白いお湯は思い出の色　～友達夫婦と白骨温泉　1.安曇野～

2015/06/05 - 2015/06/06

夫婦2人の温泉旅行がメインの我が家が　初のお友達と連れ立って温泉旅行してきました。
私と彼女は同級生で学生時代からの親友
旦那と彼女の旦那は結婚してから知り合ったのに
釣り友達
飲み友達
歌友達
そしてこの旅行の言いだしっぺ！！
「何なんでしょこの二人」
私と彼女は不思議でならない。

彼女の旦那が若かりし頃訪れた「白骨温泉」
我が家の大好きな「白骨温泉」
『いいお湯だよねぇ』
話があった所で行き先は一発で決まった。

新緑の白骨温泉　お天気に振り回されましたが楽しめました。

エリア 白骨温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

待ちに待った旅行当日
私の友人夫婦は
夜も明けやらぬ早朝に自宅を出発

まぁ　素敵な朝焼け。

家から車を走らせまずは我が家に来てもらったのです。


我が家からの出発予定時刻は
午前６時
彼女たちは何時に家を出たのだろうか？
私は敢えて聞きませんでした。
まぁ　こんな感じって想像出来ちゃったし。
朝一からすでに「お疲れ！」って感じだよ。

しっかり者の彼女達は　予定時刻前に到着
大人四人ではパワーにかなり心配はあるが
我が家の車に乗り換えてもらい
定刻にいざ出発なのです！

我が家の近くに圏央道のICが開通して
走行時間を３０分ほど短縮できるようになりました。

スタートして４５分で相模湖通過
５分ほどで談合坂ＳＡに到着

ちょっと休憩

お天気もなんとか持ちそうだし
テンションあがるねぇ

フードスクエア 談合坂SA(下り) 道の駅

長野方面に来たらここは外せない
諏訪湖ＳＡ

我が家はここでは旦那恒例の
「さくら丼」を食すつもりが！！

まさかの４月から１１月は
朝食バイキングとなってしまっていて
通常メニューは１０時までやっていなかった。。。

今まで冬しか来なかったからなぁ

http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop/detail?sapashopid=388#panel

