この日は夕方の便でセブ島へ飛ぶので、それまでの間にマニラを観光する予定でした。<br />そんなに多くの時間はないので、『マニラ大聖堂』をメインに『イントラムロス』を歩いてみることにしました。<br />『イントラムロス』とは、16世紀にスペイン人が築いたマニラ最古の地区で、スペイン語で“壁の内側で”＝“城壁に囲まれた街”という意味だそうです。<br /><br />※ダイジェスト版旅行記はこちら→http://4travel.jp/travelogue/10968567

イントラムロスにあるマニラ大聖堂に行ってみよう！◆2014～2015年末年始／マニラ＆セブ島の旅≪その３≫

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2014/12/29 - 2014/12/29

300位(同エリア1796件中)

#街歩き

エリア

マニラ(フィリピン)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

グルメ: 1.5

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから最寄駅に向かって歩いている途中に見かけた建物。
“taekowondo”って何かなと考えていたら、“テコンドー”だったんですね。
ホテルから10分少々で最寄駅のLRT（Light Rail Transit）「ビト・クルズ駅」に着きました。

LRTの運賃は日本円にして約40円、安いなぁ…
日本の地下鉄等がとても高く感じてしまいますね。
フィリピンでは車は右側通行、LRTの列車も同様に右側通行でした。
イチオシ

LRTを「ユナイテッド・ネイションズ駅」で降り、「リサル・パーク」の方に歩きます。
「リサル・パーク」とは、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールの記念像がある公園です。

駅から歩き始めて10分少々で、その像が見えてきました。
こちらがそのホセ・リサール像。
フィリピン独立運動の指導者なのだそうです。
「リサル・パーク」には大きな建物が幾つかあります。
こちらは「The Museum of the Filipino People」です。
この立派な建物は「フィリピン国立図書館（National Library of the Philippines）」です。
「イントラムロス」の入口まで歩いてきました。
ここは南側の入口になります。
確かに「INTRAMUROS」って書いてあります。
入口を入ってすぐ右手に見えるこの建物は、マニラ市立大学です。
イントラムロスを縦に貫く「ルナ・ストリート」をテクテク歩きます。
こちらは「サン・アングスティン教会」の建物です。

この教会の方がマニラ大聖堂よりも古くて世界遺産にも登録されています。
マニラのことは事前にあまり調べていなくて、マニラ大聖堂が世界遺産に登録された教会だと思い込んでいました。
なので、ここはスルーしてしまいました（汗）。
「The Plazuela de Santa Isabel（Memorare Manila 1945）」とありました。
戦没者の慰霊碑のようです。
イチオシ

ホセ・リサール像のところから歩き続けて約25分でようやく「マニラ大聖堂」に着きました。

フィリピンは、アジアでは珍しいキリスト教の国。
さすがに教会の数も多く、立派な建物も多いような気がします。
『マニラ大聖堂』は、スペイン統治時代の1571年に創建され、第二次世界大戦で一旦破壊されましたが、戦後に再建されたという歴史を持つ教会です。
建築様式は“ネオロマネスク様式”と云うそうです。
この丸い部分は“バラ窓”ですね。
後で中から確認しましょう。
教会内に入ろうと思うと、ちょうど花嫁＆花婿さんが記念写真を撮ってもらっていました。
では中に入りましょう。
教会内部も特に撮影禁止ではないようです。
でも、雰囲気を損ねるといけないのでフラッシュ撮影は止めることにしました。
天井の模様が美しい！！
正面の祭壇
祭壇の近くまで来ると、その真上はドーム状になっています。
外から見えていた青い屋根の部分なのでしょう。
イチオシ

正面の祭壇の左手にはまた別の祭壇がありました。
この大聖堂にはたくさんのステンドグラスがありました。
JOECOOL夫婦はキリスト教徒ではありませんが、美しいステンドグラスを見るのは好きです♪
真正面だけではなく、サイド側にもそれぞれミニサイズの祭壇があるようです。
それぞれのミニ祭壇には美しいステンドグラスがはめられています。

