2015/04/30 - 2015/05/05
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まりあさん
イタリア旅行記4 フィレンツェ
シエナは2度目でしたが、フィレンツェになると、たぶん4度目でしょうか。
というわけで、今回は、じっくり滞在して、今までのお忙しスケジュールでは、入れなかった所を中心にまわろうと思っていました。
シエナのホテルは、あまり居心地がよくなかったので、急に思い立って、出発をはやめました。
シエナは、駅まで遠いのでタクシーが必要です。フロントですぐに呼べると聞いていたので、電車の時間に合わせて降りていくと、人が誰もいません。
げげっ。
で、これ、今まで50ヵ国を旅してきた私には、ものすごく意外だったのですが、その後、「ホテルのフロントに誰もいない」というのは、イタリアでは、よくあるこだと、学びました。
げげっ。
それって、許されるのぉ?
許されるんです。
イタリアでは、ぼろいホテルでも、いい加減なサービスのホテルでも、とにかく超人気で、日程が近づいて、残室数が減ると、どんどん値上がります。
前回のスペイン旅行では、経済危機の直後で、日程が近づくと、ホテルの値段がどんどん下り、それゆえ、いったんキャンセルして、予約しなおした方がお得、ということも多かったです。
でも、イタリアでは、ぼろい目のホテルでも、日程が近づくと、たいてい満室で、旅程を変えると、同じホテルでも料金が上がってしまうので、最初の旅程から、あまり変えることができませんでした。
たしかニュースで、東京のアパホテルが、桜の時期の混雑に乗じて、5万円していたとか聞きましたが、ネット予約の場合、システムが、残室が減ると値段をあげる、というパターンになっている場合が多いようです。
ホテルにより、あまり値段差がない所と、値段差が大きい所があるように感じています。
イタリアでは、部屋数の少ないB&Bが、200、300、400ユーロなんて値段をつけていることもあり、不思議だったんですが、このパターンで値段が上がり、その値段でも買う人がいるから、こうなっているんだと思います。
私が利用したシエナの2つ星ホテルは、朝食抜きのプランで予約していました。ふだんは、オーナーファミリーの姉と弟が、たいていはフロントにいるのですが、早朝は、バイトのスタッフが、フロントにいて、その人が、なんと別の建物の朝食の面倒まで、一人で見ているのでした。
私は、フロントに誰もおらず、電話をかけて呼んでみても、誰も答えず、困り果てていたら、出発の用意をした、欧米人が、「スタッフなら、レストランにいるかもしれないわ」と、朝食会場を教えてくれました。
いったん外に出て、隣の隣の建物に入っていく、という感じで、なるほど、朝食を食べなかった私には、見つけられなかったのでした。
フロントのスタッフは、すぐに戻ってくれて、タクシーを呼んでくれて、無事に予定の列車に乗ることができました。その他の、「家族経営」のホテルでも、オーナー・ファミリーは、週末や深夜や朝は、バイトのスタッフに任せたり、また、たった一人のフロントですから、その人が、何かの用事があると、フロントには、呼べど叫べど、誰もいない、ということがよくあります。
う〜ん。
私は、ちょっと責任感の欠けていると思える、家族経営のホテルは苦手でした。やはり、観光の人気がありすぎると、あるべきではないことも、当たり前のことになっていくのかと感じました。
ということで、一連の出来事を通して、シエナの町は美しいけど、観光化がすぎて、私には、イマイチになってしまいました。
さて、シエナを出て、フィレンツェに向かいました。
車内では、ミシガンからやってきたアメリカ人の40代ぐらいのご夫婦と、おしゃべりが弾んで楽しかったです。
奥さんは、今回の、イタリア鉄道の旅で、必死で荷物を減らして、二人とも、少し大きい目のリュックひとつでの旅です。荷物を小さくするのが上手ですね、というと、彼女は、いや、そうとう苦労したのよ、と言ってました。
今までのスタイルとは違う、イタリア鉄道の旅を、二人で楽しまれているようでした。
シエナを早く出たので、当たり前ですが、フィレンツェには、10時頃に着き、さすがにホテルはチェックインできないかと案じてましたが、すぐに入れてくれました。
ほんとは、階数の高い所が希望ですが、低い所の部屋になりましたが、トリプルの広い部屋で、日本人好みと解釈されている、バスタブのある部屋でした。
私個人は、メキシコやインドの体験から、バスタブにこだわるより、湯量のたっぷりしたシャワーの方が好きなんですが、この部屋は、シャワー室もあり、バスタブもあり、しかも、ジャグシーまでついてました。
最初は、どうせつぶれてるのでは、なんて疑ってましたが、それはスイッチがわからなかっただけで、しっかりとジャグシーも動き、何よりそのために湯船がしっかりと深いんですよね。
5連泊でしたが、毎日、たっぷりのお湯の風呂を楽しませていただきました。
