2015/05/04 - 2015/05/04
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hiro3さん
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関西は少し天気が悪いようですが、西に走れば晴れ間もあるようです。
そこで、岡山まで走ります。
GWです。混雑は覚悟!何とかすり抜けるようなルートで走ります。
今日のメニューは、日本遺産に認定された旧閑谷学校、そして、和気の藤まつり、そこから、岡山県自然保護センターに行きました。
日本遺産は、平成27年4月24日に制定されました。
GW特集で3冊連投します。いつものように日帰りドライブです。
http://4travel.jp/travelogue/11008027
http://4travel.jp/travelogue/11008020
http://4travel.jp/travelogue/11008031
よろしければお付き合い願います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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山陽道を西へ走ります。備前ICで高速を降りました。
宝塚トンネルが混雑していたのですが、池田ICあたりから、一番左側の走行車線を走る、信じられないくらい早く進みましたよ。追い越し車線はピッタリと渋滞中!GWは、走行車線を走るのが◎です。
やってきたのは、長谷上池・下池です。ブルーラインに入ってすぐの場所にあります。きれいな水の色をしています。
駐車スペースは少ないですがあります。 -
旧閑谷学校の石門です。旧閑谷学校の1キロほど手前にあります。
岡山藩主池田光政が庶民教育のために設けた閑谷学校の校門として、元禄10年(1697)に立てられたものです。
門柱の高さは3.80メートルですが、数度の埋め立てによって上部が顔を覗かせるだけになっています。残念です。
生徒たちはここを通って学校に向いました。 -
ツバメさんがいましたよ。
コチラは自由に出入りできます。 -
旧閑谷学校にやってきました。
旧閑谷学校 名所・史跡
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旧閑谷学校講堂(国宝)と小斎(国重要文化財)
手前は、ハートマークのクスノキです。
昭和天皇が皇太子のときに植樹されたお手植えの木です。
専用のベンチも作られました。 -
国重文 校門(鶴鳴門)
門扉が開閉するとき鶴が鳴く声に似た音がするところから鶴鳴門と呼ばれています。
閑谷学校の正門です。 -
聖廟と閑谷神社
閑谷神社は学校創設者池田光政公を祀るために貞享3年(1686)に建てられました。西側に並ぶ聖廟に対して、東御堂ともいいます。
聖廟
東御堂に対して、西御堂とも呼ばれています。中には、金色の孔子像が納められています。
以前訪問した時にちょうど見ることが出来ました。 -
石塀と椿山
特徴的な石塀です。蒲鉾型に組み合わされた巾・高さともに約2mの石組みです。元禄14年の築造で、草一本も生じていません。内部には、よく洗った栗石を敷き詰めて、「切り込みはぎ式」の隙間のない石組みです。学校を取り囲んでいます。
椿山
椿谷ともいい、学校創設者池田光政の死後に遺髪・髭・爪などを納めて霊地とされました。 -
閑谷神社
瓦の下には、水抜き用のパイプがあり、よく考えられた仕組みです。 -
聖廟
楷(かい)の木が一対植わっています。左側の葉は深紅色、右側は黄色がかった淡紅色に紅葉します。 -
講堂
講堂は国宝に指定され、閑谷学校の学問の中心をなす、構内最大の建物で、ケヤキ、ヒノキ、クスなどの良材を選び、風雨に傷みやすい部分は黒漆で仕上げられています。基礎から屋根まで周到な設計施工によって完璧なまでに仕上げられています。寸分のひずみなく現代までその姿を保っています。 -
備前焼の瓦で葺かれています。そのために近くに専用の窯を作って、伊部から陶工を呼んで焼いて用意したそうです。
瓦は変形しやすいようです。 -
講堂
磨きこまれた床に新緑がキレイです。 -
文庫と火除山
教科書・参考書をおさめた書庫でです。
後方は、火除山でこの山の西側に学舎や学房(寄宿舎)などがあり、そこからの出火が講堂などに及ばないようにするため、防火の目的でつくられた人工の山です。
敷地は、ここで東西に分かれていて、火災を分断します。 -
石塀の上にとまっていました。
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閑谷学校資料館
旧本館(旧閑谷中学校本館、明治時代の数少ない木造校舎)を改装し、資料館として整備したものです。 -
窓ガラスは、昔ながらの手作りのガラスで歪んで見えます。
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校門と公門
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手前は梅林です。
旧閑谷学校は、旧弘道館(茨城県水戸市)、足利学校跡(栃木県足利市)、咸宜園跡(大分県日田市)とともに「近世日本の教育遺産群−学ぶ心・礼節の本源−」として日本遺産に認定されました。 -
次に和気神社にやってきました。
和気氏発祥の地、和気清麻呂生誕地にあります。和気神社 寺・神社・教会
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このイノシシじゃないでしょ。とツッコミたくなります。
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和気清麻呂公生誕地
天平5年(733)備前国藤野郡(現和気町)に生まれる。 -
拝殿
明治18年に本殿、明治20年に幣殿・釣殿・拝殿、明治28年に随神門がそれぞれ建立されています。 -
本殿
建造物の大工棟梁は、邑久郡の「田淵耘煙斎勝義」です。
装飾や彫刻もすばらしいものです。 -