一つ一つのデザインが異なるので、そのうちの幾つかを写真にとりました。
『マニラ大聖堂』のステンドグラスあれこれ。
『マニラ大聖堂』のステンドグラスあれこれ。
『マニラ大聖堂』のステンドグラスあれこれ。
イチオシ

『マニラ大聖堂』のステンドグラスあれこれ。
『マニラ大聖堂』のステンドグラスあれこれ。
背後を振り返るとあの“バラ窓”がっ！
美しい“バラ窓”ですね〜♪
その下に見えるパイプ状のものは、パイプオルガンです。
このパイプオルガンはアジア最大級なのだとか...
見て歩いていると、サイド側にも礼拝できる部屋がありました。
イチオシ

『マニラ大聖堂』の前の広場は「ローマ広場(Plaza Roma)」と呼ばれ、大聖堂と向かい合うような位置にスペイン国王のカルロス像が立っています。

なぜフィリピンなのにローマ広場？
後で調べてみると、この大聖堂はバチカンの援助を受けて運営されているのだとか...。
大聖堂の周りを回ってみました。

青い屋根のドームが見えています。
こちらは塔の頂点部分。
これが本来の正面入口なのかな？
イントラムロス内を歩いていると、廃虚のようなところがありました。
戦争で爆撃を浴びたところなのかな？
イントラムロス内には他にも見どころはあるのですが、かなり歩いたので少し疲れました。真冬の日本から暑い国にやってきて身体が慣れていなかったせいか、二人とも体力を消耗してしまったようです。
観光はこれくらいにしてLRTの駅へと向かうことにしましょう。

その途中で見かけたこちらの立派な建物は「マニラ中央郵便局」だそうです。
確かに、立っている像は郵便配達のオジサンのようです。
まるで神殿のようで、とても郵便局には見えませんよね〜。
これもホセ・リサールかな？
あの黄色い塔は「マニラ市役所（Manila City Hall）」の建物です。
「セントラル・ターミナル駅」から再びLRTに乗ります。
マニラのLRTには３回乗りましたが、早くて安くて便利。
交通渋滞の多いマニラでは最も確実な移動手段だと思います。
LRTを「ペドロ・ギル駅」で降り、西へ10分ほど歩いたところにある「ロビンソンズ・プレイス」というショッピングセンターにやって来ました。
中に入ってみると、思っていた以上に巨大なショッピングセンターでした！
吹き抜けになった中央部分には巨大なクリスマスツリーがっ！
お昼がまだだったので、どこかで食事をしましょう。
目ぼしいところはどこもかなり混んでいたので、こちらの「UCC Cafe Terrace」に入ることにしました。
お昼だし、そんなにガッツリでなくても良かったので、フレンチトーストおオーダーすることにしました。
喉が渇いていたので、アイスコヒーをオーダーしました。
その後、なかなかフレンチトーストが来ません。明らかに私たち後に来店した人の方が先に来たのでクレームを言うと、謝ることもなくその数分後にやっと持って来ました。
人間だからミスがあるのは仕方がないにしても、やはりそのことに対して謝罪することはどこの国でも必要なことではないかと思います。

「Mixed Berries French Toast Tower」を二人でシェアしていただきましたが、上記のようなことがあったのであまり美味しくは感じませんでした。
ＵＣＣさん、海外の支店だからといっても“ＵＣＣ”の名が廃ってしまいますよ！
食事の後、何か目ぼしいお土産品はないかなとショッピングセンター内を歩いてみましたが、これといったものはありませんでした。
でも海外で地元のスーパーやショッピングセンターに行くと、その土地のことが少しはわかるような気がして楽しいですよね。
再び「ペトロ・ギル駅」に戻ってLRTに乗ってホテルへ戻りましょう。
昨夜泊まった「Hotel Jen Manila」で預けてあった荷物を受け取って、タクシーで空港へと向かうことにしましょう。

"to be continued"