2015/06/16 - 2015/06/23
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bamo47さん
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この日、bamo47くんは、せかいじゅうで一ばんしあわせなこどもだったにちがいありません。
…え、なんですか。…ちがう?
こどもじゃなくておっさん?…なんと失礼な。
しあわせなおっさんのしあわせな13時間をつづった旅行記です。キーワードは「フツー」。ひとつ前の旅行記でも少し書いたように、搭乗券に書かれた「F」の一文字は、「フツー」のFなのかもしれません。
さあ、そんな極限の緊張状態でbaka47がデザートに何を食べるのか、気になりますねえ。え、気にならない(泣)?
ま、いいや。気にならない人は気にせずに読み進めてください。気になった人は気にしながら読み進めてください。
ちなみに、この旅行記でもまだアメリカ市内には入ってませんので。
…え、アメリカ市って、ないの?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ANA
-
ANA SUITE LOUNGE(第5サテライト)を出まして、ゲートへと向かいます。緊張MAXです。
これから先、どんな顔をして行動するのがいいのか。どんな顔がFクラスにはふさわしいのか。
…まあ、当然、トム・クルーズのような顔なのでしょう。ワタクシは正反対の方角におりますですね。 -
子どもの頃から、「フツーにしてる亅ということができないんですよね。別にふんぞり返らなくても極度に恐縮しなくても、フツーにしてりゃいいのに、余計な気ばかり遣ってフツーにできない…
さて、53番ゲートです。…緊張MAXです(笑)。 -
ニューヨーク。
…いや、シンガポールも好きだし、香港だって何度でも行きたいし、前回乗った長距離のロンドンだってステキな感じだったのですが、
ニューヨーク。
…この重みを感じる甘美な響きはいったい何に由来するのでしょうかっ! -
まもなく搭乗が始まります。せっかくなので優先搭乗をさせていただくことにしました。だって、写真も撮りたいしウェルカムドリンクもいただかないといけませんから…。ねえ、奥さん(笑)。
ファーストクラスとダイヤモンドメンバーが並ぶことのできるレーンに一番乗り。
ちょっと地上係員の方がお見苦しい体勢になっているのは、ちょっと申し訳ありませんでした…。 -
GATEがOPENしましてBORDINGがSTARTしました。AIRPLANEにFIRSTでENTERします。
もう、緊張で日本語がヘンになってます。 -
この分け方で左に進むのは初めて。
…っつうか、左に進むのは最大8人ってことですよね! -
確かボーディングブリッジは赤いじゅうたんが敷かれていたような気がします。どんな顔をして機内に入ればいいんだろう、などと、余計なことを考えていたのであまり覚えていません。平静を装ってはいましたが、たぶん嬉しさのあまりニヤニヤ…いや、ニタニタがはみ出していたと思います(笑)。
青木さやかさんのようなCAさんに迎えられ、席に案内されました。
2Aです。 -
一応、先輩諸氏の旅行記や、月刊エアライン、航空旅行、憧れのファーストクラス…などの書籍(笑)で予習済みなので、感動をおぼえるというよりは、写真でしか見たことがなかったものを実感する、という喜びですかね。
-
正面はこんな感じですね。左側に置いてあるのは…
-
ご存じ、SONYのノイズキャンセリングヘッドフォンとサムソナイトのアメニティポーチです。
-
あちこち写真を撮っていたら、「お撮りしましょうか」と声をかけられました。ファーストクラスの賓客は、先ほどの青木さやかさんばりのチーフパーサーと、化粧品会社のモデルさんのようなCAさんと、二人の監視下に置かれるようです(笑)。
(写真は一部、加工しています) -
ウェルカムドリンクの時間の時間です。もちろん、シャンパンをいただきました。
…ここまでにすでに結構呑んでまいりましたが、それは一つ前の旅行記でのお話。旅行記も変わったことですので、すべてリセットです(笑)。 -
大きなモニターの下には、枕と、パジャマと、カーディガン。オットマンの上に乗っています。これらは、離陸の衝撃ですべて足元に降ってくることになっています(笑)。で、無事にオットマンとして使える仕組みです(笑)。
足元の広さはご覧のとおり。足の前方が広くあいているのは、どうやら、ワタクシの足が短いからという理由だけではないようです。 -
いいですか、CAさんになにかおねだりするときは、この角度で見つめるんですよ(笑)。
-
そうそう、すでに楽しいことばっかりで、始まった感満載でしたが、ヒコーキ的にはまだ離陸すらしていなかったのでした。
…ということで、ニューヨークに向けて出発です! -
よーし!飛べー!すすめー!
