京都と大阪の間に枚方市という街があり、そこに大阪一と言われる鰻屋さんがあると聞いたのが数年前。<br />おまけに営業時間は11時30分から14時まで、という超難関。<br />ネットの情報もほとんどありません。<br /><br />もっとも、サービスの悪さも天下一品らしく真偽のほどを確かめに満を持して出陣です。

青もみじを求めて、嵐山から東福寺＆うな丼を巡る無計画旅　その3

20いいね！

2015/06/20 - 2015/06/21

589位(同エリア1785件中)

#寺社

エリア

大阪城・京橋(大阪)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 3.0

グルメ: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 新幹線 JRローカル私鉄

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

昨晩疲れて夕飯も摂らずに寝てしまったため、空腹で目が覚め朝食はこちらで頂きます。
am5：30オープン。
偉い！
ゆずこうどんというのが気になりますねえ。柚子粉のことでしょうか。
大阪うどんを食べた後はホテルに帰ってもう一度眠るのです。

こちらの店、以前は京橋浪花という店であったのですが経営者が交替して普通のお店になってしまいました。
昼ごろに着いた枚方市駅前は工事の真っ盛り。
枚方市はＴＵＴＡＹＡが生まれた街でＴＵＴＡＹＡのビルが建築中。
迷いました、うを清さん。
和風の店を想像していたのですが、場所は駅から5分ほど歩いた場所のビルの二階。
店内は6人掛けのテーブルが3つ。
先客3人。

出来上がりに時間がかかるであろううな丼をまず頼んで、待っている間にビールを飲みながら、歴史小説を読む。
1.5時間、いや2時間くらいかけてゆっくり食事しようという目論みでした。
肝吸い。
お漬物。

さてビールを頼んで、なにか肴を、と思う間もなく・・・・
牛丼並みのスピードでうな丼到着。

大阪でも最近見なくなったいわゆる『まむし』というスタイル。

鰻飯（まんめし）が『まむし』と変化したという説や間蒸しが語源という説がありますね。
ご飯の下にはうなぎが隠れています。

ゆっくり食事するつもりが、あっという間に食べ終わり、30分も立たずに店を出る羽目に。
数年来の思いは、あっという間に終了。まあ、考えてみれば営業期間数時間の店でゆっくりしようと思ったのがそもそも間違い。

ところで、悪い、酷いと聞いていたサービスですがこちらは普通。
噂はあてになりませんね。

肝心のうなぎはというと、美味しいんだけれどタレが甘すぎる、というのが個人的な見解。

それにしても3時間強/日の営業で成り立つのでしょうか？
さてと、余った時間をどうしましょう。
枚方宿を歩いて見ても時間はまだたっぷり残っています。

枚方市駅の近くにあったチケットショップで行先を模索します。
こちらでチケットを購入すると数十円ですが安く購入できます。

ベタですが、天満橋まで行って大阪城に寄り京橋を経て新大阪に入ることにします。
歴史博物館には大阪城とのセット入場券がありました。
これ、とってもお得。
大阪城へ行く前に難波宮跡へ行ってみます。
「大化改新」後に造営が始められた「難波長柄豊碕宮」跡、聖武天皇が神亀3年から造営を行った「難波宮」跡と考えられている、ということですからその古さは大阪城の比ではないですねえ。
では大阪城へ向かいましょう。
向こうに見えるは大手門。重要文化財。
枡形の巨石、
小豆島から持ってきたとされています。
しかし、でかい。
多聞櫓　重要文化財
豊國神社。出世開運の神様ですね。

無論、出世開運を祈願します。

秀吉像
桜門　重要文化財をくぐって。
壁にはところどころこんな穴が。

見張り穴?
ここから鉄砲でも撃ったのか？
桜門枡形の巨石。
さて、大阪城。
本日は眺めるだけにします。
豊臣秀頼・淀殿自害の地の碑
もう少し何とかならないものでしょうか。

大阪城の北側、極楽橋の近くにひっそりとありました。
極楽橋を超えて京橋へ向かいます。
夕刻なので一杯飲んで帰ります。
青屋門

大阪城は天守閣に目を奪われがちですが、門や堀をじっくり見て歩くと非常に興味深い場所だと再認識。
いい加減、のども乾いたので京橋の二升五合で独り酒。
二升五合と書いて、ますますはんじょうと読ませるんです。このお店。
モーニングサービスのある飲み屋はそうそうないですよねえ。

ランチサービスは無いようです。

大阪って面白い。