2015/01/15 - 2015/01/16
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Dwind_999さん
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アレッピーからコーラム(クイロン)まで、約8時間かけて運河や湖をゆったりと進んで行くバックウォータークルーズの観光ボートに乗りました。
鉄道やバスでの移動とはまた一味違う、のんびりムードのちょっとした船旅を楽しんできましょう。
※インドルピーのレート換算。
Rs1=\2
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月15日(木)8時過ぎ、部屋前のテーブルで朝食。
40歳前後のオーナーと少し会話。 -
宿を9時半にチェックアウトすると、歩いて5、6分のところにある船乗り場にやってきました。
ちゃんと船が出るのか、チケットが買えるのかとちょっと心配していましたが、ノープロブレムでした。
チケット売り場は別になくて、船に乗ってから船賃を払うということでした。 -
出発前の船の1階部分。
狭いですが水洗トイレもあります。 -
こちらは2階のデッキ。
このあと少しずつ乗客が増えてきて、ほとんどの人が2階デッキに座りましたが思っていたほど混み合うということもなかったです。
しばらくして男性スタッフが料金徴収に回ってきて、コーラムまでの船賃Rs400(800円)を支払い。
1階には船のスタッフが何人かいるだけで、がら空き状態。 -
予定通り10時半に、船のエンジンが唸りをあげて出航。
左向こうの道路沿いの平屋の家が1泊した宿。
船は水草(藻)の絨毯の上をゆっくりと進んで行きます。 -
水草がなくなると茶色く濁った水面が現れてきて、水路をゆく屋形船といった風情にあやかるのはちと無理な話しですね。
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出発して5分ほどすると狭い運河から湖のような開けたところに出てきました。
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貸し切りの観光ボートで優雅に運河クルーズを楽しむ欧米人。
こんな贅沢な旅行を一度はしてみたいもんだな。
<バックウォータークルーズ①>
https://www.youtube.com/watch?v=hDhk-W0YMSE -
エアコン装備のハウスボート。
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船上生活者のハウスボートなのだろうか。
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両側にヤシの木が生い茂る運河を進んで行く。
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運河沿いに建つ、青い壁の派手な外観をした教会。
<バックウォータークルーズ②>
https://www.youtube.com/watch?v=lcrRQCwViTM -
乗船客は20人弱と以外に少なかったですが、その中に一人旅の韓国人女性がいて、私に「コリア?」と聞いてきたので「Japanese」と言うと笑顔で「Nice to meet you」と返してきました。
この20代くらいの女性、デッキの後ろに座り込んで酒盛りしていた欧米人のおじさんグループの中にいつの間にか入り込んで、お酒を飲みながら盛り上がっていました。
彼女、ソジュ(焼酎)で鍛えてるんだろうな。 -
運河沿いの集落を通過する時、そこに住む人たちの生活の一コマを垣間見ることができて面白い。
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2階デッキの最前列から見る運河の景色。
水辺(みずべ)に覆いかぶさるヤシの木、インドにいるというよりは東南アジアの雰囲気ですね。 -
近くのヤシの木から採ってきたのだろうか。
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最初のうちは物珍しさで運河沿いの景色に見とれ好奇心も刺激されますが、乗って2、3時間もするとその単調さに退屈してきます。
船はゆっくりとしたスピードで進んで行きますが(というよりそれ以上速度が出ないみたい)、それにしてもエンジン音がうるさすぎるな。
ところでこの船には50歳代のインド人夫婦が乗っていましたが、彼らはミカンを食べてはその皮をポイポイ運河に捨てていました。また、運河沿いに住む主婦が家のゴミを運河に捨てたりするところも見ましたし、もうインドでは”どこでもゴミ捨て場”が社会規範になっている感すらあります。
