2015/08/12 - 2015/08/12
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ニッキーさん
夫のお盆休み、日帰りで日光へ行って来ました。
私たち、関東に住んで長いのですが、日光へ行くのは初めて。調べてみると徳川家康をお祭りする日光東照宮は今年2015年、家康の400回忌を迎えて盛り上がり中。400年式年大祭が行われています。今年3月には新宝物館がオープンしました。五重塔の初層内部が公開されているなど、今ならではの企画もあります。
一方、徳川家光の廟所である輪王寺大猷院(りんのうじたいゆういん)では徳川家康の位牌が期間限定で公開されていると言います。こちらも是非見てみたい。
けれど残念なことに、有名な東照宮の陽明門は現在修復中。新宝物館のバーチャル・リアリティ・シアターで陽明門のデジタル映像を見ることができるというので、それで我慢することにします。
ところで、私はぼんやり行って見逃しが多い方なので、今回はガイドブックを買って見どころを見損ねないように心がけました。
見たいもの
↓
1.期間限定で公開している東照宮五重塔の初層内部
2.「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻
3.眠り猫の彫刻
4.家康のお墓
5.薬師堂天井画の鳴き龍
6.新宝物館で陽明門のバーチャルリアリティー映像
7.輪王寺大猷院で公開しているという家康のご位牌
8.輪王寺三仏堂の修理現場
できれば日光山内の二社一寺をすべて回りたいと思っていましたが、途中、ガイドブックに載っていた「日光田母沢(たもざわ)御用邸記念公園」というのが気になってのぞきに行ってみたら、ちょっと見てすぐに引き返すつもりだったのに、これが見応え十分。結局輪王寺(りんのうじ)の本堂の方へは行けずじまいでした。したがって上に書いた見学目標のうち8番だけは叶いませんでした。
とは言え、一日、日光を堪能しました。
浅草から東武特急スペーシアに乗ると東武日光駅まで2時間弱で到着。
運賃も特急券込みで片道2,700円と安い。これなら日帰りで気軽に行けます。
見どころが多かったので、旅行記は3編に分けます。
本旅行記はその第1編です。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
★印が本旅行記
★日帰り日光<1> 【日光東照宮前編】陽明門は修復中
日帰り日光<2> 【日光東照宮後編〜二荒山神社〜輪王寺大猷山】徳川家康のお墓とご位牌にお参り
日帰り日光<3> 【日光田母沢御用邸記念公園】御用邸の広さにびっくり、こんな所があったとは
- 旅行の満足度
- 4.5
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東京から日光へ行くには浅草から出る東武鉄道と新宿から出るJRの二通りの行き方があります。
千葉に住む私たちは東武が便利。
都営地下鉄浅草駅から東武鉄道浅草駅へは地上を5分ほど歩いて移動しなければなりません。
歩く間には思わずカメラを向けてしまうこんな眺めが見えます。 -
午前7時30分発の特急スペーシア「けごん1号」に乗ります。
「けごん」なら東武日光駅まで直通です。
全席指定。
予めチケットを買っておきました。
普通乗車券1,360円、特急券1,340円で計2,700円。
新幹線に比べると安い〜。 -
この日、「けごん1号」は満席でした。
予めチケットを取っておいて良かったです。
スペーシアの座席は各席肘掛に収納されたテーブルが出せるほか、窓際の席は壁に取り付けられた横長テーブルを起こして使うこともできます。
フットレストは裏返すと靴を脱いで使えます。
乗り心地は多少横揺れ感があり新幹線にはかないませんが、料金の安さは新幹線を大きくリードしてます。 -
わぁ、金色のスペーシア!
