梅雨が明け信貴山朝護孫子寺へ

2015/07/20 - 2015/07/20

梅雨があけ暑くなりそうなこの日、山に行けばその高度差で、少しは涼しく過ごせるのでは。

そこで思いついたのは、信貴山。

久しぶりに奈良の方に出かけるのもまた好し。

涼しさを期待しつつ、朝護孫子寺（ちょうごそんしじ）の寅さんたちに会いに出かけました。

【写真は、大寅と朝護孫子寺の本堂です。】

エリア 信貴山(奈良)

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場から仁王門に上がっていく坂道の横には、今を盛りとアジサイが咲いています。
山の上はやはり気温が低いからでしょうか、台風の雨ででしょうか、まだまだ元気な紫陽花です。

立派な仁王門です。

眼の鋭い阿形の仁王さま。
網も気にならない眼力。

吽形も力強い。

仁王門を過ぎたところに、本堂を見渡せるところがあります。

振り返って、仁王門の後ろ側には獅子が。
こちらも鋭い眼。

ここから結界に。

最初の寅さん。
信貴山観光ｉセンターの前に置かれています。
ここを左に曲がると。

開運橋が。
その名前からとりあえず向こう岸に渡ってみます。

欄干にも寅さんです。
渡ったところでＵターン。

再び参道に戻り、本堂を目指します。

しばらく歩くと、大寅くんが現れてきます。

大寅くん、信貴山朝護孫子寺の名物です。

大寅くんの近くでは、子寅くんたちが遊んでいます。

ちょっと歩くと参道の脇に、親子の寅が。
うっかりすると気が付かない寅さんたち。
今回初めてその存在に気が付きました。

かやの木稲荷です。
樹齢１５００年の御神木です。

ふと手前をみると、手水が。
稲荷大明神です、キツネさんから水が出てきます。

本坊の玄関にも寅さんが。

灯篭の下にも寅がいます。

寅をつれた御大師さまです。

成福院の災転招福大黒天さま。

大黒さまの横には、両側を寅さんに護られた、わらべ七福神が。

成福院から本堂に行くところに金寅さんが。
阿形です。

吽形は銀寅さん。

そのそばある三宝荒神堂。

本堂に近づくと水屋があります。
後ろのポットは、空鉢護法堂へお参りするときに水を御供するため、水を運んで行くものです。

本堂の舞台の方にいきます。

本堂のムカデが描かれている扁額。
寅が毘沙門天の使いですが、ムカデもまた毘沙門天の使いとされています。

この辺りは、大阪空港に着陸するときの空路、旅客機が右旋回を始めたところです。

舞台から本堂を撮ってみます。
舞台の端っこに立って撮ってみました。

奈良の方の景色です。

欄間にもムカデが。

扁額の後ろは、龍になっています。

本堂をおりて、先ほどの水屋の前の寅さんはオリの中。

水屋の前を曲がると虚空蔵堂が。
水屋で水をポットにいれて、空鉢護法堂を目指します。

樹の間から見える大地蔵尊と霊明殿。

虚空蔵堂の屋根ときれいな楓の葉。

鐘楼は逆光。

その向かいにある多宝塔は順光になりますね。

空鉢護法堂、近くかなと思ったのですが、８００ｍ約２０分の上りと看板に。
ポットに水は入れたし、これは行くしかありません。

途中、白髭社を通り過ぎます。
あっそうそう思い出しました、涼をもとめて信貴山に来たことを。
そのことを忘れていたということは、暑さはあまり気になりません。

険しい山道が続き、上るのにちょっとペースがおちてきたころ、ちょうど登場する元気になることば。

信貴山城跡まで上ってきました。
手前は、星祭り本尊で八体の像が安置されています。
ゴールは近いです。

行者の篭堂。
正面にとぐろを巻いた蛇が、祀られています。

空鉢護法堂につきました。
一願成就の霊験あらたかな守護神です。

空鉢護法堂の前には、三体のとぐろをまいた蛇が。

扁額は石です。

お堂の周りを廻ると、織田信長公とお市の方が奉納された鳥居が。

空鉢護法堂からの素晴らしいながめ。

お堂の周りを涼しい風が吹き抜けていきます。

険しい坂を上がってきた後、空鉢護法堂をお参りし、そしてこの景色、すがすがしさを感じます。

お堂のそばにかわいいお不動さまが。

先ほどとは反対側、信貴山城跡からの風景です。
天正５年（１５７７）、松永久秀が織田信長に背き籠城したところです。

多宝塔のところまで下りてきました。

水屋のまえからの本堂。

会いに行きたい寅さんのいる千手院の方におりていきます。

これがその寅さんです。
信貴山最古の寅で、笑寅との札が。

灯篭の列の間を上っていきます。

かわいい石仏が。

多くの子寅を引き連れた寅さん。
これもいままで気が付かなかった寅さんです。

信貴山観光ｉセンターの前の寅さんが目立って見えます。
ｉセンターに寄っていきます。

（おしまい）