クロアチア・スロベニアの青い空・蒼い海・碧い湖を堪能する夏休み（その１）～旅立ちからポレチュ

2015/08/06 - 2015/08/14

　2015年の夏休みは8/6(木)～8/14(金)の日程でJTB旅物語のツアー「コンフォートクラスで行くクロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ・モンテネグロ9日間」に参加しました。ツアーのいいところは、個人手配よりも安く効率的に観光地を巡ることができ、自分達で運転しないため運転疲れもなく昼間からアルコールを楽しめることですが、移動距離が長くて観光時間が短く、食事付きなので自分達で好きな物を食べられないことが難点です。昨夏は英国での長距離ドライブだったため、今回は楽をして、お安い上に”コンフォートクラスで行く”に魅せられ、行きたかったクロアチアを含む4ヶ国も巡る欲張りなツアーを選びました。酷暑も重なって、かなり過酷なスケジュールでしたが、ずっと好天に恵まれ、美しいアドリア海や湖沼を堪能でき、満足できる旅となりました。

　クロアチアは直行便がないので、トルコ航空でイスタンブール経由でザグレブに入ります。初日（2日目）はザグレブから世界遺産エウフラシウス聖堂がある海沿いの街ポレチュに行き、プリトヴィツェに移動しました。約500kmの移動距離です。

＜旅程＞（◆は本旅行記）
◆8/6(木)　成田22:30発→イスタンブール4:40(+1)着（機中泊）
◆8/7(金)　イスタンブール8:50発→ザグレブ10:05着→ポレチュ観光→プリトヴィツェ（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11044573
◇8/8(土)　プリトヴィツェ湖群観光→ドブロブニク（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11044607
◇8/9(日)　ドブロブニク観光→コトル観光→ドブロブニク（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11044760
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11048040
◇8/10(月)　ドブロブニク→モスタル観光→スプリット観光（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11048138
◇8/11(火)　スプリット→トロギール観光→シベニク観光→リュブリャナ（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11050307
◇8/12(水)　リュブリャナ→ブレッド湖観光→ポストイナ鍾乳洞→リュブリャナ散策（泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11051895
◇8/13(木)　リュブリャナ→ザグレブ観光、ザグレブ20:20発→イスタンブール23:25着（機中泊）
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11051976
◇8/14(金)　イスタンブール1:15発→成田18:30着

＜ツアー会社＞
JTB旅物語「コンフォートクラスで行くクロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ・モンテネグロ9日間」（289,800円、燃料サーチャージ込、＋日本国内空港使用料2610円、現地空港税4,660円）

エリア ポレチュ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

初日の8/6(木)、早めに都内の自宅を出発し、成田のいつもの駐車場に預けます。トルコ航空はスターアライアンスグループなのでANAラウンジが利用できますが、渋滞もなく集合時間の20:30より2H近く早めに着いたので、DINERSで入れる外のラウンジで待機です。
集合時間に行くと既にチェックインはされており、自分達はスーツケースを預けるだけで済みました。出国審査後ANAラウンジでもちょっと休んだ後、22:30発の予定が30分早くなって22:00発となったトルコ航空（TK:ターキッシュエアラインズ）53便でイスタンブールに向かいます。フライト時間は約12時間です。

トルコ航空のコンフォートクラス（プレミアムエコノミー相当）は昔のビジネスクラスのような座席です。スリッパ、靴下、歯ブラシ、アイマスク、耳栓のアメニティーグッズが配られます。シート配列は2-3-2でした。

1回目の機内食はヘーゼルナッツ、お寿司の前菜が出た後、メインはトルコ風ハンバーグか焼き鳥の選択でした。写真はトルコ風ハンバーグです。食器がプラスチックでないのがうれしいですね。in/out両方のラウンジでビールは十分に飲んで来たので(!?)、機内では前菜に白、メインに赤ワインをいただきました。

映画はあまり充実しているとは言えず、ホビット1本を見て就寝しました。

2回目の機内食は和食か洋食かを選択できるのですが、既に洋食しかありませんでした。（シート列＃18）

イスタンブール空港では待ち時間が約4Hあります。早速、有名なTKラウンジへ。広くてサービス満載で充実のラウンジです。難点はだらしなく寝転がれるソファーが少ないことかなぁ。
（せっかくの美しいラウンジが乱れた印象になるので、やらないでください：TKの気持ち）

ターキッシュ エアラインズ ラウンジ (アタチュルク空港) 空港ラウンジ

トルコ旅行で食べそびれたGOZLEMEの実演コーナーがあり、ワインのお供にいただきました。DEMELのデザートコーナーも充実しており、我慢できずにチョコレートケーキもいただいちゃいました。

8:50発のTK1053便でザグレブに向かいます。ザグレブには10:05到着予定。1hの時差があるため、約2hのフライトです。

このときは「気温20℃なら、暑くないじゃん。天気予報は当たってないのかな？」と期待したのですが...。

機内では軽い朝食がまた出ます。

ザグレブに着きました。日本との時差は-7Hです。日本ではクロアチア通貨に両替できないため、空港のCDで1500クーネ（約3万円）を引き出しました。ちなみに、いくらノンべでもお土産をあまり買わない我々には1500クーネは多すぎました。

11:30頃にバスに乗り込んで出発です。今回のツアー参加者は26名です。バスの座席も余裕があります。

2H程走ったところでトイレ休憩です。ごみ箱がかわいかったので思わずパシャリ。

2:30頃、ポレチュの「Istarska Konoba Buici」というレストランに入りました。可愛らしい雰囲気ですが、屋根付とはいえ屋外は暑いです。

ランチにいただいたのは、サラダとシーフードパスタです。お味は私の好みではありませんでした。

昼食後は海沿いの街ポレチュの観光です。
ポレチュは古代ローマ都市として建設された街ですが、アドリア海が見えるリゾート地です。

城壁も少しだけ残っています。

ポレチュがどこにあるかわからない貴方、この看板で位置を確かめてくださいね〜。

ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群 史跡・遺跡

石畳の町並みは当時の面影が微かに残っているように感じます。

古い建物は趣があります。

世界遺産のエウフラシウス聖堂が見えてきました。

エウフラシウス聖堂の入場料40knはツアー代に含まれていていないので、有志だけ入ります。
写真は地球の歩き方に載っている入口門の上のモザイク画です。

なぜ魚か？魚はキリストの象徴であるようなのですが、なぜ魚なのか、現地ガイドさんにとっては当然のことらしく、理由は最後まで謎でした。

中庭にもモザイクがあります。

ポレチュのあるイストラ半島は、アドリア海の対岸のイタリア側にやはりモザイク画で有名なラベンナ（1998年にイタリア旅行で行きました）があり、同時代に生きた人々の雄大なロマンを感じさせます。
（写真はイタリア側ではないです。念のため）

世界遺産たらしめたキリストと１２使徒、受胎告知のモザイク画です。

塔の上からの眺め

塔の上からの眺め

塔の鐘

約1Hのポレチュ観光を終え、プリトヴィツェに向かいます。長かった２日間もようやく終わりを告げます。

本日のホテル・プリトヴィツェ国立公園内の「イエゼロ」に到着したときは既に21時頃になっていました。

お部屋を確認したらすぐにホテルで夕食です。前菜は茸のリゾット、メインは豚ステーキでした。国立公園内のホテルだし、ツアーなので、お味はこの程度なんでしょう。ホテルのお部屋は広めですが、クーラーも冷蔵庫もありません。疲れたので夕食時に地ビールを二人で３本いただきました。ビールは普通においしかったです。

Hotel Jezero ホテル