2015年夏休みはイタリア！　北中部の魅力ある５都市を訪問　Ｐａｒｔ４（やってきました、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂！後編）

2015/07/11 - 2015/07/20

勤続20年となり会社より5日特別休暇をもらったので、ことしの夏休みヨーロッパに行こう！と早くから決めていました。
候補となった旅行先は①イタリア　②スイス　③スペインとなったのです。
②のスイスはもっと知ってから行った方が後悔しないだろうとのことで今回は断念。
③のスペインは7月は暑すぎるとの情報もあり断念（実際、今回のイタリア旅行中に現地の天気予報では40℃超えもあったくらいです）。
という事でイタリアに決定となりました。
定番のローマとベネチアには行かず、ミラノ・トリノ・フィレンツェを軸に旅行を計画。そこにピサとパルマを加えた５都市訪問の旅行記です。

【行程】
●７月１１日　成田→ミラノ　アリタリア航空で移動
●７月１２日　ミラノ→フィレンツェへイタロで移動、その後フィレンツェ観光
●７月１３日　ＡＭ　ピサ観光　ＰＭ　フィレンツェ観光
●７月１４日　１６：００までフィレンツェ観光、その後トリノへ電車にて移動
●７月１５日　トリノ観光　　夕刻、ミラノへ電車にて移動
●７月１６日　ミラノ観光
●７月１７日　ミラノショッピング後　パルマへ観光と食事へ！
●７月１８日　ミラノ観光
●７月１９日　ＡＭ　ミラノ観光
　　　　　　　午後便にて、出国
●７月２０日　成田空港到着

エリア フィレンツェ(イタリア)

２０１５年７月１２日　１４：１０　（旅行２日目　Vol.３）

『ウフィツィ美術館』、ギリギリに到着！
フィレンツェに来たからにはココは外せません。

事前チケットを購入していればいいですが、購入していないと何時間も並ぶこともあるようです。

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

『ウフィツィ美術館』

物凄い行列でした！
指定時間を過ぎたけどまだ入場できそうにないなぁ。

『ウフィツィ美術館』

１４：３０
手荷物検査を終えて館内へ。

『ウフィツィ美術館』

ここから先がギャラリーとなります。
興奮してきます！

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』

「ウルビーノ公爵夫妻の肖像」
美術館を代表する２枚１組の肖像画として有名

『ウフィツィ美術館』

「聖母子と二天使」

フィリッポ・リッピの作品。
フィリッポ・リッピの弟子がボッティチェッリだそうです。

そういう風にいわれるとそう思えますよね（笑）

『ウフィツィ美術館』

ボッティチェッリの代表作にして、『ウフィツィ美術館』の目玉作品である「ヴィーナスの誕生」。

美しい！の一言。
これを生でみるだけで入場料の価値以上があると思えました。

『ウフィツィ美術館』

「ヴィーナスの誕生」
風の神、ゼフェロスとアウラ

『ウフィツィ美術館』

「ヴィーナスの誕生」

ヴィーナスを出迎える春の女神ホーラ

『ウフィツィ美術館』

「プリマヴェーラ」、こちらもボッティチェッリの代表作

『ウフィツィ美術館』

「受胎告知」（レオナルド・ダ・ヴィンチ作）

『ウフィツィ美術館』

「キリストの洗礼」（アンドレア・デル・ヴェロッキオ作）

この作品の中にはヴェロッキオの弟子だったレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた部分があることでも有名です。
どの部分かわかりますか？

正解はこちら！

この左側の天使がレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたところとされています。

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』

『ウフィツィ美術館』
・館内からの景色

『ウフィツィ美術館』
・館内からの景色

ベッキオ橋をはっきりみることができます。

ヴェッキオ橋 建造物

『ウフィツィ美術館』
・館内からの景色

美術館から伸びている赤い屋根の回廊がヴァザーリ回廊。

ウフィッツィというのはオフィスの語源であることは有名ですよね？
コジモ一世は、オフィスであるウフィッツィと住居であるピッティ宮殿を回廊で結んでいたんですね。

ヴァザーリの回廊 史跡・遺跡

『ウフィツィ美術館』

「ドンド。ドーニ」（ミケランジェロ作）

１５：２０

１時間くらい名画を鑑賞。
少し疲れたので、屋上にあるカフェテリアで休憩、と思ったのですが外のテラス席はとんでもない暑さ。
冷たい水だけ購入しました。

屋上カフェテリアからはこんな絶景を見ることもできます。

屋上カフェテリアからの景色

屋上カフェテリアからの景色

ヴェッキオ宮がほんとうに近くに見ることができます。

ヴェッキオ宮殿 城・宮殿

『ウフィツィ美術館』

「ヒワの聖母」（ラファエロ作）

ウフィツィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

『ウフィツィ美術館』

「自画像」（ラファエロ作）

『ウフィツィ美術館』

「ウルビーノのヴィーナス」（ティツィアーノ作）

１６：２５

駆け足でしたので約２時間で『ウフィツィ美術館』を鑑賞をしました。
見応えは十分ありました。

ルネサンス期を代表する作品が多数ありレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロの作品見られるなんて贅沢な時間でした。

