LCCとバースデイきっぷで行く四国一周の旅・後編

2015/03/27 - 2015/03/30

グリーン車を駆使した四国（ほぼ）一周の旅。
後半は高知、徳島へ。

高知→（特急南風6号）→琴平→（絶景!土讃線秘境トロッコ）→阿波池田→（特急南風5号）→後免→（普通）→奈半利→（快速）→後免→（特急南風20号）→阿波池田→（特急剣山10号）→徳島→（ホームEXP阿南1号）→阿南→（ホームEXP阿南2号）→徳島→（特急うずしお6号）→宇多津→（特急しおかぜ5号）→今治→（特急しおかぜ13号）→丸亀→（ｱﾝﾊﾟﾝﾏﾝﾄﾛｯｺ4号）→児島→（特急南風13号）→琴平→（快速サンポート）→高松

エリア 高知

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 私鉄 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

17:01　高知着。
ホテルにチェックインして、すぐさま桂浜へ。
南はりまや橋の停留所からバスに揺られること、約30分。620円也。

翌日の天気は雨との予報のため、
無理して来てみたが、やっぱりよかった。

龍馬像は背中から見るのがよい。

坂本龍馬銅像 名所・史跡

着いたのは18時ごろで日没間近。
（桂浜は東向きなので、残念ながら夕日を見ることはできないが）

帰りのバスを待ちがてら、1時間ほど散策。
結構起伏に富んでいるし、歩きごたえがある。

桂浜 自然・景勝地

宿に戻り、トリッ○アドバイザーのアプリで本日の夜ご飯を物色。

評判のいい明神丸に行ってみたが、結構な待ち行列で断念。
少し足を伸ばして、ひろめ市場へ。

ひろめ市場 グルメ・レストラン

実はここにも明神丸は出店している。
その中でも一際、行列が目立ったが、フードコート形式なので、
意外と待たなかった。

カツオの塩たたきとビールのセット(1100円)に
本日のオススメのカツオのアラ？をチョイス。

カツオのぶ厚さに感動。

実は席を見つけるのにとても苦労した。
ようやく、３人掛けの席が空いたところに滑り込む。
おばさんとおばあさんの二人組と相席になり、
餃子やらウツボのから揚げなどを振舞われる。
特にウツボは軟骨のから揚げみたいで、ビールがすすむ。

