2015/05/02 - 2015/05/05
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icyfireさん
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国内旅行のターゲットとしてはこの数年ずっと上位にあった熊野。熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の三山を参拝するのはもちろん、熊野古道を歩いてその景色、香り、音など五感で吸収したいものがあった。季節としては、暑すぎないGWがよいと思っていた。そして、幸いにして今年は霧雨という絶好のコンディション。神秘的な古道を満喫できた。
まずは序盤の熊野速玉大社と熊野那智大社から。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 新幹線 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは早朝6:06東京駅発の新幹線「のぞみ」で名古屋を目指します。名古屋からは8:05発の特急「南紀」で新宮を目指します。東京から名古屋まで1時間20分くらいなのに、名古屋から新宮まで3時間30分くらいかかるというミステリー。「南紀」の車窓から見える鈴鹿山脈(まだ雪を被っていた)や美しい海の景色は絶品でしたが。
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今回の熊野旅行は、昨年12月に奥鬼怒の手白澤温泉に行ったメンバーと同じメンバー構成でした。ただし、私以外のメンバーは5月3日に那智勝浦から伊勢に向かい、伊勢神宮に参拝するプラン。私だけ5月3日と4日で熊野古道の難所といわれる大雲取越、小雲取越をして熊野本宮大社まで歩くプランです。
メンバーの靴が全然揃ってない。私の登山靴の隣はハイヒールだし。 -
11:34に新宮着。新宮の一番賑やかな通りは駅前から外れているので、駅前はとても静かです。よく晴れていて、南国ムード満点。
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とりあえず昼食。駅前の徐福寿司というお店に入ります。名物はさんまの姿寿司。がっついてしまって全体が写っていないですが、さんま一尾を押寿司風にしたもの(ばってらのさんまバージョンのようなもの)で、ほどよい脂の乗りが美味しいです。他に、この地方の名物のめはり寿司やマグロの握りを頼みました。
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7名という大人数なので、移動の効率性と経済性を考えてレンタカーを借りました。昼食後は早速熊野速玉大社に向かいます。
GWということで通常の駐車場は満車状態で、臨時駐車場とされた熊野川の河原に停めました。 -
熊野速玉大社です。熊野の3つの大社、即ち熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社は熊野三山と呼ばれますが、その中では恐らく最も歴史の古い神社です。熊野川のほとりに定住した人々が最初に造った神社なのでしょう。
主祭神は熊野速玉大神ですが、熊野三山の社殿は複数の拝殿・本殿を持っていて、それぞれに速玉大神以外にも那智大社の主祭神である熊野須美大神や本宮大社の主祭神である熊野家都美御子大神、そして天照大神などが祭られています。 -
ということで、写真に納まりきらない大きさ。朱塗りの社殿に白い玉石、青空と新緑が美しい。
澄んだ空気が気持ちよく、アニミズムの影響の強かった原始からの信仰の流れを感じます。 -
拝殿の内部をズームで。朱と白を基調として美しい。
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日本の神社には伊勢神宮を頂点とする「格」があるようですが、熊野三山は別扱いと考えていいのでしょうか。何となくそんな感じ。紋章も、皇室の十六八重菊と同じだったし。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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さて、お参りを終えて次に向かいます。速玉大社と臨時駐車場の間には川原家横丁という、軽食の取れるお店の集まったところがありました。
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和歌山県らしく、多くの柑橘類を売るお店を発見。聞いたことのない種類もあります。幾つか適当に皆で買っておやつにしました。搾りたてのジュースも頂きました。柑橘類好きにはありがたいスポット。と言うか、この後新宮・那智勝浦地域では多くの柑橘類売店に遭遇しましたが。
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次に向かうは神倉神社。速玉大社から車で5〜10分程度のところにあり、神倉山という小高い丘の頂上にあるゴトビキ岩がご神体。
今でこそ速玉大社の摂社ですが、元々はこの神倉神社の方が神話時代からの歴史を誇るようです。速玉大社はまさに「新宮」で、移設されたものなのでしょう。 -
500段以上の石段を登ります。登り初めから全体のちょうど真ん中辺りまでが結構急です。それほどの距離ではないので登るのはあまり苦労ではないですが、濡れていたら危険でしょうね。
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山頂の神社とゴドビキ岩が見えてきました。
神武天皇の東征の際登った山がこの神倉山で、当初敗色濃厚だった神武軍が天照大神の子孫の高倉下命からこの地で神剣(布都御魂)を頂いて、天照大神が遣わした八咫烏の案内で軍を進め、熊野・大和を制圧したらしい。 -
ということでお参り。
ゴトビキ岩や那智の滝は、アニミズムの頃から信仰の対象だったのでしょう。神倉神社 寺・神社・教会
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山頂からの眺望はよく、新宮市が一望できます。海は太平洋、熊野灘でしょう。