フィレンツェにはここ以外にも有名な美術館がありますが、今回は行くことができませんでした。
次回は今回いけなかったところに行きたいですね。

この人は・・・

ジョットさん。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の大聖堂の建設にあたり工匠頭に任命され、『ジョットの鐘楼』の基礎設計をした事でも有名です。

これからその方の名前を冠した『ジョットの鐘楼』に向かいます！

『ジョットの鐘楼』に行く前に・・・

シニョリーア広場にある『ヴェッキオ宮』は現在も市庁舎として役目を果たしています。

ヴェッキオ宮殿 城・宮殿

『ヴェッキオ宮』の入口付近にあるダビデ像 (ミケランジェロ作)のはレプリカです。

本物はフィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されています。

『ヴェッキオ宮』の入口にはダビデ像 の他にもう一体の像があります。

「エルコレとカークス」、チョット怖いですが迫力十分で見応えあります。

『ロッジア・ディ・ランツィ』

広場に面していて彫刻が多数展示されていています。

ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー

『ロッジア・ディ・ランツィ』の一際めだっている、ベンヴェヌート・チェッリーニの「ペルセウス」。

ランツィの回廊 (ロッジア ディ ランツィ) 博物館・美術館・ギャラリー

広場にある『ネプチューンの噴水』

ネットゥーノの噴水 (ネプチューンの泉) 建造物

広場にある『コジモ一世の乗馬像』

コジモ一世は、初代トスカーナ大公でメディチ家の人間。
最大の功績は、フィレンツェの今の景観を都市事業でつくりあげた事。ウ
フィツィ美術館などもその時実施されたそうです。

シニョリーア広場 広場・公園

１６：５５
『ジョットの鐘楼』に到着！

ジョットの鐘楼 建造物

見上げてみます・・・
高いなぁ〜、４時間ほど前に『クーポラ』で階段４６４段を登ったばかりです。
まあ、なんとかなるでしょう！

クーポラの時と比較すると、とても楽でした。
理由は何度か広く休めるスペースもありますので、そこで感じる風が気持ちいいんです。

もし、頂上まで無理とおもったら途中で引き返すことも容易です。

『ジョットの鐘楼』

頂上手前のスペースから撮影

『ジョットの鐘楼』

頂上からの撮影。
高さに違いがあることが分かると思います。

『ジョットの鐘楼』

頂上からの撮影

横に長いのは「ピッティ宮』でメディチ家の住居としても利用されていたこともあるようです！

『ジョットの鐘楼』

頂上からの撮影
「ヴェッキオ宮」とその奥は「ウフィッツィ美術館」になります。

１７：３５

再び地上に戻ってきました。
『クーポラ』と『ジョットの鐘楼』を一日で登り降りするなんて、明日の筋肉痛が心配です（笑）

『ペーニャ』

大聖堂から非常に近い場所にある高級スーパーといったことでお土産物を探しに入店しましたが、高級感はあまりしませんでした。

ペーニャ スーパー・コンビニ

『ペーニャ』

ペーニャ スーパー・コンビニ

ホテルに戻る帰り道、教会から歌声が聞こえるので覗いてみると・・・
綺麗な声の讃美歌でした。

『レプッブリカ広場』

レプッブリカ広場 (フィレンツェ) 広場・公園

１８：４５

途中、買い物をしながらホテル前にある広場まで戻ってきました。
次の予定は２０：００から『L'Osteria Di Giovanni』でフィレンツェ名物「ビステッカ」を食べること！

少し時間があるのでホテルで休憩してから出かけます。

Part４の旅行記は以上となります。
この後もよろしくお願いします。

サンタ マリア ノヴェッラ広場 広場・公園

この旅行記へのコメント （2）

• ko-nomoriさん 2015/08/10 13:25:24

  タフ！

  TSUNEさん、こんにちは。
  
  とても暑いフィレンツェだったと思うのですが、ドゥオーモと鐘楼のダブル・ヘッダー＋ウフィツィなんて、考えられません。タフでいらっしゃいます。
  鐘楼からのドゥオーモの写真、素晴らしいですね。一際の眺めで、一度は登らなくてはいけないかな、と改めて感じさせられました。
  ありがとうございました。
  
  　　　　ko−nomori

  TSUNEさん からの返信 2015/08/11 21:46:21

  RE: タフ！

  こんばんは。
  旅行中は連日暑かったですよ。
  そしてクーポラに上っている途中の階段は本当に蒸し風呂状態ですよね（笑）
  自分でもあの日は良く動けたなぁと思います。
  フィレンツェは憧れの街ですから。
  年齢的にもこれで最後かな？
  
  
  TSUNE