ツアー客らしく、夕食は食べたのだが、イマイチだったらしく、
本場の食べ物を求めて、ここに来たらしい。
旅行談義に花が咲く。

場内はこんなカンジ。
台湾の夜市を髣髴とさせる。

帰り道にはりまや橋をチラ見。
夜見ると思ったよりもガッカリしなかった。

はりまや橋 名所・史跡

翌朝はやはり雨。
高知駅までの道のりがやや肌寒い。

天気がよければ、室戸岬経由で徳島を目指すつもりだったが、
こういう時にために「雨の日プラン」も立案済。

高知駅前停留場 駅

まずは特急南風で一気に琴平まで。

やっぱり、グリーン車は快適やね。
周りの乗客のまねをして、靴を脱いで、フットレストへ。

琴平着。

と言っても、雨の日のこんぴらさんを観光するわけでもなく…。

JR 琴平駅 駅

お目当ては「絶景！土讃線秘境トロッコ」号。

もちろん指定席券はバースデイきっぷで無料。

二両編成で後ろ一両は特急（剣山、むろと系？）のような車両。
途中駅の坪尻からトロッコ車両に乗り換える。

時間の関係で、自分は阿波池田までの乗車。
この日はほぼ乗り鉄の旅だからだ。

そして、秘境駅で有名な坪尻駅へ。
滞在時間は約10分強だが、スタンプ台では大行列で結構ギリギリだった。

とは言うものの、普通列車ですら通過する駅を
わずかとはいえ滞在時間付きで途中下車できるのは
やはりありがたい。

坪尻駅 駅

吉野川橋梁では減速。
ゆっくりと渡っていく。

天気がよければ、最高だったんだけどなぁ。

トロッコ号とは、阿波池田駅でお別れ。

再び、特急南風に乗り、高知駅手前の後免まで逆戻り。

後免からは、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で終点の奈半利へ。

バースデイきっぷは土佐くろしお鉄道も乗り放題。これで全線（と言っても、３路線しかないが）制覇！

奈半利駅 駅

奈半利からまた、また後免へとんぼ返り。
雨がやみ、天気が回復し始めた。

またまた特急南風（この日３回目…）のグリーン車でくつろいでると
大歩危付近で、青空に。

大歩危 小歩危 自然・景勝地

この日二回目の阿波池田駅で、今度は特急剣山に乗り換え。
一時間半ほどかけて、ゆっくりと徳島を目指す。
（バースデイきっぷがなければ、乗らないだろうなぁ…）

阿波池田駅 駅

指定席は15-Aで確保済み。
目の前に広がる運転席のようなパノラマ。

事前にフォートラベルの旅行記で予習しておいた甲斐があった。

17:46 徳島着。
駅前にはヤシの木。

折角なのでホームエクスプレス阿南で徳島、阿南間を無駄に往復したのは内緒だ。

徳島駅 駅

夜ご飯は、ベタに徳島ラーメン。
有名なラーメン東大でいただきます。

ラーメン東大 大道本店 グルメ・レストラン

注文と会計は、店の前の券売機で。
わかりやすいし、ラクでよい。

麺はこんなカンジ。
徳島ラーメン肉入り（780円）。
玉子は入れ放題。

確かにこれはご飯が欲しくなる。

ひかりの橋。

最終日。
まずは高松を目指して、特急うずしおに。

てっきり高松止まりかと思っていたら、
岡山まで行くタイプだったので、そのまま宇多津まで乗ることに。

※当初は、高松で特急いしづちに乗り換える予定だったが、しおかぜとドッキングする前の高松〜宇多津間はグリーン車がない。そのため、宇多津で普通車から乗り換える必要があり、面倒なのでそのまま「うずしお」で宇多津まで行くことにした。

徳島駅 駅

宇多津駅で特急「いしづち・しおかぜ」に乗り換え。
今まで乗ってきた四国特急の中でも見た目も速そう。

宇多津駅 駅

海岸線をグングン飛ばしていく。
特に観音寺〜川之江間の車窓が美しい。

それもそのはず、四国では数少ない電化区間だからだ。
３日目の最終日にして四国「電車」の旅、ようやくスタート。

今治駅の売店で「鯛めし」を購入し、とんぼ返り。
（本当は今治城に行くつもりだったが、30分では時間が足りず、断念）

今治駅 駅

丸亀からはいよいよアンパンマントロッコに。

丸亀駅 駅

ちょっと乗るのに勇気が必要だけど、意を決して突入!!

壁紙以外は思ったよりも普通（トロッコ車両は）

実はアンパンマントロッコはグリーン車扱い。
ここでもバースデイきっぷは、その威力を遺憾なく発揮。

ガラス越しではない瀬戸内の車窓。

瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

子供たちは屋内のアンパンマン車両に夢中だったので、
トロッコ車両は比較的ゆったりと楽しめた。

一瞬だけ本州に上陸。
児島駅で、特急南風に乗り、四国へと引き返す。

児島駅 駅

やっぱり琴平駅も晴れの方が見栄えがいいね！

JR 琴平駅 駅

こんぴらうどんでちょっと遅めの昼食。
しょうゆ（小）と玉子で計210円なり。

玉子をかき混ぜ、カルボナーラ風にいただきます。うん、美味。

こんぴらうどん 本社工場併設店 グルメ・レストラン

わずか40分ほどのこんぴらさん観光。
帰りも考えて、頑張って20分でこれたのはここまで。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

でも、満開の桜を見れたからよしとしよう。

〆は「快速サンポート」。
バースデイきっぷの旅もいよいよ終わりを告げる。

（欲を言えば、最後はやっぱり特急グリーン車で締めたかった）

高松駅は見事な櫛形ホーム。
ヨーロッパのターミナル駅を髣髴とさせる。

高松駅 駅

リムジンバスで高松空港へ。

ジェットスターはほぼ定刻で成田に到着。
目の前に見えるのは第３ターミナル。

（巻末のおまけ：もし今回のルートを定価で周ったら…）
松山→内子　　2,230円　特急宇和海（指定席）
内子→宇和島　2,990円　特急宇和海（指定席）
宿毛→高知　　6,750円　普通＆特急南風（グリーン）
高知→琴平　　6,680円　特急南風（グリーン）
琴平→後免　　5,080円　秘境ﾄﾛｯｺ（指）＆特急南風（グリーン）
後免→奈半利　1,070円　普通
奈半利→後免　1,070円　快速
後免→阿南　　7,870円　特急南風（G）＆剣山（指）＆ﾎｰﾑEXP阿南（指）
阿南→徳島　　1,800円　ﾎｰﾑEXP阿南（指定席）
徳島→今治　 10,960円　特急うずしお（指）＆しおかぜ（G)
今治→児島　　7,880円　特急しおかぜ（G)＆ｱﾝﾊﾟﾝﾏﾝﾄﾛｯｺ（G）
児島→琴平　　2,890円　特急南風（G)
琴平→高松　　　850円　快速

計　66,840円
※特急指定席は繁忙期料金。
運賃は目的地や折り返しのために途中下車しない場合は通しで計算。