列車で回るル-マニアひとり旅

2014/09/11 - 2014/09/14

余り明るいイメ−ジがしないル−マニア、実際に列車で回ってみると主だった観光地は観光客が押し寄せ人人人でいっぱい、とても陽気で楽しい国でした。
まだまだ個人観光客は少ないル−マニアですが日中においてはシギショアラ駅前以外は治安の不安はあまり感じませんでした。
列車においてはブカレスト・ノルド→シナイアは事前にウエブサイトで予約購入して行きましたがそれ以外の列車利用は当日にチケットを購入しました。
列車は多少の遅れはあっても車窓から景色が楽しめる快適な移動となりました。

エリア シナイア(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA タロム航空

ソフィアからタロム航空でアンリ・コアンダ国際空港に到着

アンリ・コアンダ国際空港からブカレスト・ノルド駅には空港バスで移動
料金は8.60ROM
治安が悪いと言われているブカレスト・ノルド駅、マクドナルドもありメトロも構内に入っていて日中なら全然怖い駅と言う雰囲気は無しの普通の駅

シナイアに行く列車の出発を待ちます

車内は綺麗で乗り心地も◎
列車内にはラズベリ−売りの人がたくさん入って来ます

シナイア駅に到着
駅前にはタクシ−が待機
ホテルまではタクシ−で9.80RON

ス−ツケ−スが無ければ駅からホテルまで坂はありますが十分に歩けます

シナイアの宿泊ホテルはHotel New Montana

シナイア駅までは徒歩8分の便利なホテル
ホテル斜め前にはシナイア・インフォメ−ションがありとても綺麗な英語を話すスタッフがいていろいろ教えて貰って大助かりでした

NIce Viewとレセプションで依頼した部屋は表通りでは無く山が見える反対側の広い部屋で3日間寛ぐ事が出来ました

ホテルスタッフは極めて事務的

ホテルで休憩した後はシナイアを散策

機関車型の観光車で町を回れます

9月初旬のシナイアのショップはバ−ゲンセ−ル中

Hotel New Montanaの近くには両替所が数件あります

翌日朝は早速ホテルのすぐ裏のブチェジ山へのゴンドラ乗り場へ直行

ゴンドラでCOTA1000を経由してCOTA2000まで上がります

ゴンドラが上がるにつれてシナイアの町が眼下に見渡せる
乗客は私一人の貸切り状態

COTA2000に到着

辺りを散策
眼下に見渡せるシナイアの町

振り返るとCOTA2000駅のゴンドラ乗り場が見える

ここからハイキングコ−スの始まり
雄大な眺めを暫し堪能

COTA2000のレストラン前のショップ
毛皮がたくさん売られているという事は冬が寒いのかな

ショップの猫ちゃん
懐いてくれて可愛かった！

ブチェジ山に行った後はホテルから公園内を通って徒歩でシナイア僧院へ
緑がいっぱいの公園を歩くのはとっても爽やか

シナイア僧院へはこの階段が近道

青空に映えるシナイア僧院の大教会Biserica Mare

大教会Biserica Mareの中に入ってお祈りを！

次はシナイア僧院の古い教会Biserica Veche

中に入ってフレスコ画を鑑賞

彩が鮮やかなフレスコ画

見入ってしまいます

印象的なフレスコ画

天井のフレスコ画

シナイア僧院の後は徒歩でペレシュ城へ
木立の両サイドにはショップが軒を並べる

木立を通り抜けるといよいよペレシュ城が眼前に！

ゆるい坂を右にペレシュ城を見ながら上がって行きます

ペレシュ城に入場

正面を通過して庭園に進む
青空に映えて益々輝くペレシュ城

ペレシュ城庭園は燦々と太陽の光が

庭園で見かけたお似合いのカップルをパチリ

ペレシュ城からの戻りはもっと近道を通ってホテルまで移動
両サイドにはル−マニア独特の家々が立ち並ぶ

趣のあるル−マニアの家

壁の白さがとっても綺麗

シナイア3日目はシナイア発7:32の列車でシギショアラに向かいます
列車が少し遅れて到着
やはり朝の下りは込み合っている

シギショアラ駅に11:15到着
所要時間3時間37分
車窓からの景色が楽しめ疲れは無し

駅前の雰囲気はちょっと怖い感じ
ブカレスト・ノルド駅では全然怖いと言う雰囲気はなかったけれど

シギショアラ駅から旧市街まではゆっくり歩いて20分
この人たちが日本の歌を歌ってくれました