-
しばらく飛んですすみますと、ベルト着用サインが消えまして、おしぼりが配られました。
ちなみに、ざっと見渡しますると、8席あるファーストクラス、今日はワタクシを含めて3人しか座っていません。ワタクシの前の1Aに女性。2Kにも誰かいます(笑)。壁があるので、誰かいます、ぐらいにしかわかりません。恐るべしプライバシー空間。 -
お食事の準備をしてもよろしいですか?…とメニューを持ってこられました。事前に予習していたとおりの、ケースに入ったメニューです!
-
そーっと開くと、こうなっていまして…。
-
で、こうなっているのです(笑)。
-
ドリンクメニューをそーっと開くと、事前に予習したとおり、こうなっています。
「bamo様、お食事の前のお飲み物はいかがいたしましょう」
それでは、先輩諸氏がお呑みになっている、クリュッグというのを、くーだーさいっ! -
じゃーん!ほれ、呑めー!
-
ワタクシ、ワインについてまったく造詣が深くないものですから、そのシャンパンがクリュッグだろうがクルックーだろうがクイックルーだろうが正直言ってわかんないのです!でも、どうやらこのシャンパンが最高級のものであるということは予習のおかげでわかっているのです。
この搭乗の1週間ほど前に、クリュッグ社から「シャンパングラスよりワイングラスのほうが香りがたつから、フツーのワイングラスでサービスするように」との通達があったんだそうです。「フツーのワイングラスにしてみますか?」とおっしゃられたので、本社のお達しどおりフツーのワイングラスに注いでいただきました。
窓が遠すぎて、青空に映えません(笑)。 -
アミューズも運ばれてきました。
お品書きによりますと…
柚子風味のチーズバー
フォアグラのムースの京鴨生ハム包み 無花果のコンフィチュール添え
蟹爪のフライ 中華黒胡椒ソース
ソフトドライビーフと紅芯大根のロール仕立てと富士の虹鱒のスモークの薔薇仕立て
…だそうです。 -
「撮影用に置いときますので、ごゆっくりどうぞ」とクリュッグの瓶を置いていただきました。
ファーストクラスのCAさんというのは、もっと隙がないようなきっちりした人々なのかと勝手に思っていて、それが緊張の一番の要因だったわけですが、…いざ搭乗してみると、みなさんフツーに話しかけてくれて、別に言葉遣いが最上級に丁寧なわけでもなく、特にクリュッグの瓶を置いて行ってくれた青木さやかさん風のチーフパーサーなんか、まだ若くてサバサバした感じで、隣のお姉さんという雰囲気で緊張がほぐれました。 -
ま、勝手にお姉さん呼ばわりしてますけど、自分で自分の年齢をよくよく考えてみたら、ワタクシのほうが齢をとっている可能性も存分にありますですよね…(汗)。
さて、お言葉に甘えてごゆっくりアミューズをいただきましたら、テーブルセッティングがなされます。
洋食をいただくことにしました。ミシュランガイドで三年連続二つ星に輝く、フレンチの名店「Restaurant Ryuzu」の飯塚隆太氏のプロデュースによるもの…なんだですってよ、奥さん。 -
続くお飲み物として、もうひとつのシャンパンをいただきました。こちらもワイングラスを使うようです。
呑み比べをしてみてくださいね、と言われました。 -
シャルル・エドシック・ブラン・デ・ミレネール1996。メニューによると、クリュッグはさわやかな味わい、こちらのシャンパンは豊かな味わい、という感じでしょうか。個人的にはこちらのシャンパンのほうが好みだったかも。
-
アペタイザーの時間の時間です(笑)。
2種類ぐらい行っときますか…ってな話になって、まずはこちら。
お品書きによりますと…
キャビア コンディメントを挟んだスモークサーモンとともに
…だそうです。なんなんだ、コンディメントって。 -
アップでドン!
