「八重の桜＆ハンカチノキ」堪能！！IN新宿御苑

2015/04/19 - 2015/04/19

今月の月に一度の定例句会は八重桜満開の新宿御苑！！折しも安倍首相が開催した「桜を見る会」の翌日です♪
お天気はイマイチでしたが、八重の桜は満開！！とってもきれいでした。
そして大きな大きなハンカチノキ！！
こちらも満開でした！

新宿御苑は、徳川家康の譜代の家臣内藤清成氏に授けた江戸屋敷の一部と言われています。
江戸から西にのびる街道と、鎌倉街道が交差する要所であったことから、この一帯の警護など軍事的な目的で信頼できる家臣に与えられたのだそうです。
その後、皇室の庭園時代を経て、昭和24年に国民公園として公開されるようになったそうです。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（表紙は御衣黄です。）

エリア 新宿(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 私鉄

新宿御苑　旧新宿門衛所
１９９５年に現在の新宿門が完成するまで使われていた門です。
以前に、この門から入った記憶があります。

新宿御苑 公園・植物園

現在の新宿門
旧に比べて、だいぶ大きいです。

＜オオアマナ＞（英名はスターオブベツレヘム）
ユリ科オオアマナ属

道のわきにたくさん咲いていました。

＜ハナニラ＞ネギ亜科ハナニラ属
薄紫や白のハナニラが一面に群生していました。

＜ジャノメエリカ＞ツツジ科
雄しべの葯が黒いのが特徴で、「蛇の目」の名の由来になっています。

珍しい桜その１です。

＜鬱金桜（うこんざくら）＞サトザクラ科
透き通るようなうす萌黄色の花びらが風に散るさまは江戸時代から風情のあるものとされていたようです。
咲き進んでいくと花びらは赤みを帯び、蕊が真っ赤になります。

この鬱金桜は、とっても大きな木でした！！

＜鬱金桜＞
こちらのはだいぶ花が赤くなってきています。

＜鬱金桜＞
アップで見ると可愛い色をしています。

珍しい桜　その２

＜フクロクジュ＞サトザクラ系
かつて東京の荒川堤にあった品種
樹高は５メートルから１０メートル、樹形は盃状となります。

＜フクロクジュ＞
小雨が降って来たので花の天蓋の下で雨宿りしました。

＜イチヨウ桜＞サトザクラ系
花は淡紅色で花弁の内側が白い。このため満開期には白い花に見えます。
花の中心部から葉の形に変化した雌しべが一本突き出ており、この様子からイチヨウ（一葉）の名前がついたといわれます。

＜イチヨウ＞サトザクラ系
新宿御苑にはこの八重桜が多くあるそうです。

＜普賢象（フゲンゾウ）＞
雌しべが花の中央から2本出ていて細い葉のように葉化しています。この雌しべが
普賢菩薩の乗る普賢象の鼻に似ている事からこの名前がつけられたそうです。

珍しい桜　その３

＜御衣黄（ぎょいこう）＞
八重咲きで、花弁は肉厚で外側に反り返る。
花の色は白から淡緑色、濃い緑色からなります。
中心部に紅色の条線があり、開花時には目立た地ませんが、咲き進むにつれて次第に中心部から赤みが増してきて（紅変）、散る頃にはかなり赤くなります。
場所や時期によって、花の大きさや色合いなどに大きな差があるそうです。

＜御衣黄（ぎょいこう）＞
だいぶ赤みを帯びてきています。

＜御衣黄（ぎょいこう）＞
ここのは以前他で見たのに比べると花が小さいです。
こうして固まって咲くのが特徴の一つのようです。

＜御衣黄（ぎょいこう）＞
遠目にもかなり赤くなってきているのが分ります。

イギリス式風景庭園を八重桜が囲むように咲いています。

手前の桜は関山のようです。
日曜日なので家族連れなどがたくさん来ています。

これも関山でしょうか。
その向うはイチヨウかと思われます。
木々の芽吹きの色もきれいです♪

＜関山（カンザン）＞　サトザクラ系
八重咲きの大輪で濃い桜色で、日本でもっとも愛される八重桜だそうです。
雌しべは2本葉化していて、花の中心から突き出ています。
花の時期には葉が生えている場合が多く、花が長い期間持つことも特徴といいます。

園内のレストラン「ゆりのき」
イギリス風景式庭園にある120席の広々としたレストランです。
新宿御苑ゆかりの食材を用いたメニューづくりや、エコクッキングをすすめているレストランでメニューもいろいろあります。

ここでは「エコクッキング　ドライカレーセット」１０００円を頂きました。

「内藤とうがらし」を使ったメニューが紹介されています。

内藤とうがらし
江戸時代に信州高遠藩主内藤氏の江戸藩邸下屋敷（現在の新宿御苑）の菜園で栽培を始めたのを発端に、近郊の農村でも盛んに栽培された八房系唐辛子。
真っ赤に成熟したものは漬物用や香辛料に、また七色唐辛子の代名詞である薬研堀にも使われ、江戸の食文化を支えた伝統的な江戸野菜の1つだそうです。

＜アケビの花＞
レストランの入口手前の棚にびっしりと咲いていました。
実がなる頃が楽しみです。

＜アケビの花＞
なんとも可愛らしい花です。

中央休憩所
お弁当やお菓子、お土産、飲み物の売店がある無料休憩所です。

ここのテーブルをお借りして句会をしました。

苑内ではツツジが咲き初めていました。
ピンクで真ん中が濃い色をした可愛い花です。

＜クリサンセマム・マウイ＞キク科ローダンセマム属
鉢植のクリサンセマム・マウイに小さなバッタが乗っていました♪

モミジの花も可愛いですね♪
こちらは新芽が黄緑色のモミジです。

新芽が赤いモミジもあります。
秋の風景のようですね。

そして、いよいよ「ハンカチノキ」

＜ハンカチノキ＞
ハンカチノキ（ミズキ科）
花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と花の本体からなり、花びらはありません。花の本体は苞にくるまれるよう中心に付き、たくさんの雄花と1本の雌花が集まってピンポン球のように丸くなります。

＜ハンカチノキ＞
開き出したばかりの花です。
丸い花？が臙脂色で苞が黄色みがかったいます。

＜ハンカチノキ＞
空いっぱいに咲いています。
青空だったら素敵だったでしょうに・・・

＜ハンカチノキ＞
ヒラヒラとしていてハンカチのようです。
それにしても、変った花ですね。
このハンカチノキはとても大きくて、高さも高いです！！
こんなに大きなハンカチノキは初めて見ました。

＜スズカケ＞
これもまた、もの凄く太い大きな木です。

＜スズカケ＞
黒っぽい去年の実と、小さな今年の実を見ることが出来ます。

苑内からは新宿のNTTドコモのビルが見えます♪
木々がうっそうとしているのに加えて広大なので、これ以外はほとんど建物は見えす、新宿と言う大きな街に隣接しているとは思えない空間です。



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＊記述がまちがっている場合がありますので、引用などの際には念のためご自身でお確かめくださいませ。