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拝殿と岩をズームで。
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その後は那智勝浦に移動。時間が3時ごろだったのですが、名物の近海もののマグロなどを港近くのお店でいただく。まあ、この時食べたものよりも2日後に本宮から戻ってきた時に食べたものの方が断然美味しかったので、ここではカット。
その後、夕暮れまでは紀伊半島を南に向けてドライブ。クジラ猟で有名な太地町へ。これは捕鯨船。 -
入りませんでしたが、博物館。クジラの串揚げは食べたものの、正直ちょっと微妙だった。
まあ、お天気に恵まれて、きれいな海を眺めながらのドライブは心地よかった。
太地町、温暖で海もきれいだし別荘地なんですかね。結構新しい家屋を見ました。シーシェパードが来て大変だけど、挫けないで欲しいところです。 -
景勝ポイントへ。散策道があって、海岸にも下りられます。
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別の景勝ポイント。名前がちょっと。。。
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日没が近く、景色は最高でした。
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日本は景勝ポイントの宝庫ですね。
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本日のお宿は那智勝浦の「なぎさや」さん。比較的大きい温泉ホテルで、海に面した露天風呂が開放感あってよかった。
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翌朝は夜明け前から熊野那智大社へ。今回のメンバーからパワースポットは早朝に行くべきという主張があったため。この日は霧雨で、早朝の冷たい空気と相まって荘厳な雰囲気でした。緑の濃い那智山と那智の滝は独特の迫力。天気のせいもあって神秘的なムードです。
まだ夜が明け切らないので、私のコンデジではうまくフォーカスできませんが。 -
山々には霧がかかっていました。
こんな早朝というプランでなく、メンバーの体力がもう少し均一化されていたら、恐らくは大門坂という参道を登ってきたものと思いますが、さすがに今回は車でした。 -
まずは西国三十三箇所の第一札所である青岸渡寺から。熊野那智大社の隣にあります。日本の宗教は歴史的に神道と仏教がくっついたり離れたりしていますが、密教系のお寺が熊野三山の社殿の直ぐ近くにあるというのも面白い。既に早朝のお勤めが始まっており、護摩を焚きながら念仏が聞こえてきました。
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いよいよ熊野那智大社へ。
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やはり多くの社殿を持ち、多くの神様が祭られています。ここでの主役は熊野夫須美大神という女神様です。これをイザナミと見立て、速玉大社の熊野速玉大神をイザナギとする考え方もある模様。また、中世の熊野信仰では仏教の仏様としてそれぞれ千手観音と薬師如来に見立てたらしいです。まあ、いずれにしても強い信仰を集めてきたところです。
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ヨーロッパや南米のカトリック教会でも感じますが、信仰を集めてきた歴史ある宗教施設には共通の空気があると思います。ちょっと冷たく、濡れている空気。それが熊野那智大社では顕著だったと思います。霧雨のせいかもしれないですけどね。
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八咫烏もいますね。
本来のご神体は那智の滝そのものということで、やはり原始のアニミズムから発展しているのでしょう。神倉神社のゴトビキ岩を男性の象徴、那智の滝を女性の象徴と見る向きもあるようです。男神と女神が揃って豊穣を祈ることになるのでしょうな。熊野那智大社 寺・神社・教会
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社殿全体を見渡せるポイントはありません。ぐるりと周囲を回りながら見学します。
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そしてお約束の三重塔と那智の滝。
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那智の滝を近くで拝むために飛瀧神社に移動します。
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鳥居をくぐって杉の林の中、階段を下っていきます。
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すると、社殿がない神社が出現。ご神体が那智の滝では本殿も拝殿も作りようがない。
滝は荘厳で圧倒的な迫力です。晴れていれば異なる風情があったと思いますが、霧雨の雰囲気は荘厳さを際立たせてくれました。飛瀧神社 寺・神社・教会
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滝の上部を拡大。しめ縄がかけられています。
20分以上ここにいたように思います。もっと時間をかけてもよい感じでしたが、これからホテルに戻って朝食をとって私は熊野古道へ、他のメンバーは伊勢神宮にお参りの予定なので、あまり長居もできません。 -
これは朝食をとった後、戻ってきた時の写真です。雲がさらに下がってきて、より神秘的な感じでした。
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ここからいよいよ熊野古道の大雲取越が始まります。
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