松江市内、足立美術館、境港（水木しげるロード）、出雲大社めぐり。思わぬアクシデントあり！人の優しさにも触れた！Vol．１

2015/05/02 - 2015/05/04

せっかくのＧＷ５連休。どこかに行きたい！でも、渋滞は嫌だから自動車でなく電車で。
ということで、今回は新大阪・松江間を「こだま＆やくも指定席往復きっぷ」を利用し、松江に宿泊しての２泊３日の旅。

ネットで宿探しを始めたのが４月１１日。既にほとんどプランが見つからず。松江駅前のビジネスホテルが二つほど見つかったが、ＧＷなので仕方がないとはいえ料金的にはほぼ「ボッタクリ」状態。
通常の３．５倍〜４．５倍。さらに、通常なら、朝、夕食が大したものでないにしてもサービスなのに、これも有料 (￣Д￣;;

また、おおざっぱながらも行きたい観光地等を決めたのが一週間前の週末だったため、最初、真ん中の日はレンタカーで。。と思っていたが、松江市内のレンタカー会社に軒並み電話するも何処も空きなし。
（行きの電車の中でも行程を検討し、最終的に以下のように決定。それでもまだ、大ざっぱ。。）

【主な行程】
１日目　
ＪＲ小倉５：５８発（始発；各停）⇒京都（快速）⇒新大阪（こだま）⇒岡山（９：０５発『特急やくも』）
⇒松江（１１：３８着）の予定のところ、安来で下車して『足立美術館』に立ち寄ってから松江に向かう。
松江駅前のビジネスホテルにチェックイン後、『宍道湖の夕日』観賞に。

２日目
・ 大根島の由志園
・境港の水木しげるロード
・松江市内観光

３日目
・出雲大社
・プラスアルファ（帰りの時間に間に合うように）
・１６：００発『特急やくも』に乗車し、行の逆コースにて、２１：２１ＪＲ小倉着。

エリア 島根

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.5
• グルメ: 2.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
• 利用旅行会社: じゃらん

安来駅正面

安来駅 駅

安来駅構内。

駅構内に展示されていた、あらエッサくんファミリーの人形

駅前広場

足立美術館へは、概ね１時間に１本の無料送迎バスで。
乗車時間は約２０分。

１２：２０、足立美術館に到着。
着いたのがちょうどお昼時だったので
近くのお蕎麦屋さんで昼食。

出雲地方の名物、割子そばを注文。
３枚で７８０円だが、２枚追加注文した（追加１枚２６０円）。
薬味は海苔、かつお節、刻みネギ、紅葉おろし。
そばもつゆも、結構美味しかったのだが、
何故かそば湯は出てこなかった。
頼めば出てきたのかもしれないのだが。。

ただ驚いたのは、連れ合いは暖かい月見そばを注文したのだが、
この地方の暖かいそばの食べ方なのか、
蕎麦に玉子入りの湯が入った丼が出てきて、
それに自分でそばつゆを入れて味を調整して
食してくれとのこと。
だしを大事にする京都人なので、はっきり言ってこれは不味かった！

吾妻そば さぎの湯店 グルメ・レストラン

足立美術館では、横山大観をはじめとする近代日本画多数を常設展示。
近年完成した新館では、現代を代表する日本画家の作品や、
北大路魯山人の陶芸作品が展示されている。
我々が行ったときは、本館にて春季特別展として京都画壇の
竹内栖鳳や橋本関雪の作品なども展示されていた。

また、この美術館は、日本庭園の美しさでも有名で、
アメリカの日本庭園専門誌による９００か所以上の候補の中から、
昨年、１２年連続日本一に選ばれたそう。
因みに、昨年の２位は、京都の「桂離宮」。

足立美術館 美術館・博物館

展示作品は写真撮影不可なので、庭園の写真を何枚か以下に。

庭園が、一枚の絵のように見られる工夫が随所に施されていた。

足立美術館 美術館・博物館

美術館見学を終え、１４：４５発の無料送迎バスにて
安来駅に１４：２５着。
ここから、宿泊地の松江市に向かうのだが、
次の列車は１４：４９発の特急。
特急券代がもったいないのでその次の
１５：５４発の普通で行くことにする。
だから、この駅で約５０分時間待ち。。