ここまで来て日本の歌が聞けるなんて思ってもみなかった

旧市街の通りを進んで山上教会を目指します

屋根付木造橋を上がって山上教会へ
木造橋の真ん中辺りは暗〜い
結構長〜い階段

山上教会

山上教会近くには趣のある古い建物も見られる
印象的でした

旧市街の入り口近くにあるシギショアラ・インフォメ−ション
ここでビエルタンまでのタクシ−を依頼
インフォメ−ションスタッフは英語が堪能で親切
シギショアラ⇔ビエルタンの往復とビエルタンでの１時間待ち時間も含めて料金は120RON
いろいろ問題があるル−マニアのタクシ−ですが頼んでくれたドライバ−は礼儀正しく親切な方でした。

シギショアラから25分でビエルタンに到着

屋根付橋を上がって要塞教会へ

趣がある門をくぐって要塞教会の敷地へ

塔が印象的

防壁が2重、3重と頑強

見張り台に上がってビエルタンを一望

要塞教会に入場
ガイドの説明はルマ−ニア語？のみ
でも雰囲気は感じられるのでそれで十分

凄く歴史が感じられる要塞教会内部

シギショアラ旧市街に戻って時計塔に入場
入場料はは12RON
時計塔は歴史博物館も兼ねている

先ずらせん階段を上がって行く

展望台から旧市街を見渡してみる

時計塔の正面の一番賑やかな広場、人が豆粒のように小さく見える

展望台をぐるっと回って眼下を楽しみます

ここシギショアラからニュ−ヨ−クまでは7431KM

東京までは8890KM

大西洋横断してニュ−ヨ−クの方が東京より近いんだ

時計塔前広場では新郎新婦の写真撮影

お似合いのカップル、さすが決まってます

休憩がてらドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュの生家であるレストラン・ヴラド・ドラクルでデザ−トタイム

暑いのでテラス席にしました

天井にはニンニク

それにトウガラシも吊り下げられていて雰囲気たっぷり

レストランの中はドラキュラ一色

これを食べました。

クレ−プの上にアイスクリ−ムとラズベリ−ジャムがたっぷり

ドラキュラをイメ−ジ出来る甘〜いデザ−トでした
料金は18RON

シナイア4日目はシナイア発8:37の列車でブラショフに向かいます

乗車する列車が入って来ました。
やはり朝の下り列車車内は込み合っています

ブラショフまで列車の車窓からの景色を楽しみます
山の頂上に十字架のある風景

9:45にブラショフ着
シナイアからブラショフまで所要時間52分
先ずス−ツケ−スを手荷物一時預かりに預ける
料金は9RON

ブラショフ駅前で客待ちのタクシ−ドライバ−と交渉

70RONでブラショフ→ブラン城(1時間の見学時間含む)→黒の教会まで行ってもらう事にする

ブラショフを出発して40分でブラン城に到着
道中は混むことも無く至ってスム−ズ

早速ブラン城に入場
入場料25ROM
入場してブラン城内入口まで木立の緑が鮮やかです

ブラン城を見上げる

階段を上がってブラン城内へ

雰囲気のある城内の階段

城内の石窓からは外の景色が見える

城内は写真撮影OK
広々とした寝室

お洒落なインテリア

ヴラド・ツェペシュの肖像画

中庭に面した所から見えるブラン城の塔

回りの景色も見渡せる

ブラン城の中庭の井戸は雰囲気たっぷり
想像が掻き立てられる

中庭に下りて見ました
見上げるとこんな感じで面白い

井戸には絶えず観光客が集って興味津々

城内をくまなく回ります

ブラン城内入口の石の十字架は印象的でした

ブラン城を後にしてブラショフ旧市街の黒の教会へ直行してもらいます

黒の教会から公園を通り抜けて聖ニコラエ教会へ
暑いブラショフですが公園内の樹木の下を歩くのは爽やか

聖ニコラエ教会前の統一広場では催しがある

早速聖ニコラエ統一教会へ

颯爽と聳え青空に映える聖ニコラエ教会

教会内ではミサが行われていました

聖ニコラエ教会を後にして歴史博物館まで来た道をのんびり歩く

レプブリチ通りの歩行者天国のショップを楽しんで

まっすぐ突き当りのEroilor通りま歩く
そこからタクシ?を拾ってブラショフ駅まで移動

料金は4ROM

ブラショフ発13:35の列車でブカレスト・ノルドまで移動

この列車はブラショフ始発で遅れる事も無く空いてて快適な移動となりました