諏訪湖サービスエリア 道の駅

まだ９時だし！！

レストランには入らず
フードコートエリアで軽食を。。

私はパン屋さんでパンを
友人はおやきを

そして旦那２人は
打ち合わせ無しにもかかわらず

「ラーメン」　しょう油味

ほんと　何なんでしょこの二人！！

画像はラーメンを食している時間を乗せてみました。。笑
(ほんとはラーメン画像なかった。。）

フードコート山美湖 グルメ・レストラン

ＳＡ内の「太養パン」さんの人気パン
「姫のぜいたくクリームパン」

地元のミルクで作ったクリームがたーーーっぷり入った
クリームパン人気ナンバーワン！！

（しかしお値段２６０円は旅のスタートにしてはハードル高し
胃袋に重し）

諏訪湖サービスエリア(下り線) 太養パン グルメ・レストラン

諏訪湖ＳＡと言ったらここでパチリ

旦那どうしで
笑顔でパチリ

私と彼女はハートでパチリ

釣り好きの旦那は
「たぶんあれがワカサギ釣りのドーム船だと思うんだよなぁ」

釣り好きの彼女の旦那は
カメラのズーム最大でパチリ

コンビネーション技だな


「諏訪湖を過ぎたら
白骨温泉行くのに降りる松本ＩＣはもうすぐだよ！
時間あるので　寄りたいお店　安曇野まで足を延ばそうよ！」

彼女夫婦のお気に入りの
クラフト屋さんまで一気に走る事にしました。

松本ＩＣを過ぎて
うす曇りの中かろうじて見える北アルプスに
私のテンション　上がりすぎ！！

これからしばらく
見えるはずのない
『槍ヶ岳』を
「もしかしたらあれかな？」と
みんなを巻き添えに大騒ぎするのです。

この場を借りてお詫び申し上げます。

「見えないんです」笑

こちらは　彼女からお借りした写真

水平がしっかり取れてる

まだまだ雪を残した北アルプス

かっこいいわぁ

目的のクラフト屋さんは
安曇野にあります。

安曇野

大町

白馬

北アルプスとは切っても切り離せない地名に
私はテンションアゲアゲ

どんよりした空が恨めしいけど
少しでも山に近付けてうれしいわぁ

山々と大騒ぎしてる割には
山の事は全く知らないまま。

安曇野と言えば
常念岳なんだそうですが・・・

この時は全く知らない。

安曇野ＩＣを降りてから
「いわさきちひろ美術館」をめざして走る事
３０分ほど

山々に向かって走ったり
横目に見て走ったり

私は興奮しまくり

大麦がきれいな色に実ってます。
黄色くきれいな畑と有明山（調べてみて判明）

大糸線の電車が通ります

台形の山は有明山

大麦の黄色と山のシルエットがきれい

そこに電車ときたら私は車内で大大興奮

彼女の写真はグッドタイミング

私の写真は
電車の頭がなーい！

実はこの山の真ん中の小さい出べその様な
ちっちゃいとんがりを
「槍？」「やり？？？」
と大興奮してました。

違うんだよねぇ
違ったんだよねぇ

あははははは

彼女の写真は
さすが！！
安曇野のシンボル
常念岳を納めていました！

この常念岳の左傾斜角に
「槍ヶ岳」は見えるのだそうです！！

この曇り空じゃ無理だったよねぇ

とりあえず　素敵な山をパチリパチリ
走る車内からシャッターを

私も一つ奇跡的に
山の名前が判別できるショットが！

白く見える山　右から
五竜岳　
鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳

北アルプスの名峰が撮れてましたよ。

のどかな田園風景をしばらく楽しみ
目印の
「いわさきちひろ美術館」を無事通り過ぎ
どこかな？と言っていると
路地にかわいい看板発見！
矢印に従い
何度かまがると

それらしい看板を掲げたお家を発見

めざすクラフト屋さん

「あづ木craft」の看板が

到着でーす！！

右側のデッキ付きの入口が
「あづ木craft」さんの作品とお父様の陶器が置いてある
「くらふと陶片木」です。

入り口でウロウロしてたら
隣の建物の工房らしき所から
お父様登場

どうぞどうぞと
入口を開けて呼び入れてくださいました。

彼女と旦那さんは　以前からこちらの作品の大ファン。
ネットで購入したりしていて
実店舗で作品のを見るのは初めて
めちゃ興奮　

http://www.ne.jp/asahi/azuki/craft/index.html

ギャラリー兼お店　という　感じ。

あづ木　craft　さんの
かわいい子たちが
お出迎えしてくれます。

向かって左が
息子さんの「あづ木craft」の作品　

いろんな木を組み合わせて
一つの形に造り上げています。

実用的なトレーから
オブジェ？
ストラップ　キーホルダー
時計　などなど
夢あふれるクラフトでいっぱーい

向かって右側は
お父様の陶器の作品

個性ある　他民族の人形　コロンとした動物
そして　お茶碗　お湯のみ　マグカップ

独特な柄付けに和風を感じる以上に
アフリカンな気持ちも。

右側の白い鉢は特に凝った作りで
柄付けは描いたものでなく
色の違う土を埋め込んで作った　「象嵌」という技術を
駆使して出来ています。
手に取ってみるとその繊細さが
陶器というイメージを激変させてくれるものでした。

私と彼女と　お気に入りを
一つずつお買い上げ。

お店手前の建物では
奥様のやっている
cafeもあるのですが
この日は奥様がお出かけでお休みでした。


お父様と色々お話して
お店を後にしました。

入口正面のベンチには
かわいい陶器のお人形

もう帰っちゃうの？

また　きてね！

そう言ってるようです。

「あづ木craft」さんを後にして
お腹がペコペコの我ら一行

食べたい物は全員一致で
「おそば！」

やっぱり長野に来たら
ドーンってかんじでざるに盛ってある
ダイナミックなお蕎麦を期待しちゃうよねぇ

間違っても　浅○で食べたような
お上品なお蕎麦屋さん　http://4travel.jp/travelogue/10765017
には　入らないぞ！

って事で
地図でめっちゃ山奥にあるように見えた
安曇野市穂高有明　（さっき写真撮ってた台形の山　有明山？）の
「蕎麦好きが通う店」とコメントにあった
「くるまや」さん目指して
２０分ほど走りました。

