新しい愛車で茨城へＧＯ！その１ ノープランで奥久慈へ

2015/08/01 - 2015/08/02

最近休みが全く無く、随分前から気分転換に何処かへ出掛けたかった相方。この週末、何週間か振りにようやく２連休を取る事が出来ました。

私の愛車も新しくなったのに帰省以外のプライベートな遠出は未だ実行に至ってはおらずで、土曜の午後からではありましたが久々にノープランな近場ドライブ旅行を敢行しました。

とりあえずの目的地として、最近たまたまテレビで視た「袋田の滝」にでも行こうかという事になり、いつもの如く先ずはガイド本を入手すべく書店に行くも、僅かな薄い情報しか得られず…
群馬とか栃木はそれなりに揃っているのに、茨城情報のなんと少ない事か！ある意味驚愕の新事実です。(県民の皆様スミマセンｗ)
とりあえず、これはもう行き当たりばったりで行くしかありません。

エリア 大子・袋田温泉(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１４時過ぎに自宅を出発。
高速乗る前に先ずはガソリンを満タンにします。
昨年の草津ドライブで引退したＣＡＰＡ号に変わり、このｂＢ号が新たな相棒。
既に５万キロ超の中古ですが、今のトコロすこぶる調子良し。

常磐道をひた走り、矢田部東ＰＡで軽く休憩。
宿泊先を予約しておらず、奥久慈付近でネット検索してみるもヒットはゼロ・・・

谷田部東PA(下り線)フードコート グルメ・レストラン

常磐道那珂ＩＣで下車し、とりあえず袋田の滝方面に向かっちゃえ！って事で、１１８号線を北上。
でもさすがに宿を押さえずに行くのはやっぱり不安で、途中のコンビニ駐車場から再度ネット検索してみると奇跡的に１件ヒット！しかも朝食付き一泊６０００円という良心価格。
どんな宿か分からないけど流石に車中泊はキツイんで、もう決めてしまいましょう！って事でサクッと予約。
安心したところで、道すがら見つけたレストラン奥久慈で夕食。

ここは無難に蕎麦でもたぐりましょうか。
相方は当然ながらこれだけじゃ足りず、すかさずカレーもオーダー(笑)

私は山菜冷やし蕎麦を頂きました。

お腹も満たされ、今夜のお宿に向かいます。
念の為、途中のコンビニでビールを買っていく事にしました。

行き当たりばったりで奥久慈方面に向かった結果、移動途中ネットでかろうじて予約出来たのが創業80年のこのお宿。
これは・・・ある意味予想外の佇まいです(笑)
１９時過ぎに到着したので辺りは真っ暗。写真は翌朝撮影したものです。

鈴木屋旅館 宿・ホテル

すんごい昭和な玄関です。
なんてノスタルジックな！

味のある急階段を登ると・・・

廊下のドン突きに共同の洗面所が。
これは別の意味で期待できます(笑)

そして、廊下に面した襖を開けると・・・

ダダーン！なんと直接客間が！
そして既にお布団が敷かれています。
ＴＶとエアコンは完備されていましたが、冷蔵庫も金庫も有りません！

カギは？カギ無いの？
一番突き当りの部屋だったのがせめてもの救いです。
・・・なんというか、親戚の家に泊まりに来た様な感じを思わせ、そのうち慣れてくると何とも居心地の良い空間に(笑)

レストラン奥久慈で購入した奥久慈シャモの卵を使ったプリンとビールを女将さんに預け冷やして貰う事に。
で、その間にお風呂を頂いたんですが・・・
この旅館にはお風呂が一ヵ所しか無いみたいで、部屋ごとに呼ばれて入るシステムらしい。
この日私たちが一番乗りの客で、一番風呂を頂いちゃいました。
温度は熱めでしたが、ちゃんと温泉で気持ち良かった。
そして風呂上がりのビール(発泡酒ですけどｗ)の旨い事！

鈴木屋旅館 宿・ホテル

翌朝、宿の和定食を頂きます。

私も相方も普段は朝食食べない派なのですが、何故か旅先ではもりもり食べちゃいます。

９時頃チェックアウト。
旅館とは目と鼻の先にある水郡線・下野宮駅。
なんてシブい駅舎なのでしょう！

下野宮駅 駅

袋田の滝に向かう前に、宿の女将さんに奨められた『月待の滝』に寄り道しました。
無料駐車場から坂を下っていくと・・・

月待の滝 自然・景勝地

滝の脇にあるお蕎麦屋さんの水車。

裏見茶屋 蕎麦吉 グルメ・レストラン

あら！可愛いサイズの滝！

月待の滝 自然・景勝地

水の音ってなんだか癒されます。

小さな観音様も。
因みに、月が出るのを待って願掛けする事からこの名前が付いたそう。

濡れずに裏側に廻れる滝はそうそう無いのだそうです。

ドラマのロケとかでも使われてるみたい。
なんだか分かる気がする。

突然ですが、このオッチャンが誰かと言いますと・・・

ナビで袋田の滝に向かう途中で無料の町営駐車場を見つけたんですが、ここからどのくらい歩くのか分からずどうしようか？と迷っていた時、一台の軽トラが駐車場に入って来ました。
間違いなく地元民の様だったので訪ねてみたところ、
『こっからだったら１５分くらい歩っけど〜、無人で車上荒らし居っから〜、３００円掛かっけど俺の知り合いんトコ停めっぺ？ケットラの後ろ付いてくっぺ？』
と何だかトントン拍子で話が進み、面白いのでこの提案に乗っかる事に！
で、知人さんの駐車場に駐車すると、
『こっから俺のケットラで滝まで送ってくから〜、兄ちゃん荷台に乗っぺ？姉ちゃん前に乗っぺ？帰りは歩くっぺ？』
とまた勝手に決められ(笑)、本来だったら車両通行規制のかかった進入禁止エリアですが、地元民の強みで堂々と侵入し、チケット売場目の前に軽トラ横付けです！