日光東照宮400年式年大祭を記念して金色に塗装された「日光詣スペーシア」です。
どの便が金色のスペーシアになるのかは毎日変わります。
東武鉄道のホームページで調べられますよ。
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/8b444ea195e9c7aa8752831a38b4a431/20151001235029.pdf?date=20151002090515 -
9時18分に東武日光駅に到着しました。
浅草から1時間48分の速さです。
日光山内では
・日光東照宮
・二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)
・日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ)と輪王寺大猷院(りんのうじたいゆういん)
の二社一寺が主な見どころ。
日光東照宮には家康のお墓があり、輪王寺大猷院には家光のお墓(非公開)があります。
日光山内の建造物群103棟(国宝9棟、重文94棟)とそれらを取り巻く周辺一帯の自然が「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。東武日光駅 駅
-
日光山内までは歩くと30分かかるので、バスに乗ることにしました。
路線バスもありますが、世界遺産めぐりバスが便利です。
東武日光駅内のツーリストセンターで「世界遺産めぐり手形(500円)」を購入し、日付が入った裏面をバスドライバーに見せるだけ。
世界遺産めぐりバス、日光山内エリアを走る路線バス共に一日乗り放題になります。
ちなみに往復乗れば元が取れます。
通常、世界遺産めぐりバスは観光名所をぐるぐる回ってくれるのですが、現在観光シーズン中ということでバスルートは変更になり、JR日光駅→東部日光駅→神橋→西参道→大猷院・二荒山神社前の往復になっていました。 -
世界遺産巡りバスの車窓からの眺め。
日光山内の入口、大谷川にかかる神聖な橋、「神橋(しんきょう)」です。
もとは神事や勅使・将軍の参拝時に使われた橋ですが、今は有料で橋の上を歩くことができるそうです。 -
バスをどこで降りるか迷ったけれど、東照宮に一番近い「大猷院・二荒山神社前」で降りました。ここで降りると、東照宮の表参道を通らず脇からアプローチする格好になります。
大猷院と二荒山神社へは後で行くことにして、まずは東照宮へ向かいます。
下新道と呼ばれる道。高い杉の木に囲まれた、なんとも気持ちの良い道です。
早い時間なので、人も多くありません。 -
マイナスイオンたっぷり〜♪
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日光東照宮の入口へやって来ました。
石鳥居がお出迎え。
日光東照宮の成り立ちはこうです。
1616年(元和2年)、徳川家康は駿府城で死去。
遺言は「死後、久能山に遺体を納め、葬儀は増上寺で。一周忌を過ぎたら日光山に小さな堂を建ててそこへ改葬せよ」というもの。
翌年、後水尾天皇から「東照大権現」という勅諡号(ちょくしごう)が与えられ、二代将軍秀忠が遺言通り日光に簡素な堂を建立、家康をお祭りしました。
でも、それだけでは終わりません。
その後、祖父の家康をリスペクトしていた三代将軍家光が大改造に着手、1636年(寛永13年)、豪華な社殿を完成させたのが東照宮の始まりです。
今や国内外から年間200万人が訪れる一大観光地となっています。
小さな堂を望んでいた家康さんはあの世でさぞかし驚いていることでしょうね。日光東照宮 寺・神社・教会
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石鳥居【重文】
九州筑前(福岡県)の黒田長政が奉納したもの。
黒田長政は軍師官兵衛の息子さんです。
石材は九州から運んだそうです。
高さ9メートル。
「東照大権現」と書かれた扁額は小さく見えますが、なんと畳一畳分の大きさがあります。 -
石鳥居をくぐった左にある五重塔【重文】。
高さは36メートル。
1650年(慶安3年)、若狭の国(福井県)小浜藩の酒井忠勝が寄進したもの。
後に焼失し、1818年(文政元年)に再建されました。
夫は祖先が小浜に縁があるため、「へえー、そうなんだ〜」。 -
五重塔は期間限定で初層内部を公開しています。
今回、見たいものの1番め。
300円払って見学することにしました。
五重塔の初層軒下には十二支の彫刻が4つの面に彫られています。
東に当たる正面には右から寅、卯、辰の彫刻。
奇しくも徳川幕府の初代、二代、三代将軍の干支です。 -
虎に竹。
家康は寅(とら)年。 -
波に兎。
二代将軍秀忠は卯(う)年。 -
波・雲と龍。
三代将軍家光は辰(たつ)年だったそうです。 -
内部公開時以外は奥へ立ち入ることができません。
つまり、正面以外の面は公開時にしか見られないので、私たちの見たものはある意味貴重。