のちほど、私をその部屋に入れた、別の理由が判明しましたが、なんと、修学旅行のグループが泊まっていたのです。このホテルは、3つ星ホテルですが、フィレンツェという、観光都市であり、大都市ゆえの物価で、他の町のホテルが60から70ユーロなのに対して、フィレンツェやローマは、90から100ユーロとお高いです。
私の滞在中、二つの学生のグループが、そうとうの騒音を出していました。
とくに、とある一日は、ホテル前の広場で、100人単位の人が集まり、集会が開かれていたので、フロントに何かを教えてもらうと、それは、「先生のストライキ」だそうで、うちのホテルに修学旅行生を引率している先生方も、ストライキの日は、生徒たちを放置して、出て行っていたそうです。残された生徒たちは、野獣と化し、その日の騒音は、そうとうひどくて、他の客からクレームが出て、ホテルとしても、この件を、問題視していたようです。
幸い、私が入った部屋は、フロントのすぐ上なので、学生のグループとは、けっこう距離があり、騒音はそうひどくはなかったです。なにせ、メキシコの広場に面したホテルに泊まるのが好きで、メキやんが、夜明けまで、音楽をがんがん流していても、耳栓さえあれば、眠れる、という特技があるので、その点は大丈夫でした。
ちょっと暗い目の部屋なのが、しんどかったですが、ホテルのフロントの配慮に感謝です。
シエナ以上に観光化の波は激しいだろうフィレンツェですが、駅からのタクシーの女性運転手も親切で、ホテルのフロントも皆さん親切で、人ごみ以外の点では、フィレンツェは、好印象の町でした。
ただ、混雑はそうとうなもので、ドゥオモの行列は、いつ見ても、長々としていて、遅々と進まないようでもあり、入る意欲は消滅してました。
ウフィツィ美術館は、美術館大好きな私には、必須なので、今回は、事前に、電話で予約してました。
美術館の予約、今は、予約サイトもできてますが、この予約サイト、以前は、メールで予約番号を送ってくるだけのようですが、今は、入場券をネットで購入する形のようです。
そんなぁ、たかが入場券のために、カード情報をインプットするなんていやだよ。
なので、Skypeで、予約センターに電話しました。
言語は、イタリア語と英語でチョイスできます。
イタリア語のクラスで、クラスメートに体験談を話した時、
「イタリア語か、英語か選べたので、当然のごとく・・・・英語を選びました」と話して、笑いを取りました(笑)。せっかくイタリア語を学んでいるのに、英語を選ぶなんて・・・だって、まだ自信がないですもんね。
英語で、希望の日時と時間帯を告げて、こちらの名前をアルファベットで告げて、向こうから、予約番号をもらいます。ただ、これだけです。
これなら、お金がからまないから簡単です。
けど、ウフィツィ美術館自体は、じつは大失望でした。最初は1997年に、何時間か待って入り、その次は、ツアーで、団体として予約されていて、ガイドさんに連れられて入り、中はすでに見てます。
今回は、ウフィツィ美術館の外の行列は消えてましたが、中にいる人数が昔より増えて、中での混雑がひどかったです。
あんなに混むなら、団体さんの説明を制限してほしいのですが、団体さんのガイドさんは、長々ととどまって説明するので、中は、人ごみの熱気で、息苦しくなるほどでした。
美術館内の写真撮影は、ある時期、禁止になっていたそうですが、今回は、フラッシュ無しで撮影が可能でした。12都市の美術館、9割の美術館が、撮影可で、たまに教会やら小さい美術館で、撮影禁止に出くわしました。
ところが、そうなると、有名な絵の前では、次から次へと写真をとる人がいて、ゆっくり鑑賞するのは、不可能でした。
観光化ゆえ、しかたがないですね。
それで、ウフィツィ美術館ほど、見る物が無さそうな、アカデミア美術館も、電話で予約していましたが、入る意欲を失って、入るのをやめました。電話予約のいいところは、ただ番号をゲットするだけで、チケットの購入は、予約の時間の少し前に売り場に行くだけです。だから、すっぽかしても、どうってことないのがありがたいです。
ドゥオモと、ウフィツィ美術館と、アカデミア美術館は、そんなわけで、混みすぎて、イマイチでしたが、その他の美術館となると、たいして人がいないんですよね。
そうなんです。
一般的に観光客が向かうのは、チョー有名なところだけなんです。
ですから、カンポ広場に人々が集中するシエナと違い、フィレンツェの場合は、たくさんある美術館や教会を、とくに朝イチで攻略すると、十分に静かに楽しめます。
それはまさに、私が、日々のウォーキングで、京都の町を歩いていて、桜と紅葉の時期を少し外し、チョー人気のところを外すだけで、ド・ピークではない桜も紅葉も、静かに楽しめて、お寺などは、チョー人気のところさえ避ければ、50箇所以上もあるお寺の、多くのところで、静かに参詣を楽しめるんですよね。
京都の姉妹都市でもあるフィレンツェは、さすがです。
人も親切ですし、中規模都市として、なんでも揃ってますし、静けささえ、知恵を働かせれば、ゲットできます。