で、更に
『撮ってやっからカメラ貸してみろぉ〜？そこの前に立ってみろぉ〜？』
と記念写真まで！
親切でお節介(笑)な楽しいオッチャンでした！

愉快なオッチャンと別れ、いよいよ袋田の滝散策開始です。

チケットを購入しトンネルの中へ。
いや〜涼しい〜！

トンネルの途中にはこんな場所も！

滝が見えました！

袋田の滝 自然・景勝地

日本三大名瀑のひとつとされています。

袋田の滝 自然・景勝地

地元の方が「雨が少なかったから今日はダメだぁ〜」的な事を言ってました。
て事はベストな状態だったらもっと迫力あるんですね！

秋なら紅葉が素敵だろうし、冬に来たら凍ってるらしい。
でも路面も凍結してて難しいかな？

四度滝不動尊

エレベーターで上に行き、別のポジションから見下ろします。

涼を求めてやって来たのですが・・・
暑いです(泣)

でも木陰に入ると風が心地よくて、思い切って来て良かったなと。

相方もいい気分転換になった様子。

暑さに負けず頑張って咲くユリの花。

こんな看板が各所に掲げられていました。
子供の自由研究なんかに良さそうですね。

吊橋を渡って対岸へ。

ハイキングコースもあるんですね！
でも・・・暑さに負けて今回は却下(笑)

対岸からチケット売場やトンネル入口が見えました。

帰りは駐車場までてくてく歩いて戻ります。

竜神大吊橋とのセット券を購入したので、そちらに向かいます。
いつも高速は私が、一般道は相方が運転って感じです。

一時間足らずで竜神大吊橋に到着しました。

早速渡ってみましょう。

眼下には竜神ダム。

ここに来る途中で竜神ダムへの案内看板があり、後で行こうかと思ってましたが、橋の上から見られたのでこれでＯＫとします(笑)

やはり水が少ないですね・・・

ま、当然ながら吊橋の上は日差しを遮るものなんて皆無！
あっつーい！

竜神大吊橋 名所・史跡

吊橋の真ん中辺りには下を覗けるこんな場所が数か所あります。
高所恐怖症の私、一瞬寒い思い(笑)

渡り終えるとこんな概要看板がありました。

なかなか良い眺めですね。

吊橋の中央でバンジージャンプしてます！

ひえ〜！よくやるな〜。

金積まれても絶対無理！！(笑)

メロンミックスソフトで涼をとります。
そういえば、袋田の滝に『エレキ学園修学旅行』という名札を付けた若者が沢山いたのですが、ここでもその団体さんに遭遇。
変わった名前の学校、何の勉強してんだろうね〜？なんて話していたら、お笑い芸人『エレキコミック』のやついいちろうにばったり遭遇！
『エレキ学園』？『エレキコミック』？

お笑い芸人エレキコミックと行く『修学旅行』という名のバスツアーだったのね！
納得しました！

さて、そろそろ移動しましょうか。

観光バス３台連なって走行。
修学旅行ツアーは何処まで行くのでしょうか？

この旅行記へのコメント （2）

• 行き当たりばったりさん 2015/08/10 20:01:31

  恐れいりました。

  メビウスさんおはようございます。
  只今、カンクンの空港にてコメントしてます。
  こちらは朝6時ちょっと前。
  これから飛行機に「乗せられ」ます。
  
  さて、国内とはいえ、宿の予約をせずに出掛けるガッツに最敬礼。
  廊下からいきなり客室なんて民宿みたいですね、
  
  
  オイラなんか宿は確保してでないと出掛けるのが怖いです。
  まだまだ甘ちゃんです。
  
  さらに行き当たりばったりの道に精進しないとならないのだが、今は帰国のテンションの低さにやる気ゼロの行き当たりばったりでした。

  メビウスさん からの返信 2015/08/10 20:29:30

  Re: 恐れいりました。

  ばったりさん、おはようございます。
  カンクンからコメントありがとうございます！
  
  国内ドライブ旅は気分で動きたい事もあって、いつも基本予約無しで出掛けてます。
  宿ありきで予定が決まってしまうのがなんか勿体なくてσ^_^;
  相方と一緒だし、変な話、寝床と風呂さえあれば最悪モーテル的な処でもイイかなぁ位の感覚で…
  まぁ、今の処はなんとか普通の宿に泊まれてます(笑)
  
  でも今回の部屋鍵無しなお宿は流石に初めてで、流石にチョッと面食らいましたね。
  旅館そのものは年季が入ってましたが、きちんと手入れされていて問題無かったですよ！
  まぁこれも面白い体験だったって事で、多分記憶に残るんじゃないか？と。
  
  カンクン旅行記、ばったりさんのテンションあがるまで待ってますね！
  
  メビウス