今回撮った東正面以外のサイドの写真を載せておきます。
これは南側。
干支の彫刻は右から巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)。 -
これは西面の酉(とり)。
申(さる)と戌(いぬ)は写真を撮っていませんでした。 -
北側の亥(い)、子(ね)、丑(うし)。
-
内部が見られるのは五重塔の背面側になっていました。
日本の五重塔は仏壇みたいなもので、人が入るためのお堂ではありません。
内部は狭く、人が上の層に登って行くことはできないということは知っていたけれど、一階の内部には入らせてもらえるのかと思っていたら、人が入れるほど広くはなく、開いた扉から中をのぞき込むだけでした。
しかも、肝心の内部は撮影禁止でした〜。(T_T)
中は意外にも畳敷きになっていて、中央に心柱、手前に祭壇のようなものがありました。
柱から天井まで金箔が貼られ、壁には壁画が描かれていました。
思いっ切り首を突き出して、天井まで見て来ました。 -
五重塔の見学チケットを買った際、もらったうちわの裏側が五重塔の解説になっていました。
東照宮の五重塔の心柱は先端の相輪だけを支えて4層目で吊り下げられており、礎石には据えられず宙に浮いた状態になっています。
これは、時が経ち重みで塔身が縮んだ際にも心柱が屋根を突き抜けてしまわないよう考え出された工法だということです。 -
一方、塔身と分離した心柱は制震の働きもしていると考えられています。
五重塔の側面、縁の下の格子窓から、直径60センチの心柱の一番下の部分が地盤から10センチほど浮いている様子が見えました。
こういう制御システムはスカイツリーにも応用されているということです。
昔から伝わる工法というのはすごいなぁ。
よく考えたものです。 -
拝観券を購入し、境内へ入ります。
私たちは本社拝観と宝物館のセット券を買いました。
別々に買うとそれぞれ1300円、1000円のところ、セット券だと1300円、800円になります。
写真は表門【重文】。 -
表門は左右ににらみをきかせた仁王像が守っています。
向かって右は「阿形(あぎょう)像」
「あ」という口の形。
横から見ると、一層の迫力。 -
向かって左は「吽形(うんぎょう)像」。
「うん」という口の形をしています。
東照宮は神社ですから、本来お寺にある仁王像があるのは変なのですが、神仏習合のなごりでしょうか?
そう言えば、五重塔があるのも普通はお寺ですよね。 -
柱の両側に象の彫刻があります。
リアルですが、ちょっと本物の象とは違う感じ。
想像上の象のようです。 -
門をくぐってから振り返って表門の裏側を見たところ。
裏側の左右には狛犬が。
神社なら狛犬がふさわしいですよね。 -
精悍でモダンな狛犬です。
-
表門を入ると正面に見える建物は三神庫(さんじんこ)です。
上神庫【重文】、中神庫【重文】、下神庫【重文】からなり、内部には春秋渡御祭(しゅんじゅうとぎょさい)「百物揃千人武者行列」で使用される装束1200人分や馬具が収められています。
ここで音声ガイドを借りました(500円)。
貸してもらった境内図に専用のペンを当てるとイヤホンから解説が流れるしくみです。 -
校倉造を模したこの美しい建物は上神庫(かみじんこ)です。
金箔も輝いて、修復されたばかりに見えます。
東照宮では平成19年度より重要な社殿の修復工事が開始されており、平成36年(2024年)まで18年間かけて「平成の大修理」が進行中なのです。 -
軒下に狩野探幽が資料をもとに想像で下絵を描いたという「想像の象」の彫刻があります。
想像の象・・・発音が難しいです。
想像上の象・・・もっと発音が難しいですね。
三日月型の目に筒状の耳。
なんとも奇妙で豪華な象の彫刻です。
狩野探幽さんの想像力は素晴らしいです。 -
神厩舎(しんきゅうしゃ)【重文】
神馬をつなぐ厩(うまや)です。
で、この神厩舎の長押(なげし)の上の彫刻に有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿があります。
こんな所にあったんだ〜。
昔から猿が馬を守るとされているそうです。 -
この時間、ちょうどご神馬がいました。
飼い葉おけに三つ葉葵の紋がついています〜。 -
猿の彫刻は全部で8枚あり、猿の人生のストーリーになっています。
三猿があまりにも有名なので、8枚あるなんてことも実際に来てみて初めて知りました。
1枚目は、この子は無事に生きていけるかしら・・・と子ザルの将来を心配する母ザル。 -
2枚目が有名な三猿。
私が見たかったものの2番めです。
「判断力のない子供時代は、悪いことは『見ざる、言わざる、聞かざる』ようにせよ」という母ザルが教える人生の教訓を表現。
サルにかけたシャレがウィットに富んでます。 -
5枚目。
悩み多き青春時代、人生うまく行かないことも。
落ち込んだ時は励ましてくれる友がいる。 -
7枚目。
ついに結婚!