「有明山神社」の鳥居横にあるこの旅館の様なお店が
目的のお店

手打ちそば くるまや グルメ・レストラン

「くるまや」さんです。

実際は　「しまった！！　やってもーた」と　
お店セレクトに失敗した感があったのです。

駐車場でっかいし、観光バスも停まりそうな大きさだし。

建物も宴会できちゃいそうな大きさだし。

しかし　お腹のぺこぺこの旦那達は
「いいよ　いいよ」とサッサと入る

外観とはうって変わって
店内は古民家風の造り

メニューは
恐れていた　○○丼　なんて　どんぶりものとかは
なくて
しっかりと　お蕎麦押しのお店でした。

一つ安心。

だんなは　王道　「ざるそば」

来た来た

ざるに　どーーーん！！

これだよねぇ
長野のお蕎麦はまずこの迫力

いただきました！！

私はそのボリュームを想像していたので
「半ざる」　おつゆは温かく

なんと　この日はめっちゃくちゃ涼しくて
カーディガン来てても　ゾクゾクっとしちゃう陽気

キンキンに冷えたおつゆでは
寒がりの私は絶対ぶるぶるしちゃうので
「冷たいお蕎麦に　暖かいおつゆ」でいただきます。

半分量でこの感じ　ああああー　浅○のざるそばと同じくらいだな。笑

寒い寒いの彼女夫婦は
２人で　暖かいお蕎麦

山かけそば　と　とろろそば　があって
何がどう違うか確認

えっと　これは　とろろそばだっけ？

山かけは千切りの山芋が乗ってるんですって。

で、間違いなかったよね？

そして　彼女は山菜そば

きのこたーーっぷり

山菜でそばが見えないじゃないですか?

みんなの注文したお蕎麦を見て
入る前に
「やっちゃったか？」と　心配したけど
まぁ　合格点って事で。

でも　お値段がとても安いので
お店の人に我が旦那が確認してみた。

「お蕎麦は　にはちですか？」って

「うちは　さんなな　なんですよ」と店員さん

なるほど！！

おそば大好きだけど
「香り」がイマイチよくわからない私は
ぜーんぜんオッケイ！！

とても美味しくいただきました。

実際に使われているのか　飾りなのか?

水車がありました。
いい感じだしてるねぇ

皆で満腹大満足

まずは初日のお蕎麦　無事　ミッションクリアです。

チェックインにはちょっと早いので
「大王わさび農場」に足を延ばしてみました。
http://www.daiowasabi.co.jp/


画像は以前の旅行記の物
結構撮りそこなっていて。。

こちらは入場料がかからないのに
散策コースも充実していて
私は、見どころあって大好きな所です。

大王わさび農場 公園・植物園

駐車場横に流れる
蓼川で安曇野汽船さん行っているグラスボートが体験できます。

グラスボートは以前寄った冬には行われていなかったので
私と彼女でサッサと先に進む
旦那達に「のりたーーーい！」と切望し
出発間際のボートに乗り込んだのです。

ボートにはすでに写真に写っているご夫婦が乗船されていて
2人だけで漕ぐのは心もとないと
私たちが「のりたーい」と受付近くで騒いでいる時
「いらして〜〜」と声をかけてくれてました。

乗る気のなかった旦那達も
仕方ないという顔で付き合ってくれました。。

まずは船着き場から
写真正面のわずかな部分を川の流れに逆らって
皆でオールを漕いで上っています。

クラフト屋さんに行く時に見えた山々も
ホントなら正面にバーーンと見えるはずなのに
もう雲に隠れてしまいました。
と、、眺めにはちょっと残念でしたが。。
どうしてどうして
川の流れに身を任せ
まだまだ楽しさいいっぱいのグラスボート体験でした。

http://www.i-turn.jp/clearboat-azuminokisen-hotaka.html

５分ほど漕ぐとガイドさんが
ググーーっとボートの向きを変えて
川の流れに沿って下ります。

この川のほとりに２０１１年のＮＨＫ朝ﾄﾞﾗ　おひさま　のセットが組んであったんだそうです。
私は観てなかったのですが、彼女は「あーーーここ！見た見た」と
当時を思い出してました。

