横浜のレトロ商店街で鰻重をいただく。

2015/04/18 - 2015/04/18

渋谷で野暮用を済ませたら、なぜか急に鰻が食べたくなりいくつか店を回るも、ちょうど昼時で満席。

では、新規開拓ということでネットで検索すると、“地元民が愛する隠れた名店”という鰻屋を白楽に発見。

ものはためし、ということで出かけてみました。

エリア 東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

渋谷駅は工事が続いています。

工事が完成したらいったいどんな街になるのやら。

で、東急東横線で向かった先は白楽。神奈川大学の最寄駅。

駅前はこんな感じ。

休日ですから学生の姿もありません。

路地の奥には銭湯。

白楽と言えばレトロな商店街で有名ですがその入り口にある洋食店。ちょっとこころ惹かれますが、今日は鰻。
初志貫徹！

確かこの先に鰻が待っているはず。

六角橋商店街に突入です。

から揚げ屋さん。

焼き鳥店のようですが、餃子定食480円。
さすが学生街

こういった店、最近見なくなりましたね。

お煎餅屋さん

人気の喫茶店のようです。

焼小龍包のお店。
ここも惹かれますね。

何屋さんでしょう？

レトロな時計が並んでいます。

焼酎の名前ではなく、ラーメン店。人気店のようで満席でした。

いかにも商店街！

チャーシューもおいしそう。

あらら、商店街を抜けてしまいました。

鰻屋さんは何処？

目指す鰻屋さんは道路に面して入り口がありました。

浜茂さん。ネット情報によると隠れた名店だそうな。

カウンターとテーブル席が一つ。思いのほか店内は狭い。
二階もある様子。

メニューを見て驚いたのがその値段。
鰻重の松が一番高くて2100円！

無論、松を頂きます。

一品料理にししゃもという文字が見えますが、鰻屋でししゃもを注文する人が居るのでしょうか？

浜名湖の鰻を使用しているようです。

ビールでももらいましょうか。

14時を回っていたからか、思いがけなく早くやってきました。
小ぶりの重。長辺が新書くらいの大きさでしょうか。

小鉢付

肝吸いもついています。

山椒。回転寿司店の粉末茶かと思いました。

鰻は関東風に蒸しあげた物。ふわふわタイプ。
待っている間、圧力釜のおもりが回る音がしていましたが、圧力釜で蒸しているのでしょうか？

又、鰻を焼くにおいがほとんどしないのが不思議と言えば不思議。

タレはやや甘め。ごはんは少な目。

あっという間に食べ終えて一息。
お酒を飲みながらゆっくりと鰻を待とうという心づもりでしたが、待つこと20分。食べて10分。

お会計でまたびっくり。税込価格でした。

隠れた名店かどうかは、わかりませんが気軽に鰻を食べるには良いのではないでしょうか。

ところで、ネットで見た店構えや内装とはずいぶん異なっており、聞くところによると2011年8月の商店街の火事によって改装されたようです。

お腹も膨れたし、商店街をひやかして帰りましょう。

お隣の食堂も鰻があるようです。

こちらは火事の影響は受けなかったと見えて年季の入ったたたずまい。

ペットショップにはヒメダカが。

春ですねえ。

次回来る時は、帰りに銭湯に寄ってみようとおもいつつ、人通りの少ない六角橋商店街を抜けて家路についたのでありました。

それにしても興味深い店が多いですねえ。ゆっくり探索してみたいものです。

なんだか良い休日になりました。