ウズベキスタンの旅・タシケント

2011/07/22 - 2011/07/29

ウズベキスタンの8日間の旅。ソビエット崩壊後1991年に独立してから今年は20年。来月（8月）独立20周年記念を迎える時期
の訪問。
シルクロードの拠点でもあり歴史的にも古くから栄えたところでもある。
アラブ支配の時代はシルクロードの交易で栄え、遊牧の民モンゴルのジンギスハーンにに壊滅的に破壊され征服される。
その後、14世紀に英雄ティムールが出現し国が再建されて行く。西はトルコ、南はインドに及ぶ広大なティムール帝国を築いた。この時代の建造物が今もたくさん残っている。
その後北方からウズベク人が侵入してきて、ブハラ、ヒヴァ、コカンドの3つの国となる。19世紀にはロシア帝国に征服され、ロシア革命の1917年のロシア革命後はソビエット連邦に属するようになった。独立して20年、今では人口のほとんどがウズベク人です。古い遺跡はジンギスハーンに破壊されたがティームールの時代のきれいなブルーのタイルのモスクなどが全国に残っています。
夏はスイカとブドウが安くおいしい国です。ナンも特徴あるパンです。冬は寒く旅行は適さないでしょう。

エリア タシケント(ウズベキスタン)

ウズベキスタンの旅8日間の観光ルートマップ
首都タシケントの観光
著効便が成田から飛びました。タシケント空港はウズベキスタン航空機以外は駐機していない異常な規制ががある国でした。

成田空港からウズベキスタン航空で出発。尾翼のシンボルマークはコウノトリ。
幸せを呼んでれるかな？

タシケントの中心地、宿泊したウズベキスタンホテル。旧ソビエット時代の政府機関の建物だった。
英雄ティムール広場に建つ巨大なホテル。

ティムール広場のティムールの騎馬像

タシケント、ソビエット連邦から独立を記念して造られた記念碑。
来月は記念日を迎える。

ウズベキスタンはロシアから独立して以降、抑えられていたイスラム教が復活し、モスクや、メドレセ（神学校）がたくさんできた。ブルーのタイルを基調としたきれいな建物が目立つ。

神学校

神学校

モスクに併設されているミナレット

コウノトリはこのウズベキスタンの国鳥、飛行機のシンボルもこのコウノトリからとった。丹頂鶴のように大きい鳥です。

コウノトリがこんな近くで見られます。

主食はナン、この国のナンはインドのナンと違いぶ厚くパンですね。

普通のパンです美味しいですよ。でもナンと呼んでいます。

街中はフリーマーケットでナンが買えます。

ナヴォイ・オペラ・ハウスが2047年に完成しています。ソビエットの抑留された日本人の捕虜の手によって建築されたものです。大きな地震にも耐えて今も使われています。

オペラハウスの側面の壁に日本人抑留者が建築に携わったことが刻まれています。

終戦で捕虜となりソ連に抑留された人はシベリアだけでなくここウズべキスタンにもたくさん送られていました。この地で亡くなった日本人の墓地が管理されています。

タシケントにある日本人墓地の鎮魂碑、不戦の誓いです。

個人の名が入った墓石もあります。