…キャビア。ほんとに美味しいですね。スモークサーモンやその下のなんとかっていうものと(笑)こんなに素晴らしい味のハーモニーを生み出すなんて!
「その下のなんとか」…「コンディメント」。調味料、薬味。…なるほど。
これまで食べてきたものは、たいていフツーに美味しいものだった。ところがこのアペタイザーは本当に美味しい(泣)。 -
泣きながらキャビアを食べ終わると、アペタイザーその2が運ばれてまいりました。
お品書きによりますと…
帆立貝の冷製 トマトジュレソース 夏野菜のプレッセを添えて
…だそうです。なんなんだ、プレッセって。 -
今回選ばなかったアペタイザーのもう一品は仔牛ローストの冷製だったんです。メインに牛肉を持ってきたいと思っていたので、ここは海系にしておきました。
-
さあ、そして、これがどうやら夏野菜のなんとかっていうもののようです。ケーキみたいに見えますね。外側はたしか茄子だったと記憶しております。
「夏野菜のなんとか」…「プレッセ」。圧縮された、絞った。…なるほど。 -
サラダの皿ですね。つまり、サラダの皿だ。
お品書きによりますと…
ガーデンサラダにミモレットチーズを添えて
…だそうです。なんなんだ、ミモレットって。 -
ドレッシングは3種類から選ぶのですが、一番珍しそうな「パパイヤドレッシング」にしてみました。なんとかチーズにもよく合うのかもしれません。
「なんとかチーズ」…「ミモレット」。フランスのハードタイプチーズ。色はオレンジ色。…なるほど。 -
さあ、お待ちかねのメインディッシュですよ。今回のメインは牛肉と決めているのです。
では、メインに合わせてワインを選びましょう。白赤とも4種類から選べるのですが、メニューを見てもちっともわかりません。ただ、赤ワインはこれにしよう、と決めていました。
数か月前に、友だちの誕生日用に通販で買ったワインです。G.D.ヴァイラ・PN・Q497・ピノ・ネロ2011。「ワタクシが機内で呑む前に一本グビッと呑んでみてね」と言ってプレゼントしました。
では、なぜ誕生日にこのワインにしたのか、と聞かれたら、…理由はあまりありません(笑)。ラベルがきれいだったからです。 -
やってきました!お品書きによりますと…
牛フィレ肉のポワレ 黒トリュフの香る牛蒡とともに グリーンペッパーソースで
…だそうです。なんなんだ、ポワレって。名探偵か? -
ポワレ。蓋をした底の深い銅鍋に、少量のフォンを入れ蒸し焼きにすること。…なるほど。
そして名探偵は、ポワロ。…なるほど。 -
黒トリュフが効いています。アミューズでフォアグラを、アペタイザーでキャビアを、そしてメインでトリュフを。世界三大珍味をすべていただいてしまいました。どう考えても、今日は人生で特別な日です!
それにしても。ミディアムレアでお願いしたのですが、いまだに、どうして焼かない機内で焼き加減が調節できるのか、不思議です。
写真がないけど、おいしいパンとともにいただきました。 -
お食事が終わり、チーズプレートです。
お品書きによりますと…
北海道産手づくりシャウルス
ブルー・ドーヴェルニュ
ローブ・デ・ガリッグ
ナポレオン ヴュー
…の4種類とのこと。どれがどれやらさっぱりわかりません。 -
そして、デザート。4種類のなかから選んだのは、お品書きによりますと…
マンゴームースのガトーとバジルのソルベ
…だそうです。マンゴーなムースとバジルなソルベでした。 -
この時点で、このあたりを飛行中。機内Wi-Fiで、Facebookに「驚きの機内食@ファーストクラス」などとレポートしてみたり…。それに対して、「機内ペーパーテストはもう終わったか」などとコメントがあったり…(笑)。ニューヨーク行きですからね。みなさん、考えることは一緒なのです。テストの成績が悪いと、アメリカに降り立てないのです(笑)。
-
クリュッグが来たのが17時46分。コーヒーとプティフールが来たのが20時23分。実に3時間かけて晩餐を楽しんだわけのわけがらですね。
最高に幸せな気分でした。 -
その後、化粧品会社のモデルさんみたいなほうのCAさんが、「今日はお隣空いてますから、ベッドはこちらに作っておきますね」って。これもFacebookでレポートすると、「ファーストクラスの席を2席って!」みたいなコメントが(笑)。
-
仮に定価で2席押えると、往復で400万円です(笑)。
さて、こちらのケースは…そう、SONYのノイズキャンセリングヘッドフォン。寝る前にちょっと映画でも見ちゃいますかね。 -
じゃーん!
