旧桃園神社と北投温泉・加賀屋宿泊

2015/07/08 - 2015/07/12

台風の中、友人たちと台湾に行きました。
当初、基隆から石垣島にクルーズ予定でしたが、台風のためクルーズがキャンセル。
台湾まで行ってはみたが、現地も台風で博物館などはほとんど休館でした。
急きょ、以前から行きたかった旧桃園神社を訪問し、泊まりたかった北投温泉の加賀屋にも宿泊しました。
台湾は日本時代の建物が多いので、旧日本時代の建物を、現代日本の加賀屋に宿泊しながら、回りました。

海外の旧日本神社、仏閣の探訪を続けていますが、台湾は当時の状態に概ね残してくれていて、ありがたいです。
今までに、台湾神宮（台北）、護国神社（台北）、宜蘭神社、台中神社にお参りして、今回は桃園神社でした。
旧日本神社は、今は、台湾神宮以外、忠烈祠になっています。
これは主に戦争で亡くなった台湾人の英霊を祀る祠です。
ちなみに、台湾神宮跡は、台湾で一番有名な圓山ホテルになっていて、狛犬がそのまま残っています。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

エバー航空で、成田空港から台湾・桃園空港へ向かいます。
ピンクのキティちゃんのフォークで食べる機内食はちょっと恥ずかしい。

桃園空港からタクシーで30分ほどの桃園大飯店に宿泊します。

プレゼント ホテルズ インターナショナル ホテル

国際アスリート大会の宿泊で、ほぼ満室で、スイートルーム（約72?）にアップグレードされました。
1泊2,940元(約11,700円）朝食付きで、申し訳なかったです。

プレゼント ホテルズ インターナショナル ホテル

古いホテルのようで、ビデもありました。

プレゼント ホテルズ インターナショナル ホテル

夕食は、桃園の街中に出向きます。
地元の鶏料理レストランのようです。
日本語の上手な女性が対応してくれます。

チキン、豚、アヒルの三食丼95元（約380円）、とても美味しいです。
台湾ビール65元です。

翌日に、タクシーで旧桃園神社（現、桃園忠烈祠）に向かいます。

旧桃園神社 寺院・教会

鳥居の形以外は、神社のままです。

旧桃園神社 寺院・教会

手水舎も残っています。

旧桃園神社 寺院・教会

社務所です。

旧桃園神社 寺院・教会

社務所の内部です。

旧桃園神社 寺院・教会

神馬の先、拝殿、本殿は、残念ながら建物工事中（2015月2月〜2016年8月予定）でした。
この前で、日本酒を献じました。

旧桃園神社 寺院・教会

狛犬の先に、中門があります。

旧桃園神社 寺院・教会

石灯籠

旧桃園神社 寺院・教会

旧桃園神社からタクシーで10分（125元）ほどで、桃園駅まで行きます。
桃園駅から台北駅までは、自強号で30分です。
指定席特急なのに66元（約260円）です。

台北駅ビルで、昼食をとります。
私の好きな排骨麺130元（約520円）とちょっと高めで、量が多い。
ビールは店に無いので、コンビニで買って持ち込み（店の了解済み）です。

次の目的、北投の加賀屋（奥の大きな建物）です。
手前は、北投温泉博物館です。
日本時代に作られた公共浴場ですが、こちらも残念ながら休館でした。

ラジウム カガヤ インターナショナル ホテル ホテル

加賀屋の和室の居間です。
ベッドルームと温泉風呂付です。
直前ネット予約ですが、一部屋（二人まで朝食付き）　3万円でした。
朝夕食付が二人で6万円なので、安めのようでした。

ラジウム カガヤ インターナショナル ホテル ホテル

こちらがベッドルームです。

ラジウム カガヤ インターナショナル ホテル ホテル

大風呂です。寝湯、マッサージ湯などがあります。
従業員は、全員和服の台湾人で、日本語が非常に上手です。
お客さんは台湾人が多く、このホテルに泊まるのは憧れとのことです。

ラジウム カガヤ インターナショナル ホテル ホテル

和食中心のブッフェの朝食です。

刺身がありましたが、出されるとすぐに無くなってしまって、
食べることができませんでした。

ラジウム カガヤ インターナショナル ホテル ホテル

台風の中、北投公園を散歩します。

北投公園 広場・公園

日本時代に作られた公衆浴場「滝乃湯」です。

瀧乃湯 温泉

加賀屋の次は、台北市内の富麗安商務飯店に宿泊します。
1泊1部屋7000円でネット予約しました。加賀屋の1/4以下の料金です。
雑居ビルの５階です。

フリアンホテル ホテル

部屋は思ったより広く、一人宿泊では十分です。

フリアンホテル ホテル

こちらも、旧日本旅館を見学しました。
国父史蹟館、日本時代に孫文が宿泊した日本旅館「梅屋敷」です。

国父史蹟紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

国父史蹟紀念館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらも、旧日本時代の台湾大学の建物です。
いまだ現役で、台湾大学付属病院として活躍しています。
内部も綺麗にリニュアルされていて、うれしい気分になります。

台湾大学付属医院旧館 現代・近代建築

台北市内のニニ八公園にも、銅馬（神馬）がありました。
現在は、子供たちの遊び道具になっています。

この馬の来歴が、中国語のサイトにありました。
台北市内にあった、三神社の内の一つにあったものであろうとのことでした。
台湾神宮（現圓山大飯店）、台湾護国神社（現国民革命忠烈祠）、建功神社（現國立教育資料館）ですが、護国神社のものの可能性が高いとありました。

中国・清時代の景福門（東門）です。
その先に、日本時代の総督府が見えます。

総統府 (天王府跡) 史跡・遺跡

最後は、士林官邸です。
蒋介石夫妻が晩年を過ごした官邸です。

士林官邸 現代・近代建築

台風の中、今回も無事に帰国できました。