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7月7日(火)は、昨日歩いたサース谷西斜面を展望できる反対側の東斜面に行くことにした。メーリック(Maellig、2700m)やギビドゥム(Gibidum、2764m)などを通る展望コースだ。

スイス・ハイキングの旅 2015夏(12) サース谷東斜面の展望コース

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2015/07/07 - 2015/07/07

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ロク69

ロク69さん

7月7日(火)は、昨日歩いたサース谷西斜面を展望できる反対側の東斜面に行くことにした。メーリック(Maellig、2700m)やギビドゥム(Gibidum、2764m)などを通る展望コースだ。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝7時過ぎのアパートのベランダからの眺め。雲は少しだけあるが眺望はとても良いのて8時30分にアパートを出かける。

    朝7時過ぎのアパートのベランダからの眺め。雲は少しだけあるが眺望はとても良いのて8時30分にアパートを出かける。

  • 村の北西部にあるハンニック行きのゴンドラ乗り場までは、結構きつい坂道を10分ほど登っていく。始発は9時なので15分ほど待ち時間がった。

    村の北西部にあるハンニック行きのゴンドラ乗り場までは、結構きつい坂道を10分ほど登っていく。始発は9時なので15分ほど待ち時間がった。

  • 乗り場前から山々を眺める。手前のアパートらしい建物の向こう側に2700mの高度差でドムを中心とした山山がひと際高く見える。

    乗り場前から山々を眺める。手前のアパートらしい建物の向こう側に2700mの高度差でドムを中心とした山山がひと際高く見える。

  • 中心部の拡大。左からテーシュホルン、2つのピークのドム、三角ピークが凛凛しいレンツシュピッツェ、右端のナーデルホルンと4000m峰が並ぶ眺めは壮観だ。

    中心部の拡大。左からテーシュホルン、2つのピークのドム、三角ピークが凛凛しいレンツシュピッツェ、右端のナーデルホルンと4000m峰が並ぶ眺めは壮観だ。

  • 始発9時の乗客は我が家を含めて6名程度で、3台のゴンドラに分かれて出発する。ハンニック(Hannig、2336m)には9時10分に到着、すぐに歩き出す。多くの行き先表示があるうち、我が家はメーリックを目指す。

    始発9時の乗客は我が家を含めて6名程度で、3台のゴンドラに分かれて出発する。ハンニック(Hannig、2336m)には9時10分に到着、すぐに歩き出す。多くの行き先表示があるうち、我が家はメーリックを目指す。

  • すぐに右方向にはサース谷を隔てて眺望が広がる。右からワイスミース(Weissmies、4017m)、中央の台形のラッギンホルン(Lagginhorn、4010m)、鞍部のフレッチヨッホを経てフレッチホルン(Fletschhorn、3985m)と続き、左手前の黒い山はイェギホルン(Jegihorn、3206m)だ。またよく見るとクロイツボーデンやホーサースの建物も認識できる。<br />

    すぐに右方向にはサース谷を隔てて眺望が広がる。右からワイスミース(Weissmies、4017m)、中央の台形のラッギンホルン(Lagginhorn、4010m)、鞍部のフレッチヨッホを経てフレッチホルン(Fletschhorn、3985m)と続き、左手前の黒い山はイェギホルン(Jegihorn、3206m)だ。またよく見るとクロイツボーデンやホーサースの建物も認識できる。