この国を旅してきてインドの最重要課題は、ゴミの問題ではないかと考えるようになりました。「ノープロブレム」では済ませられない”ゴミ”に対する意識改革がインドを救う、なんて思ったりしますが、それはほとんど実現不可能な絵空事、シンガポールのような「Clean & Green」なんて夢物語の世界でしかないんでしょうけどね。 -
13時半頃になって船は岸に横付けされ、ランチタイムとなりました。
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定期観光船が利用するお決まりのレストランなんでしょうが、実費で食べたRs100のミールス。
バナナの葉っぱの上に盛られたご飯とおかず。
手を使って食べますが、ご飯はベチャベチャとして水っぽく、ちょこっとしかないおかずもたいしたことなくて、もうまったくのハズレなランチでした。 -
昼食を終えて、少々退屈になってきた船旅が再開。
デッキからの眺めも、時どきは目を楽しませてくれたりはしますが。
約8時間のマッタリとした船旅。
土ぼこりもなく、車やバイクのクラクションの嵐からも解放された船の上、水上を伝ってくる涼風に身を任せながら知らずのうちに舟をこぐひと時、そんな平和な時の流れを与えられているのに不平をもらしてはバチが当たりますね。
フォート・コーチンで見た「チャイニーズ・フィッシング・ネット」のようなのがズラリと並んでいるところがありました。
こんなところでそんなに魚が獲れるとも思えませんが。
<バックウォータークルーズ③>
https://www.youtube.com/watch?v=bFUbsXCIQWg -
16時前、20分弱の休憩タイム。
チャイと揚げバナナをいただきました。Rs30。 -
17時50分、コーラムまであと少し。
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西日を受ける運河沿いの家と船。
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18時10分、太陽が沈みかける頃、ようやくコーラムのアシュタムディ湖畔にあるボート・ジェッティーに到着。
船が着く前に、30代くらいのいくらか小ざっぱりとした身なりの男性スタッフが乗船客一人一人に、お礼の意味を込めた握手をして回りました。ほう、こんなことができるインド人もいるんだ、とその振る舞いになんだか新鮮な驚きを感じた次第です。 -
アレッピーから南へ約87km、アラビア海沿いの運河を南下してきてやってきた人口約44万人の町コーラム。ここもまた騒々しくて埃っぽい町。インドで埃っぽくない町を期待する方がどだい無理なんでしょうけど。
船乗り場から歩いて約1.3kmの所にある、Cleartripから予約した「Hotel Shah International」(Deluxe Non A/C Room Rs765:1530円、ホットシャワーなし、WiFiなし)にチェックインした後、町に出ました。 -
歩いていると、酒屋で金網越しに酒を買う地元の人たちを見かけました。
私もビールで一息つきたいところですが、インドのレストランや食堂ではお酒を置いているところは少ないので、探すのに一苦労します。このような普通の酒屋で買ってもまったく冷えてないこともありますしね。 -
ということで見つけたBAR。
やっぱりここで飲むしかないな。 -
インドのBARの例にもれず、ここも店内は暗い。
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キングフィッシャー・プレミアムでRs160(320円)。
悪くはない味の、何かの煮豆が付いてきました。
アルコールはそんない強い方ではない私ですが、異国の旅先で飲むビールは格別。 -
ビールを飲んだ後、ボート・ジェッティーそばにあるKSRTCバススタンドを下見。
明日、ここからバスに乗るので。 -
メイン・ロード付近にあったヒンドゥーの礼拝所。
小さなイルミネーションもチカチカ灯って、街灯の少ない通りでは派手な印象を与え目を引きました。 -
20時半、メイン・ロード沿いにあったHOTEL(南インドでは食堂・レストランをそう呼ぶことが多い)に入って晩ご飯。
チキンが2つ入ったチキンカレー(Rs100)と何だかよくわからない木の実や葉っぱが入ったライス(Rs40)。
大ぶりなチキンが入ったカレーも美味しかったしライスもなかなかイケました。久しぶりにヒットした晩ご飯でした。 -
翌朝のホテルの部屋で鏡に向かって自撮り。
10kg前後の40Lのバックパックとショルダーバックで旅してます。
この部屋の中の気温は28度前後。
インドの南の方までやってくるとさすがに暑い。
暑がりの私にはエアコンなしの部屋は堪えます。 -
ホテル併設のレストランで朝食を取った後、9時過ぎにチェックアウトしてバススタンドに向かいます。
足に鎖をつけ、従順さを強いられた象が象使いを乗せて通りを歩く、インドならではの光景。
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