京都御所　春の一般公開

2015/04/04 - 2015/04/04

京都は10回ほど来ているが、京都御所は初めてです。
前もっての申し込みをしないと参観できないということで、足が遠のいていました。
今回は春の一般公開に合わせて予定を組みました。

春の一般公開
期間：2015年4月3日(金)から4月7日(火)までの5日間
入門時間：午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)まで
参観者は、宜秋門から参入し、清所門から退出する。

紫宸殿や清涼殿などの寝殿造りや、御学問所や御常御殿等の書院造りなど様々な建物が見れてとてもよかった。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

京都タワー(9:58)

昨日と変わって今日は良い天気です。

京都御苑案内図(10:31)

京都駅より烏丸線地下鉄丸太町駅で降り徒歩3分で到着

広い京都御苑の中を歩いて行きます。

出水の小川

出水のしだれ桜

残念ながら見頃は終わっていた。

建礼門

建礼門(10:45)

建礼門横の美しい外壁

アカマツ

松林

桃林(10:56)

中立売御門休憩所そばの満開の桜

入場前のテント(11:16)

ここで手荷物のチェックがある。

宜秋門から入ります。

京都御所春季一般公開

宜秋門を振り返って見る。

御車寄(11:19)

天皇の許可を得た者が正式に参内する玄関

御車寄

墨絵山水　筆者　狩野安信

御車寄

今年は大正天皇のご大礼から100年目にあたるので、その儀式に関連する展示を行っています。

諸大夫の間

玄関を入ったものが待機する部屋。
格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれる三室が東から並んでいます。

新御車寄(11:26)

新御車寄

大正天皇の即位の際に自動車で付けることができるよう新築された玄関。

月華門(11:27)

回廊の西側

生け花　嵯峨御流

回廊の西側

生け花　月輪未生流

回廊の西側

生け花　御室流

承明門

承明門(11:32)

承明門から見た紫宸殿

建礼門

京都御所の正門。
現在も天皇皇后及び外国元首級のみが通ることのできる格式高い門。

建春門

春興殿

大正天皇ご大礼の折に三種の神器のひとつ神鏡を奉安する場所として建てられた。

春興殿

銅葺屋根で内部は外陣、内陣、内々陣の三つに分けられています。

日華門より入る

紫宸殿　左近の桜

紫宸殿の前面には御雛様でよく飾られる木、東側に「左近の桜」、西側に「右近の橘」が植えられています。

桜が見ごろになっています。

紫宸殿(11:39)

重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿です。
ここで大正天皇、昭和天皇の即位式が行われました。

紫宸殿　右近の橘

紫宸殿(11:39)

少し見えにくいですが、中央に天皇の御座「高御座」、その東に皇后の御座「御帳台」が置かれています。

清涼殿　漢竹

清涼殿(11:43)

中央に見える白いものはご休憩の御帳台、その前に置かれている厚畳は昼御座という、天皇がお座りになる、座椅子のようなもの。

清涼殿　呉竹

小御所(11:49)

諸種の儀式が行われたところ。

小御所

雅楽（平安雅楽会）

御池庭

池を中心とした回遊式庭園

御池庭

欅橋

蹴鞠の庭

御学問所

歌会など学芸に関する行事や、臣下との対面に用いられたところ。

御内庭

御内庭(11:56)

曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭。

御内庭

奥に茶室を構えています。

御涼所

天皇の夏季の納涼所として使われたところです。

御常御殿

御所の中で一番大きな建物で入母屋桧葺きの書院造り、十五のお部屋からなります。

御常御殿(12:04)

清涼殿から独立して建てられ、室町時代以降に天皇の日常の生活の場として使われた御殿。

御常御殿

掛け軸(竹に亀、寿老人、松に鶴)　筆者　狩野洞白

御三間

宮中御内儀の行事が行われた場所です。
内部は、下段の間、中段の間、上段の間に区切られています。

清所門(12:25)から退出します。

この後、曼殊院、詩仙堂に行きます。