フィレンツェの行動は
到着日に、友人からのおすすめのレストラン、マリオーネでランチ
そこで、隣席の人々から教えてもらった、ハンディクラフトのExpoに行く
サンマルコ美術館 朝イチ
ブオナロッティ邸美術館
サンタ・クローチェ教会
ベッキオ橋
オルサンミケーレ
カフェで、ワンプレートのランチ
映画「Mia Madre」を見る
腹痛 量の多い食事で、胃がsciopero (ストライキ)、幸い、数日食事制限して回復
ウフィツィ美術館
バルジェッロ国立博物館
パラティーナ美術館+近代美術館 (ピッティ宮)
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
オンニサンティ教会
サンタ・マリア・ノベラ教会
サント・スピリト教会
サン・ロレンツオ教会・ラウレンツィアーナ図書館
中央市場
ラ・リナシエンテの屋上のカフェでランチ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シエナを早くに出たので、早く着き過ぎましたが、すぐに部屋に入れてくれました。
しかも、トリプルの部屋で、広々してます。 -
デスク側が少し暗いのですが、こちらに別の窓があり、広場を見下ろせます。
ときどき、この台の上にのぼって、景色を眺めてました。 -
ここ、なんと、深いバスタブがついていて、しかもジャグジーまでありました。毎日、ゆったりと湯船につかりました。他のホテルはすべてシャワー。風呂の楽しみは、このホテルだけでした。
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ホテルで、ドゥオモはどっちですか、と尋ねましたが、ほとんど見える位置にありました。ロケーションは抜群です。
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ドゥオモの周辺は、観光客であふれていて、カフェは、ツーリストメニュー的な、セットメニューがありました。スペインとは、また違う感覚のセットメニューなんだと、だんだん学びました。向こうは日替わりだけど、ここのは、ワンパターンの印刷もんですもんね。
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ドゥオモの前は、いつも長蛇の列なんで、入るのは諦めて、外側だけを楽しみました(笑)。
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友人のオススメの店、マリオーネでランチ。
パスタはmezzo、半分の量で注文しました。
半人前で、この量です。
このパスタは、リガトーニで、線が入った、でっかいマカロニみたいで、歯ごたえがあり、一番好きになったかもしれません。ソースは、トマトとモツァレラ -
Secondoは、牛肉のシチューに、豆の煮込みがついてます。
この肉の量がすごくって、食べても食べても、減りません。
とても美味しかったけど、ここまでの2週間に食べ過ぎて、お腹が痛くなってしまいました。 -
レストランの隣のテーブルのオバサマ2人は、他の町から、このハンディクラフトのエキスポを目当てに、来られてました。それを聞いて、出かけました。
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日本のブースには、日本食の店が。
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最近、日本風のカレーライスも、よく見ますね。
グアテマラでは、それを愛好してました。あまり辛くないあのカレー、これから世界に広がるのでしょうか。
たこ焼きもあるのが、大阪人としては嬉しいです。 -
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スパイスの店
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荷物の余裕があったら、買ってしまいそう。
私の大好きな、布物のおみやげ。ポーチは大好きなんです。 -
日本ブース、日本人は見かけませんでしたが、着物が。
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おお、グアテマラの先住民まで、ご出張です。
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砂糖。
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翌日は、朝イチをねらって、サンマルコ美術館です。
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たぶん、サンタクローチェ美術館
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ポンテ・ベッキオ
