2015“乗り鉄”に及ばない旅行！vol.2（世界遺産の石見銀山に行く！）

2015/08/13 - 2015/08/16

今年の休みは例年に輪をかけて確定できず、結局無理やり休みにした１４日と１５日の実質２日間。実質稼動時間６４時間のために１８きっぷを４枚使うある意味贅沢な旅行になりました。１日の移動距離はかなり少なく、“乗り鉄”失格のがっつり観光旅行です。山口のネットカフェに泊まったため、この日はかなり余裕のある日程です。石見銀山観光にがっつり時間をかけます。

きっぷ：青春１８きっぷ
旅程概要：
08.13　川尻〜小倉〜仁保津
08.14　仁保津〜温泉津〜仁万〜石見銀山〜出雲市〜松江
08.15　松江〜直江〜備後落合〜広島〜博多
08.16　博多〜川尻〜八代〜有佐〜川尻

エリア 大田・石見銀山(島根)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2015.08.14　温泉津
温泉津からはキハ１２０型に乗る。単行だ。

温泉津駅 駅

2015.08.14　馬路
馬路駅で下りの特急スーパーおきの交換待ち。“しまねっこ”ラッピングの増結４連が顔に似合わない轟音を立てて通過する。

馬路駅 駅

2015.08.14　仁万
仁万に到着。石見銀山といえば大田市なのだが、実はこちらの方がバス代が安い。

仁万駅 駅

2015.08.14　仁万
かめやという食堂（？）で神楽定食１３００円！あと２００円払って焼き魚もついた定食にすればよかったと後悔…

2015.08.14　仁万
サンドミュージアムの近くのバス停から乗車。

仁摩サンドミュージアム 美術館・博物館

2015.08.14　仁万
ここからバスで２０分ほど。しばらく走ると山間の道に入る。おそらくＪＲ沿線から１番安いアクセスルートだ。

2015.08.14　石見銀山ゆきバス車内
世界遺産とはいえ普通の路線バスだ。銀山周辺の駐車場は満車とのこと。日本人にとって世界遺産は車で行くところらしい。

2015.08.14　石見銀山
石見銀山のメインの部分はいくつかの地区に分かれている。さすがは世界遺産。ガイドがうじゃうじゃいる。基本的に谷に沿った集落と鉱山が点在するつくり。

石見銀山 名所・史跡

2015.08.14　石見銀山
まずはツアー参加者ではない者が行ける一番奥の龍源寺間歩（まぶ）。WAON払いで少し割り引き。

2015.08.14　石見銀山
一般公開されている間歩はここだけ。入り口は木が組んである。

龍源寺間歩 名所・史跡

2015.08.14　石見銀山
坑道（間歩）の中。夏とは思えないくらいひんやり冷たい。体感温度２０℃切ってる？

2015.08.14　石見銀山
この規模の坑道を江戸時代に掘りあげたというのだからすごい。最後の出口までは崩落箇所を避けるため最近になって掘られている。

2015.08.14　石見銀山
アンデサイト岩質中のクラックに重金属に富んだ熱水が貫入して銀が蓄積…というのは理学部出てるので何となくわかるもの。

2015.08.14　石見銀山
入ることのできない間歩はそこらじゅうに点在している。

2015.08.14　石見銀山
水辺をゆくので比較的涼しく、時期がよかった。

2015.08.14　石見銀山
ところで、町並みのある大森地区から一番奥の龍源寺間歩までは約３キロ。この炎天下の中、観光客たちは
ガイドを雇ってずんずん歩き、途中の茶店でバシバシ金を落とし世界遺産によくありがちな構図である。自転車は3時間５００円。弾丸ツアーができるし、トータルのコスト考えると絶対チャリ借りた方がコスパいい。

2015.08.14　石見銀山
チャリなのでずんずん寄り道。清水精練所跡にやってきた。

2015.08.14　石見銀山
れんがづくりで江戸時代の大規模施設だと思うと興味津々。

2015.08.14　石見銀山
どうやら上の方へいくと鉱石の選別所があるそうで、チャリを置いて山道を登る。観光客はいない。

2015.08.14　石見銀山
竹林の中を進んで行く。もはや世界遺産っぽさは全くない。

2015.08.14　石見銀山
チャリを置いて１０分ほど登りやっとこさ選別所へ。

2015.08.14　石見銀山
速やかに下って人の多い駐車場地区へ。自販機の冷たい飲み物は最高の贅沢。時間がもったいないので世界遺産センターへ。

石見銀山公園 公園・植物園

2015.08.14　石見銀山
世界遺産センターはチャリ置き場がなく、位置づけとしては駐車場併設のシャトルバス乗り換えポイント。鉛合金を作ってから銀の純度を上げていく工法など、江戸時代の技術力の高さに感動。ここもWAON払いで安くなる。

石見銀山世界遺産センター 美術館・博物館

2015.08.14　石見銀山
帰り道。世界遺産センターへはがっつり車道だ。行くとき苦労した分帰りは気持ちよく下る。

2015.08.14　石見銀山
斜面にへばりつくように建立されている五百羅漢。入場料が必要なのでチャリ止めて写真撮ってすぐ出発。

2015.08.14　石見銀山
大森地区の町並み。下手するとここだけ見て銀山行った気分になる客もいるかもしれない。

大森の町並み 名所・史跡

2015.08.14　石見銀山
まぁここだけでも十分観光要素はあるのだが…

2015.08.14　石見銀山
江戸時代は天領だったので、代官所が置かれていた。

石見銀山資料館 美術館・博物館

2015.08.14　石見銀山
１０キロほどよく走ってくれた。電動は２時間７００円らしい。荷物もタダで預かってくれたし…