2015/02/13 - 2015/02/14
77位(同エリア1108件中)
のまどさん
いつもの旅の同行者がリベンジ里帰りをしている間、厳冬の北ヨーロッパを脱してポルトを旅行することにしました。去年同様太陽を求めてイベリア半島に来たのですが、雨に泣かされました。しかも体調不良に紛失物とツイていない感じでした。
それでも10年ぶりのポルトガル。ポルトは初めてです。歴史的建造物を中心に楽しむことができました。坂を移動するのは容易ではありませんが、観光しやすい街だと思います。ポルトガルは他の南欧諸国に比べて英語が通じるのも助かります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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会社のイベントでノロだかロタだかの腸炎ウィルスをもらい、5日ほど寝込んでいました。旅行中止という言葉は我が辞書になしという強い思いで(←仕事<<旅行)出発日には動けるまで回復。
空港にて。ベルギーの前衛芸術家の作品のようですが、病み上がりで重心が定まらなくても叫びたい、心の奥から叫びたい。ベルギーよ、いいかげん小便小僧一辺倒から脱却しようと。 -
搭乗するのはやはりライアンエア。今回の予算目標は300ユーロなので。
ポルトガル語が聞こえますが、何気なく聞いていているとロシア語などのスラヴ言語と勘違いしてしまいます。ポルトガルのポルトガル語は母音を短く発音して、単独の子音Sをシュと発音するので。とのっけからマニアックですが。 -
2時間半後にポルト到着。ロンプラによると空港でポルトカードが買えるとの事ですが、どこにもカウンターがないのでメトロ乗り場に下りて普通の乗車券を買います。この券は紙ですが2回目以降チャージできるようです。
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メトロです。結構きれいで本数も多いです。
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トリンダード駅で乗り換え。
メトロ (ポルト) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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3泊するのはHotel Grande Rio。
http://4travel.jp/os_hotel_each-10221912.html
二人で使うとしたら狭いけど、今回は一人旅なので快適♪1泊27ユーロは文句なし。清潔だし、シャッターが下ろせて安眠できます。すぐに観光バスに乗る予定でしたが、無理をせず少し横になります。Hotel Grande Rio ホテル
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起きて夕食を食べに行きます。決めたのはこちらのお店。
http://www.solarmoinhodevento.com/english.php
この旅一番の当たり。上品な割には安いのが気に入りました。スクリーンにFCポルトの試合が映し出されるとウェイターたちが仕事そっちのけで見入っていて微笑ましかった。 -
前菜はスープ、主食は旅立つ前から決めていたタコのリゾット。
「おいしいワインを揃えていますよ」という美形ウェイターの誘惑(←違うから)を振り切って炭酸水で。ここで飲んだらこの旅は台無しになる。 -
翌朝。朝食4ユーロだけど、中身はLCCの機内食未満。明日はカフェに行こう。
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観光案内所でポルトカードを入手。博物館、美術館が無料もしくは割引、交通機関が無料になるので私はお得だと思います。
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まずはポルト市庁舎。中では何かイベントがありました。
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坂を上った途中にお花屋さんを発見。狭そう。
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今回は歴史的建築物が見たいので本屋Lello & Irmãoに直行。午前中だけ写真撮影可能です。1906年竣工で外観はネオゴシック様式とのことです。
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天井のステンドグラスも見事。真ん中に刻まれているのは創業者のモットー「労働に勤しんで(Decus in labore:拙訳)」です。
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イチオシ
この階段がとにかく豪華です。
一説によるとハリーポッターの作者はここで着想を得たようです。
出所↓
http://www.localporto.com/bookstore-world-porto-lello-irmao/ -
イギリス人の作者は数年間ポルトで英語教師をしていました。この本屋にはよく来て2階でコーヒーを嗜んでいたそうです。
確かにこんな場面が映画の中に登場します。 -
リベルダーデ広場(Praça da Liberdade)に戻って観光バスに乗ります。
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旧市街全容。晴れてたらな・・・
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コンサートホールのCasa da Música。ダイヤモンド型のビルはオランダ人設計です。
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バスは海岸通りへ。素敵なお屋敷がたくさんありました。中にはプールつきの家も。
リスボン郊外のコスタ・ド・ソル同様憧れます。 -
ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコ広場。何をした人なのか調べたところ、後述エンリケ航海王子に遣えた仕えた探検家でマデイラ島を発見した功績があるようです。鳥が良い具合に頭のてっぺんに停まっています。
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冬の大西洋、荒れていました。
