タリン５泊で、見て歩いて食べて感じた！　ｉｎ　エストニア　≪後編≫

2015/07/27 - 2015/08/01

タリンカードを買って３日目、精力的に旧市街の教会や塔、博物館などを見学。小さな市街地はあっという間に端から端へ歩けてしまう。見所求めて、お土産も探しつつ、ぐるぐる歩いてみました。タリンのスーパーマーケットはこんな感じだった！　ホテル・セントオラフの情報有り。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

タリン滞在４日目。ホテル・セントオラフを出て、ライ通りを北に向かうと、すぐに聖オレフ教会が見えてきます。まだ朝の８時過ぎ、１０時の開館まで時間をつぶさなければなりません。ゆっくり通りを北上します。

幽霊が出るというヴァイム通り。いい雰囲気です。

ピョートル大帝が植えさせた２本の菩提樹がある家。幽霊が出ると有名な家らしいです。入ってみたい！

もうすぐ聖オレフ教会です。

聖オレフ教会に到着。でもまだ開いていないので・・・

教会の裏側に回って・・・

石と化したオレフを見ました。この教会を作ったオレフとは思えない小ささです。１５０ｃｍくらい。

再びライ通りを北上します。

グルスベケ塔。

グルスベケ塔から南へ続く城壁。まさに中世です。

旧市街の一番北にあるスール・ランナ門。威風堂々としています。

そして、ふとっちょマルガレータ。貫禄があります。

今度は、ピック通りを南下します。すぐに、三人姉妹の建物が見えてきました。

ゆっくりピック通りを歩いて・・・

２５番地の屋根には・・・

「のぞき見トム」がいます。塗り替えられてきれいになっています。

店舗は入っていませんが、こんな素敵な建物もあります。

滞在１日目に入ったマイアスモック。９：３０でしたが店は開いていたので入ることに。

レモンチーズケーキと紅茶で一休み。タリンカードで紅茶はサービスです。

ようやく１０時になったので、聖オレフ教会の塔に上ります。すでに行列ができていました。

予想以上にきつい階段を上り、ゼイゼイ息をしたせいでのどが痛くなってきたころ、やっと・・・

視界が開け、目にしたのはこんな美しい街並みでした。

北側には、ふとっちょマルガレータとバルト海が見えます。

ヴィル門の方向。中央にヴィルケスクスのビルが見えます。

足元にご注意。

グルスベケ塔から南へ続く城壁もきれいに見えます。

展望台からおりてくると、さらに行列は長くなっていました。すごい人気のあるスポットです。教会自体は、こんなにシンプルです。

次に目指したのは、タリン市の博物館です。

タリン市の成り立ちを、工夫された展示で紹介しています。

こんな展示や・・・

こんな展示も。

博物館から出ると、雨が降っていました。本降りです。近くのドミニコ修道院へ向かいましたが、なぜか開いていません。カタリーナの通路を再び歩きます。雨に濡れた石畳も素敵です。

雨降りの中を、聖ニコラス教会へ向かって歩きます。

聖ニコラス教会は、ちょうどコンサートを開いていました。大勢の人が聞きいり、中央には黄金の主祭壇がきらめきます。

絵画「死のダンス」。仕方ないのですが、ガラスに光が反射して、よく見ることができませんでした。

レストラン・カエラヤーンで昼食です。

メイン料理は、白身魚のグリル。

デザートは、チーズ風味のアイスクリーム。コーヒー、炭酸水も入れて合計２０.５０ユーロ。

次は、旧市庁舎です。特別展をやっていて、入館料は通常の３倍！　でも、私が見たかった台所や事務室、トイレなどの展示はパネルで隠されていて見ることができませんでした。

代わりに見たのが、こんなのや・・・

こんな絵とか・・・

こんな感じ。有名なルーベンスやレンブランド、ブリューゲルの作品もありましたが、だいたいはあまり知られていない作品ばかりで、つくづく残念でした。

市議会薬局にも行きました。現役の薬局ではヨーロッパで最も古いものの一つだとか。

雨が止んだので、ラエコヤ広場を抜けて西側にある、修道女の塔に向かいました。この城壁はずっと北にあるグルスベケ塔に続いています。

塔の入り口。また急な狭い階段を上ります。

見事な城壁です。今日は雨が降るどんよりとした天気で、気温も１６℃と肌寒かった一日でした。

５日目は、大雨から始まりました。ホテル近くのお土産屋で合羽を購入。３ユーロ。
ピック・ヤルク通りを上り、トームペアへ向かいます。

大聖堂を左に見て、右へ進み…

展望台に出ました。まだ８：３０を過ぎたばかりなので、観光客はいない。

人間になれているカモメ。

アレクサンドル・ネフスキー聖堂。雨が上がりました。

ピック・ヤルク通りとリュヒケ・ヤルク通りをつなぐ門をくぐり・・・

リュヒケ・ヤルク通りにでました。

ラエコヤ広場はすぐ近く。

ヴァナエマ・ユーレスで、昼食。

ローストポークと炭酸水で１６ユーロ。肉がじっくり煮込まれていておいしい！

午後からはマーケット巡り。タリン駅の西側の市場に行ってみた。

古着？　いや最新のファッションみたいですが。

真剣に品定めをするおばさまたち。

ソ連せいかな。

アンティークといえばそうですが…

どう見てもガラクタとしか思えないものが売り物になっています。

仲良しなお二人さん。

庶民派スーパーにも行ってみます。

品ぞろえは豊富。

大きなピクルスも大量に販売。

次は、ラエコヤ広場を通り過ぎ、東側にあるヴィルケスクスのスーパーへ。

広いし、物は豊富で、観光客もここでお土産を買っているようでした。

甘そうなケーキや・・

お惣菜もおいしそう！　こういう色々なものが売っているスーパーを見て歩くのが大好きです。

歩き疲れたので、２階のカフェで一休み。４.１０ユーロ。チョコレートケーキばかり食べていますが、どの国に行っても、それほど失敗しない味なので、あえて選んでいます。

ヴィル門を通り、ゆっくり歩いてホテルへ向かいます。朝降っていた雨がすっかり上がり、気温は１９℃、さわやかです。

ホテル・セントオラフ。ラエコヤ広場から歩いて５分。街歩きにはとても便利な立地です。どんなホテルかご紹介します。

このように奥行のある建物で、一つとして同じ形の部屋はないようです。

エントランス。アンティークでまとめられています。

２階に上がる途中に１０４号室（私の部屋）があります。レストランは２階です。

私が２つ目に入った部屋。いびつな形で、全体を写すことができません。冷蔵庫あり。

シャワールームは十分な広さ。ドライヤー、ハンドソープとボディソープがあります。シャワーの水圧も十分。

エントランス２。

こんな廊下や…

頭をぶつけそうな危険な梁が出ていたりと、なかなか面白い。

タリン空港。見た目は小さいのですが…

中はけっこう広いし、新しくてきれい。

こんなおしゃれなゲートや・・・

のんびり休めるカプセルのソファがあったり・・・

カラフルなベンチも。

ヘルシンキ行のゲートはここ、７番から。おしゃれ！

女子トイレもすてき！

定刻に搭乗。あっという間にヘルシンキに到着して、フィンランド航空に乗り換えです。

タリンに５泊して、一番の印象は、城壁と街並みがとても美しかったことです。かなり観光客慣れした感はありますが、ぶらぶら、ゆっくり歩いて見て回るには充分な街でした。同じ通りを何度歩いても、見飽きることがない、そんな何度でも来たいと思うタリンの街でした。