北アルプスに蓄えられた水が
湧水となってこの蓼川になっています。

澄んだ水は　水草を育て　多くの生き物の宝庫になっています。


小さな細い川ですが
思ったより流れは早いです。

川の中の水草が揺らめいてとてもきれいでした。

ボートに乗ると川面が近くて
とても気持ち良い。

川にはり出した大きな木

ガイドさんはあえてこの枝の下を。。

「頭、きをつけてくださいねー」って
くぐり抜ける
ちょっとしたアトラクション感を味あわせてくれる。

黒澤明監督の映画「夢」に出てくる三連水車も

川から見るとより一層ステキ

３つとも　水車の大きさが違い
小屋の屋根の形も違い
時代背景も違う　水車小屋なんだそうです。

実はこの日は　お天気が曇りだけでなく
気温１１度という
６月なのか？という寒い一日でした。

だんだん雲も厚く、低くなって
このあたりでぽつぽつとして来たのです。

「お天気持ってくれ〜〜〜」と　
心で祈ってました。

水車小屋を通り越すと
再びボートの向きを変えて
ボート乗り場まで皆で漕いで川をさかのぼります。

ボートをもう少し楽しみたかったのですが
この先で蓼川は隣に流れている万水川（よろずいかわ）と合流します。
万水川は一級河川で水量も多く
流れは激しい。

その流れを見た時に
「あれに流されたらオールじゃ戻れないね。」と
皆で納得。

２０分ほどのボート体験でしたが
想像以上に気持ち良く楽しめました。
しぶしぶだった　旦那達も笑顔で下船。

私と彼女は大満足でした！

私たち地元のお隣県に
「わさび田」で有名な所があります。
が、ここのわさび田は　お隣県にあるそれとは
規模が違う　景色が違う！

ぜひぜひお見せしたかったので
こちらに寄ってみたのです。

そして　この広大なわさび田に
驚き　感動！

「おおお　来てもらってよかった！」ホッとした瞬間でした。

今日はあいにくの天気ですが
前日までは猛暑

なのでわさび田も遮光シートでわさびを守っているのかな？

シートのない所を見たかったなぁ

私も以前は冬だったので
ほとんどわさび植えてなかったので。。この景色
初めてと同じだったから。

気温１１度で　水温１３度は　かなり　きつい。。
足は入れられません！！


わさび田の一角に
親水広場があり　手足を水に入れることができましたが。。

みんな　片手指先のみで満足してました。笑

大きな　わさびオブジェ

いまひとつ気持ち悪いと思うのは私だけ？


寒い寒いわさび農園　でしたが
ボート乗って、お土産も買って
楽しかったよ。

それではお時間もよろしいので
お楽しみの白骨温泉に向かいましょう。

この旅行記へのコメント （2）

• 旅猫さん 2015/06/26 17:40:48

  安曇野！

  はにぃｐ８さん、こんにちは。
  
  安曇野へ行かれていたのですね！
  ここもいいところですよね。
  何度か訪れていますが、飽きませんね。
  
  安曇野と言えば、やはり蕎麦とわさび。
  行かれた蕎麦屋さんは、上げ底ざるですね（笑）
  でも、合格点と言うことで良かったです。
  
  私も蕎麦好きで、各地で食べています。
  穂高でも、美味しいそばに出会いましたよ。
  http://4travel.jp/travelogue/10937503
  
  ボートに乗られたのですね！
  あの水車小屋は、やっぱり川から見た方が絵になりますね。
  今度乗ってみようかな。
  
  旅猫

  はにぃｐ８さん からの返信 2015/06/27 17:43:21

  RE: 安曇野！

  旅猫様
  
  こんにちは。
  
  > 安曇野へ行かれていたのですね！
  > ここもいいところですよね。
  > 何度か訪れていますが、飽きませんね。
  
  
  安曇野　その名前の響きだけでも
  澄んだ空気と清らかな水が浮かんできますよね。
  
  私の中で地名聞いただけでワクワクする名前の一つです。
  （奈良の斑鳩とか橿原とかも同じイメージなんですが）
  
  
  > 安曇野と言えば、やはり蕎麦とわさび。
  
  そして　屏風のようにそびえる北アルプス
  大王わさび農場からみたあの衝撃は
  今の長野好きの原点です。
  
  > 行かれた蕎麦屋さんは、上げ底ざるですね（笑）
  
  あ、、わかっちゃいました？
  でも　これは私の注文した　半ざる　で
  ざるを裏返して使ってましたね。
  普通のサイズは　ちゃんとした面に盛ってありました。
  
  > でも、合格点と言うことで良かったです。
  
  はい！
  私　そばの味はそれほどうるさくないんです。
  つゆの味のが比重高いかな？
  東京のそば　醤油辛くてちょっと苦手
  
  長野のおそばは今の所どこも
  お出汁の香りがしっかりあっていい感じです。
  
  
  > 私も蕎麦好きで、各地で食べています。
  > 穂高でも、美味しいそばに出会いましたよ。
  > http://4travel.jp/travelogue/10937503
  
  さきほどスマホでちょこっとのぞいたのですが
  後でＰＣで読ませていただきます。
  旅猫さんの旅行記読んだらまた行きたくなっちゃいそうです。
  
  
  > ボートに乗られたのですね！
  > あの水車小屋は、やっぱり川から見た方が絵になりますね。
  > 今度乗ってみようかな。
  
  わずかな距離ですが
  私はこゆうアクティビティが大好きなので
  子供のようにはしゃいで乗っちゃうんです。
  予想以上に気持ち良かったです。
  ぜひぜひおススメですよ。
  写真撮るなら絶対一番前に座るのがいいですね！
  
  コメントありがとうございました。
  また遊びに行かせていただきます。
  
  はにぃｐ８