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サン・ジョアン城塞(Castelo de São João Batista)。
16世紀に海賊やプロテスタントの攻撃から守るために建てられたようです。 -
鉛色の空の下、孤独に見える小船たち。
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ドウロ川の対岸です。
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ポルトガルのシンボル、ガロちゃん。
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見逃せないサンベント駅。
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ベネディクト派の修道院跡に建てられた鉄道駅です。1900年に着工。
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イチオシ
アズレージョ(タイル)2万枚が貼り巡らされたホール。それぞれポルトガルの歴史場面が描かれているようです。
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アール・デコのColiseu do Porto。中は劇場になっています。
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昼食はアール・ヌーヴォーのMajestic Caféと決めていたのですが、ご覧の通り改装工事中(閉店でなければいいのですが)。がーん。
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ということで少し回り道をして、
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聖イルデフォンソ教会(Igreja de Santo Ildefonso)の前を通り、
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渋い建物に洗濯物。
>sanaboさん、洗濯物ですよ! -
ということでフローレス通り(Rua das Flores)を歩きます。
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この通りは気合の入った落書きで有名なようです。
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入ったお店はこちら。
https://www.facebook.com/joiadacoroaporto
Jóia Da Coroaは百貨店という意味のようです。 -
レストラン部分が満席なので、上階を見学していて下さいとのこと。
レトロなエレベーターに乗ります。 -
1925年竣工という以外よく分かりません。様式についても特に言及なし。
宝飾や毛皮の売り場になっています。なんちゃってアール・ヌーヴォーハンターの目線で見るとどうも本物感がなくて。 -
食事の方はピエール・マルコリーニのチョコを食べた後のような感想。おいしいんだけど味わう前に消化してしまう。
マネージャーらしき紳士に気に入られたのか「あなたのスープは最後だったので少なかったんです」と1ユーロ引いてくれた上にチョコレートのお菓子までいただきました。言わなきゃ分かんないのに。 -
再びエンリケ航海王子広場にやってきました。
サン・ニコラウ教会(Igreja de São Nicolau)。青いタイルがきれいです。 -
公園の真ん中にある航海王子の像。
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おしゃれな路面電車の停車駅はInfante。
言うまでもなくポルトガル語で王子という意味ですが、私の居住国の言葉でinfantは子どもという意味で、 -
エンリケ航海王子の生家とされる'Casa do Infante'と聞くと、どうも青山こどもの城のような所だという先入観が払拭できなくて。
と、愚にも付かないことはともかく、入り口です。 -
この日は入場料が無料でした。
こちらが王子の肖像画。大航海時代初期15世紀に西アフリカの交易ルートを開拓したのが功績です。 -
1354年に建てられたこの屋敷は王室が管理する税関兼鋳造所で、航海王子は1394年にここで生まれたとされています。
訪問者が少なく、なかなか快適です。30分もあれば展示はすべて見られます。 -
再び歩き出します。雨のリベイラ。
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雨のドン・ルイス1世橋。
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5日寝込んで筋肉が衰えた体にポルトの坂はきつい。しかも、雨が容赦なく私の体温を奪う。ということで、モノレールに乗ります。
去年マラガで買った靴が気に入っているので、ポルトでも靴を探すことにしました。 -
ウォーキングシューズを1足買って地下鉄に乗ったところ、遅延があってかなり混んでいた。こんな写真を撮っている間に雨で濡れた紙袋が人込みに擦れて、買ったばかりの靴が紛失していた。
手にはドウロワインも持っていたので重さの変動に気付かず。しばらく辺りを探したけど見つからず。あ〜、ショック。自分に腹が立って、ホテルまでどうやって帰ったのか記憶がありません。 -
体調は快復していたので気を取り直してポートワインで乾杯だ。ぐびっと3口ほどで飲み干す。思えば今日はバレンタインデー。なんだか虚しくなってしまった。
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今日は川沿いリベイラ地区で夕飯です。
エンリケ航海王子の家から近いお店。名称不明。前菜のムール貝を勧められて無料タパスだと思っていたが、5ユーロ取られた。スペインじゃないんだよね。
バカリャウのコロッケとイワシのグリル。キッチンの写真を撮らせてもらえたり、イワシはおいしかったのですが、満足度いまひとつです。
ファドを聞こうと思いましたが、昼間下見した時料金が高く、雨脚がどうなるか分からないのでタクシーに乗って帰ります。
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Hotel Grande Rio
3.23
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