  • フレッチホッルンからさらに左(北)方向の眺望。フレッチホルン左手前のインナー・ロートホルンと左端のオイサー・ロートホルンに囲まれた谷が昨日登った地点だ。

    フレッチホッルンからさらに左(北)方向の眺望。フレッチホルン左手前のインナー・ロートホルンと左端のオイサー・ロートホルンに囲まれた谷が昨日登った地点だ。

  • 南方向は、サース・アルマゲルの村とその向こうのアルマゲラーホルン(Almagellarhorn、3327m)が目立っている。

    南方向は、サース・アルマゲルの村とその向こうのアルマゲラーホルン(Almagellarhorn、3327m)が目立っている。

  • ジグザグを繰り返し15分ほど登った地点から、出発点のハンニッを見<br />る。下部にはサース・フェーの村、左端には大きな駐車場も見えている。

    ジグザグを繰り返し15分ほど登った地点から、出発点のハンニッを見
    る。下部にはサース・フェーの村、左端には大きな駐車場も見えている。

  • 道を折り返すとミシャベルの中心部が美しく眺められる。アラリンホルンからレンツシュピッツェまでのパノラマが雄大だ。雲はあるが展望の妨げにはならない。

    道を折り返すとミシャベルの中心部が美しく眺められる。アラリンホルンからレンツシュピッツェまでのパノラマが雄大だ。雲はあるが展望の妨げにはならない。

  • 真ん中の主峰ドムを中心としたズームアップ。鋭いピークが揃って天を突く様子はアルプスの醍醐味だ。

    真ん中の主峰ドムを中心としたズームアップ。鋭いピークが揃って天を突く様子はアルプスの醍醐味だ。

  • ずっと左側、ミッタークホルン、エッギナーが異様に黒く見える。中央奥の右の鞍部には小さく建物が見える。昨年(2014年)に行ったブリタニア・ヒュッテ(Britanniahuette、3030m)だろうか。その左の小高い丘陵はクライン・アラリン(Klein Allalin、3070m)だ。<br />参考:2014年のブリタニア・ヒュッテ行の記録<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10922319/

    ずっと左側、ミッタークホルン、エッギナーが異様に黒く見える。中央奥の右の鞍部には小さく建物が見える。昨年(2014年)に行ったブリタニア・ヒュッテ(Britanniahuette、3030m)だろうか。その左の小高い丘陵はクライン・アラリン(Klein Allalin、3070m)だ。
    参考:2014年のブリタニア・ヒュッテ行の記録
    https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10922319/

  • 再びドムとレンツピッツェの拡大。手前の尾根上に小さく見えているのは、ミシャベル・ヒュッテ(Mischabelhuette、3335m)だ。

    再びドムとレンツピッツェの拡大。手前の尾根上に小さく見えているのは、ミシャベル・ヒュッテ(Mischabelhuette、3335m)だ。

  • ヒュッテの拡大。地図で見ると、このヒュッテに行くにはハンニックから左へコースを取り前後のディステルホルン(Unteres、2638m、Oberes−Distelhorn、2806mを越えて急峻な岩稜地帯を登っていく必要がありそうだ。

    ヒュッテの拡大。地図で見ると、このヒュッテに行くにはハンニックから左へコースを取り前後のディステルホルン(Unteres、2638m、Oberes−Distelhorn、2806mを越えて急峻な岩稜地帯を登っていく必要がありそうだ。

  • 再びサース谷の西斜面方向。高度が上がってきているので山々の形状や表情がより鮮明に見えてくる。山と山同士、山と谷などの関係が克明に分かるからだろう。

    再びサース谷の西斜面方向。高度が上がってきているので山々の形状や表情がより鮮明に見えてくる。山と山同士、山と谷などの関係が克明に分かるからだろう。

  • その左側、中央やや左の谷間が昨日登った氷河湖のあたりだ。

    その左側、中央やや左の谷間が昨日登った氷河湖のあたりだ。

  • さらに左側の遠方にはうすくレッチェンタールの山々を望むことができる。右からひと際大きいアレッチホルン(Aletschhorn、4193m)、中央の黒いピークはネストホルン(Nesthorn、3821m)、その左の小さな黒い三角はグレデッチホーリ(Gredetshhorli、3646m)、つづくゆったりとしたピークがブライトホルン(Loetschentaler Breithorn、3785m)、左へ傾いているピークがタイフェルスグラート(Tyfelsgrat、3624m)、そして左端のピークがブライトラウイホルン(Breitlauihorn、3655m)だ。かなり遠方であるが見事な山並みを感じることが出来る。

    さらに左側の遠方にはうすくレッチェンタールの山々を望むことができる。右からひと際大きいアレッチホルン(Aletschhorn、4193m)、中央の黒いピークはネストホルン(Nesthorn、3821m)、その左の小さな黒い三角はグレデッチホーリ(Gredetshhorli、3646m)、つづくゆったりとしたピークがブライトホルン(Loetschentaler Breithorn、3785m)、左へ傾いているピークがタイフェルスグラート(Tyfelsgrat、3624m)、そして左端のピークがブライトラウイホルン(Breitlauihorn、3655m)だ。かなり遠方であるが見事な山並みを感じることが出来る。

