2013/10/01 - 2013/10/03
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carefreeさん
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長年のあこがれヨーロッパをまずは端っこからはじめてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
「雨の成田からイギリスへ」
風の様子がいつもと違うそうで、北寄りのルートで風に乗り、早めに到着。途中の眼下には、別の惑星のような、荒涼とした風景が広がってた。
機内食は日本とイギリスの間の味で、胃もちょっとづつ別の国になってゆくような気がしたり。
機体が新しく、映画を見てる人が多いけれど、ひたすら地球の歩き方を読む。ちょっと書いた人の個性が垣間見えて面白い。 国別にキャラが違う予感。
ざっくばらんでタフそうな女性たちのサービスも日本とは違って外に出たんだなぁと感じる。
ガイドブック読んで寝て食べて読んで寝て食べて…英語を聞き取るのに疲れたので、日本語の映画を見る。
そんなこんなでうねうねした川と茶色い屋根がみえて到着。
はじめまして。ロンドン。 -
「旅の目的は?」
長く厳しめと聞いていたイギリスの入国審査。
乗り継ぎなので、列は短かったものの、目の前で詳しく別途事情を聞くモードになった人がいて少しビビる。
自分の番になり、色々早口で聞かれ、なんとか入国。ホッとする。乗り継ぎ時間に余裕を持っておいて良かった。
対策としては、帰りの飛行機を予約しておき、観光の予定を立てておき、聞かれたことに受け答えが出来ればいい。
のだが、運もあるからなぁ。
乗り継ぎの飛行機のなかでは、スコットランドの方とおしゃべり。
羊のドリーが見たいからエジンバラに行く!というのが、地元の人にウケて良かった。
窓から見える海が夕日に染まってとても綺麗。畑がパッチワークのように広がっている。
エディンバラに到着。小さくて、とても古い街。キキが宅急便してそうな街。 -
「2日目の朝」
昨日は暗いなか宿を探してたどり着いたものの、渡された部屋番号の紙を読み違え、スタッフの手を煩わせ、凹み、腹ペコだが外へ出る気力もなく無理やり寝てしまった。
海外の数字の書き方のクセを全く考えていなかったのが敗因。
そんな翌朝。
あまりにもの空腹で早く起きてしまい、早すぎてあまりお店がやっていなかった。
オープンしたて、ガラガラのスタバで朝ごはん。
ぱっさりとしたサンドイッチと、でっかくてこってりしたヨーグルト。
海外に来たなと感じる。
クレジットカードの使い方も日本とちょっと違っていて、自分で読み取り機にカードを差すのだ。初めは分からず困ったり。リーダーに通してしまったり。
一つ一つ、慣れてゆくしかない。 -
「エディンバラ城への道」
かなり急な石畳の道。
お店の椅子も傾いている。
昔々に石を積み上げてこの道を作ったこと考えると、途方に暮れる。 -
早速エディンバラ城へ。
写真はお城からの眺め。
中はかなり盛りだくさんの内容だった。
たくさんの武器、長く続く争いの歴史をうまく処理できず、天気もどんよりしていて寒かったせいか気持ちが沈んでしまう…。
途中からは飛ばしながらざっと見ることにした。
捕虜たちの様子がリアルに再現された地下牢は、人気がなくて怖いぐらい。
偽札作って賄賂にしたり、工芸品を作ったりして過ごしたという話は、たくましさを感じてちょっと面白かったけれど。
過酷な状況でも人はそれなりに適応するのね。
お城の中は豪華な装飾と残酷な歴史とが同居する不思議な場所。
当時は頑丈な建物を作ることが難しく、必然的にそうなった模様。本物の杓や王冠の宝石が本当にキラキラしていて、権力のきらびやかさが地下の様子とは対照的だった。 -
「500年前のちいさな音楽」
歴史にあてられて(?)疲れて座っていると、古い楽器を演奏してくれるおじさん登場。
それまでみてきたものに思いをはせ、なんだか泣けてくる。
昔の楽器なので音があまり大きくないけれど、反響してキレイに聞こえた。
こういう音を聞きながら当時の人も生活していたのだろう。
