科書に載っていたのですが、今はどうなんでしょう )太宰治の「走れメロス」。メロスが走ったのがここシラクーサ.なんですって。もっとも太宰は一度もシラクーサに来ることはなかったらしいのですが。
「走れメロス」もう一度読んでみようかな -
アポロ神殿
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駅から歩いた道をまた戻りネアポリス考古学公園にむかうところ。
ホテルでタクシーを呼んでもらおうと思ったのですが、いつくるかわからないといわれ徒歩を選択。
ホテルからは一時間近く歩きました。ランチの後お昼寝をしてからの出発でしたが、まだまだ日は高く結構きついものがありました。 -
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教会・・だと思うのですが名前がわかりません(汗)
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ネアポリス考古学公園・・ひっ ひろい!! 入口から見ただけで引き返したくなる光景でした。
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チケット売り場は公園の入り口の手前にあるときいていたので無駄に歩かずにすみました。
大きな通りを渡って公園まで行ってしまうと、戻ってこなくてはいけなくなります。これが結構な距離。このあと公園の中を歩くことを考えるとなるべく無駄な体力は使いたくありません。 -
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公園内
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ギリシャ劇場。
中央では舞台設定中。夏のイタリアではあちこちでオペラが開催されます。こんな遺跡も舞台にしてしまうなんてすごい。
でも最近は日本でも神社やお寺がコンサートに使われるようになってきましたよね。 -
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そしてここが天国の石切り場「ディオニシウスの耳」とよばれる場所。
天国という名前とは裏腹に、古代ギリシャ人たちが都市建設のための石を切り出すため大ぜいの奴隷を働かせていたところ。
そして、ここはその奴隷たちの牢獄だったそうです。
ディオニシウス あのメロスを走らせた非情な王の名前ですね。その耳とは?? -
入り口に立っている人と比べると、そうとう大きな洞窟だということが分かると思います
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洞窟の奥のささやき声を入り口でもはっきり聞くことができます。
ディオニシオス王はこの洞窟牢獄に閉じ込めた奴隷たちの話を入り口に耳をつけてきいていたといわれたことから、ディオニシオスの耳と名付けられたんですって。 -
ギリシャ劇場で開催される演目はアイーダでした。
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円形闘技場。
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考古学公園の見学を終え、冷たいグラニータで一息
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遠くからでもひときわ目をひくこの建物。教会なんです。マドンニーナ聖堂。ここのマリア像が涙を流すという奇跡が起きたことから「涙の聖母教会」と呼ばれています。
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教会の中から円錐形のてっぺんを撮ったところ。高さは90メートルあるそうです。
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涙を流したといわれるマリア像。
遠くからそっと撮らせていただきました。 -
サンジョバンニ教会のカタコンベ。
地下墓地を巡るツアーがあったのですが時間があわず諦めました。ツアーに参加せずに個人で回れるか聞いてみたのですが Non! 迷ったら大変ですよといわれました。確かに出られなくなってここで夜を明かすことになったら!?・・想像したくないですよね・・・ -
オルティージャ島のドゥモ。
こんなに明るいのに時間は19時をとっくに回っています。残念ながら閉館してしまっていて中に入れませんでした。 -
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アレトゥーザの泉、泉の中の植物は自生のパピルスです。
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着替えのために一度ホテルに戻りました。そんなに時間がないというのに、すっかり気に入ってしまったテラスに出たりして。昼間とはまた違った趣がありました。
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いろいろ食材を買ってきてここで夕飯でもよかったかなー
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夕飯は、シラクーサに行ったらここでと決めていたラ・カンブーサで。
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前菜はお任せのアラカルト。魚介のマリネやアランチーニ、いわしの香草やきなどシチリアの味をいろいろ楽しめます。
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握り寿司もここの前菜のひとつ。実はこのお店のオーナーシェフは日本人女性。
マグロもシラクーサではよく料理に使われるそうです。 -
レストランの窓からみたサンセットの情景。
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ウニのスパゲッティ
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マグロのピスタチオステーキ。
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ライトアップされたディアナの噴水。
幻想的ですが下から照らされたディアナが少し怖いかな。 -
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夜中もまたテラスに出ています。
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朝起きてもまたテラス。
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朝食です。
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胃がお疲れモードなので朝は軽めに。
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市場に行ってみました。
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アポロン神殿から海までの通りにお店が並びます。それほど長い距離ではないので見やすいです。
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何を撮ったんだったか???
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海が近いせいか魚を扱うお店が多いです。
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おー まぐろを解体している
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かなりの大きさです。昨日の握りだったら何貫くらいできるかなと思いつつ写真を撮らせていただきました
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ムール貝の山に緑と赤のアクセント。見せ方が上手ですね
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チーズとプロシュートのお店
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ここでおみやげのワインを買いました。
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生牡蠣とプロセッコが立ち飲みできる?
朝じゃなければ・・これから駅まで歩くのでなければ・・のみたーい -
左がタスカンテ・ギアイア・ネーラ 右がブリュット・メトド・クラッシコ。
どちらもエトナ山の麓のワイナリーのものです。
二本で50ユーロ。 -
アーモンドとピスタチオ。ふたつで26ユーロ。
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