  • 10時5分にメーリック(2700m)に到着、出発から55分掛かった。メーリックは大きな岩が集まったようなゴツゴツとした山塊だ。

    10時5分にメーリック(2700m)に到着、出発から55分掛かった。メーリックは大きな岩が集まったようなゴツゴツとした山塊だ。

  • 北側方向の眺め。このあたりは見かけほど歩き悪くはない。

    北側方向の眺め。このあたりは見かけほど歩き悪くはない。

  • ドムの方向の眺望。青空と雲、陽のあたる山肌、雲の影で黒くなった斜面など変化に富んだ景観となっている。

    ドムの方向の眺望。青空と雲、陽のあたる山肌、雲の影で黒くなった斜面など変化に富んだ景観となっている。

  • 左のエッギナーから右端のアルプフーベルまでのパノラマ。サース・フェーの村奥から立ち上がる山の斜面と氷河、奥行・広がり・高さを感じる光景だ。

    左のエッギナーから右端のアルプフーベルまでのパノラマ。サース・フェーの村奥から立ち上がる山の斜面と氷河、奥行・広がり・高さを感じる光景だ。

  • メーリックを後に、次のピークのギビドムへは一旦降って行く。右後がメーリックだ。

    メーリックを後に、次のピークのギビドムへは一旦降って行く。右後がメーリックだ。

  • 降ったあとの登りは結構堪える。標高差は100mもないのに心理的に疲れを感じるからだろうか。

    降ったあとの登りは結構堪える。標高差は100mもないのに心理的に疲れを感じるからだろうか。

  • ドム(左)が益々鋭くなって針状になってくる。右のレンツシュピッツェは大きい。左端にはミシャベエル・ヒュッテが見える。

    ドム(左)が益々鋭くなって針状になってくる。右のレンツシュピッツェは大きい。左端にはミシャベエル・ヒュッテが見える。

  • 鋭いピークを見せるドムとヒュッテの拡大。ヒュッテの窓の様子まで分かるようだ。

    鋭いピークを見せるドムとヒュッテの拡大。ヒュッテの窓の様子まで分かるようだ。

  • 歩いてきたメーリック方面を眺める。左はアルマゲラーホルン、右はノレンホルン(Nollenhorn、3185m)だろう。

    歩いてきたメーリック方面を眺める。左はアルマゲラーホルン、右はノレンホルン(Nollenhorn、3185m)だろう。

  • 20分掛かってギビドムに着く(10時25分)、ここは本日の最高到達点だ。

    20分掛かってギビドムに着く(10時25分)、ここは本日の最高到達点だ。

  • ケルンの向こうはラッギンホルンとフレッチホルンが美しい。

    ケルンの向こうはラッギンホルンとフレッチホルンが美しい。

  • さらに右のワイスミースと左のオイサー・ロートホルンまで広げて広角で眺める。

    さらに右のワイスミースと左のオイサー・ロートホルンまで広げて広角で眺める。

  • 再度、レッチェンタール方面を眺める。右からアレッチホルン、ネストホルン、ブライトホルンと連なる山並みが印象的だ。

    再度、レッチェンタール方面を眺める。右からアレッチホルン、ネストホルン、ブライトホルンと連なる山並みが印象的だ。

  • 10分の休憩後、出発・下山開始する(10時35分)。スタートしてしばらくはザレた急斜面が続くがやがてコースは緩く歩きやすくなる。

    10分の休憩後、出発・下山開始する(10時35分)。スタートしてしばらくはザレた急斜面が続くがやがてコースは緩く歩きやすくなる。

  • 降って行くとレンツシュピッツェの向こうのドムが隠れようとしてくる。手前の稜線の雪の消えたあたりにミシャベル・ヒュッテがまだ見えている。

    降って行くとレンツシュピッツェの向こうのドムが隠れようとしてくる。手前の稜線の雪の消えたあたりにミシャベル・ヒュッテがまだ見えている。

  • コースを北へ進んでいるためか、それともガスが薄くなったのか、レッチェンタール方面の山々が少しはっきりと見えてきた。それぞれの懐に氷河を抱いた山の雄大さに魅かれる。