あまり聞こえないからこそ、近くでじっくり音楽を楽しんだだろうなぁ。 -
「ハロー透明人間!」
帰り道、世界ふれあい街歩きのロケ隊に出会う。
歩いてもぶれない、ぬる〜っと動く特殊なカメラを装着し撮影していた。
ディレクターさん?らしき人が道行く人に話しかけ、相手の反応を撮影。
なるほど!こうやって撮ると、自分が歩いているようなあの番組になるのだなぁと。 -
ランチはミートパイ。
パイはさっくり、お肉部分はとってもジューシー。スパイスがきいていておいしかった。
肉まんに近いものを感じた。 -
「高低差のある街」
16世紀の生活を再現した「メアリー キングス クローズ」へ。
岩山の上に建てられた城。その周りを囲むように街を作り、日の当たる場所には上流階級、日の当たらない下の階には貧しい人たちが住んでいたそう。
その時代からやってきた(?)ガイドが、道の下に暮らす様子を案内してくれるのです。
多少の演出もあり、当時の生活がとても良くわかります。衛生状態や環境がずいぶんひどく、ペストが流行るのも無理がないな…と。
あまり良い気分ではないですが、とってもおすすめ。この場所を象徴する体験ではないかと。
お城といい、キラキラした世界の足元には、食べるにも困るような世界が広がっている。日本の高層マンションの何十倍も激しい格差にクラクラします。
それこそがスコットランド、イングランドなのかもしれませんが。 -
お城から続く長ーい道のり、ロイヤルマイルを下ってホリールードハウス宮殿へ。
徐々に晴れ間がのぞき気持ち良い天気になってきたせいか、沈んでいた気分がすこし上向きに。
色々な思惑が渦巻いた宮殿ですが、今はエリザベス女王がパーティを開いたり、滞在したりする場所です。
じっくり一部屋一部屋見て回り、宮殿の住むため…というよりも儀式的なつくりや飾りを堪能しました。壁一面にタピストリーが飾られていていました。模様で埋め尽くされた空間が「贅沢」とされていたのでしょう。ずっと居ると疲れそうだけれど。
お庭がとてもステキで、女王が必ず滞在する気持ちがわかるなぁと思いました。特に破壊された寺院が廃墟となっていて美しかったです。
美しいものを作っては壊し、作っては壊し。そうやって生きてきたのだなぁと。
ふっと目に入る緑がとてもまぶしかったです。 -
「なぜ紅茶がおいしいのか問題」
旅行初日ということであまり休憩せず飛ばしすぎたのか、エネルギーが切れかけてきたので宮殿のカフェでお茶しました。
ここへ来たのなら…ということで、スコーンと紅茶をオーダー。もちろんミルクで!
普通のトワイニングのティーバックなのにとてもおいしく感じました。旅マジックなのでしょうか。スコーンはクリームが挟まっていて、イチゴの酸味もあり好みの味。上品というより素朴でした。
イギリスに来たぞ!という気分が盛り上がります。
イングランドじゃなくてスコットランドだけど。
体も冷えたので宿で早めに寝て1日目終了しました。 -
「ドリーさんのひつじ」
エディンバラ2日目はスコットランド国立博物館へ。
広いバルコニーがある空間はとてもステキで気持ちよかったです。
一番のお目当ては羊のドリーさん。大きな話題になったクローン羊の剥製です。足に点滴?採血?の跡がありちょっと痛々しかったです。
もしもっと長く生きていたら、一体どうなっていたのかな。
エディンバラはとても古い町なのに、最先端技術へのチャレンジが同居しているという不思議。京都も伝統とiPS細胞が同居しているから、なにか共通点があるのかも?
展示が多く見きれないので、ハイライトをざっとみて回ります。
ポスター、グッズなどでとてもフューチャーされていたバイキングのかわいらしいチェスの駒、ステンドグラスなど教会の装飾や食器、服など生活雑貨まで様々なものがありました。
最後にスコットランドの人口は減っているが、世界中に散らばっているという展示があり、国内よりも国外のスコットランド人の方が多いということに驚きました。
土地を離れていてもScotsはScotsなのですね。民族意識が強いなぁ。
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