松江駅到着後、南口駅前のビジネスホテルにまずはチェックイン。
本当に駅前に建っているので便利なのだが、
ＧＷだけあって値段設定がむちゃくちゃ強気！
普段サービスの夕・朝食もこの時期は有料。

部屋に入ったらいきなりベッドが。。
衣服棚などもなし。

室内のテレビはいまだにブラウン管式。
スイッチを入れても画面が付かない。
フロントに電話したら、係員がやってきて
接触が悪いんだと思いますと言ってちょこちょこっと
触ったら画面が付いた。
正直なところ、この時期のこのホテルの
ツイン二泊分の料金と通常のツイン二泊分の料金の差額で
やや小ぶりながらも最新のテレビが買えそうに思う。

文句言ってばかりでは悪いので、評価できる点も探してみる。
まず、バスとトイレ、洗面は同じスペース内にありながら、
バスルームには扉が付いていた。
でも、洗面台には石鹸がなく、汚れた手を洗おうとするなら
浴室のドアを開け浴室内に踏み入って備え付けの
ボディウォッシュを手に取らなければならない。
また、文句を言ってしまった　＾＾；

ただ、このホテルの最上階には、男性専用だが
狭いながらも数人程度が一度に
体が洗える、小さなサウナもついた浴場もあり。
湯は、温泉とのこと。

松江ユニバーサルホテル別館 宿・ホテル

荷解き等をしたのち、松江駅北口の観光案内所に行き、
宍道湖の夕陽スポットとお勧めの居酒屋を聞きいた。
今日の夕日指数は１００％とのことで、
期待を膨らませつつ、夕陽スポットの一つ
島根県立美術館の庭から夕陽を見ることにし、
結構疲れていたが散策がてら徒歩で向かう。

日中、非常に天気に恵まれていたのだが、
夕方になると残念ながら空の下の方には雲がかかっていて
写真のような感じの夕日に。
でも、そこそこ綺麗だった。

島根県立美術館 美術館・博物館

お腹もすいてきたし、疲れも相当溜まってきたので
夕陽見学もそこそこにして、ネットで調べて
そこそこ評判の良かった『炉端かば 伊勢宮店（松江店）』に
最近はやりのレトロな雰囲気をした
「ぐるっと松江レイクライン」という
バスに乗って向かった。

炉端かば 松江店 グルメ・レストラン

最初に注文したのは
この店一番の人気料理らしい
『かば盛り』という旬の魚の刺身の盛り合わせ。
通常３〜４人前で１１種類くらいの刺身が出てきて
２，０００円で旨い！安い！と言うのがウリらしい。
ただ、二人で行ったのでハーフ（１〜２人前）を注文。
８種類の刺身が出てきて１，０００円。

味の方は、刺身は分厚いのだが余り新鮮さは感じない。
刺身は、写真真ん中に写っている「しじみ醤油」を
使って食べるとのことで、それにつけて食べてみた。
しじみ醤油は結構美味しかった。
でもこれ、この店の商品じゃないww

さかな（魚の種類は？）の南蛮漬け。
これサービスですと言って出してくれたのだが、
殆ど残してしまった。

これはいかのたまり漬けやったかな？
値段が１９９円とめちゃ安。
興味半分で頼んでみた。
これはまぁまぁＣＰから考えると良かった。

貝の酒蒸し。

自分たちの町では考えられないような
立派な大きな貝がたくさん入っていた。
エビ二匹にホタテが何枚か。
それにムラサキ貝のような感じの貝がたくさん。
エビは完食したが、ホタテは何とか食し、
ムラサキ貝のような貝は
かなり残した。
せめてスープだけでもと思ったが、
これも一口、二口でアウト　 (>_<)

宍道湖に来たんだから、ししみ汁。
まぁまぁの味だったが、
しじみはかなり小ぶりで、
すべて砂かみかみ。。

その他、写真を撮ってない料理を何品か注文したが
するめの天ぷらとかの
そこいらの居酒屋でも食べられるものばかり。

酒もあまり進まず、値段は一人当たり４，０００円弱。

店に来る客を見ていると、
どうもこの店は学生などの若い人たちが集まって、
ワイワイガヤガヤと楽しむ店のようだった。
完全な選択ミス。

このあと、ホテルまでは歩いて帰り、最上階の温泉風呂に入って
ビールを飲んで寝た。