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ドゥオモの近くの通りの店で、ワンプレートのランチ。
これぐらいの量がちょうどいいです。マカロニと、ローストポークと、野菜もたっぷり。充分に美味しかったです。 -
ウフィッチー美術館は、三度目ぐらいですが、予約していたので待ち時間はないのですが、中が混んでいて、ちょっとがっかり。
一時間あまりで出ちゃいました。 -
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ウフィッチー美術館から見下ろした景色。
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一階部分は、もう、ただ通り過ぎたという感じですが、大塚国際美術館で予習していたので、めぼしい絵には、しっかり足が止まりました。
大好きなバッカスの絵です。 -
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翌日は、ポンテベッキオあたりを、まだ店の開かぬ早朝に歩きました。
これ、あのあたりの店のシャッターです。
シャッターのデザインが、こんなにお洒落なんて、さすがです。 -
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めざしたのは、ピッティ宮にある、パラティーナ美術館。これは初めてです。
有名な絵だけでなく、なめるように各部屋の絵を鑑賞して、2時間ぐらいうろつきました。
人は、ほとんどおらず、ゆっくり鑑賞できました。 -
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その上の近代美術館もすごくよかった。
イタリアの画家って、古い人ばっかり有名ですが、名前は知らなくても、いい絵はたくさんありました。 -
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イチオシ
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サンタマリアデルカルミネ教会の、ブランカッチ礼拝堂です。
これも、何度も見た有名な絵ですが、本物とのご対面は、これが初めて。
たとえ、有名な絵があっても、ここまでは、大量のツーリストは来ないんですね。
静かにゆっくり鑑賞できました。 -
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昔のヨーロッパの自販機って、ほとんど壊れてましたけど、今はまあまあちゃんと動きますね。釣り銭がどこまで出るかは不安ですが、出なくても腹がたたない程度のコインで、けっこう買いました。
スーパーの水とちがい、しっかり冷えた水が安く変えるので、助かります。 -
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サンタマリアノベラ教会
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サンロレンツォ教会
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アカデミア美術館は、いつもこの通りの大混雑。
彫刻にあまりひかれない方なので、予約してましたが、パスしました。 -
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イチオシ
夕暮れのポンテベッキオ。
景色を見てると雄大ですが、撮影の場所取りで、押し合いへし合いで、写しました。 -
イチオシ
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イチオシ
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ラウレンツィアーナ図書館
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その図書館にあった古い日本の絵です。
えっ・・・ -
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中央市場のまわりの出店
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中央市場
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リナシェンテのデパートの屋上のカフェで、ランチ。
ただ、スペースが小さくて、ランチ時は、メチャ混むので、落ち着いて食べられません。
ニョキ。
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