アメリカ大陸横断バスの旅(9)　サンタフェ（ニューメキシコ州）

2007/04/08 - 2007/04/23

アメリカ大陸横断第5日目、2007年4月12日は、朝、「サンタフェ」の市内を観光し後、「ロズウェル」の町でUFOミュージアムを見学し、その後テキサス州に入り「ペコス」まで走る566kmのコースです。

サンタフェはニューメキシコ州の州都で、ロッキー山脈の南端にあたり標高2,000ｍを超える高地にあります。「アメリカの宝石」とも呼ばれ、歴史的な街並みや建築物を残し、独特の文化を持つ観光都市として栄えています。

この地方は1540年にメキシコ西岸から遠征してきたスペイン軍により征服され、1607年にサンタフェが建設されました。1810年のメキシコ独立戦争の後、サンタフェはメキシコ領のヌエボ・メキシコの州都となりました。1846年の米墨戦争の後は他のメキシコ領と共にこの地方がアメリカに割譲され、合衆国のニューメキシコ準州となりました。1912年ニューメキシコ準州は47番目の州に昇格し、サンタフェはニューメキシコ州の州都となりました。

写真は、泥を固めたような色をした外観のホテル「イン アンド スパ アット ロレット」です。

エリア サンタフェ(アメリカ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

サンタフェの市内観光は、 サンミゲル教会から始まりました。この教会は1610年頃スペイン人の入植隊が建てたもので、アメリカ最古の教会といわれています

写真は「最古の鐘」といわれる、教会の尖塔に吊り下げられてる鐘です。

教会の正面のアルタースクリーンです。

アルタースクリーンの拡大写真です。

サンミゲル教会からロレットチャペルに向かいました。

道路沿いにはホテル「イン アンド スパ アット ロレット」がありました。泥を固めたような色をした建物が特徴的でした。

Inn & Spa at Loretto ホテル

美しいロレットチャペルです。このチャペルはアメリカでは珍しくゴシック建築の影響を受けた建物です。

ロレットチャペル 寺院・教会

このチャペルには「奇跡の階段」と呼ばれるらせん状の階段があります。驚くことにこの階段には支柱が無く、まるで「宙に浮かぶ」階段です。誰がいかなる技術で作ったのかは不明で、サンタフェのミステリーのひとつになっています。

チャペルの内部です。

外のは、泥を固めたような外装の建物（ホテル or マンション）がありました。

次に「聖フランシス聖堂」を訪れました。この聖堂はロマネスク様式です。

聖フランシス大聖堂 寺院・教会

大聖堂の内部のステンドグラスです。

この教会には、アメリカ最古といわれる「マリア像」がありました。

街の中心には広場がありました。この広場の建設は1610年スペイン植民都市としてこの地に総督府を移したときに遡るとされています。

総督邸 建造物

広場の道路を隔てた旧総督邸の前のアーケードでは先住民のアーティストや職人が自分達のアートワークと商品を売っていました。

以下は、バスの窓から撮ったサンタフェ郊外の景色です。郊外の建物も、旧市内と同じ泥を固めたような色で、統一されていました。

この後バスは、次の目的地「ロズウェル」に向かいました。