隣の藤公園にやってきました。
和気町で生まれた和気清麻呂の生誕1250年を記念して、昭和60年に藤公園が完成しました。和気町藤公園 公園・植物園
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アーチ型の入り口です。
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こちらは、藤の品種がたくさんあります。
全国から著名な藤を集めて作られ、その数約100種類と、種類の多さでは日本一を誇る美しい公園です。 -
各地の有名な藤が植えられています。
山崎町 大歳神社の千年フジや大江町 才の神のフジもありました。 -
グラデーションがきれいです。
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右から「フジコちゃん」「わけまろくん」「タンタン」です。
和気町のゆるキャラ大集合です。 -
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ブドウもあります。違う違う、
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清麻呂公銅像
大きな像があります。高さ4,63mの青銅製です。 -
次にやってきたのが、岡山県自然保護センター 岡山県和気郡和気町田賀730
駐車場からは少し散策するように歩きます。岡山県自然保護センター 名所・史跡
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田尻大池と呼ばれる大きな池です。
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ヤブデマリ
アジサイっぽい花です。 -
エビネ
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ゴマギ
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タンチョウ飼育施設
訪問の目的です。岡山では後楽園などでも飼育されていますが、単独の飼育施設ではここが日本一の飼育数を誇ります。現在41羽います。
これは、ケージの横です。入るには靴底を消毒して入ります。慣れているといえ、驚かさないように注意して近寄ります。 -
タンチョウ飼育施設
アオサギさんが施設の上にいます。イイね、あんたは自由だね。 -
飼育棟
数羽づつ入ったケージが十数棟並んでいます。
右下が給餌器です。切り込みにくちばしを突っ込んで食べています。 -
タンチョウ飼育施設
昔は、岡山にも飛来した記録があるそうです。江戸時代までは各地にいたそうですが、明治以降は、乱獲と湿原の減少などで絶滅したと思われていたのですが、大正13年に北海道で十数羽が再発見されました。
その後、釧路を中心に1000羽ほどに増えました。
ここでは昨年、9年ぶりにヒナを孵したようです。ナインと名付けられました。
毎年、抱卵していますが、数をコントロールしているので、9年ぶりとなったようです。巣では卵を温めているようなツルもいました。 -
2羽が屋外にいます。風切羽を切ってあるので飛んでいきません。
ここは、飼育ケージの横なのですが、上池放飼場でも公開されることがあります。
ツルのつがいは、一生添い遂げるとか、亡くなってもしばらくその場に留まっているとか?
それに引き換えオシドリ夫婦といわれるオシドリは、毎年ペアを替えるとか!
わからないものです。 -
池のところで放たれた時の絵葉書です。
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センター棟に来たとたん、激しい雨が降り出しました。
雨宿りをかねて、展示を見学します。
タニウツギ -
雨が上がりました。
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アオサギさんもノンビリしています。
とても見ごたえのある施設です。ノンビリとユックリと一日を過ごすのも素敵だと思います。 -
約100ヘクタールの敷地があります。湿原を一から作られたそうです。そこには、ハッチョウトンボもいるそうです。季節になったら見にこようかな?
色々なエリアに分かれていて、センター棟にくれば、親切に相談にのってもらえます。
駐車場のところには食事処もあります。
公式HP http://opnacc.eco.coocan.jp/index.html -
吉ヶ原駅
1991年(平成3年)に廃止となった同和鉱業片上鉄道の旧吉ヶ原駅です。
片上鉄道保存会によって、動態保存活動を行われています。柵原ふれあい鉱山公園/柵原鉱山資料館 美術館・博物館
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鉱石輸送用に作られた片上鉄道の吉ケ原駅舎を中心に整備されています。
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柵原ふれあい鉱山公園
硫化鉄鉱などの輸送のために鉱山の坑道で使用されていました。
高瀬舟もありました。鉄道が出来るまでは、吉井川を鉱石を満載にして下っていたそうです。
柵原鉱山資料館もあります。 -
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竪坑櫓(レプリカ)
掘削資材と人材を昼夜問わず稼動していたそうです。 -
キセキレイ
帰りは中国道で帰りました。強烈な渋滞でもなかったのです。ここでも一番左の車線を走りました。山陽道との合流までスムーズにこれました。最後の宝塚トンネルの手前ぐらいから、追い越し車線に入るとかなり違います。ピョコピョコと車線変更を繰り返すのは、あまり意味なく、ジッと我慢で、左車線を走ってみてくださいね。普段の休日は、ビックリするほどの効果がないのですが、大型連休などでは効果抜群です。
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