この後の8枚目は、子ザルもついに親になり同じような人生が繰り返されて行くことの暗示になっています。 -
苔むして、草まで生えた石灯籠。
あんまり規則性なく、結構適当にぽこぽこ並んでいます。
大名が奉納した灯籠は譜代とか外様とかによって設置場所が違っていたそうです。
これらの石灯籠も名前のある人が奉納したものなのでしょうか? -
御水屋(おみずや)【重文】
この時はなぜか立ち入り禁止のひもが張ってありました。
帰りに見たら使用できるようになっていました。 -
御水屋も大変美しい建物です。
軒下に彫られた飛龍の彫刻がみごと。
翼のある龍です。 -
参道はここで鍵形に曲がります。
「青銅鳥居」
奥に修復中の陽明門が見えます。
誰が言いだしたのか、今私が写真を撮っているこの辺りはパワースポットだと言われています。
もう少し後ろかな?青銅鳥居に向かって左から3番目、手前から3番目の敷石の上がパワースポットなんだとか。
エネルギー チャーージ! -
経蔵【重文】。
お経を収めた蔵です。
二重になった屋根が特徴で、上下の屋根の下にそれぞれ極彩色の彫刻が施されています。
内部に輪蔵という八角形の回転式の書架があるそうです。 -
階段を上って振り返り、青銅鳥居や御水屋、神厩舎を見下ろしたところ。
青銅鳥居の向こう側がパワースポットだと言われている場所です。
人出はまだそれほど多くはありません。 -
「飛び越えの獅子」【重文】
石の柵と一体になっていて、一つの岩をくりぬいて作られた石像。
職人の技術の高さをアピールしています。
獅子が柵を飛び越えているように見えるため、この呼び名がついたそうです。
左右対になっています。
狛犬の一種ですね、これは。
誰かがこの前にベビーカーをぴったりとつけて停めてたので、正面からの写真が撮れませんでした。そのまま奥へ行っちゃったようで、見回しても誰もいません。
ベビーカーを停めた人もまさかこの石垣が見どころの重要文化財だなんて思わなかったのでしょう(笑)。
対になったもう一方の飛び越えの獅子も、何だったか忘れましたが理由があって写真が撮れませんでした。 -
こんなすごい燭台がありました。
芸術作品ですね〜。 -
釣鐘。
私たち、音声ガイドを聞きながら細かに見て行くため、ちっとも前へ進みません。
早い時間に東照宮へやって来たのに、他の人にどんどん抜かされているような気がします。 -
参道の右手に建っている鐘楼【重文】。
実は左手、左右対称の位置に鼓楼(ころう)が建っています。 -
こちらが鼓楼(ころう)【重文】です。
鐘楼は釣鐘を収める建物、鼓楼は太鼓を収める建物です。
鐘楼と鼓楼、下から見るとそっくり。
鐘楼の方が彫刻が多く少し華やかです。 -
1636年(寛永13年)、オランダの東インド会社から送られた「廻灯籠(まわりどうろう)」。
-
灯籠にあしらわれた葵紋が変なの、わかりますか?
正しい紋は葉が上に一枚、下に2枚ですから、上下逆さまです。
大名が奉納したものならお家取りつぶし?少なくとも大騒動になりかねないミスですが、外国からのプレゼントということで、おとがめなしで受け取ったのでしょうね。 -
上神庫(かみじんこ)を裏から見たところ。
表には象の彫刻がありましたが、裏側は牡丹の絵が描かれていて美しいです。 -
これが陽明門【国宝】です。
合計508体の彫刻が飾られている、東照宮を代表する豪華絢爛な門です。
現在修復中。
カバーに覆われて、姿はまったく見えません。
来る前にわかっていたこととはいえ、陽明門は東照宮で一番の見どころ。
この姿は超イタイです。 -
ここでまた、うちわ登場。
五重塔のチケット売り場でもらったうちわの表側は、嬉しいことに陽明門の写真になっていました。 -
陽明門の左右に連なる回廊【国宝】。
回廊も国宝ですか〜!