…えーと、何の映画を見たんだっけ。実はこの時点で相当眠いんですよね(笑)。
でも、ほら、我が家の家訓は「もとをとる」ですから、お食事のアラカルトとかもっといただいとかないといけないんで…すよ……ね………。
とりあえず、ちょっとだけ寝ませふ、ちょっとだけ…………。 -
…おはようございます。
がっつり寝てしまいました。5時間か6時間も…(笑)。だって、ものすごく寝心地がいいんだもん。ウチで寝るより機内のほうがよっぽど寝心地がいいって、どうなんでしょう。途中、何度か目が覚めたような気がしましたが、あまりにも気持ちがいいのでずるずるとお布団のなか…みたいな…。
お目覚めに、千疋屋の「うんしゅう蜜柑ジュース」をいただきました。 -
「朝食をお持ちします。お飲み物はお茶でもいかがですか」と言われたのに対して、「起き抜けに恐縮ですが、日本酒をください」とbakaなことを言うbamo。
春鹿を持ってきていただきました。 -
頼んだわけでもないのに、食べたいと思っていた「鮭ルイベ山葵和え」を持ってきていただきました。すごい、どうしてこれが食べたいってわかったんだろう。やっぱりファーストクラスの乗客名簿には、備考欄に「bamo47、三度の飯よりサーモンが好き」とか書いてあるんだろうか。
-
朝食は和食をいただきました。
お品書きによりますと…
小鉢 煎り浸し
煮物変わり 焼き丸茄子
肉味噌
主菜 鯵開き
御飯 味噌汁 香の物
海苔 納豆 ちりめん山椒
…だそうです。
納豆は丁重にお断りしました。いや、食べられなくはないんですが、なんだかファーストクラスのこの席で納豆は不釣り合いな気がして…。 -
玉子焼きとか、明太子の焼いたのとか、そして鯵は小骨が結構多くて、食べるのが大変!
-
煎り浸しと焼茄子ですな。
-
その後、「昨夜召し上がらなかったデザートをお持ちしましょうか」ということで、持ってきていただきました。
お品書きによりますと…
サクサクのパイに乗せたレモンの香るフロマージュブランのムース
…だそうです。
確かにメニュー通りのデザートで、パイはほんとにサクサクしておいしい。ムースもおいしい。ただ、二段重ねにしてあるのは食べにくい(笑)。 -
目覚めのうんしゅう蜜柑ジュースからこのデザート、そしてコーヒーまで、実に1時間近くかけてゆっくりいただきました。
もうすぐ到着です。サラリーマンNEOなど見ながらアメリカに思いを馳せます。
そういえば、機内でのお着替え。これも、出発前に職場で話題にする格好のネタでした。だって、着替えをして脱いだものをCAさんに渡すんですよね。ぜったいに裏で「あら、この人は上から下までトップバリュだわ」とか言われるに違いありません(笑)。そんなこともあってか、お着替えはしませんでした。パジャマは大事にいただいて帰りました。というか、ニューヨーク滞在中、パジャマにしました。 -
そして、ニューヨーク、ジョン・F・ケネディー国際空港に到着しました。降りるときはL2のドアだけの使用で、ファーストクラスの乗客が降りないとビジネスクラスの皆さんが降りられない、という順番だったので、結構あわただしく降機する感じでしたね。
これで、人生初のファーストクラス体験記はおしまいです。このあとはニューヨークでの旅行記に続き、帰りの便のファーストクラス体験記まで続きます。
ではまた次の旅行記で。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ローラン・ペリエさん 2015/08/12 07:27:33
- とても面白かったです
- 素晴らしいファーストクラスですね、羨ましいです。KRUGを青い空を見ながらいただいてみたいものです。サムソナイト(笑)のアメニティポーチもファーストならではですね。
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