    コースを北へ進んでいるためか、それともガスが薄くなったのか、レッチェンタール方面の山々が少しはっきりと見えてきた。それぞれの懐に氷河を抱いた山の雄大さに魅かれる。

  • オイサー・ロートホルン右の谷間、昨日歩いたルートがはっきりと見える。左下部の酪農家の横から登りはじめて、大きなジグザグを何度も繰り返して登っていった。こうして離れて遠くから眺めることでコースの状況やいろいろなレイアウトが明瞭に見えることがわかる。

    オイサー・ロートホルン右の谷間、昨日歩いたルートがはっきりと見える。左下部の酪農家の横から登りはじめて、大きなジグザグを何度も繰り返して登っていった。こうして離れて遠くから眺めることでコースの状況やいろいろなレイアウトが明瞭に見えることがわかる。

  • 北方向の遠望、今まで見えていなかったビーチホルン(Bietschhorn、3934m)が左端に現れた。

    北方向の遠望、今まで見えていなかったビーチホルン(Bietschhorn、3934m)が左端に現れた。

  • ビーチホルンのズームアップ。このコースからはこれがビーチホルンの最大の眺望で、このあとはまた手前の山の陰に隠れてしまうからだ。

    ビーチホルンのズームアップ。このコースからはこれがビーチホルンの最大の眺望で、このあとはまた手前の山の陰に隠れてしまうからだ。

  • 谷の向こう側の眺め。高度が下がってきたので山も遠く感じる。このあたりから道は急勾配で降って行く。

    谷の向こう側の眺め。高度が下がってきたので山も遠く感じる。このあたりから道は急勾配で降って行く。

  • 11時30分にバルミボーデン(Balmiboden、2120m)の分岐地点に着く、この近くで持参のおにぎりで昼食を食べる。

    11時30分にバルミボーデン(Balmiboden、2120m)の分岐地点に着く、この近くで持参のおにぎりで昼食を食べる。

  • 昼食を15分で済ませ、セングボーデン(Senggboden、2040m)で左へ分岐して降って行く。道は悪くないが森の手入れはあまりなされていないようだ。もともと、タマッテン(Tamatten)でバスに乗るつもりだったが、13時ちょうどに着いたバス停は一つ北側のビーダーマッテン(Bidermatten)だった。我が家はどうも最後の集落あたりで道を間違える傾向があるようだ。これまでも数回、同じようなことがあったからだ。

    昼食を15分で済ませ、セングボーデン(Senggboden、2040m)で左へ分岐して降って行く。道は悪くないが森の手入れはあまりなされていないようだ。もともと、タマッテン(Tamatten)でバスに乗るつもりだったが、13時ちょうどに着いたバス停は一つ北側のビーダーマッテン(Bidermatten)だった。我が家はどうも最後の集落あたりで道を間違える傾向があるようだ。これまでも数回、同じようなことがあったからだ。

  • バスでサース・フェーには14時ごろに帰着した。雲は少しあったが晴れの天気に恵まれて、サース谷東斜面の展望コースを歩くことが出来、また昨日のルートもはっきりと確認できたことはとても良かったとおもう。<br />本日の全行動時間は3時間50分、うち休憩25分、実動3時間25分だった。<br />夕食のメニューは、ラム肉のニンジン・タマネギ・ニンニク炒め、ニンジンサラダ、パスタ風ビーフン、赤ワイン、ビールだった。

    バスでサース・フェーには14時ごろに帰着した。雲は少しあったが晴れの天気に恵まれて、サース谷東斜面の展望コースを歩くことが出来、また昨日のルートもはっきりと確認できたことはとても良かったとおもう。
    本日の全行動時間は3時間50分、うち休憩25分、実動3時間25分だった。
    夕食のメニューは、ラム肉のニンジン・タマネギ・ニンニク炒め、ニンジンサラダ、パスタ風ビーフン、赤ワイン、ビールだった。

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