平家物語小抄＠奈良～大阪

2015/04/11 - 2015/04/13

相変わらずテーマは平家物語。
連れが母なので、再訪が多く、他のものも見ていたりするので小抄にて。


☆4月11日　新大阪～奈良　　　
4月12日　吉野山千本桜
　4月13日　ちょこっと大阪へ


☆旅にあたって読書・メディア追加☆
宿神１～４　夢枕獏
日本地図から歴史を読む方法　１・２　武光誠
袈裟の首　松本徹

今回も予習の読書時間がまったく足りませんでしたー…！
ちなみに基本の平家物語関連についてはコチラ☆
→http://4travel.jp/travelogue/10927270

エリア 奈良市(奈良)

• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩

午前新大阪にて用事を済ませた後、奈良へ。
宿はＪＲ奈良駅近くのスーパーホテルです。
荷物をおいた後、連れの希望で奈良市内観光へ。

こちらは奈良の東大寺。
前回訪れたとき以上に（東大寺は開門が７時半と早いので前回は早朝に回しました）人が多い…！
海外からの観光客が殊の外多い印象でした。
ま、奈良のメインでだものね。

南大門を潜って先、左手にある勧学院。
そう、これ前回も不思議に思ったのですが、東大寺の中に勧学院。
勧学院って、もとは藤原氏子弟の為の学習機関ですよね…？
藤原氏の学習機関が勧学院、在原氏のそれが奨学院、と習った気がします。
時代が下ってから勧学院が一般的な名称になったのかしら？
ちなみに現在でも講義のようなことが行われているようです。

中へ入ってコチラ。
人多いなぁ…。
無料ガイドの方がいたのでお願いしました。

ガイドさん曰く、こちらの扉は大仏様の顔がちょうど見える位置で、年に二度ほど開けるそうですよ。

中でも興味深かったのは、大仏様創建当時からのこっているのは台座のみだという説明。
それってあれだよね！重衡の南都焼討で大仏の首もげた、台座しか残らなかったって話ありましたもんね！！ひとりテンションのあがるわたし。

大仏殿の中の解説（の一部）。
重衡の名前が書いてあるのがうれしくて解説板を撮る…（笑）

後、ぐるっとバスに乗り藤原氏の春日大社へ。

こちらの宝物館には義経が納めたといわれる鎧があります。（錣がキラキラしいやつ）

今回イチの美鹿。
鹿って結構美人と不細工あるよね…とは母の言葉でした。

閑話休題。

春日大社の灯篭。
春日大社は式年造替の年だそうで前回訪れた昨年秋とは本殿の位置が違っていました。
時間があまりなかったので特別公開をしていた本殿へは行きませんでした。

あとそういえば、最近話題になっている、神社仏閣へ油をまいた跡が見つかった事件で、取材など来ていました。
本殿に至る門の外側で、油のような跡がくっきりありました。
ひどいねー…。
（そりゃ春日大社のこの門に限って言えば創建当時からあるその物自体が貴重なもののわけではないんだろうけど、、、）…犯人には罰はともかくとしてとりあえず歴史を学んでいただきたい。
こういうものが存在するからこそ、こんな昔のいろんなものが残ってるというロマンを知っていただきたい。

砂ずりの藤…そうだよね、まだ咲かないよね…ｗ

いつか満開の藤を見てみたいです。わたし藤の満開ってみたことないんですよね…。（昨年ＧＷの平等院でもｲﾏｲﾁだったし…）

駅のスーパーで見つけたお菓子。
源氏パイはよく見るけど、平家パイって初めて見ました。（笑）


わたしは完全に平家びいきですが、……でも源氏パイのがおいしそう…。