前には大名などから奉納された石灯籠。 -
回廊の外壁には鳥や花木、波などの精緻な彫刻がされています。
いずれも一枚板の透かし彫りで極彩色の色付けがなされており、一つ一つ見ていくと、とても美しいものです。 -
修復中の陽明門の下をくぐってさらに奥へ進みます。
-
いよいよ東照宮の最も重要な部分へやって来ました。
これは御本社を囲む塀と唐門です。
大修理を終えたばかりで色彩も鮮やか、金箔も輝いて綺麗です〜。 -
唐門(からもん)【国宝】
大きさでは陽明門よりずっと小さいですが、こちらも素晴らしいです。
全体に貝をすりつぶした胡粉(ごふん)という白い塗料が使われていて、白、黒、金色が主体になっています。 -
唐門の彫刻の数は611体。
陽明門より多いのだそうです。
下の段の彫刻は古代中国の皇帝、舜帝の朝見の儀を描いたもの。
家康は舜帝を尊敬し目標にしていたそうです。 -
柱や扉の模様はレリーフのように立体的になった彫刻です。
紫檀や黒檀を使い、寄木細工で作られたもの。
金色の金具と調和して豪華です。 -
少しバックすると奥に「御本社」の屋根が見えます。
御本社は拝殿【国宝】、石の間【国宝】、本殿【国宝】からなり、塀の向こうに見える大屋根は拝殿の屋根です。
ここからは見えませんが、その奥に石の間、さらに奥に本殿があります。 -
屋根の重なりと金伯を貼った瓦抑えが美しいです。
唐門は通り抜けることはできません。
じゃ、いったいどこから入るのかと思ったら、本社の側面に大きな入口があり、参拝者はそこから廊下を通って拝殿へ入るようになっています。 -
神輿舎(しんよしゃ)【重文】
春秋渡御祭(5月18日、10月17日)に使われる三基の神輿(みこし)が収められた建物。 -
神輿舎の軒下には駆け回り跳び回る虎の彫刻が。
-
中央が主祭神、家康の神輿(みこし)。
左が配神、源頼朝の神輿、右が同じく配神、豊臣秀吉の神輿です。
東照宮は家康だけでなく源頼朝、豊臣秀吉もお祭りしているってこと、初めて知りました。 -
神輿舎の天井画は狩野派が描いた「天女舞楽の図」。
天女の絵の中では日本一の美しさと讃えられています。 -
神楽殿【重文】
神楽を奏する場所です。
蔀戸(しとみど)は普段は閉まっていますが、神楽の際は上半分を跳ね上げてひさしにつけられた金具に引っ掛けて留めることができるようになっています。下半分は取り外してしまい、舞台になるのでしょう。 -
金具一つ取っても凝っています。
-
祈祷殿【重文】
結婚式や初宮参りなどのご祈祷が行われる場所。
この辺り、御本社へ参拝する人やご祈祷を受ける人、奥宮へ行く人が入り混じり、混んでいました。
おまけに急に蒸し暑くなって来ました。
いくら日光が標高が高く涼しいと言っても、8月ですからねー。
回廊に座り込んで休んでいる人もいます。
これから奥宮へ登って家康のお墓を見に行くつもりですが、私たちもここでちょっとお茶を飲んでひと休みすることにしました。 -
休憩した近くにお札等授与所があったので、夫はお札をもらい、私は日光東照宮のご朱印帳を入手しました。
400年式年大祭を記念した眠り猫と三猿をデザインしたバージョンもあって迷いましたが、結局、オーソドックスな青の朱印帳にしました。 -
中には日光東照宮のご朱印がすでに書かれていて、日付だけ入れてもらえます。
今年は特別に「400年式年大祭」の朱印が押されていました。
ちょっと嬉しい。
ご朱印帳には「家康の遺訓」といわれる文章も書かれていました。
この文自体は知っていましたが、改めて読むとこれが一言一言さすがの名言です。
「人の一生は重荷を負ひて遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
心に望み起こらば困窮したる時をおもい出すべし
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ
勝つことばかり知りて負くる事知らざれば害その身に至る
おのれを責めて人をせむるな
及ばざるハ過ぎたるよりまされり」
日光東照宮は国宝、重要文化財がずらりと並ぶ、さすがの観光名所です。
音声ガイドを聞きながら一つ一つ丁寧に見ていたら、ここまでで一時間かかってしまいました。
御本社へお参りする前に、私たちは200段の階段を上がり奥宮の家康のお墓へ行こうと思います。
続きは「日帰り日光<2>」へ。
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