東ヨーロッパ、小さい街を行く-⑨-ルーマニア

2015/06/01 - 2015/07/20

ルーマニアのテミショアラ、小さい街ではない。ハンガリー・オーストリア帝国時代には東部地域の経済都市であったが、第２次大戦後、ルーマニアに編入され、社会主義体制下で歴史から忘れ去られてしまった。しかし、今、ルーマニアのＥＵ加盟もあり、再び活性化しつつある。

今回はベオグラードからミニバスでテミショアラ入りしたが、孤立したセルビアとＥＵに加盟したルーマニアとの経済は明らかに逆転している。ベオグラードからテミショアラまでミニバスで半日かかるが、料金は20ＥＵＲでしかない。また、ＬＣＣのＷＩＺＺの乗り入れやルーマニア西部地域の鉄道修復工事などから、今後アクセスが大きく改善すると見込まれる。

このテミショアラの街には古い建物が多く残っているが、その大半が修復されず朽ち果てている感がある。しかし、そこがなんとも言えず良い。なかなかそのような光景は見ることができないからである。

今、テミショアラの旧市街の道路・通り部分が大規模修復工事中で、今年の年末までには完成予定とのこと。その後で建物の修復が民間ベースの力で進んで行くと予想される。是非、2016年にこの街を訪れて欲しい。

エリア ティミショアラ(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルーマニア正教会

正教会を背に勝利広場方向

正教会

勝利広場に面した通り

勝利広場方向から見た正教会

勝利広場から続くレスラン通り

通路が大規模修復中

統一広場、ここも修復中